最終更新日:2026/4/19

社会福祉法人渡良瀬会

  • 正社員

業種

  • 福祉サービス
  • 幼稚園・保育園
  • ホテル・旅館
  • 給食・デリカ・フードビジネス
  • サービス(その他)

基本情報

本社
栃木県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

ご利用者さまのくらしに寄り添う生活支援員の仕事

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未経験から支援のプロへ成長する日々

栃木県足利市で障害者福祉施設を運営する渡良瀬会。今回、どのような思いを持って日々の業務に向き合っているのかを知るため、3名の先輩職員に話を聞いた。

福原 実桜さん(写真左)
緑ヶ丘育成園
教育学部児童教育学科卒/2023年入職

荒井 結衣さん(写真右)
かしわ荘
教育学部教育学科卒/2022年入職

上野 樹さん(写真中央)
緑ヶ丘育成園
国際経営学部国際経営学科卒/2025年入職

【福原さん】ご利用者さまの気持ちに寄り添った支援を実践したい

幼稚園教諭と保育士を目指して資格を取得しましたが、就職を考える中で「別の可能性にも目を向けてみたい」と思うようになりました。そこで、栃木県内で開催された合同説明会に参加。さまざまな企業の中で出会ったのが、地元・足利市に拠点を構える渡良瀬会。馴染みのある地域にあることが印象に残り、偶然勤めていた親戚に話を聞いたところ、「やさしくて楽しい人が多く、福利厚生も整っている」と教えてくれたのです。その話を通して、ここなら安心して長く働けると感じ、渡良瀬会への入職を決めました。

実は、福祉業界で応募したのは渡良瀬会のみ。業界についての知識も少なく、不安がなかったわけではありません。しかし、入職後は時間をかけた新任職員研修やOJTを通して学べる環境が整っていました。先輩方のサポートを受けながら経験を重ねるうちに自信がつき、今では落ち着いて仕事に取り組めるようになりました。

私が所属する緑ヶ丘育成園は、足利市にありながら東京都の都外入所施設で、ご利用者さまの多くは東京出身の方々です。私たち職員は、障害のあるご利用者さまの食事や入浴、排せつなど日常生活のサポートを行っています。配属当初は、寝たきりの方や車いすを利用されている方が多いフロアを担当。コミュニケーションが難しい場面も多く、意思をくみ取ることに悩む日々でした。それでも、先輩職員の関わり方を学びながら声をかけ続けることで、少しずつ心の距離を縮められたと感じています。

3年目からは、より活動的な方がくらすフロアへ異動し、幅広い年齢層のご利用者さまを支援しています。対応に工夫が求められる場面が多々ありますが、屋上の散歩エリアで気分転換を図るなど、その方に合わせた関わり方ができるようになってきました。経験を重ねる中で、一つの方法に固執せず、さまざまなアプローチを考えながら支援できるようになったと感じています。

朝、フロアですれ違う際に「おはよう」と声をかけてくださるご利用者さまの笑顔に、いつも励まされています。園内ではイベントも多く、楽しそうに過ごされる姿に、私の方が元気をもらうことも少なくありません。これからは、より一人ひとりを深く理解し、その方の気持ちに寄り添ったケアができるよう、さらに自分自身を高めていきたいと思っています。

私の目標

「後輩が増えてきた中で、知識や経験を周囲に伝えられる職員になりたいと思うようになりました。そのために、介護福祉士の資格取得に挑戦します」(福原さん)

【荒井さん】資格取得にも挑戦中。ご利用者さまとの触れ合いを通して成長し続ける

私は特別支援学級の教員を目指し、教育学部に進学しました。学びを深める中で、教育現場とは異なる立場から、障害のある方々に寄り添い、支えていきたいという思いが強くなり、福祉施設への就職を考えるようになりました。渡良瀬会では、採用担当者が仕事の良い面だけでなく大変な面も包み隠さず話してくださり、働く姿を具体的に思い描けたことが、入職を決めた理由です。

渡良瀬会の中で最も歴史のある入所施設「かしわ荘」に配属され、ご利用者さまの生活支援全般を担当しています。配属当初は、介護度の高い方が生活されているフロアを任されました。初任者研修などで基本的な知識を受講して臨みましたが、実際の現場に関わると研修では経験できていなかったことが多く、悩む場面もありました。そんな時、OJT担当の先輩がいつでも相談に乗ってくださり、的確なアドバイスをもらえたことが心強かったです。

ご利用者さまと毎日接する中で、一人ひとりの個性がわかり、ちょっとした変化にも気づけるようになりました。いつも明るい方なのに、今朝は元気がないなと感じた時、実は体調が優れなかった、ということも少なくありません。痛みを感じにくい方や、怪我をしていてもご本人が気づかない場合もあります。だからこそ、寄り添いながら丁寧なコミュニケーションを重ね、状況を把握することが大切だと実感する日々です。

言葉での表現が難しいご利用者さまが、笑顔で「ありがとう」と感謝を伝えてくださることがあります。その瞬間、自分の関わりが喜びにつながっていると実感でき、仕事を続けるうえで大きな励みになります。また、買い物の付き添いで外出し、楽しそうな笑顔に出会えるのも嬉しいひと時です。

2025年度には介護福祉士実務者研修を受講しました。事業所内で研修が開催されるようになり、移動の負担がなく学習に集中できています。現在は介護福祉士の資格取得を目指し、日々自己研鑽に励んでいるところです。渡良瀬会では資格取得支援が手厚いほか、採用された初日から有給休暇が10日間付与されるなど、働きやすい制度が整っています。残業もほとんどないため、仕事とプライベートを両立しやすい点も大きな魅力です。

私の目標

「資格を取ることがゴールではありません。ご利用者さま一人ひとりに寄り添い、その方に合った支援を考えられる存在へ成長したいと思っています」(荒井さん)

【上野さん】先輩の温かな支援のもと、1年目から大きく成長ができます

就職活動では、やりがいのある事業内容であること、そしてワークライフバランスが整っていることを軸に就職先を探していました。当初から福祉業界を志望していたわけではありませんが、知人が福祉施設で働いており、「やりがいのある仕事だ」という話を聞く中で、次第に興味を持つように。渡良瀬会の採用媒体には、未経験からでもスキルアップし、成長できると記載されており、福祉について知識のなかった私にとって、安心して挑戦できる場所だと感じました。実際に見学で訪問した際には、先輩方が温かく接してくださり、ここなら安心して働けると確信できたことが、入職を決めた一番の理由です。

配属後は教育係の先輩が2名つき、丁寧に指導していただきました。ご利用者さまへの支援に不安を感じた時も、先輩方がやさしくサポートしてくださり、とても心強かったです。その一方で、自分自身も成長したいと考え、ご利用者さまごとの特性をメモにまとめるなど、工夫を重ねてきました。

配属された当初は、ご利用者さまになかなか名前を覚えていただけない時期が続きました。それでも、お話にしっかり耳を傾け、声に寄り添う姿勢を大切に関わり続けるうちに、少しずつ信頼していただけるようになりました。今では「おはよう、上野さん!」と元気に挨拶をしてもらえるようになり、とても嬉しく感じています。また、周囲を見て自発的に行動できるようになり、備品が足りないことに気づくと自然と補充できるようにもなりました。

最近は、園外活動計画の報告書や会議用資料の作成なども任せていただけるようになり、仕事の幅が広がっていることを実感しています。一方で、ご利用者さまに寄り添ったケアについては、まだ課題を感じる場面も多くあります。今後は、それぞれの個性をより深く理解し、状況に応じて柔軟に対応できる力を身につけていきたいです。

職員同士のコミュニケーションはとても活発で、会話の多い明るい職場環境だと思います。自然と「明日も仕事に行きたい」と思える雰囲気があるのも魅力です。また、就職時に一人ぐらしを始めましたが、家賃の40%を補助してもらえるなど生活面のサポート体制が整っている点も、渡良瀬会の良いところだと感じています。

私の目標

「ご利用者さまはもちろん、職員も支えられる立場を目指しています。寮長と現場の橋渡しをする副寮長は、その想いを体現する理想的な役割だと感じています」(上野さん)

学生の方へメッセージ

福祉や障害のある方に関わる仕事と聞くと、専門学科以外の学生の中には、「自分には縁遠い、難しい世界」と感じてしまう方もいるかもしれません。ですが渡良瀬会では、未経験からでも安心して成長できる環境があります。入職後の研修や現場でのサポート、介護福祉士などの資格取得も法人全体でバックアップしています。また、近年では県外から就職し、一人ぐらしを始める職員が増えましたが、住居手当は家賃の40%を支給していますので、県外の方や未経験の方にも、ぜひ挑戦してほしいと考えています。

私たちが大切にしているのは、特別な知識や経験ではなく、「人に対しやさしくあること」。支援が必要な誰かの役に立ちたいという思いを原動力に、自分自身も成長していってほしいです。

就職活動では、福祉に限らず幅広くさまざまな業界を検討することをおすすめします。説明会や見学を通して現場の雰囲気に触れることで、自分の進路も自然と見えてくるはずです。渡良瀬会の説明会でも施設をご案内していますので、ご利用者さまや職員の雰囲気をぜひ直接感じてください。

渡良瀬会では高水準の給与や年間休日の多さなど、働きやすい環境を重視した制度を整えています。有給休暇は入職した日に10日間付与され、職員数が多いので残業は少なく、休みの調整もしやすい環境。また、退職金制度が充実しており、長く安心して働き続けられる職場です。
<渡良瀬会事務長 太田 篤志>

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若手からベテランまでさまざまな世代の職員が働いている。フラットな空気感のため、周囲になんでも相談でき、一人で悩むことはない。

マイナビ編集部から

1963年の設立以来、渡良瀬会は栃木県足利市を中心とするエリアで、知的障害のある方や精神障害のある方の支援に取り組み続けてきた。現在は、24時間365日体制で生活支援を行う入所施設をはじめ、デイサービス、就労継続支援B型、グループホームなど計7カ所の事業所を運営。「豊かで生きがいのある暮らしができる文化を共創する」という基本理念のもと、職員一人ひとりがご利用者さまに寄り添った支援を実践している。

取材に応じてくれた先輩職員の多くは、障害者支援を専門的に学んできたわけではない。しかし、入職後の研修や実務を通して知識と技術を身につけ、今ではご利用者さまから信頼される存在へと成長している。施設内には充実した研修プログラムやOJTが整っており、未経験や異分野からのスタートであっても安心して成長できる環境があることがよくわかった。

また、介護福祉士を目指して学びを深める先輩も多い。2025年度からは資格学校と提携し、法人内で実務者研修を受けられる体制を整えたことで、資格取得に挑戦する職員が増えている。合格後は、介護福祉士には10万円、社会福祉士には30万円の資格取得手当が支給され、月々の資格手当も支給される。渡良瀬会には、働きながらこの道のプロフェッショナルとして成長できるフィールドが広がっていると感じた取材であった。

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1時間単位で休みを取得できる時間休制度も導入。ワークライフバランスの充実度は光るものがある。広大な敷地内には全職員が利用できる体育館も併設されている。

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