最終更新日:2025/6/16

丸福建設(株)

業種

  • 建設
  • 建築設計
  • 設備工事・設備設計

基本情報

本社
鹿児島県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

地図に残る社会インフラとなる“モノづくり”で地域の未来を描く!

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鹿児島に根ざし、社会の基盤づくりを担う喜びがここに。

鹿児島県内のさまざまな建造物に携わる丸福建設。同社の実績には誰もが知る建造物が数多くあります。土木や建設事業を通じて、社会のインフラづくりを支える仕事の魅力について3人の先輩が思い思いに語ります。

■土木部 土木工事長
南谷 大海(写真右)
/1997年入社

■土木部 建築担当
谷口 誠治(写真左)
/2015年入社

■土木部 工務担当
是枝 莉和(写真中央)
/2018年入社

地図に残るインフラ事業を手掛け、豊かな社会づくりに貢献する喜びがここに。【南谷】

丸福建設は、鹿児島県内においてさまざまな工事を手掛け、その歴史とともに技術ノウハウを蓄えてきた会社です。社員の年齢層は幅広く、人=技術という財産を持ち、責任ある丁寧な仕事ぶりが評価されている会社でもあります。工事を発注いただくのは、国土交通省や防衛省、鹿児島県や鹿児島市、地方の市町村のほか、瀬戸内町と屋久島町にも事業所を構え、民間工事を含め幅広く対応しています。

近年、土木部門で手掛けた大型プロジェクトで記憶に新しいのは、甑島における藺牟田瀬戸高架橋関連工事の実績です。平成22年に竣工した下甑島での鹿島トンネル工事に始まり、平成28年度までに竣工した橋梁下部工事の計3件の工事に携わり令和2年開通に寄与できました。島民の皆さんの長年の願いでもあった橋を手掛けられるやりがい、地図に残る仕事に携われることが私たちの仕事の誇りであり、完成時には大きな達成感が得られる事こそ、若い人にも夢を与えられるのだと感じています。

そして、この仕事のいちばんの醍醐味は、手掛ける人によって仕上りが異なることです。協力会社の選定から工程計画、予算書の作成と管理、また取引先や協力会社とのコミュニケーション作りなど、自分自身がすべての窓口となり折衝していく面白みを実感できます。社内で課題を共有し合うことも多くありますし、アドバイスや声掛けも盛ん。その中で、経験を重ねる度に人として成長できることがやりがいにつながると思いますね。無事に工事を終えた時の達成感は大きなもの。環境や地形的な課題を克服したり、周辺への配慮が上手くできたり、工程がスムーズに進んだり。1つとして同じ現場はありませんし、メンバーが変われば進捗が変わるなど、いろいろな面白みがありますね。

地域に根ざし、鹿児島県内の事業を中心にしている当社では、家族との時間や個人のプライベートの時間を大切にすることもできます。特に子育て世代にはできるだけ家族の時間を大切にして欲しいと、有休などを利用して家族行事を優先できる環境はもちろん、屋久島や奄美大島の工事に従事する単身赴任者がいれば、夏休みには家族を島に招待するなど、社員とその家族を大切にする会社です。このような人を大切にする社風があるのも丸福建設の魅力かも知れません。

先輩の仕事場拝見

土木工事長として各現場を総合的に統括している南谷さん。安全衛生担当として社員の健康管理やコロナ感染対策にも従事しながら後輩の育成に力を注いでいる。

建築の奥深さを学び、自身の成長を実感。若手社員で会社をさらに盛り上げたい。【谷口】

就活では関東に出ることも考えましたが、やはり地元・鹿児島県の地域に貢献したいとUターン就職を選びました。当社の建築部門では、学校や防災センター、公民館などの公共工事をメインにしています。最近も学校の新築工事を終えたばかり。工事の主な流れとしては、企画営業の部署が工事案件を選定し、入札します。同業他社と競争し、入札で受注することができれば契約に進み、工事の施工に入ります。私自身は、工事中の安全管理や各種書類作成を中心に担当。現場で施工写真を撮影するなど、細かな資料作成に携わっています。

建築工事の難しさは、各工程で携わる協力会社さんの数がとても多いことでしょうか。年配の方と現場をつくり上げていくことも多く、実に幅広い年齢層の方とコミュニケーションを図りながら仕事を進めています。大学で得た基礎知識はベースにありますが、実際は社会人になってから学ぶことの方が多く、建築の奥深さを実感しています。そんな日々を過ごす中、自分が携わった建物が完成し、地図に建物の名前が記載されるなど、実際にカタチになった時には大きな達成感に包まれます。竣工まで苦労もありますが、完成時の喜びはひとしおですね。

建築現場で大切なのは、多くの職人さんと接する中で自分たちのやりたいことを伝え、同じ目標に向かって施工を進めることです。色々なタイプの職人さんがいるので、接し方や伝え方、フランクに話したり、真剣に話したり、スムーズなやり取りができるよう自分なりに工夫するようにしています。

また、鹿児島市内の中心地である会社の敷地内に社員寮があるため、買い物などもとても便利。寮のメンバーと一緒に食事を楽しむこともあります。寮費は月額1,000円! Wi-Fi 完備、水道光熱費も無料、駐車場も1台無料です。寮にいるのは、独身者をはじめ、地方から鹿児島市内に勤務しているメンバーで、平日は寮を利用し、週末は家族のもとに帰るなどして利用しています。ここ4~5年は、毎年新入社員も入寮し、屋上でBBQをするなど、若手で集まりワイワイ賑やかにできるのもいいですね。この地域での一人暮らしの相場は月に8万円程度のため、利用するとお得。無理なく貯金することもできます。現在、30代以下のメンバーは約15名。普段から明るく元気な人が多く、風通しの良い雰囲気がある会社だけに、自分たちの意見を発信しやすい環境があると感じています。

先輩の仕事場拝見

建築担当として公共施設の建築に従事する谷口さん。持ち前の明るい性格から社内外の人とコミュニケーションを取り、社員寮でも若手をまとめるリーダー的存在だ。

未知の世界で新しいことに触れ、実践する面白み。温かい会社の雰囲気が自慢です!【是枝】

アットホームな環境に魅力を感じ、私も一緒に働きたいと当社を志望。社員同士のコミュニケーションがとても温かく、仕事の合間でも他愛ない話で笑顔になれるなど、気さくに話せる方が多いですね。そんな社風だからか、何か困ったことがあってもすぐに相談できています。

現在は、各現場の進捗状況を撮影したり、映像を編集して動画サイトにアップしたり、HPや採用活動に関するSNSを更新するなど、記録やPRの仕事を担当しています。会社の施工情報をSNSで発信していくことで、私自身の理解も深まっていると感じます。HPやSNSで発信した内容で社内外の人との会話が広がるほか、空撮した写真や動画を活用していただいた際には、現場の役に立てたと感じ、さらにスキルアップを図りたいと思っています。

また、ICT活用のためドローンやレーザースキャナーで点群を取り、3次元化するなど最新の技術を学ぶこともあります。学生時代、土木を専門的に学んでいなかったので、分からないことばかりですが、未知の分野について学ぶことができ、先輩方に教わりながら技術を習得できるなど、全くの未経験でも先輩方が優しく丁寧に教えてくれるので、どんどん知識が増えていくのもこの仕事の魅力です。

ICTの導入を進める上で必要な知識や、現場で活用する資格取得などは、費用の有無に関わらず受講することができるので、自らスキルアップを図れる環境がありますね。とはいえ、未熟な部分も多いので、これからも積極的に勉強を重ねることで、現場の資料づくりなどの事務作業までサポートできるようになりたいと思っています。

先輩の仕事場拝見

工務の後方支援を行なう是枝さん。現場担当のサポートとして定期的に現場巡回を行ない、ドローン撮影や現場見学会のサポート、HPやSNSでの企業PRなどを手掛けている。

企業研究のポイント

ICT化が進む今、職務も多様化しています。当社では仕事を進める上で必要な国家資格や現場運営上必要とする講習などは年齢や現場必要性により取得を促し、個人のスキルアップの応援をしています。設計や測量の業務、現場施工管理や積算の業務、CADやスケッチ、写真の映像管理など、様々な仕事がある中で自分の特性や得意分野を見つけるなど自分の力を発揮できる企業選びをしてほしいです。(南谷)

現場仕事=作業を想像する学生さんも多いと思いますが、私たちが担う施工管理の仕事は、発注元や対業者さんとやり取りしながら工事を進める現場の指揮官の役割を持ちます。建築案件に総合的に関わり、創り上げる面白みを感じたいという人であれば、1つの建物づくりの全体を統括できる魅力を感じられると思いますよ。興味がある仕事を見つけたら、先入観やイメージに捉われることなく仕事研究や企業研究を進めてみてください。(谷口)

仕事を通して鹿児島市内はもちろん、県本土や、離島など、県内のあちらこちらを訪ねることができます。会社によって仕事スタイルはいろいろだと思うので、企業研究ではインターンシップなどに参加して働くスタイルをイメージするのも良いかも知れません。若手だけで集まる“若手会”をしたり、誘い合って楽しい時間を共有したりするなど、社員同士の距離の近さを感じられるのも当社の魅力だと考えています。(是枝)

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学生さんへのメッセージをそれぞれの視点で話してくれた先輩3人。年次に関係なく社員同士の距離が近く、社内は明るくアットホームな雰囲気に包まれている。

マイナビ編集部から

1949年に創業以来、長い歴史の中で積み重ねた信頼と技術力により、道路や河川、砂防、港湾、ダムなどの土木工事をはじめ、高層住宅や公共建築物の建設を手掛けてきた丸福建設。若手からベテランまで幅広い世代のメンバーが活躍する同社には、1人ひとりの社員が柔軟な発想力やチャレンジ精神を発揮しながら成長できる環境が整っている。その社風を強く感じたのは、「土木や建築の施工管理に興味がある人はもちろん、安全衛生に関する知識を深めたい、専門職として重機を動かす人になりたいなど、その人の得意分野や希望に応じてさまざまなキャリアパスを描くことができる会社です。幅広い仕事がある当社だけに、1人ひとりにぴったりな職種が見つかると思いますよ」という土木工事長の南谷さんの言葉だ。実際、土木や建築を学んでいなかった人でも何かしらの専門技術を学び、社内で大きな力を発揮できているという同社。文系出身でも安心して入社できる理由は、新人教育を年齢の近い先輩が担当し、何でも気軽に相談しやすい雰囲気の中、ゼロベースから仕事を学べる環境にあるという。まったくの未経験から入社した是枝さん自身、知識がなくても実務を通して技術を覚えることができたと話してくれた。資格に関してもチャレンジするメンバーに支援制度を準備。試験前には勉強時間に配慮して仕事を調整するなど、社員の頑張りを後押ししてくれる社風があるのも同社の魅力に違いない。

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「和」の精神を大切に、安心・確実・快適をキャッチフレーズに企業力を高めてきた丸福建設。業界を牽引する企業としてSDGsや働き方改革にも積極的に取り組んでいる。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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