最終更新日:2025/7/23

(株)コニシ

業種

  • 商社(建材)
  • インテリア・住宅関連
  • 空間デザイン
  • 住宅(リフォーム)
  • 商社(食品・農林・水産)

基本情報

本社
鳥取県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

「コニシ」だから見いだせた、自分なりのキャリアの道筋。

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米子営業所の若手社員3名にインタビュー!

住宅業界に関する知識や特別な興味関心ではなく、人柄に惹かれて入社を決意した3人の先輩たち。実際に中に入って感じた「(株)コニシ」の“リアル”に今何を思うのか。率直な思いを語ってもらった。

<写真左から>
米子営業所 鬼塚 弘介さん(2021年入社/経済学部卒)
米子営業所 藤谷 龍郎さん(2023年入社/経営学部卒)
米子営業所 足岡 龍さん(2021年入社/経済学部卒)

「要望に応える」から「未来を膨らませる」視点へのシフトチェンジで、提案力が格段に向上!

工務店さんや建材店さんなどに向けて、屋根材や壁材、窓、建具などさまざまな建築資材の提案を行っています。建材卸の営業職と聞くとオフィス内でカタログを広げる姿を想像する人もいるかもしれませんが、私たちが扱う資材が施工されるのは建築現場で、その資材のエンドユーザーはそこに建つ家のお施主さま。その後の施工や暮らしにイメージを膨らませながらより最適な資材のご提案のため、私たち提案者も工事予定地または施工中の現場に直接趣くことを心がけています。

配属間もない頃は、お客さまの要望に応えるだけで精いっぱいでしたが、ここ2年で提案力は格段に向上。それに伴って、営業成果も順調に上がり続けています。成長のきっかけは、営業所長の呼びかけで、ホームセンターや家電量販店などへの販路開拓に挑戦したことでした。これまで縁のなかった小売店への提案が本当に実を結ぶのか、開始当初は半信半疑だったのですが、いざ働きかけてみると想像以上の手応えを実感。そこで「潜在的なニーズを掘り起こす」営業活動の本質に触れ、今まで自分がいかに「要望に応える」ことばかりに執着していたかに気付かされたのです。営業職の本当の役割は、ただ顧客の求めに応えることではなく、お客さまの潜在的な思いをくみ取り「これがあればこんな生活が叶う」という未来のイメージを豊かに膨らませる提案をすること。そう考えるようになってからはそれまで以上に自由にのびのびと挑戦できるようになり、提案のバリエーションも拡大。お客さまから好意的な反応が返ってくるのもうれしく、今は仕事が面白くて仕方ありません。

そんな私の次なる目標は、フェンスやガレージ、カーポートなど住宅以外の外構商品の納材から施工まで一括受注する仕組みづくり。当社には資材販売・納入だけでなく現場施工管理のノウハウもあり、営業職としてはその相乗効果を生かさない手はありません。土木領域に絡む外構工事は住宅資材とはまた違う知識やノウハウが求められるため、まだまだ勉強が必要ですが、今後も地道に研鑽を重ね、営業職としてさらなる可能性を拓きたいと思っています。
(足岡 龍さん)

これが私たちの“理想のワークライフバランス”

「時代錯誤と思われるかもしれませんが、仕事が大好きな私は休日もSNSで施工例を眺めたりショールームに出かけたり。仕事を趣味のように楽しんでいます」(足岡さん)

人と人の心豊かなつながりが、営業職としてだけでなく人間としての成長を支えてくれる。

ひとことで建材卸といっても、当社の商材バリエーションは実に多岐にわたります。屋根材や壁材といった住宅資材はもちろん、エアコンや外回りのフェンスやカーポートも取り扱い、上記で足岡さんも語っている通り、外構工事の施工から請け負うこともできます。私自身は住宅資材や工事案件の受注に取り組みつつ、まだ伸びしろの大きい水回り製品の受注獲得にも力を注いでいるところです。

駆け出しのころは事前の確認不足で注文内容と異なる資材を手配してしまったり、お客さまからの質問にすぐに応えられなかったりと、数えきれないほど失敗を重ねてきました。そのころに比べれば、ずいぶん成長できた自負はあります。とはいえ、当社の提案バリエーションは3~4年の経験で吸収しきれないほどのレベルであることもまた事実。各資材のスペック・特徴・価格に関する基本的な知識だけでなく、個々の用途・目的や経年変化、周辺アイテムなど関連知識をすべて網羅するには、おそらくまだ数年はかかるでしょう。

けれどそれほど幅が広く、奥が深いからこそ、日々学びがあり、着実な成長を実感できるのがこの仕事の魅力。自分の提案が実り、施工の様子を目の当たりにするとそれだけでとてもワクワクしますし、完成後の住まいをお施主さまがうれしそうに眺める姿を見ると、つくづくこの仕事を選んでよかったと思います。施工期間はアイテム数やものによっても異なりますが、短くても数日、長ければ数週間、数か月に及ぶこともありますから、その間にお施主さまや職人さんとの関係性が深まっていくのも、人とかかわるのが好きな私にとってはひとつの楽しみとなっています。

そしてしみじみ思うのは、日々かかわる人たちの人の良さや人と人との距離の近さ。山陰という地の地域性に加え、当社の上司や先輩たちが長年この地に育んできた信頼が、最前線に立つ私たち営業職の働きやすさ、居心地の良さを支えてくれていると感じることもしばしばです。そんな中で大らかに育てられてきた私も、間もなく入社4年。先輩方からのこれまでの支えに報いるためにも、さらなる研鑽を図りつつ、今後は後輩たちの成長を支える存在になれたらと思っています。
(鬼塚 弘介さん)

これが私たちの“理想のワークライフバランス”

「夫婦そろってサッカーファンの我が家の休日は、もっぱらサッカー観戦。半年に1,2度は週末と有休を合わせて連休化し、大阪まで足を延ばします!」(鬼塚さん)

先輩たちの人柄にみせられ入社を決意。知識ゼロからの挑戦はまだ始まったばかり。

当社との出会いは、たまたま参加した地元の合同企業研究会でした。志望の業界も企業もまだ手探り状態という頃でしたが、そこで出会った当社社員の朗らかな人柄に触れ、「この人たちと一緒に働きたい」と入社を決意。住宅業界の知識は一切ありませんでしたが「未経験でも全然大丈夫」と後押しがあったので、大船に乗るつもりで飛び込みました。実際、入社後の教育環境はとても手厚く、入社式を終えたその日のうちに当社の保養所に向かい、1泊2日の座学研修に参加。その後は商品倉庫の配送部で資材を受け取りに来た取引先に対応したり、現場配送を行ったりしながら、じっくり商品知識を学ぶことができました。はじめは、あまりの商材の多さにひるむこともありましたが、現場で指導してくださる先輩方もみんな通ってきた道。私の成長進度を見ながらとても手厚くサポートしてくれたので、ひとりで戸惑うことはありませんでしたね。入社して半年を過ぎると配送業務のかたわら、伝票作成や電話対応などを通じてデスクワークスキルも習得。提案受注から納品までの一連の流れに携わったことで、当社事業について俯瞰的に理解が深まったと感じます。

中でも実りが大きかったのは、独り立ち直前の先輩同行研修。配属先の米子営業所の先輩とは全員同行しましたが、同じ営業職でも人によって営業スタイルはさまざま。雑談ベースでお客さまと楽しそうに話をする先輩も多く「こんなに自由な雰囲気で営業できるのか」と、とてもワクワクしたのを覚えています。それに加えて心強かったのは、先輩たちの人柄のよさ。同世代から両親世代まで顔ぶれはさまざまですが、みんな一様に優しい人ばかりで、いつ何を相談してもすぐに丁寧に教えてくださいます。特に、上記に登場した足岡さんは、仕事ができて一見まじめそうに見えますが、とてもおちゃめな一面も持ち合わせ、取引先からの信頼も絶大。目下私が目標にする先輩のひとりです。

独り立ちして間もない今は、実績もなく、まだまだ達成感や手応えを味わうには至りませんが、成果に対する意欲は十分。今後も継続的に先輩たちに教えを請いながら、いずれはその背中に追いつき、追い越せるよう頑張りたいと思っています。
(藤谷 龍郎さん)

これが私たちの“理想のワークライフバランス”

「土日休みで自分時間がしっかり確保できるのも当社の魅力のひとつ。サッカーやフットサルで体を動かすほか土日のどちらかはほぼ必ず海釣りに出かけます」(藤谷さん)

企業研究のポイント

初めから業界を絞り込みすぎず、さまざまな業種、企業に視野を広げてみましょう。同時に自己理解を深め、「自分にとって大切なもの」を見極めることが大切です。「何がしたいか」より「どんな働き方がしたいか」「将来どうなりたいか」をベースに絞り込んでいくと、より納得感のある選社に繋がるはずです。(足岡さん)

情報収集の段階では、インターネットだけでなく、現場のリアルが伝わりやすいSNSや動画なども積極的に活用しましょう。事業や仕事内容、福利厚生などについては活字情報からも理解を深められますが、楽しく長く働くためには社風や一緒に働く人たちの人柄もとても重要です。インターンシップもできるだけたくさん参加しておくといいですよ。(鬼塚さん)

具体的な進路が決まっていない段階では、独りよがりに思い悩むより、まずはなんらかのアクションを起こしてみるのがおすすめです。知らない・興味のない業界や企業にも、とりあえず足を運び“場数”を踏めば、そこから見えてきたり繋がっていったりすることもあるのではないでしょうか。(藤谷さん)

人は自分の知っている世界だけでものを考えがちですが、社会経験のない学生のうちは、意識的に視野を広げることが大切です。一見興味を持てない業界でも一歩踏み込んでみると、その先に思いもよらず魅力的な可能性が潜んでいることは多々あるものです。(深田さん)

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「まずは『自分にとって本当に大切なこと』にしっかりと向き合いましょう。表面的な華やかさはなくても、魅力的な会社や環境は、地方にもたくさん潜んでいるものです」

マイナビ編集部から

「(株)コニシ」は、主に販売店や工務店向けに住宅資材を提案・提供する総合住宅資材商社。“B to B”ビジネスがゆえ、一般的な認知度は高くなく、社名を聞いてもピンとこない学生も多いだろう。けれど建材・住設メーカー側のシーズと住宅メーカー・工務店側のニーズを繋ぐ“ターミナル”の役割を果たす同社は、間違いなく地域の住宅業界の中枢にいる。鳥取・米子を発祥とし、山陰、そして中国全域へと拡大し、当該地域の家づくり、街づくりにおいてもなくてはならない存在だ。

ただ、同社に近年県内外から人材が集まっている理由は、そんな同社の盤石な事業基盤や安定性・将来性の高さばかりではない。今回の取材を通して感じた魅力のひとつは、働きがいと働きやすさを両立する万全のワークライフバランスが確立されていること。住宅業界の営業会社でありながら、土日休みで年間休日は125日を確保。さらに、従業員の経済的負担を軽減するための住宅補助制度も完備され、転居を伴う異動が発生した場合は会社が100%家賃を負担、単身者に限り水道光熱費も全額支給しているという。さらに、遠隔地手当てや帰省時の交通費も一部出るというから驚きだ。

そんな手厚い制度設計から垣間見えるのは、社員を何よりも大切にし、同時に時代の要請に応じて変化する同社のしなやかな企業姿勢。それこそ、創業100年をこえて事業を営んできた老舗の強さの源泉なのだろう。

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数年前には、新卒社員を対象に奨学金の代理返還制度も導入。入社後3年間、月額上限2万円までという制限はあるものの、ありがたい制度だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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