企業研究にあたっては、ほとんどの人がインターネットを活用すると思いますが、そこから知り得る情報はその企業のごく一部にすぎないことを心得ておきましょう。どんな企業にもポジティブな面とネガティブな面の両面がありますが、企業側が率先して自らのネガティブな一面を明かすことはありません。企業内の奥深くにあるリアリティに触れるのはなかなか難しく、インターネットの情報だけで企業研究をするのは極めて危ういと言わざるを得ません。有意義な企業研究を行うためにも、できる限り直接的に生の情報を集め、吟味することが大切です。
そのときに有効なのが企業訪問やインターンシップですが、それもただ漫然と参加するのではなく、現場の社員たちに積極的に声を掛けるなどして“ここだけの話”をつかむ努力をしましょう。なかでも絶対に押さえておきたいのは、社風や人間関係について。事業内容や仕事内容、給与、福利厚生などは、将来変わることも、キャリアアップなどを通じて自ら変えることもできますが、長い歴史のなかで紡がれてきた企業風土はそう簡単に変えられるものではありません。先輩の話や現場の雰囲気を自分なりに観察・分析し、より良い企業研究を進めましょう。