最終更新日:2025/4/25

函館どつく(株)

業種

  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)
  • 機械

基本情報

本社
北海道
資本金
10,000万円
売上高
255億3,900万円 (2023年度3月決算)
従業員
従業員数 490名(うち女性27名)※2024年12月1日現在

北の大地に根差し、「まごころこめた ものづくり」で地域と世界のインフラ・物流に貢献します。

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企業のここがポイント

  • 職場環境

    有給休暇取得率76.1%(管理職を含む)で休みが取りやすい環境です。

  • 安定性・将来性

    北日本唯一の大規模造船所の強みを活かし、強固な事業基盤を基に安心して働ける会社です。

  • 制度・働き方

    平均年齢が38歳と若い社員が多く、女性も様々な職種で活躍しています。

会社紹介記事

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全世界に顧客を持つ造船メーカーとして、「船を造る」というひとつの目的のために様々な部門の社員が協力と連携をしながら、それぞれが誇りを持って仕事をしています。
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数少ない北日本の大型修繕ドックとして、自衛隊艦艇をも取り扱う高い技術力で、北方防備・日本の安全保障やフェリーなどの大型船舶による海上物流の維持に貢献しています。

北海道から世界市場を相手に勝負する、ここにしかない「ものづくり」があります

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■船舶設計部 艤装設計二課 高橋大貴さん

私は新造船の配管の設計を担当していますが、海外の顧客がほとんどなので、図面作成や交渉の際に日本語を使うことがほぼありません。確かに苦労はしましたが、若手でも世界を相手に仕事ができるという実感があります。自分が設計に携わったものが形になるのを見る喜びもありますね。

船に関する知識は入社後の研修で学べるので、事前知識がなくても心配ありません。むしろ、他の設計担当者や現場など、誰とでもコミュニケーションを取れることが大切だと感じます。ものづくりは大変そうなイメージがあると思いますが、当社は若い人も多くて働きやすく、改善提案を表彰する制度もあって、働きやすいですよ。

■造船部 船殻課 佐藤帝季さん

私が担当する船殻課は、ブロック単位で作られた船体のパーツを船の形に組み立てる工程の監理をする部門。3カ月で1隻、1年に4隻のペースで進みます。当社の仕事のなかで最も多くの人の目にふれる、進水式も担当しています。新造船が轟音とともに勢いよく滑り出して海上に浮かぶ光景を見るたびに、「誇れる仕事だな」と感じます。

ものづくりの仕事は職人気質で厳しそうなイメージがあると思われがちですが、実際にはどの先輩も優しく、同じことを何度も聞いても親切に教えてくれます。船を作る仕事は難しいと誰もが実感しているからこそ、丁寧に後輩に教えて技術を伝えようという風土が会社に根付いているんだと思いますね。

■艦船修繕部 船体課 加藤涼静さん

函館生まれの私は子どもの頃からよく当社の進水式を見に行っていたので、自分が携わった船が旅立っていくのを見てみたいなと夢を描いていました。その夢が叶って函館どつくの社員となった今は、艦艇を修理する部門で働いています。私の仕事は、海上自衛隊や海上保安庁の艦艇を修理するにあたり、艦艇からの工事仕様書に基づいて工程を組み、乗組員と現場作業員との仲立ちをして工程を監理する業務。通常は民間人が自由に立ち入りできる船ではないので、そこに携われることには日々魅力を感じています。

仕事上、現場作業員に工程の指示を出す必要があるので、自分の考えをしっかり持ってはっきり伝えることの大切さを実感しています。目の前のことだけにとらわれていると全体の流れが見えなくなるので、一歩引いて全体に目を配る力も養われたと感じています。

会社データ

事業内容
 当社は、北海道・函館という誰もが一度は訪れたくなる立地と120年超という歴史もさることながら、その商圏としての地域・周辺環境も非常にユニークな特徴を持つ造船・修繕工場です。

 そんな北の大地で、「造船業」、「船舶修繕業」、「橋梁・陸上機械製造業」という3本柱で安定したビジネスモデルを目指しています。
 また、日本の多岐にわたる海上活動に対し、複数分野を支えることでお互いの事業を支えあう構図が、当社にはあります。

1)世界品質の「バルクキャリア」。
 当社で建造される貨物船は、戦前からの長い歴史に裏打ちされた技術力と信頼があり、今いる従業員たちもそれに応えるべく日々の研鑽を惜しみません。
汎用性・省エネ性の高いこの船は、今なお世界中の船主からの信頼性が高く世界のマーケットに存在感を示しています。

2)高い技術力で、日本の国防と世界の物流インフラを支える。
 当社はその成り立ちから非常に国防とのつながりが強く、海上自衛隊の大湊地方体に寄り添い続けています。貴重な技術的後方支援を担う当社は、民間船と比べても非常に高度なシステムをもつ「護衛艦」を整備するため、他の修繕工場にはない高度な技術を求められます。
また、地域の大型フェリーや貨物船の維持・整備にも活用され、当社は民間の船舶にとっても貴重な存在です。
北日本最大の大規模メンテナンス施設を駆使し困難なミッションにも全力で取り組みながらお客様の期待に応え続けます。

4)陸上インフラ工事や大型産業機械を支える。
 海事産業で必要とされる大型設備は、橋や大型クレーンなどの産業機械など、大型の鋼構造物の製作にも活用されます。特に広い北海道では、インフラ維持のための公共工事も非常におおく、また最近では高度経済成長期に整備されたインフラを維持・改修の需要が高まりつつあり、現場力と人を擁する当社は他社からも頼られる存在です。

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進水式の様子。とても大きな船が目の前をごう音とともに滑り降りる様子は非常に感動的です。

本社郵便番号 040-8605
本社所在地 北海道函館市弁天町20番3号
本社電話番号 0138-22-3111
創業 1896年(明治29年) 創業129年目を迎えます。
設立 1896年11月
資本金 10,000万円
従業員 従業員数 490名(うち女性27名)※2024年12月1日現在
売上高 255億3,900万円 (2023年度3月決算)
事業所 函館造船所
室蘭製作所
東京事務所
グループ関連会社 株式会社名村造船所
佐世保重工業株式会社
主な取引先 北海道銀行
北洋銀行
北海道労働金庫
関連会社 〇有限会社函館厚生商事
所在地:北海道函館市弁天町20番3号
〇函館めっき株式会社
所在地:北海道函館市浅野町4番8号
平均年齢 41.8歳(2023年度)
平均勤続年数 13.2年(2023年度)
沿革
  • 1896年(明治29年)
    • 函館船渠(株)として創立,本社を函館に置く
  • 1903年(明治36年)
    • 第1号乾ドック完成
      同年
      橋梁工事に着手し、
      当社初の橋梁事業として鉄道用橋桁を製作、組立
  • 1916年(大正5年)
    • 当社初の1,000トン級鋼船「第二吉備丸(998GT)」を起工し、11月引き渡す
  • 1935年(昭和10年)
    • 1935年(昭和10年)シャム国(タイ)から油槽船「サムイ号(1,870DWT)」を受注。初めての輸出船
  • 1952年(昭和27年)
    • 初の1万トン級貨物船「北海丸(10,375DWT)」引渡し
  • 1975年(昭和50年)
    • 初のVLCC「エィジアン・ドルフィン(255,518DWT)」引渡し
  • 1984年(昭和59年)
    • 社名を函館どつく(株)に変更
  • 2001年(平成13年)
    • 株式会社名村造船所と業務提携
  • 2003年(平成15年)
    • 新たに載貨重量32,000tのハンディーバルカー新設計船
      「SH-32」を開発
  • 2007年(平成19年)
    • 株式会社名村造船所の連結子会社となる
  • 2010年(平成22年)
    • 大型修繕ドック(第3号ドック:230,000DWT)稼働を開始する
  • 2020年
    • 載貨重量40,000tのハンディバルカー「HIGH BULK40E」
      を開発
  • 2021年
    • 第900番船を建造、進水
  • 2023年
    • 「HIGH BULK 40E」の環境性能に大幅な改良を加えた
      新モデル「HIGH BULK 40SE」を開発

働き方データ

  • 平均勤続勤務年数
    平均勤続勤務年数
    • 11.0
    2024年度
  • 月平均所定外労働時間(前年度実績)
    月平均所定外労働時間(前年度実績)
    • 26.8時間
    2024年度
  • 平均有給休暇取得日数(前年度実績)
    平均有給休暇取得日数(前年度実績)
    • 17.6
    2024年度
  • 前年度の育児休業対象者数・取得者数(男女別)
    2024年度 前年度の育児休業対象者数・取得者数(男女別)(男性) 前年度の育児休業対象者数・取得者数(男女別)(女性) 前年度の育児休業対象者数・取得者数(男女別)(合計)
    対象者 5 0 5
    取得者 2 0 2
  • 前年度の育児休業取得率(男女別)
    2024年度

    男性

    40.0%

    女性

    0%
  • 役員及び管理的地位にある者に占める女性の割合
    役員及び管理的地位にある者に占める女性の割合
    • 0%
      (17名中0名)
    • 2024年度

社内制度

研修制度 制度あり
新入社員研修(入社後6か月間)
役職や経験年数に応じた教育
技術資格取得のための教育制度など
自己啓発支援制度 制度あり
無料英会話教室
メンター制度 制度あり
キャリアコンサルティング制度 制度あり
入社後毎月1回、人事担当による面談を実施
社内検定制度 制度なし

採用実績

採用実績(学校)

<大学院>
北海道大学、室蘭工業大学、北見工業大学、東北学院大学、山形大学、長岡技術科学大学、豊橋技術科学大学
<大学>
青森大学、岩手大学、小樽商科大学、北見工業大学、公立はこだて未来大学、札幌大学、札幌学院大学、白百合女子大学、東海大学、東京都立大学、東北学院大学、豊橋技術科学大学、長崎総合科学大学、函館大学、藤女子大学、北海学園大学、北海道大学、北海道科学大学、北海道職業能力開発大学校(応用課程)、室蘭工業大学、山形大学、立命館大学、早稲田大学
<短大・高専・専門学校>
函館工業高等専門学校、苫小牧工業高等専門学校、旭川工業高等専門学校、北海道職業能力開発大学校(専門課程)、日本工学院専門学校

採用実績(人数)        2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
---------------------------------------------------------------------
大卒       1名    1名    4名     5名
高専  ―    ―    ―     3名
  • 過去3年間の新卒採用者数(男女別)
    過去3年間の新卒採用者数(男性) 過去3年間の新卒採用者数(女性) 過去3年間の新卒採用者数(合計)
    2025年 18 0 18
    2024年 9 2 11
    2023年 8 0 8
  • 過去3年間の新卒採用者数・
    離職者数・定着率
    採用者 離職者 定着率
    2025年 18 0 100%
    2024年 11 0 100%
    2023年 8 3 62.5%

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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