日本調剤(株)【ヘルスケアアテンダント(医療事務職)・管理栄養士職】

薬局の健康チェックステーションに常駐しています。体組成計や握力計、血圧計、簡易血液検査などの機器測定や栄養相談を行うことができるブースです。特に体組成計は一般家庭で滅多に測ることができないため「測定することで、自分の体組成を知れてうれしい」とおっしゃってくれる方が多いです。これら全て処方せんがなくても応対することが可能なため、「聞きたいことがあって、、」とご来局される方のご相談を受けることもあります。また、地域の施設や近隣の医療機関と連携し情報提供を行い、より患者さまの健康をサポートする取り組みも行っています。薬局外でイベントを行う機会もあるため、地域の多くの方々と触れ合うことができ、身近な管理栄養士として活動をしています。

店舗に配属されて2か月経った頃、前回お話しした方が私の名前をメモしてまた話せるようご来局していただけました。薬局は薬をもらう所ではなく、気軽に相談ができる場所として認識していただいたと思うと、とても嬉しかったです。私がアドバイスした内容を実行していただき、血液検査結果が少し良くなったと報告を受けた際には自分事のように嬉しかったです。こちらの患者さまは現在も継続的にご来局いただけており、患者さまのペースに合わせてアドバイスを行っています。疾患に関することだけでなく、近況をお話ししていただくこともあります。心を開いてくれたという喜びと、内容の濃い生活状況を聞き取ることができるので、より患者さまに寄り添ったアドバイスに繋げることができます。

様々な就職場所のある管理栄養士ですが、その中でより地域の方々にとって身近な存在になれと思ったからです。特に、未病の方々に対してフォローができるのは薬局で働いているからこそできることだと思います。調剤薬局が募集している管理栄養士の大半が医療事務職中心でしたが、日本調剤では管理栄養士職という専門職であり、資格を最大限に生かせると思ったことも理由の一つです。患者さまが少ない時間帯に仕事を効率よく進めると、勤務時間内で仕事をほぼ収められるため、家では自分の好きな時間を楽しく過ごしています。

まずは地域の方々が困ったときに「あの管理栄養士さんに頼ろう！」と一番に思い出してもらえるような存在になりたいです。そのためには、積極的なお声かけはもちろん、どのような質問にもお答えできるような専門的な知識を身につけるために日々勉強を続けていく必要はあると思います。また、近隣の医療機関や地域の施設と連携することにより、薬局内だけでなく薬局外の地域の方々にも知ってもらい、イベントなどを通してより多くの方々の身近で健康のサポートを行っていきたいと思います。

就職活動中は自分の強みってなんだろうと悩むと思います。それでも今までの人生の中で、必ず何かを経験してここまで来ていると思います。すぐには思いつかないかもしれませんが、焦らずに自分と向き合ってみてください。周りに左右される必要はないと思います。専門職のみなさんは、必ず何か信念があって会社選びを行っていると思います。たとえ上手に伝えられなくても、その譲れない信念を強く持っていれば、上手くいくと思います。みなさんを応援しています！