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最終更新日:2025/6/26
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仕事内容パラリーガル(事業再生アシスタント)
私の前職は、法律事務所の弁護士秘書でした。中堅の事務所だったので企業法務より個人案件が多く、この仕事でさらに成長していくために、もう少し大きな企業案件に携わってみたいという思いが強くなっていきました。そんなとき、偶然にアンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業(AMT)の採用サイトを見て弁護士秘書を募集していることを知り、迷わず応募しました。AMTなら規模の大きい案件に関わる機会が豊富にあり、より専門性の高いスキルを身に付けられると考えました。オファーをもらった際に弁護士たちが私の質問に真摯に答えてくれたこともあり、「ここでお役に立ちたい」と強く感じて入所を決めました。
アソシエイトの弁護士1名を担当しています。主な仕事は、日々のメールチェック、弁護士の指示による作業はもちろん、スケジュール調整、印刷、ファイリング、製本作業など、自ら状況を確認のうえ、作業を予測し先回りを意識して仕事をしています。秘書(事業再生アシスタント)としても、大きな再生/破産管財案件の補助業務を行っています。秘書(事業再生アシスタント)の業務は多岐に渡り、銀行口座の開設または解約、債権者集会等の資料作成、債権者対応、訴訟関連の作業など弁護士の補佐としてあらゆることを行います。また、私は3年間の育児休暇を経て復帰したのですが、AMTでは子どもが小学3年生になるまで時短勤務制度を利用できるほか、フレックスタイム制で出社時間を調整できるので、子どもの送り迎えが無理なくできて助かっています。子育てに対する周囲の理解もあり、忙しいときは「早くお子さんを迎えに行ってあげて」と気づかってくれるので本当に感謝しています。
サポートしている弁護士から「ありがとう」と言われることが一番の喜びです。私は自分の直接のクライアントは弁護士だと考えているので、良い点も悪い点もダイレクトに評価してもらえることが非常にありがたく、モチベーションにもなっています。以前、海外のクライアントとの会議を調整したことがあります。日本時間と現地時間を並記して弁護士にスケジュールの確認をお願いしたところ、「こういう細かい気づかいはとても助かるよ」と言われました。弁護士からのメールを読んで潜在的なニーズを探り、「こうすれば弁護士が仕事をしやすいのではないか」と常に考えながら仕事をしてきた結果なので、本当にうれしかったですね。
秘書(事業再生アシスタント)として、破産・再生案件の分野で頼られる存在になることが目標の一つです。秘書(事業再生アシスタント)には、通常の秘書業務の知識だけでなく専門的な知識が欠かせません。いつかは「この人に聞けば、破産・再生案件や訴訟に関して的確な答えをもらえる」と思われるような秘書になりたいと思っています。また、仕事と育児をしっかり両立させられるということを、後輩に示していきたいと思っています。事務所が働き方に関する積極的な姿勢をとってくれており、仲間の理解もあるので、できるだけ高いレベルで仕事と育児を両立させて、後輩たちのロールモデルになりたいですね。
秘書というのは、実は地道な作業をコツコツこなしていく仕事です。縁の下の力持ちとして働くことに喜びを感じる人に向いていると思います。私はもともとITエンジニアで、法律とは無縁の仕事をしていました。いろいろな出会いを経て弁護士秘書になり、今ではこの仕事が自分に合っていると自信を持って言えます。皆さんもいろいろな仕事をリサーチして、自分のやりたいこととできることのバランスを考えながら就職活動を行ってください。(※掲載内容は取材当時のものです。)