最終更新日:2026/5/31

社会福祉法人長寿会【なでしこ苑】

  • 正社員

業種

  • 福祉サービス
  • 医療機関

基本情報

本社
三重県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

利用者様に笑顔で向き合えるのは、<人を大切にする職場>で安心して成長できるから

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介護ICTを積極的に導入し、現場の負担を軽減

松阪市に根ざし、複数の福祉事業を展開する長寿会。今回は現場で活躍する3名の先輩から、介護ICTを活用する働きやすい環境やチームワークの良さ、利用者様と向き合うやりがいなどについて伺いました。

【写真右から】
◆特別養護老人ホームなでしこ苑 ユニット型2階 介護職員/荒井 勇人さん(2025年入職)
◆特別養護老人ホームなでしこ苑 ユニット型3階 ユニットリーダー/大藪 竜斗さん(2021年入職)
◆第二デイサービスセンターなでしこ苑 課長/森岡 朋美さん(2013年入職)

先輩が支えてくれる環境で日々勉強中。経験を積んで、利用者様の思いに寄り添う支援を目指したい

入職のきっかけは施設実習で当法人を訪れたこと。ほかにもいくつかの施設で実習を経験する中で、特に職員の方と利用者様との間の雰囲気がとても温かく、自分もこんな職場で働きたいと思ったことが決め手です。

入職後は特別養護老人ホーム「なでしこ苑」で食事や入浴、排せつの介助など、利用者様の日々の暮らしをサポートしています。学生時代に机上で学んだこととはまた違い、実際の利用者様と接する際は、その人の状態や気持ちを考えて対応することが必要。最初は戸惑うことも多かったですが、先輩から「こんなポイントに気をつけたら良いよ」「この人はこういう対応をしたら喜んでいただけるよ」など助言してもらいながら、少しずつ自分の中で正解を見つけることができています。

最近では、利用者様から要望を直接伝えていただけることも増えてきました。お風呂の介助で「もう少し強めに頭を洗ってほしい」と言ってもらえたり、食事の際に「この姿勢の方が楽」と教えてもらえたりするのは、むしろやりがいです。ほんの少し体の位置を変えるだけで、しっかり踏ん張れたり、楽に動けたりすることが分かるので、日々相手と向き合い、コミュニケーションを取りながら行動するよう心がけています。自分のちょっとしたお手伝いで、「うれしいわ」「ありがとう」と言っていただけることもモチベーションにつながります。

なでしこ苑は全室個室のユニット型特別養護老人ホーム。私は4名の先輩と一緒に、2階のユニットを担当しています。自宅のような個別の生活を大切にできるのもユニット型の強み。時には一緒にお菓子作りを楽しんだり、畑でさつまいもの収穫をしたり、現場からの発案でさまざまなイベントを行うこともできます。今年はサツマイモがたくさん採れたので、私たちもこれから栄養士の指導を受けながら、利用者様と一緒にスイートポテト作りに挑戦する予定です。

1年目の今はまだ、日々の業務で精いっぱいですが、今後はもっと経験を積んで、先輩方のように、それぞれの利用者様へ余裕のある対応をすることが目標。施設内だけでなく、希望に合わせて遠出をしたり買い物に行ったり、ちょっと気分を変えられるようなことにも時間をつくっていければと考えています。【荒井さん】

先輩の働き方をご紹介

同じ利用者様でも日によって体の状況は違います。1日1日様子を見て、その方をより理解できるよう、考えて行動することを心がけています(荒井さん)

入職後に資格を取得しリーダーへ。後輩が助言を聞き入れやすい環境を整えるのも大切な仕事です。

私が入職を決めたのは、資格取得支援や定期的な研修など学べる環境が整っていて、「ここなら成長できそう」と感じたから。「認知症への理解」や「コンプライアンスについて」など、テーマを決めた勉強会も法人内で開催され、先輩からその都度必要な専門知識を学べることも魅力でした。私自身はほかの特別養護老人ホームや障がい者支援施設を経験してから入職しましたが、介護福祉士資格は当法人で取得。介護福祉士実務者研修やユニットリーダー研修も、「なでしこ苑」に入ってから受講しています。

ユニットリーダーとは、ユニット型介護老人福祉施設で配置を義務づけられている役職です。私は2024年に研修を受け、リーダー職へ。利用者様の日々の介護に携わると同時に、スタッフの指導やシフト作成、ご家族との連絡などに携わっています。リーダーになって実感しているのは、利用者様の様子はもちろん、周囲の職員にも目を配って働く必要があること。後輩の悩みに寄り添ったり、支援の仕方に課題があればアドバイスをしたり、ただ「がんばれ」と励ますのではなく、具体的な解決策を一緒に考えていける関わり方を意識するようになりました。皆の見える場所で指導するのではなく、一対一で落ち着いて話せる環境を作るのも気をつけているポイントです。

介護の仕事のやりがいは、自分がしたことが誰かに喜ばれ、その人のためになったと実感できることだと思います。以前、ある利用者様から「松阪市内の老舗和菓子店に行きたい」という希望が上がった時は、車椅子で生活しているその方が、どうすれば無理なく移動できるかという点を検討。リフト付きの特殊車両を借り、私自身が運転して一緒に行ってきました。とても喜んでいただきましたし、今でも「あの時はありがとう」と言っていただくほど。特別養護老人ホームで暮らす中でも、希望に応じて外出し、好きな買い物を楽しめるということをお伝えできたのも、印象深い出来事でした。

当法人ではさまざまな介護ICTを積極的に導入。スマホの音声入力を使って介護記録をつけたり、介護・医療用システムで睡眠状態を管理して夜間見回りの回数を減らしたり、現場の負担軽減にも力を入れています。法人自体が日々進化しているので、気になるという方にはぜひ、見学などで現場の雰囲気を感じてもらえたらうれしいです。【大藪さん】

先輩の働き方をご紹介

家での嫌なことを引きずると職場の空気も悪くしてしまうもの。出勤時にドアのパスコードを押す時に、よしやるぞと声を出して気持ちのリセットを心がけています(大藪さん)

相談しやすい環境でチームワークを醸成。職員のイキイキとした雰囲気は利用者様にも伝わります。

福祉業界を経験する中で、「もっと自分の学びにつながる環境で働きたい」と考えたことが志望のきっかけです。さまざまな法人を探す中で、最終的に資格取得支援や研修制度が整っている長寿会に入職を決めました。実際、デイサービスや訪問介護の現場を経験しながら、5年目には介護福祉士の資格を取得。ケアマネージャーを2年ほど務めた後、現在は管理者としてデイサービスセンターの運営全般に関わっています。

気をつけているのは、利用者様に対しても職員に対しても、独りよがりにならないこと。自分自身、失敗したなと感じる時は自己満足で物事をとらえていることが多いので、何かあれば必ずチームの皆に情報を共有し、相談するように心がけています。

若手のスタッフに求めることも同じです。1年目2年目は仕事を覚えるだけで大変だと思いますが、周囲に助けてくれる人がたくさんいるので、困ったことは1つひとつ相談してもらえたらうれしいですね。介護の仕事では、成長がすぐに結果に表れるわけではありません。それでも毎日利用者様のことを考え、接していれば、1年目の自分より、2年目3年目と着実に力がついてくるもの。教えられたことを「すぐに実践しないと」と焦ることなく、周囲を頼りながら、安心して一歩ずつ進んでもらえたらと思います。

当法人では介護ICT導入を進め、職員の働きやすい環境づくりにも力を入れています。特別養護老人ホームだけでなく、デイサービスセンターでも同様の介護・医療用システムを入れながら、現場の負担軽減を進めています。送迎車両のルートやスケジュール管理を自動で行えるクラウド型送迎業務効率化システムの利用もその1つです。ルート案内や安全運転支援もしてくれるので、不慣れな道を通る際にも安心して動けますよ。

入所からショートステイ、デイサービスまで複合的な事業を展開しているのは、当法人の大きな特徴。利用者様がニーズに応じて各サービスを使える体制が整っているので、今後も総合的に、安心して日々を過ごせる介護環境を提供していきたいと考えています。そのためにも職員がイキイキとやりがいをもって働ける場所にするのは、私たち管理者の仕事です。これまで育んできた「人を大切にする社風」を、さまざまな角度から浸透させ、「なでしこ苑なら安心」と思ってもらえる職場を作れたらうれしいです。【森岡さん】

先輩の働き方をご紹介

報告だけですべてを把握できるタイプではないので、日々の送迎や介護には今でも参加。利用者様の声や表情を直接見ることを心がけています(森岡さん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 荒井 勇人さんが感じる職場の雰囲気
  • 大藪 竜斗さんが感じる職場の雰囲気
  • 森岡 朋美さんが感じる職場の雰囲気

学生の方へメッセージ

なでしこ苑では、利用者様の「できることを支え、生活を共に作る」ことを大切にしています。介護職員・看護職員・ケアマネージャー・管理栄養士など、専門職がチームで連携しながら、一人ひとりの生活に寄り添ったケアを行っています。部署の垣根を越えて意見を出し合い、日々のケアの中から生まれる小さな気づきを大切にし、それを仲間と共有して次の一歩につなげていく。そんな前向きな姿勢が、職場全体に息づいています。

年次や立場を問わず意見を交わせる風通しの良い環境があり、前向きな提案から新しい取組みが生まれることも少なくありません。職員一人ひとりが“自分たちの職場を作る側”として関わり、より良いケアや働き方を共に築いています。互いを尊重し、仲間を支え合いながら前に進む──そんなフォロワーシップの文化が自然に根づいています。

利用者様の笑顔のために行動し、自分の可能性を広げていける、なでしこ苑は、そんな前向きな挑戦を続けられる場所です。

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「わからないことがあってもチームでしっかり支えます」と口をそろえる先輩たち。学ぶ意欲のある人が、やりがいをもって成長できる環境が整っている。

マイナビ編集部から

1997年の設立以来、デイサービスや訪問介護、グループホームなど幅広い福祉事業を展開する長寿会。2021年にはユニット型・従来型両方の入所施設事業もスタートさせ、一拠点で複数の充実したサービスが受けられる体制を整えている。

今回インタビューに協力してくれたのは、特別養護老人ホームおよびデイサービスセンターで活躍中の先輩3名。入職1年目の視点に加え、チームをまとめるリーダーや管理者としての立場からも、同法人での働き方について伺った。実感したのは、職員一人ひとりの成長と働きやすさを法人全体でサポートしている充実の体制。先輩職員に「後輩をしっかり支えよう」という意識が根づいているほか、資格取得支援や専門知識を学ぶ研修制度なども整っていて、未経験からでも段階的に介護のプロを目指せる環境となっている。加えて現場では、さまざまな介護ICTを導入。夜間の見回りの回数を減らしたり、送迎時の管理を自動的にコントロールしたり、負担軽減も大きく進んでいるようだ。

利用者様との関わりを見ても、「買い物に行きたい」「こんなお菓子を作りたい」など、一人ひとりの思いを職員が受け止め、自宅の延長のようにそれを実現できるよう心を砕いている様子。職員がイキイキと余裕をもって働ける環境があるからこそ、質の高い介護サービスを提供できるのだと、今回の取材を通して感じられた。

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一拠点で入所施設からデイサービス、ショートステイなど複数事業を展開。松阪市に根ざして、地域の高齢者福祉を多角的に支えられるのも長寿会で働く魅力だ。

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