最終更新日:2025/6/3

大東通商(株)

業種

  • 商社(化学・石油・ガス・電気)
  • 海運
  • 不動産

基本情報

本社
東京都

取材情報

我が社自慢の制度・社風

創業70年以上の伝統を未来へ。社員の意欲を引き出す制度・環境が、会社の推進力に!

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イキイキと仕事ができる理由=制度・社風を、若手社員が語る。

エネルギー事業を起点に、事業を伸ばしてきた大東通商(株)。商社の枠に収まらない、新たな挑戦を続ける同社のモットーは「人が第一」。どんな制度や環境が整っているのか、近年の働き方改革にも迫った。

■K.Hさん(写真左)
エネルギー部・営業課/2023年入社/商経学部・経営学科卒
■S.Kさん(写真中央)
船舶部・船舶営業課/2023年入社/外国語学部・アジア言語学科・韓国語専攻卒
■A.Tさん(写真右)
人事総務部/2022年入社/文学部・英語英文学科卒

船舶向け燃料の安定供給がミッション。有休取得などオフの充実も、仕事の張り合いに(K.Hさん)

◆エネルギー供給によって海運業を支える、誇り高い仕事を実感
船舶向け燃料の営業として、輸送船や漁船向けに石油製品や潤滑油を供給販売しています。当社は横浜に石油製品を貯蔵する「油槽所」を保有しており、京浜湾内を航行するあらゆる船に迅速に届けられる点が強みです。お客様それぞれのオーダーに合わせて納入調整し、市場の動向を見極めながら上司と価格を決定。無事に供給できたときに大きなやりがいを感じます。オフィスでの仕事が中心ですが、現地へ立会に行くこともしばしばで、外航船のオーダーでは英語を使うことも。国内外の海運を支えるエネルギー業界で働けることに誇りを持っています。

◆有給休暇は“取得して当たり前“。1年目から10日以上を取得
当社は休暇制度が特に充実しており、しっかり休めることが日々の仕事のモチベーションにつながっています。有給休暇は初年度から16日付与され、2~4年目は19日、5年目以降は21日と年々増えていきます。私も1年目は10日以上取得でき、想像以上のワークライフバランスの高さを実感しました。今年度からは新たに「連続休暇制度」もでき、特別休暇が3日分付与されるので、5日連続で休むことも可能になりました。お盆などの帰省や旅行に活用して、思いきりリフレッシュしようと思っています。さらに、当社は完全週休2日制に加えて、年末年始、創立記念日(8月28日)、慶弔休暇、さらには勤続年数に応じたリフレッシュ休暇もあり、長く安心して働ける制度が整っています。

◆休憩時間は先輩方とプライベートな話にも花が咲く、良き社風を実感
当社は時代に合わせて福利厚生もアップデートされており、社員の健康や幸せを大切にしてくれる会社だと感じています。職場では、わからないことをすぐに先輩に相談できる雰囲気があり、部署を超えてプライベートの話でも盛り上がれるような、風通しの良い社風です。そんな恵まれた環境の中で、今後は先輩たちを見習いながら、エネルギー部の中心としてさらに成長していきたいです。

当社の魅力と合わせ、プライベートの過ごし方も紹介

「初年度の年間有給休暇日数が16日など、当社はオフの計画も立てやすいのが魅力。帰省や旅行もしやすいです」とK.Hさん。休日は友人と、野球やサウナ、食事へ行くという。

海外や現場に視野を広め、タンカー運航のリアルを知る。教育研修や福利厚生の充実も後押し(S.Kさん)

◆ケミカルタンカーのリアルを体感。韓国での研修が良い思い出に
欧米やアジア圏など海外との接点が豊富で、語学力も活かして海運を支える業務に興味が湧き、当社を志望しました。配属は船舶営業課で、当社所有のケミカルタンカー運航に伴う売上や経費の経理や保険業務、日々の安全な運航サポート業務を行っています。
1年目で特に思い出深かったのが、3泊4日で行われた釜山の海洋大学でのタンカー研修。ケミカルタンカーは、液体貨物同士が混ざらないようタンクを洗浄することが必要不可欠で、実寸大の模型を使ったクリーニング作業の様子を間近で見られたことで、現場のイメージがより想像しやすくなりました。先日は韓国人船員を招いた会合があり、大学で培った語学力を活かしています。

◆新入社員研修や階層別研修も充実し、社員同士の交わりが活発
私からは、充実した教育研修を伝えたいです。入社後はマルハニチログループ各社と合同の新入社員研修に参加し、座学やグループワークを通じてビジネスマインドや品質管理を学びました。他社の同期と意見交換ができ、良い刺激になりましたね。さらにチューター制度があり、私も今年度から1年目社員をサポートする立場に。チューター・メンター研修では、教えるにあたっての注意点を学び、業務を詰め込みすぎず丁寧に教えることを心がけています。また、TOEICや簿記、ファイナンシャルプランナーといった資格取得の支援制度も整っており、受験費用やテキスト代の補助があるのが心強いです。さらに、階層別研修も定期的に実施され、長期的なキャリア形成の支えとなっています。

◆保養所やカフェテリアプランでリフレッシュ
箱根にある保養所は1泊650円とリーズナブルで、特に家族連れの社員に好評のようです。さらに「カフェテリアプラン」として、年間2万円分のポイントが付与され、旅行や施設利用、エンタメ鑑賞などに使えます。こうしたオンとオフ両面でのサポート体制を励みに、今後は営業としてさらに視野と人脈を広げ、船の安定運航と業務拡大に貢献していきたいです。

当社の魅力と合わせ、プライベートの過ごし方も紹介

「教育研修も福利厚生も、どちらも充実しているのが当社の良さ。オンとオフの切り替えもバッチリ」とS.Kさん。休日は韓国に旅行し、ドラマの舞台を訪ねることも!

働き方改革を推進することで、誰もがイキイキ輝く会社へ。モチベーション高く働ける環境が自慢(A.Tさん)

◆人事総務部の一員として、働きやすさを推進
企業選びではワークライフバランスの良さを重要視していた私にとって、入社当初から有給休暇が16日付与されることや、月の残業時間も平均3~4時間と少ないなど、働きやすい環境が整う当社はとても魅力的に感じました。そして、そんな環境づくりを支える人事総務部に当初から配属となったのは、驚き以上の喜びがありました。直近では、大学主催の企業イベントの参加手続きや資料作成、人事HPの制作など、当社と学生を円滑につなぐ窓口的な役割を担っています。

◆賃金改定やフレックス・在宅勤務、育児休暇まで働く意欲を応援
当社では、時代に合わせた「働き方改革」推進しており、その事例をいくつか紹介します。近年は物価高や人材難を背景に、賃金を見直す企業が増えていますが、当社でも、2025年3月卒の大卒初任給は前年度比で2万5000円アップしました。同時に一人暮らしの社員には住宅手当として毎月2万円を支給。距離に関わらず支給されるなど、自立を目指す社員をしっかり応援しています。
勤務時間も9時から18時の実働8時間(休憩1時間)勤務としていますが、業務に支障のない場合は17時10分に退社することも可能です。また、11時~15時をコアタイムとするフレックス制度を導入しており、例えば夕方、早めに退勤して通院したり、友人と夕食や予定を楽しんだりと、プライベートも大切にしたスケジューリングができます。毎月の最低労働時間を満たしていれば問題ないので、自分の都合に合わせて勤務時間を調整することが可能です。育児休暇のほか、業務に応じて在宅勤務もできるため、家事や育児との両立を無理なく実現できます。

◆国内外の出張手当なども充実。さらに選ばれる会社へ歩みを止めない
国内外の旅費・出張手当制度も整っています。例えば長期出張では、日当や食事代に加えて、10日目になると2万円がプラスで支給。11日目以降は、1日につき2千円加算されるなど、働く人の負担にも配慮がされています。こうした働き方改革は、時代のニーズに応えるものであり、当社が「選ばれる会社」として進化を続けている証だと感じています。創業70年以上の歴史ある企業でありながら、これからも時代に合わせた改革を進め、誰もがイキイキと働ける職場を目指していきます。

当社の魅力と合わせ、プライベートの過ごし方も紹介

「ワークライフバランスの取れる環境は、社員一人ひとりの人生を豊かにするはず。今の時代に合った会社だと自負しています」とA.Tさん。国内旅行に年5回は行くという。

企業研究のポイント

企業研究をする際は、まずは自分の好きなことや得意なことに重点を置き、そこから業界や業種を絞っていくと良いでしょう。ある程度、自分にマッチしそうな業界や企業が見つかったら、メリットだけを見るのではなく、あえてデメリットにも目を向けてみることが大切です。

例えば、海外取引のある企業は、英語力を活かせる点が魅力ですが、時差の影響がつきもの。夜勤の有無や、海外赴任・出張時の手当、住宅手当の有無なども確認ポイントです。また、有給休暇の取得率や職場の風土も調べておきたいところです。「完全週休2日制」も土日に限らない場合もあります。ただし「平日休みの方が何かと空いていてラッキー」と感じる人もいるなど、自分に合うかどうかで捉え方も変わってきます。これらの点は、企業イベントやOB・OG訪問など、先輩社員と話せる機会があれば、ぜひ直接質問してみることをおすすめします。

最後に、自己分析について。もちろん自分で考えることは大切ですが、主観だけに頼らず、友人や家族、アルバイト仲間など、第三者の視点を取り入れてみることも効果的です。多角的な視点から自分を見つめ直すことで、思いがけない強みや適性が見えてくることもあります。ぜひ有意義な企業研究期間にしてほしいです。

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東京の本社を拠点に、国内外の幅広いネットワークを活かし、ビジネスを推進する社員たち。少数精鋭で部署間の垣根も低く、業務に限らず何でも相談し合える環境がある。

マイナビ編集部から

大東通商(株)は大洋漁業(現・マルハニチロ(株))の遠洋漁業船に対する船舶用燃料の安定供給を使命にエネルギー事業を興し、海運事業へとその活躍を広げた会社だ。商社でありながら、横浜に自社の油槽所を保有し、全国にもグループ企業の油槽所ネットワークを持っている点や、欧州海運の中心・オランダにオペレーション拠点を持って多数の配船ルートを構築している点も強みだ。そうした基盤の上に、社員のアイデアや創意工夫、柔軟な対応力が発揮され、不動産管理や飲食ビジネスなど、多角的なビジネスも積極的に進めている。

今回取材させていただいた若手社員の皆さんも、裁量権の広さを感じながら、先輩社員からビジネスマインドやスキルを貪欲に吸収し、後輩に伝えていく姿が印象的だった。同時に、福利厚生や教育研修を見直し、働き方改革を積極的に推し進めている点が社員のモチベーションに直結。「人を大切にする社風がチャレンジへの前向きな姿勢を醸成している」と感じた。
なお、同社は自社ビルの施設・設備も刷新中で、社員が憩える快適なリフレッシュルームを新設したほか、リモートワークや面談がしやすいワークポッドを3か所増設するなど、快適でイキイキ仕事ができる環境づくりに余念がない。こうした働きやすい環境や社風も、企業研究でぜひチェックしてほしいポイントだと感じた。

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緑を豊富に施したリフレッシュルームが2025年3月に完成。ドリンクやお菓子も簡単に購入でき、社員間のコミュニケーションを円滑にする交流スペースとなっている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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