最終更新日:2025/7/10

武田グループ【(株)テンヨ武田・武田食品(株)】[グループ募集]

業種

  • 食品
  • 商社(食品・農林・水産)
  • 通販・ネット販売
  • 外食・レストラン

基本情報

本社
山梨県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

メーカー営業、商品開発、卸売営業。武田グループの仕事はこんなに面白い!

  • 生物・農学系 専攻の先輩

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若手社員3名の挑戦と成長の軌跡

食品メーカー「テンヨ武田」と酒類・食品の専門商社「武田食品」から成る「武田グループ」。メーカー営業、商品開発、卸営業で活躍中の若手社員3名に入社理由や仕事内容、やりがい、今後の目標等について伺った。

(写真左から)
(株)テンヨ武田
技術開発課 廣瀬侑生さん(2022年入社/生命環境学部卒)

(株)テンヨ武田
営業部 製品3課 中澤孝太さん(2022年入社/応用バイオ科学部卒)

武田食品(株)
営業二部 冷凍食品課 平井太郎さん(2022年入社/心理学部卒)

【メーカー営業】新潟県の問屋・スーパーへの提案営業に挑戦。出張の楽しみとは!(中澤さん)

【入社理由】
学生時代は大学の応用バイオ科学部で、微生物の検査等について研究していました。企業研究の際には、「食べることが好き」「食品に関わる仕事は絶対になくならない」という考えから、故郷・山梨の食品業界に絞って会社選びを展開。子どもの頃から「ビミサン」「白だし」といった当社の商品に慣れ親しんでいたこと、そして先輩社員のフレンドリーな人柄に魅力を感じ、当社への入社を決めました。

【仕事内容・出張の楽しみ】
入社後は約6カ月間の新入社員研修を経て、テンヨ武田の営業部 製品3課に配属。新潟県内の問屋、スーパーへの提案営業を担当しています。お客さまと信頼関係を築くことで、注文数量を増やすことができたときや、新規商品の注文を獲得できたときには、大きなやりがいを感じられる仕事です。基本的には一人で営業に出掛けますが、時には新潟駐在の先輩社員に同行することもあり、学びの機会を得ています。新潟県の担当ということで月の半分程度は出張ですが、県外の仕事ならではの楽しみもあります。日本海の幸をふんだんに使った海鮮丼や、お正月の郷土料理「のっぺ」など、新潟ならではの料理を食べられるのは、その一例です。また、新潟県は食品メーカー同士の付き合いが深く、約100名が参加する懇親会なども開催され、貴重な勉強の場となっています。

【プレゼンで心掛けていること】
私の場合、プレゼンでは話す内容を固め過ぎると緊張してしまい、自然な感じで言葉をつなげられなくなってしまいます。そこで、事前準備の段階では重要なフレーズだけを覚え、あとはその場の流れに沿って話すように心掛けています。また、商談では仕事以外のコミュニケーションも重要です。時折、雑談を交えながら共通の話題を発見するようにしています。

【働きやすい環境と今後の目標】
働きやすい環境が整っているのも当社の大きな魅力です。自分でスケジュールをコントロールして、メリハリのついた働き方を実践できているので、基本的に残業は少なく、定時で上がる日がほとんどです。今後の目標は、現在担当しているお客様ときめ細かにコミュニケーションを取り、注文数量を継続的に拡大していくこと。将来的には、規模の大きな案件を担当できるよう、営業のスキルにより一層、磨きをかけていきたいです。

武田グループで活躍する先輩たち

「印象に残っているのは配属されて間もない頃、佐渡島のスーパーの社長様と商談したこと。引き継ぎ前と変わらず取引を継続していただけて、ホッとしました」(中澤さん)

【商品開発】自分の提案が新たな商品としてカタチになる喜び!(廣瀬さん)

【入社理由】
学生時代は大学の生命環境学部で、「放線菌」という細菌を使って感染症治療薬を開発するための研究に取り組んでいました。企業研究では、微生物に関する知識を活かしたいとの思いから食品メーカーを志望。地元・山梨で働き続けたいという思いを叶えられる、当社への入社を決めました。人事担当者の優しくて温かな人柄や、私の話にじっくりと耳を傾けてくれる姿勢も魅力的でした。

【新入社員研修と仕事内容】
入社後は、テンヨ武田の技術開発課に配属され、初めの6カ月間は工場研修を受けました。工場では大豆・小麦・塩から醤油をつくり、ボトルに充填して出荷するまでの全ての工程を経験しました。現在は課長と30代の先輩社員、そして私の3名で、スーパーをはじめとするお客様からのご依頼やご要望を受けて、醤油やつゆ、ドレッシングやタレ、ポン酢などのプライベートブランド商品、ナショナルブランド商品の開発に取り組んでいます。お客様からは、ざっくりとしたご要望をいただくケースや、お手本となるベンチマーク商品が指定されているケースがあり、ご依頼の内容によって仕事の進め方が変わってきます。一商品当たりの開発期間はおおよそ1カ月~3カ月程度で、40回ほど試作品をつくることもあります。商品のコンセプトや技術的な詳細に関する説明が必要な場合は、営業担当者の社員に同行し、お客様に直接プレゼンを行うことも重要な仕事です。

【仕事のやりがい】
いちばんのやりがいは、自分の提案が新たな商品としてカタチになることです。入社3年目に入る頃、私が開発に携わった新商品の内容を、お客様にプレゼンする機会がありました。お客様からは高く評価をいただき、現在は商品化に向けた取り組みが進んでいます。店頭に並ぶのが今から楽しみです。

【今後の目標】
現在は課長のもとで商品設計を行っていますが、将来的には新商品の設計を一人で担当できるようになりたいと考えています。そのためにも、甘味・塩味など、味の要素を的確に判別する力を磨くことが必要です。課長と一緒に試作品のテストをしていると、私には問題ないと感じることを、「この要素が足りない」と指摘いただくことがあります。課長からは「あと数年、経験を積めば大丈夫だよ」と温かい言葉をいただいていますが、少しでも早く課長や先輩に一歩でも近づけるよう、努力を重ねていきたいです。

武田グループで活躍する先輩たち

「商品開発以外にも微生物の培養・検査を行う機会もあり、学生時代に取り組んでいた『放線菌』の研究も活かすことができています」(廣瀬さん)

【卸営業】冷凍食品を配送しながら提案営業にチャレンジ。オリジナル商品を創るチャンスも!(平井さん)

【入社理由】
学生時代は地元・山梨の自宅から東京都内の大学に通学し、行動心理学を学んでいました。企業研究では、もともと興味のあった食品業界を志望。創業1872年という歴史の深さ、そして、子どもの頃から「武田牛乳」「ビミサン」といった当社の主力商品を食べて育ってきたこともあり、当社への入社を決めました。

【新入社員研修と仕事内容】
入社後は、まずは倉庫で新入社員研修を受けました。約2カ月間、当社が取り扱っている各種商材に関する知識や、システムの使い方、メーカーから納入された商品の入出庫など一連の流れを学んだ上で、武田食品 営業二部の冷凍食品課に配属となりました。現在は、冷凍麺や惣菜用の各種冷凍食品を、相模湖~初狩周辺の給食センターや高速道路のパーキングエリア・サービスエリア、温浴施設等に配送しつつ、提案営業に取り組んでいます。できるだけ早い時間での納品を希望されるお客様が多いため、配送は朝6時半頃からスタート。日によって違いはありますが、基本的には12時頃までに約20箇所をまわって帰社。その後は問い合わせへのレスポンスや新規商品の提案準備を行い、15時半頃に退社することが多いです。

【仕事のやりがい】
やりがいを感じるのは、自分の提案した商品を採用いただけたとき。最近は、トラックドライバーが数多く利用されるパーキングエリアのお客様から「スタミナメニューを提案してほしい」というご要望をいただいたことがありました。打ち粉付きの豚のレバーの冷凍食品を提案したところ、これが好評を博し、定番メニューに加えていただけたことはとても嬉しかったです。提案営業のノウハウについては、それぞれ違った得意分野を持った上司や先輩方にアドバイスをいただき、着実に身につけていくことができました。少し前に後輩ができたので、私自身も相談しやすい雰囲気をつくるように心掛けています。

【今後の目標】
今後の目標は、商品知識や営業スキルにより一層、磨きをかけていくことです。冷凍食品課の先輩社員の中には、あるパーキングエリアのオリジナル・ポテトチップスを開発し、販売まで実現した人もいます。当社は、想像以上に多彩な仕事にチャレンジできる会社です。私もお客様やメーカーの皆様と一緒に、オリジナル商品の開発に挑戦してみたいと思っています。

武田グループで活躍する先輩たち

「冷凍車の運転に必要な準中型免許については会社のサポートのもと、入社後に取得しました。プライベートでは最近始めたゴルフの練習等に力を入れています」(平井さん)

企業研究のポイント

企業研究では、まずは「自分は何をやりたいのか」「どのようなキャリアを歩みたいのか」を落ち着いて考えることが大切ではないでしょうか。そのためにも、最初から特定の業界に絞り込むのではなく、できるだけ幅広い分野の企業を見て回り、自らの視野を広げる努力を重ねていただきたいと思います。

その上で、志望業界を絞り込んでいくことになりますが、業界をひとくくりにして捉えるのではなく、業種の違いをしっかりと理解していただきたいと思います。例えば、食品業界であれば、製造(メーカー)・卸売(問屋)・小売(店舗)の役割の違いをしっかり理解することが重要です。当グループはこのうち、製造を担う「テンヨ武田」と卸売を担う「武田食品」という2社を有しており、連携して情報を共有できる点が強みです。テンヨ武田は関東甲信越に市場を持っているため、県外の情報や卸の状況を武田食品に、武田食品も他社メーカーの動向などテンヨ武田へ伝えて、相互に情報交換が行われています。

当社は「食品の供給を通じて社会に貢献する」という企業理念に基づき、人とのコミュニケーションがしっかり取れる方なら、どなたでも活躍できます。消費者を喜ばせたいという思いを持つ方は、きっとやりがいを感じられる仕事だと思います。「自分の入った会社を大きくしたい」という志や情熱を持った方に出会えることを楽しみにしています。

(総務経理部 部長 楡井浩彦)

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「どの職種も独り立ちまでにはそれなりに時間はかかりますが、一定の知識、スキルを身につけた後は創意工夫を発揮しながら、チャレンジできる会社です」(楡井さん)

マイナビ編集部から

山梨県を拠点にテンヨ醤油やビミサン、白だし、だしつゆなど、キラリと光る商品の製造を手掛ける食品メーカー「テンヨ武田」と、山梨県でトップシェアを誇る酒類・食品の専門商社「武田食品」から成る「武田グループ」。

今回、同社グループで活躍中の若手社員3名にお話を伺って感銘を受けたのは、各部門の仕事を着実に身に付けながら、より大規模な顧客への提案営業や新規商品の開発、オリジナル商品・メニューの提案といった目標の実現に向けて積極果敢にチャレンジしていること。そして何よりも、仕事を思い切り楽しんでいる様子がうかがえたことだった。上司や先輩との人間関係や、失敗を恐れることなく挑戦できる雰囲気を含め、仕事を楽しめる環境が整っているからこそ、努力を努力と思うことなく、知識やスキルに磨きをかけることができるのであろう。こうした点に、1872年の創業以来、150年以上にわたって山梨の食卓を支え、発展を続けてきた同社グループの強さを垣間見たのである。

また、同社は働きやすい環境づくりにも注力し、福利厚生が充実している。なかでも、奨学金返還の一部を会社が補助する制度は社員に好評だ。食品業界に興味関心をお持ちのすべての方に企業研究をお勧めしたい会社である。

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定番ロングセラーの「テンヨ醤油」「ビミサン」「白だし」のほか、老舗ブランドの「武田牛乳」など、山梨の食文化を伝える商品を開発し続けている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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