最終更新日:2025/6/15

(株)シーユーシー・ホスピス

業種

  • 福祉サービス
  • 医療機関
  • サービス(その他)
  • 教育

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

終末期の印象を覆す明るい現場に驚き!他施設より手厚く寄り添えるケアに惹かれ入社

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未経験から着実に成長中!若手介護職の本音

がん末期、神経難病の方のケアに特化したホスピス型住宅を展開する同社は、2017 年に誕生した医療ベンチャー。時代のニーズに合わせて、急成長を続けている。その最前線で活躍する介護職の若手にお話を伺った。

★『ReHOPE 東戸塚』
 新原愛美さん/介護職
 2021年入社
 社会福祉学部出身

末期がんや神経難病の方のケアに特化した介護職!スタッフの人柄にひかれて入社を決意

アロマセラピストとして働いていた私が介護業界に注目したのは、祖母が脳出血で倒れ、介護施設で暮らすようになったことがきっかけでした。その姿を見て、同じような方々を支える仕事に就きたいという気持ちになったのです。大学で福祉について学んでおり、学生時代に取得した「ホームヘルパー2級(現:介護職員初任者研修)」の資格を生かせる点も、この業界を目指すことにしたきっかけです。

当社が運営している「ReHOPE」は、末期がんや神経難病など、医療依存度が高い方のケアに特化したホスピス型住宅です。住宅型有料老人ホームなどの施設に、訪問看護や介護ステーションを併設しており、24 時間 365 日体制でご入居者さまをサポートします。ご入居者さまやご家族に寄り添い、「自分らしく生きたい」という希望を実現していくのが大きな特徴です。

ホスピス型住宅とは、ご入居者さまに緩和ケアを提供しながら、最期までその人らしく、自由に過ごしていただくための施設。一般の介護施設よりも手厚いイメージがあり、ご入居者さまお一人おひとりとしっかり向き合えそうな点に魅力を感じて、当社を志望しました。

職場見学で感じた雰囲気のよさも、入社を決めた理由の一つです。とても明るい施設で、スタッフさんたちの笑顔が印象的でした。また、すれ違う人が皆、気持ちの良いあいさつをしてくれたのにもびっくり。「こういった方々と一緒に働きたい」と思い、入社することにしたのです。

介護職の仕事は、ご入居者さまの食事・排せつなどの身体介助や、洗濯・お部屋の掃除といった生活支援を行うこと。学生時代に介護の資格を取得したとはいえ、未経験からの挑戦は不安で仕方ありませんでした。けれども、手厚い教育制度のおかげで少しずつ不安が安心に。特に、いろいろな先輩の下について1カ月間みっちり学べたOJT研修はありがたかったです。先輩の仕事を見て学ぶだけでなく、積極的にチャレンジさせてくれ、フォローをしてもらうというスタイル。実践が中心だったおかげで、身体で仕事を覚えていくことができました。

先輩職員の横顔

新原さんは介護職である以前に、人としてご入居者さまと向き合う姿勢が大事だと考えている。そうすると、スキルに関係なくご入居者さまと心を通わせることができるそう。

画一的な介護サービスではなく、ご入居者さまの理想をとことん追求していける!

「『前を向いて生きる』を支える。」というミッションを掲げる当社では、ご入居者さまの気持ちを最大限尊重し、希望を叶えるお手伝いができるのが特徴です。特に、食事はご入居者さまにとって大きな楽しみ。「好きなものを食べたい」という声だけでなく、「お酒が飲みたい」という声にお応えすることもあります。

噛む力が弱くなってしまったご入居者さまのために、お好きな料理をペースト状にして提供することも。口から食事を摂ることができなくなって“胃ろう”の処置を施した方でも、口の中で広がる香りや食感など、少しでも好きなお菓子の味わいを楽しめるよう、細かく砕いてお口に運ぶこともあります。

「ReHOPE」で働く魅力は、マニュアルに縛られることなく、ご入居者さまの理想をとことん追求していけることです。身体の状態的に難しいことでも、「できません」ではなく「できる方法」を考えて実践。その結果いただける、「ありがとう」「あなたでよかった」という言葉が、日々のモチベーションにつながっています。また、“介護する側とされる側”といった関係ではなく、“人と人”としてご入居者さまと向き合えるのも大きな魅力。仕事の枠を超えて、人生の大先輩たちと何気ないやりとりを楽しめるのも、この仕事の特徴です。

今でも忘れられないのは、新人時代に担当した90歳の女性のご入居者さま。病院で余命1カ月と宣告されたがん末期の方で、その方のご希望により、交換日記を続けていました。病院で宣告された余命よりも長く生きられたのですが、お亡くなりになった際に、ご家族から「新原さんがいてくれたおかげです」と感謝の言葉をいただけたのです。知識やスキルがない新人でも、“人”としてご入居者さまやご家族のお役に立てることを実感できました。

先輩職員の横顔

未経験でこの業界に飛び込んだが、看護師や理学療法士との連携がしやすく、チームワークが良い職場環境のおかげで安心して一歩を踏み出せたとか。

技術面もメンタル面もしっかりサポートしてもらえるから、未経験でも安心して働ける!

「ReHOPE」には介護職だけでなく、看護師も常駐しています。医療のプロが身近にいることは、大きな安心材料に。ご入居者さまの容態が急変した際などに、慌てずに対応できます。また、看護師はご入居者さまの小さな変化からでも体調の異変を察知。その仕事ぶりから学べることが、たくさんあります。

入社2年目に、2ヵ月ほどスクールに通って「喀痰吸引等研修」を受講しました。痰の吸引や胃ろうの介助などにも携われるようになったことから、最近は看護師の補助業務も任されるようになりました。できることが増えていくたびに、自分の成長を実感しています。また入社3年目には、身につけた知識をもとに、自分で物事を判断できる機会も増えてきました。

まったくの未経験でこの世界に飛び込んだ私が、一歩ずつ着実に成長できているのは、先輩たちのおかげ。こちらから質問するより先に「ここわからないよね」と教えてくれるなど、新人の目線に合わせて指導してくれます。技術面だけでなく、メンタル面のサポートが手厚いのもポイント。前の施設長にもらった「知識やスキルはいくらでも教えられるけど、気持ちや意識は教えられないもの。新原さんは今の気持ちや意識を大切にしていれば大丈夫だよ」という言葉は、今でも胸に残っています。

私が尊敬している先輩は、誰とでも距離を詰めるのがお上手な方です。ご入居者さまお一人おひとりに合わせて、その方にとってベストな接し方ができるのです。入所したばかりのご入居者さまともすぐ打ち解け、悩みや不安を引き出し、それを解決できる手立てを考えて即実行。少しでも早く、私もその先輩に近づきたいと思っています。

今の目標は「介護福祉士」の資格にチャレンジし、専門性をさらに高めていくこと。また、アフターコロナを迎えてようやく外出できるようになってきたので、「買い物に行きたい」などといったお声にも耳を傾け、今以上にご入居者さまが自分らしい生活を送れるようにサポートしていきたいです。

先輩職員の横顔

周囲の手厚いサポートのおかげでスキルが身に付き、任される仕事の幅も広がってきた新原さん。自分の成長を 感じられることも、大きなやりがいにつながっている。

企業研究のポイント

1つ目は、理念やミッションに共感できるかどうか。会社の想いに賛同できなければ、ミスマッチの原因になりかねないからです。当社は、「『前を向いて生きる』を支える。」を使命として掲げています。重い病や障害がある人が、もう一度自分の人生に希望を持って生きていただけるように、医療と介護の力で支えていくことを大切にしています。

2つめは、産業や会社の成長性です。事業や組織が大きくなればなるほど、新たなポストが誕生するなどし、キャリアアップのスピードを高めていけるからです。なお、時代のニーズにマッチした事業を展開している当社は積極的な施設展開を背景に、次々とポジションが生まれています。

3つめは、教育&研修制度です。安心して成長していくうえで、欠かせないポイントだと言えるでしょう。当社では、入社時研修やeラーニング、資格取得支援制度などを設け、知識ゼロからの挑戦を全面バックアップしています。

4つめは、評価制度&キャリアパスの明確さ。高いモチベーションをキープし、目標を持って仕事を続けていくために、重要な要素だと考えています。当社ではスタッフの声を受けて等級制度を導入し、納得度を追求した評価制を運用しています。

最後の5つめは、先輩社員のリアルな声に耳を傾けることです。会社のことを知りたいなら、現場の生の意見を聞いてみると参考になると思います。

〈人事担当/坂本さん 野崎さん〉

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「私たちが大切にしているのは、『専門性』の前に『人間性』。福祉や介護の知識ゼロから、安心して活躍できる環境も魅力です」と語る、人事担当のお二人。

マイナビ編集部から

同社が運営している「ReHOPE」は、医療処置や緩和ケアが必要な末期がんや神経難病の方が、自宅のように安心して暮らせる住まいだ。「自宅で最期を迎えたい」と思っていても、付きっきりの介護や看護が必要となると、あきらめてしまう方も多くいるのが現状。そういった方々やご家族が生きる希望を持てるサポートをしたい、という想いから「ReHOPE」は誕生したという。

かつてない超高齢社会を迎え、ホスピス型住宅のニーズは高まりつつある。その証拠に、同社は右肩上がりで業績アップを更新中。末期がんや神経難病の方が望むように晩年の日々を過ごせる「ReHOPE」には、まだまだ大きな将来性が期待できるだろう。

同社の介護職は、ご入居者さまの理想を叶えていく仕事。新原さんのインタビューからも、一般の介護職では味わえないようなやりがいを得られる仕事だということがわかった。ホスピス型住宅の必要性が増すなか、社会に大きく貢献できる点も魅力だ。

“人”を大切にしている同社の行動指針は、以下の5つ。

1「自分の立場」ではなく「ご入居者さまの気持ち」で考える。
2「できない理由」ではなく「できる方法」を探して実行する。
3「既成概念」にとらわれず「理想」を追求する。
4「専門性」の前に「人間性」を重視する。
5「上下」ではなく「ひとつのチーム」として手を重ねる。

一つでも共感できるものがある方は、ぜひ同社の企業研究を深めてほしい。

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「自分らしく生きたい」というご入居者さまの希望を実現していく、やりがいの大きな介護職。ゆくゆくは、経営企画や施設の開発、人事など、本社部門で活躍する道もある。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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