最終更新日:2026/2/17

(株)シーユーシー・ホスピス

  • 正社員

業種

  • 福祉サービス
  • 医療機関
  • サービス(その他)
  • 教育

基本情報

本社
東京都

取材情報

知識ゼロからの専門職

人としての思いが何より大切になる仕事。会社が目指す方向性に心から共感しています

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2年目社員が感じた「ホスピスで働く」ということ、そのやりがい

■薄波 昌俊さん
ReHOPE 伊勢原
2024年入社/経営学部卒

全国にホスピス型住宅「ReHOPE」を展開するシーユーシー・ホスピス。同社が掲げる「Way(歩み方、行動規範)」を大切にしながら、ご入居者さまのケアと自身のスキルアップに日々励んでいる入社2年目の薄波さんに、知識ゼロからこの業界に飛び込んだ理由や入社後の様子、施設の環境などについて幅広く伺いました。

<シーユーシー・ホスピスの「Way」>
1「自分の立場」ではなく「ご入居者さまの気持ち」で考える。
2「できない理由」ではなく「できる方法」を探して実行する。
3「既成概念」にとらわれず「理想」を追求する。
4「専門性」の前に「人間性」を重視する。
5「上下」ではなく「ひとつのチーム」として手を重ねる。

「人と密に関われる仕事がしたい」という思いと、理念への共感が決め手に

高校では商業系に進み、在学中に簿記2級を取得。学業以外では硬式テニスに打ち込みました。部活を通じて報連相を徹底する姿勢を身に付けたことは、今の仕事にもつながっている気がしますね。そして、そのまま簿記や会計学を学ぶために、大学では経営学部に進学しました。コロナ禍でいろいろと制限のある学生生活でしたが、モンゴル出身の教授の希望に応え、友人と馬頭琴サークルを立ち上げることに。大勢の人を巻き込む難しさを感じつつも、学生目線でのメリットをアピールして何とかメンバーを集めることができました。簿記の知識を活かし、サークルの会計職も担っていました。

大学時代はネットスーパーの電話窓口のアルバイトもしていたので、就職活動の序盤では、会計の知識が役立ちそうな小売やITの業界を検討。ただ、アルバイト中に「ルーティンが多い仕事は自分の性格に向かないかも」と感じたことを思い出し、お客さまともっと関わりを持ちたいという思いもあり、「人と密に関われる、ルーティンではない仕事がしたい」という軸を見出していきました。

そのなかで当社の案内を最初に見たとき、この軸に当てはまる仕事ではないかと感じたのです。過去に祖父をホスピスで看取った経験があり、看護師や介護士の仕事のイメージはできていました。説明会に参加してみたところ、「『前を向いて生きる』を支える」というミッションや、行動規範にある「『できない理由』ではなく『できる方法』を探して実行する」というメッセージを聞き、ビビッとくるものがありました。自分の価値観とリンクするところがあり、社風や社員の人柄にも相性の良さを感じて介護福祉業界に絞ろうと決意。そこから、介護の会社をいくつか見て回りましたが、当社が一番理念に共感ができたことから、入社を決意しました。

入社後は、2週間の本社研修中に複数の施設を見学することができて、拠点ごとに特色があることも知ることができました。そして4月の中旬から、現在勤務する施設「ReHOPE 伊勢原」へ。希望が通り、自宅から通える神奈川県内の施設に配属されたことは、大変ありがたかったです。

先輩社員の横顔

「この学部ならこの業界といった固定観念をなくして検討したことで、当社に出会えました。理念に心から共感できる会社で働けると、日々の業務の意義も実感しやすいですよ」

ゼロからケアを学び、質の向上を目指す日々。対人力が活きる仕事です

当施設は24床の小規模施設ですが、重症度の高いご入居者さまが多いことが特徴です。その分、お一人おひとりの対応には時間をかけてケアにあたっています。スタッフは皆さん経験豊富で、介護の知識はもちろん、ビジネスマナーや挨拶、電話対応の仕方まで親身に教えてくださいました。わからないことがあればその場で質問して解決できる環境だったので、スムーズに業務に馴染むことができたと思います。配属後1ヶ月間は教育係の先輩に付いて業務を見学し、5月以降は簡単なケアから取り掛かり、段階的に業務の幅を広げていきました。

介助技術については、理学療法士や作業療法士、社内の介護エキスパートの方々による技術研修が3ヶ月に1回の頻度で実施され、身体を使いながら覚えていける環境があります。先輩たちのやり方を見学し、体格によって異なる方法があることにも注目しながら、日々の実践のなかで、自分が一番やりやすい形を見出していきました。チューブがひとつ抜けてしまうだけで命に関わることもあるので、集中してケアに入っています。

当初は、2年目の4月に独り立ちを目指していましたが、手厚いフォローアップ体制のおかげで、1年目の12月には夜勤にも入れるように。夜勤は一人ひとりがしっかり動ける必要があるため、夜勤の許可をいただいた際には、独り立ちを果たせた実感が湧きましたね。以降は、少しずつ求められるクオリティが上がってきたように感じますが、厳しい言葉をもらったことはなく、自分なりに「次はもっとこうした方が良さそうだ」といった反省と改善を繰り返しながら、ケアの質の向上を図っています。

ケアの際には、ご入居者さまの思いを汲み取ることにも注力しています。「このご入居者さまは、こういった要望があるようだ」といった情報共有も積極的に行っていますね。話すことが困難なご入居者さまの場合は、表情や手の握り返しでコミュニケーションを取ります。どんな状態の方とも、できる限り向き合おうという思いで接していると、ご入居者さまから「気持ちをわかってくれた」「ありがとう」と感謝の言葉をいただけることも多く、やりがいにつながっています。

先輩社員の横顔

「夜勤明けは散歩がてら、美味しいコーヒーを飲みに行ってリフレッシュします。有給休暇とは別に年6日間の特別休暇も付与されるので、公私の両立も図りやすいと思います」

施設全体がひとつのチーム。仲間からの信頼がやりがいに

2年目になってからは、スタッフの方々からの信頼も大きなやりがいにつながっています。他のスタッフの負担を減らせるような初期対応ができたときに、成長を実感しますし、「今日の夜勤は薄波さんと一緒なら安心だね」と言ってもらえることもあり、嬉しい限りです。当社には、施設全体をひとつのチームとして考える意識が根付いているように感じます。5つの行動規範にも「『上下』ではなく『ひとつのチーム』として手を重ねる」という内容が含まれているように、年次に関係なく意見も出しやすいです。先日は物品の交換のやり方について「ルールを変えた方が効率も良く、紛失なども防げるのではないか」と思い上司に提案してみたところ、「1ヶ月試してみて、良ければ正式に変えよう」と業務改善に取り組む機会をいただきました。私は一番経験が浅いですが、だからこそのフレッシュな視点を役立てていきたいと考えています。

最近は、他社の施設から移ってこられた新しいスタッフの方に対して、教える側を担う場面も出てきました。その方曰く「当社の施設は人員体制が厚いので、心のゆとりを持って働ける」とのこと。同じ介護施設でも、ホスピスのご入居者さまは介護度が高く、意思疎通が難しい場面もあるものの、徘徊などのイレギュラーな事象が少なく、計画的にケアを進めやすいといった意見も聞いています。

1年目はケアの基本と施設のあり方について学びを深めましたが、2年目になる今年はとにかく経験を積み、ケアがうまくて速い人たちのようになりたいという気持ちで日々の業務に励んでいます。昨年に比べれば、1回のケアにかかる時間はかなり短くなってきましたが、ご入居者さまの負担軽減のためにも、今以上にスピーディーにケアができるようになりたいです。ベテランの先輩たちの手際の良さにはまだまだかなわないので、まずは介護技術を磨くことが目標です。

将来管理側にステップアップするためには、介護福祉士の資格の取得や、複数の施設で経験を積むことも必要だと考えています。先のことはまだ考えられていませんが、着実に成長していきたいですね。最近は看護師さんと一緒に訪問に同行する機会も増えており、より高度なスキルを養っていくことも、今後の目標のひとつです。

先輩社員の横顔

「当社の施設のゆったりとした空気感とポジティブなムードは、ぜひ学生の方にも感じ取ってほしいですね。「『できる方法』を探して実行する」という意識が根付いています」

企業研究のポイント

会社選びにあたって、「社内の雰囲気」を重視する学生さんが多い印象があります。私たちがおすすめする社内の雰囲気の判断の仕方は、その会社の理念に注目することです。理念(ミッションやバリュー、行動規範など)には、その会社が何のために事業をしているのか、どんな使命を掲げているのか、サービスの利用者とどう向き合おうとしているのか、といったことが端的に紹介されています。会社にはそうしたメッセージに共感する人が集まっているので、理念に共感できる会社なら、社内の雰囲気も合う確率が高いと思います。

また、専門性やスキルとのマッチングだけでなく、人としての思いの部分にも注目してみてください。介護の仕事は「人を思う気持ち」が何より重要なため、未経験でも活躍できる環境がある点は業界全体のカラーだと思います。当社も充実した研修を整えているので、出身学部や経験は一切問いません。

最後に、近年は医療や介護の領域でもテクノロジーが導入されていますが、人にしかできないケアはまだまだ多く、「自分にしかできないお力添えができた」というやりがいに満ちた、究極の接客サービスだと私たちは考えています。そうした喜びを持って働いていきたいという人は、介護の会社も視野に入れて企業研究を行ってみてください。そして、この仕事の魅力を知ってもらえたら嬉しいですね。
<人事部 野崎さん、澤本さん>

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1年目は同期全員でのフォローアップ研修を毎月実施。人事部の社員が各施設を回って様子を見たり、教育担当者や施設管理者にヒアリングを行ったりとサポート体制も充実。

マイナビ編集部から

近年、急速に発展している日本のホスピス業界。通常の介護施設では対応できなかったがん末期や神経難病の患者が入居可能な施設として、需要が高まっている。「悔いなく最期を過ごせた」と本人や家族に心から感謝されることが多く、ケアをする側の納得感や手応えも大きいという。また、病院などでは難しい自由な飲食や外出が尊重されている施設が多いことも特徴だ。シーユーシー・ホスピスでは、入居者が最期まで自分らしく生きられるように、各施設に大きな裁量が与えられている。もちろん安全にできることを検討したうえで、実際にお酒も楽しめるパーティやバスツアーなど、ケアの合間には、さまざまなイベントが実施されているという。

同社は業界において頭角を現してきている成長企業であり、毎月のように新規拠点も誕生しているため、ステップアップのチャンスも多い。医療機関の支援コンサルティングや訪問看護を手掛けるグループ会社2社とは人材の行き来もあるそうで、将来的にキャリアの幅を広げられることも、同社で働く魅力のひとつだろう。そして何より注目すべきは、社内の雰囲気の良さだ。各種制度が整っていることに加え、薄波さんのように「誰かのために何かがしたい」という気持ちに満ちた心優しい社員が多い。こうした社風が、同社の働きがいや働きやすさにつながっているのだと感じた。

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設立から8年で全国に45拠点(24年3月末時点)を展開した同社。意思決定のスピード感など、ベンチャーマインドは現在も健在だ。

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