最終更新日:2025/7/15

(株)三建技術

業種

  • 建設コンサルタント
  • 不動産
  • 建築設計
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
島根県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

知識ゼロから未来志向の土木や建築に挑戦!ものづくりやまちづくりを楽しめる場所

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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大先輩からバトンを継承し、次世代を担う存在へ

測量、設計、調査、施工管理、3Dレーザースキャナー、UAV(ドローン)空撮、BIM/CIM。総合建設コンサルタント会社として、将来の選択肢を幅広く描ける三建技術の魅力をさまざまな角度から伺った。

写真左から
■技術部
城市 真宗さん
2000年入社

■建築部
岩藤 樹里さん
工学部感性デザイン工学科
2024年入社

■経営企画部
濱田 浩徳さん
2024年入社

空間を想像しながら描いた設計図がカタチになるやりがいと喜び/城市

▽社会インフラ整備の“はじまり”に携わる仕事
幼少期からものづくりに興味があり、近所で土木工事があれば、重機が動く様子を見て、いつか操縦したいと思っていました。当社を志望したのは、学生時代のアルバイトがきっかけ。工事現場のアルバイトを通じて事業内容を知り、そのまま応募しました。当社の仕事は、地域社会を支えるまちづくり。道路や橋梁、河川など、空間を想定して設計図を描く仕事に魅力を感じています。現在は、技術部の調査設計課の課長として、部下の統率や全体の目標達成の支援をしています。道路や橋梁などの老朽化対策や防災・減災対策の提案、設計図の作成や維持管理などをメインに携わっています。

▽地域の人々に必要なインフラを支えるやりがい
“建設コンサルタント”の仕事では、地域の人々が必要とする安全で良質な社会資本を提供するために、国や県などの発注者の技術パートナーとして、企画、計画、調査、設計、施工管理、維持管理など、幅広い役割を担います。その中で私たちの仕事は、工事を行う前段階での作業、つまり実際に工事に入る前にいろいろなことに考えを巡らせながら、頭の中で思い描いた設計図を作成する仕事です。その意味では、ものづくりも含む、まちづくりがしたい人に向いている仕事だといえるでしょう。

▽まちづくりができる仕事の喜び
技術者としては、道路やトンネル、橋梁などを新設するだけでなく、維持管理することも大切な仕事です。直接現場に出向き、橋の上の見える部分だけでなく、普段であれば見えない橋の下側の部分まで調査し、診断する医師のような役割を果たします。問題があれば補修が可能かどうかを検討し、必要な図面や数量を算出して、発注者に提出します。近年は、3次元での図面データ等を納品するなど、時代に応じた設計環境を整えています。嬉しいのは、自分自身が計画した道路や橋梁がカタチになること。社会インフラ整備で人々の暮らしを支えている実感がやりがいとなる仕事です。工事中は問題なく完成するか、やはり気に掛かりますが、工事が無事に終わると一つの安心感、達成感があります。これまで携わってきたそれぞれの業務や現場に思い入れがありますね。

会社のここも魅力!

「社内には人材育成プロジェクトがあり、一人ひとりが目標を設定し、振り返りをしながら着実に成長できるよう支援。やりたいことに挑戦しやすい会社です」と城市さん

地元で建築の仕事に関わりたいと志望。想像以上に温かい社風が大きな安心感に/岩藤

▽地元で働きたいと待遇面や雰囲気の良さで当社へ
企業研究では、地元で建築の仕事ができる企業を中心に探していました。建築系の会社があまりなく、数少ない企業の中から当社を志望したのは、福利厚生や資格取得支援制度が整備されている環境に惹かれたから。建築系の仕事をめざすとなると、資格を取得する必要があるため、受験料などが気になっていましたが、会社で負担してくれるところに安心感がありました。また、当社で働く先輩は優しい人ばかり。気さくな人が多く、もともと人見知りで自分から話し掛けられない私にも、先輩方から話し掛けていただけるので助かっています。

▽丁寧な育成環境が日々の安心感に
大学でも建築を専攻していましたが、実際に仕事をしていくとなるときちんと仕事ができるか不安も大きかったですね。ただ、入社後に県内の企業合同で長期研修があり、建築の基礎から学ぶことができました。配属先でも、仕事をしていて疑問に思ったところを聞くと、分かりやすく解説してもらえるなど、学べる環境が整っていると感じます。入社から3~4カ月は、合同研修に参加したり、配属先のOJTを受けたり。合同研修では、同じ研修に参加していた同期と仲良くなり、横のつながりも生まれました。

▽少しずつ成長を実感できる職場が魅力
現在は、設計図面や申請書類の作成に携わっています。大きな建物の改修工事や新設される倉庫など、案件はさまざまですが、難しいと感じるのは、細かく決められた法律に合わせて設計しなければならないところ。知識や経験が求められる部分でもあり、足りないところは先輩や上司に相談し、どうすればいいのか指示をいただくなど、学びながら仕事を進めています。逆に楽しいと感じるのは、やはり好きな図面を描く仕事ができていること。経験とともに知識も増えていくので、自分の成長を実感しながら働けています。自分が作成した図面を上司に提出したときに、修正箇所がなければ嬉しいもの。また、頼まれた作業を終えたときに「早いね」と言葉を掛けてもらえるなど、若手に温かい声を掛けてくれる社風があります。

会社のここも魅力!

「年間休日や福利厚生が充実。有給休暇も取りやすく、計画的に勉強を進めることができ、自分の時間に充てることも。『頑張ってね』と先輩方の応援が励みです」と岩藤さん

土木から建築までトータルに手掛ける総合建設コンサルタントとして地域社会に貢献/濱田

▽建設コンサルタント会社としての役割
島根県益田市に本社を構え、主に4つの事業(土木、建築、不動産、技術者派遣)を展開しています。その中で私たちがメインで手掛けるのは、建設コンサルタントという事業で、学生の皆さんにはあまりなじみがないかもしれません。内容としては、土木分野における計画や調査・設計、構造物の点検などを行っています。またその他で測量や地質調査、地籍調査なども手掛けています。近年は、老朽する社会インフラの維持・メンテナンスの重要性も高く、その調査を行うことも多いですね。建築分野では建物の設計の他に、道路や河川を広げる際、私有地が関わることもあるため、補償金の算定などを行います。

▽測量・設計・調査から施工管理まで幅広く
コンサルの基礎には、周辺環境を調査する測量の仕事がありますが、当社では3Dレーザースキャナーやドローンを導入するなど、新たな設備を完備。また、建設コンサルタントとして設計や測量の仕事をするだけでなく、技術者派遣として工事を進めるための管理を手掛けることもありますね。総合建設コンサルタントとして土木と建築分野のコンサルタントであることに加え、土地や建物の売買など不動産事業までオールマイティに携われるところも当社の強みです。

▽若手が長く安心して活躍できる組織づくり
近年は、3次元で表すBIM/CIMによる成果品を多く納めるなど、建設会社や官公庁にPRし、新しい案件を手掛ける機会も多くあり、デジタル化の推進とともに若手技術者を積極的に教育しています。一方、ワークライフバランスの実現に向けた取り組みも進めている最中。完全週休二日制で年間休日は122日。有給休暇を加えると、自分の趣味や家族との時間と両立できる環境を整えています。子育て応援宣言企業として、産休育休の取得推進や子どもの学校行事などへの参加推奨を行うほか、UIターンサポート宣言企業にも登録。誰もが安心して長く働けるよう支援しています。

会社のここも魅力!

「2次元から3次元になり、業界全体でDXが進む今、技術者不足などの背景もありますが、当社は育成環境も万全。業界をめざす人に大きなチャンスが広がっています」と濱田さん

企業研究のポイント

【城市】企業研究の際には、その仕事がなぜ社会から必要とされるのかを考えてみてください。専門知識は入社後に学べますが、相手に分かりやすく伝える“説明力”や問題・課題を整理して解決に導く“提案力”が求められる仕事もあるので、学生のうちにぜひプレゼンやディスカッションの経験を積んで欲しいと思います。報告書の提出などがある仕事は、レポートをまとめることで力がつきます。アルバイトやボランティアで社会経験を積み、視野を広げることもおすすめですよ。

【岩藤】職場の雰囲気を知ることも大切だと思います。機会があれば、インターンやOB訪問などもおすすめ。私も当社に勤める知り合いの方に、休みが取りやすく、誰もがラフに話してくれる職場であることを教えていただき、安心感が大きかったですね。配属となった部署は、社内でも新しくできたばかりの建築部門。先輩たちに教わりながら成長できています。

【濱田】“経験工学”といわれる仕事では、現場経験を重ねていくことが重要です。また、土木も建築も資格取得は必須。若手には積極的に資格取得支援制度を活用してほしいと考えています。当社は理系文系に関係なく、現場をこなしていくことで自分の知識や技術を磨くことができます。入社後のバックアップ体制もしっかりとチェックして企業研究を進めてみてください。

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生涯現役!と培った技術を強みに長く活躍する大ベテランの先輩たちと経験が浅い若手社員がラフに交流する社内は和気あいあい。未来のために技術を学んでほしいと先輩たち

マイナビ編集部から

平成元年に島根県で生まれた三建技術は、測量、設計、施工管理など、社会資本整備事業に関わる幅広い業務を担う建設コンサルタントだ。また、地元・島根県だけにとどまらず、全国各地の建設現場に技術者派遣を行っている。そのいちばんの特徴は、取り扱う業務の多様性にあるだろう。もともとの専門である測量に加え、土木設計、構造物調査、施工管理、近年では建築分野や不動産分野にも進出。仕事の選択肢が多く、働き方や働く場所を含め、人生プランと照らし合わせながら、自分に向いた仕事を見つけることができる。若返りが進む社内からは、明るく和やかな雰囲気が伺えた。

特筆すべきは、土木や建築の知識がない人でも、経験豊富な先輩が指導しながら、じっくりと時間を掛けて一人前になるまで育成する環境を備えていること。特にドローンによる測量や3次元設計など、新しい技術の導入時には、若手が第一線で活躍しているという。「入社後、最初は技術者派遣で施工管理を経験し、ものづくりに携わっていました。道路やダムの建設に携わった経験が今の設計職に生かされていると感じます。本人の希望次第でいろいろなキャリア、働き方ができるのも当社の魅力ですね」と城市さん。地元志向の人も、ゆくゆくは地元で働きたい人も、いろいろな人に最適解を提案してくれる会社だと取材を通して感じた。

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時代の変化に応じてフレキシブルに社内変革を進める三建技術。文系や理系に関係なく、やりたい仕事、働きたい場所など、一人ひとりの希望を叶えてくれる点も大きな魅力だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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