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最終更新日:2025/4/1
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部署名株式会社共立 舞台制作事業本部 音響部 音響課
勤務地東京都
仕事内容スポーツ中継や音楽・バラエティ番組の収録でフロア音声を担当
ラジオの仕事に憧れて専門学校に進み、さまざまな職種を体験するなかで「面白い」と感じたのが音声の仕事です。就職活動では音声の仕事ができる会社を広く検討しましたが、当社の音響部は「PAがメインでありながら、音声の仕事もできる」と知り、両方に関われる点に魅力を感じて入社しました。説明会で優しい対応をしてくださったことも好印象でした。コロナ禍の影響で、入社後3カ月間はオンラインの勉強会に参加して過ごしました。現場経験がほぼないまま、初めてゴルフ中継に入ったときはとても緊張したのを覚えています。現場の経験は増やしづらい1年目でしたが、その分、同期とお互いの現場の資料を共有するなどして学びあっていました!
スポーツ中継の音声をメインで担当しています。ゴルフ・ラグビー・競馬の中継では、ガンマイクを手振りして集音しています。スポーツの臨場感を出すのも音声の大切な役割なので、実況の方が「今のショット、良い音でしたね」といったコメントを出してくださったときには手応えを感じます。サッカー中継ではピッチの周りにマイクを用意したり、選手や監督のインタビューミックスを担当したりもしています。2年目以降は研修として、音楽番組にもレギュラーで入らせてもらっています。スタジオ収録の番組なので、楽器の集音や転換時の機材セッティング、バラしなどが主な仕事です。3年目からは生放送の音楽番組やクイズ番組にも入っています。
新人時代は腕の筋力が足らず、手振りで長時間マイクを持つ大変さを感じることがありましたが、最近は以前より長く持てるようになってきました。月の半分くらいは何らかの番組に入っているので、休日は意識して体を休めています。担当しているなかでは、特に音楽番組の収録で難しさを感じることが多いです。楽器に詳しくないことも理由ですが、的確にマイクを立てていくのは簡単ではなく、バンド転換時の立ち回りでも「どう動くのが正解か」を迷う場面がまだまだ多くあります。一緒に番組に入っているPAの先輩は音声についてもよく理解されている方で、いつも手際よく積極的に動かれているので、その姿から学ばせてもらっています。
専門学校時代は小さなスタジオでの収録しか経験がありませんでしたが、実際の番組はさまざまな場所や空間で行い、用意する機材も音声の録り方もそれぞれ異なります。「こんなふうにして音を録っているのだな」と理解していく面白みもあり、刺激や発見の多い毎日を過ごせています。中継での本番MIXは担当しませんが、フロアの音声をやりたい人、スポーツ中継に携わりたい人には、当社の仕事はとても楽しいと思います。実際にやってみないとわからないことが多いので、各番組に関わっている人たちの話をたくさん聞く姿勢は心掛けています。現場ではいろいろな会社の人と一緒に番組を作っていくので、挨拶なども意識しています。
最近はカメラが向いている方向なども気にしながら、マイクの場所を調節できるようになってきました。録り逃しのミスも徐々に減らせてきていますが、録れた音に自分として納得できない場合もあるので、そういったことを減らしていきたいです。スポーツ中継では、選手・インタビュアー・通訳さんの音声をラフMIXして送るまでが私の仕事になります。後から本番MIXをされる方がフェーダーを触らなくていいようなバランスをつくり、より安定したインタビューMIXを送れるようになることが今後の目標です。音楽番組に関しては、1人でもやっていける力を身に付けたいです。自ら考え、進んで行動するためにも、苦手意識をなくしていきたいです。