学生生活は10数年。そして、これから始まる社会人生活はその2~3倍の40年以上。それほどの長い年月を生き生きと楽しく働き続けようと思えば、皆さんの企業研究にもおのずと力が入ることでしょう。
けれど、ただ表面的に字面を追うだけで、その風土や特徴を理解するのはなかなか難しいもの。「一見は百聞にしかず」と言うように、体験に勝る企業理解はありません。企業研究の際はインターンシップなど仕事体験の機会を、時間の余裕がなければ説明会中の質疑応答や座談会の場面を活用し、少しでも深く“その中に入り込んでみる”ことを心がけましょう。そして、給与のことや休暇のこと、仕事上の苦労や失敗談、入社前後のギャップなど、気になることは臆せず質問してみましょう。聞くという行為は、疑問点を解消するだけでなく、「先輩たちの人柄や考え方」「後輩への接し方」を垣間見る絶好の機会。その対応から、実際の社風や社員満足度などを感じ取ることもできるはずです。
業種・職種の選択においては学生時代の専門分野と紐づけて検討する人が多いと思いますが、知識・スキル以上に重要なのは、その分野・仕事に対する前向きな意欲。仕事は常に楽しいばかりではありませんから、苦労や挫折も乗り越えられるだけのモチベーションの有無が絶対不可欠です。業界・企業の特長、そして自分の適性をしっかり見つめ、有意義な企業研究に取り組みましょう。