最終更新日:2026/2/13

ヤマイチエステート(株)【旧社名:ヤマイチ・ユニハイムエステート(株)】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 不動産
  • 住宅
  • 不動産(管理)
  • 住宅(リフォーム)
  • 建築設計

基本情報

本社
大阪府

取材情報

我が社自慢の制度・社風

街をつくり、地域をより豊かに。夢あるビジネスモデルが新体制のもとで始動!

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成長を支える制度や社風、伝統とは?

仕入れから開発~販売~売買・賃貸~管理まで、不動産に関わるサービスを一気通貫で提供している同社は、新展開に向けてスタートを切りました。意欲的な事業展開の背景には、どんな制度や社風があるのでしょうか。

◆井畑 尚隆さん
2017年入社/不動産開発本部 不動産開発部 課長

◆魏 嘯さん
2024年入社。賃貸事業本部 賃貸営業課

◆山田 裕之さん
2012年入社。専務取締役

役職も部署も超えた、途切れのないコミュニケーションが常にある。これからも守り続けたい、私たちの伝統

当社は2022年に 東証に上場。私は経営企画部で7年間、上場に向けての準備に携わりました。上場というと華やかにも聞こえますが、業務に関する細かな規定の策定など、地道な仕事もたくさんあります。実際に作業をする各部署のメンバーには当然、歓迎されない。そこで足繁く通ってコミュニケーションをとり、ひたすら周知徹底に取り組みました。
上場すれば資金調達がしやすくなり、ブランド力が向上。同時に社会的責任も負うわけで、売り上げも前年越えが必達です。その予算を組んで営業部に提示するたび、「なんという数字を設定してるねん!」と怒られました。それでも最後には「どうしようか」と親身に考え、落としどころを探してくれる。それがヤマイチエステートという会社なんですよね。

以前、別の会社で働いていたとき、役員なんて雲の上の存在でしたが、当社では 部署も役職も飛び越えて話すことができます。この風土が上場を成功させたのだと思います。今も販売、賃貸、建築などのすべての部署が集まり、情報を共有する会議が週1回開かれています。こうした会議に代表も参加するので、意思決定は驚くほどにスピーディー。土地の買い付けで大手不動産会社と競ったときも、迅速な事業判断によって取得できたという実例があります。
数年前にグループウェアが導入され、もともと良かった風通しがさらに良くなりました。稟議や各種申請も電子化され、社員に好評です。

こうして入社後7年間、経営企画部の業務に携わった後、私は自ら希望し、用地仕入れを行う不動産開発部に異動。予算を作成して数字の達成を迫る立場から、迫られる立場になったわけです。つくづく「現場の苦労も知らず、なんと偉そうに目標達成を要求していたのだろう」と反省の日々ですが(笑)、こんな経験ができるのも、いろんなフィールドがあり、そこで活躍するチャンスを惜しみなく与えてくれる社風だからこそ。
長く働いていても、上場を経験できる機会は稀でしょう。未経験入社の社員に大きな仕事を任せようという姿勢と意思決定の速さ、風通しの良さ。この伝統こそが当社の成長の原動力であり、これからも大切に守っていきたいと思います。
(井畑 尚隆さん)

会社のここが素晴らしい!

「銀行からの融資額を見れば信用度が測れます。当社は中小企業ではあり得ないほどの融資を受けている。事業判断の目利きと決断力が信用を生み出しています」(井畑さん)

型通りの質問はせず、自分自身を見てくれる社風が魅力。自己啓発などを応援する制度も成長を後押し!

私は中国出身で日本の大学院に進み、就職活動をしました。不動産のプロフェッショナルを目指している私にとって、幅広い不動産事業を行っている当社はとても魅力的。関西が好きだったので、関西中心に事業を展開している点にも惹かれました。説明会で出会った人事の方の人柄の良さに惹かれて受けてみると、面接も型通りの質問ではなく会話中心。目の前にいる私自身を知ろうとしてくれたのがうれしく、入社を決めました。

入社後は、私にも先輩がついて指導してくださいました。最初はわからないことばかりで、自分でも嫌になるほど質問していましたが、先輩は毎回ていねいに教えてくださいました。とくにありがたかったのは、すぐに解答を与えるのではなく、なぜそういうトラブルになったのか。原理を教えてくださるので理解が深まったことです。今では「1年経って頼もしくなったね!」と喜んでくださっています。

その人自身を見てくれる社風は、面接のときに感じたまま。部署間にも、上司と部下の間にも壁はありません。この社風に加え、教育制度が充実しているのも魅力です。新入社員研修では1か月半ですべての部署を回り、どんな仕事をしているのかを知ることができました。
毎年500ポイントが支給され、1ポイントを100円として自己啓発や旅行、健康などプライベートでの活動費についても会社が半額補助してくれるカフェテリア制度もあります。宅建士の取得にも使えますが、私は学生時代に取得済み。その私にも 受験費用と登録費用の補助をして、宅建士のテキストを送ってきてくださるのが当社らしいですね。せっかくの新品テキストなので、もう一度勉強してみました(笑)
こうした制度を会社が推奨してくれるので、遠慮なく使えます。 その他、育休制度なども取得しやすいようで、指導してくださった先輩は、私の入社直前に1か月の育休を取り育児に専念されたと聞きました。「2人目のときは、3か月くらい取りたいなあ」とおっしゃっています。

入居者さまにもお会いするなど、この1年で体験したことはどれも貴重で人生の財産になったと感じています。これからは専門性を磨き、法律の知識を身につけ、不動産のプロフェッショナルとして胸を張れるようになりたい。「賃貸のことなら魏に聞け」と言われるくらいになるのが目標です。
(魏 嘯さん)

会社のここが素晴らしい!

「産休・育休やカフェテリア制度など、社員のための制度を勧めてくれるので気兼ねなく利用できます。残業も少なく、休日出勤もほぼありません」(魏さん(=左)と先輩社員

2つの会社を「1つの船」にするため、皆が納得する制度、体制を整備。社員の意識も変わり始めています

開発を通して地域を活性化したいという思いで、事業を展開してきた当社。しかし、いくらその情熱があっても、和歌山にとどまっていては広がりがありません。人口が増え、経済発展が見込める地域に進出するため、その地域に根ざしている企業との信頼関係を築くことから始め、M&Aも活用しエリア拡大を進めました。
歴史も社風も違う2つの会社が1つになるには、皆が納得する仕組みを整える必要があります。時代に合わせて価値観をアップデートしていくことの重要性を説き、新制度の構築に取り組みました。その制度ですが、基本的には両社のいいところを取り入れたものにしています。たとえば給与体系は固定給を基本にして、インセンティブは賞与で還元する形に統一しました。

2021年に大阪のユニハイムエステートを吸収合併した際も、同じ発想でベクトルを合わせてきました。大阪と和歌山では福利厚生面で違いがありましたが、大阪の制度をスタンダードに。2~3年かけて進めてきた一体化が浸透し、「1つの船」の感覚が持てるようになってきたと感じています。
合併の翌年に東証市場に上場すると、社員の働き方にも変化が生まれました。産休・育休制度が使われることはなく、ほとんどの人が結婚や出産を機に退職していました。上場企業となってからは社員の意識が高まり、会社からのアナウンスも奏功し、4人の女性社員が立て続けに利用。その4人が今年、戻って来てくれました。子育てしながら活躍する社員のロールモデルができ、うれしく思っています。

当社は今後もM&Aを中心に、事業拡大を進めていきます。合併に必要な論点のすり合わせ方など、かなりの部分でノウハウも蓄積できました。確立したビジネスモデルは、関東をメインとするエリアに移植したいと考えています。都市部では新築マンション、郊外では商業施設など収益不動産の開発を進めるべく、構想を練っています。
ユニークなものとしては、3Dプリンターで住宅を造るメーカーに出資。ホイップクリームを搾り出すような方法で家を建てられる未来の技術は、職人の高齢化や人材不足の強い味方になってくれそうです。そうした事業展開のためにも必要なのがリーダー的な存在。社員には早く私を超えてほしいと期待しています。
(山田 裕之さん)

会社のここが素晴らしい!

「ヤマイチエステートになる前の2社は、どちらもやわらかくて丸い社風。補い合おうという姿勢があるから、自然に1つの船になれたのだと思います」(山田さん)

企業研究のポイント

興味のある業界や職種に注目して企業研究を始める方も多いと思いますが、もう一つ「5年以上、続けられるか」という視点も持ってみませんか?
1つのスキルを身につけるには、それくらいの期間が必要です。人事としては、5年未満では経験値とは言えないというのが本音。最初の会社は通過点にすぎないと考えているにしろ、まずは5年間続けてみる。その目線で進めれば、企業研究のやり方も変わってくるのではないでしょうか。

興味を持てるか、社風や職場環境はどうかもチェックを。社風は見えにくいですが、インターンシップなどの機会を活用すればいいでしょう。そしてどんどん質問してください。
もちろんどうしてもやりたい仕事や業種なら、社風が合わなくても続けられる可能性もあります。逆に、さほどやりたい仕事でなくても、雰囲気のいい会社なら働くのも楽しく、続けているうちにやりがいも感じられるようになってきます。
当社は、幅広い事業を100名弱のメンバーでやりくりしている会社。1人がいろんな仕事に携わるので、早くスキルアップできます。「やってみたい」と言えば上席の目に留まり ます。不動産への興味のあるなしに関わらず、そんな当社の魅力を知っていただけたらうれしいですね。そこから視野を広げ、企業研究を実りあるものにしていただけたらと思います。
(人事・総務部一同)

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「学生さんには、ありのままの自分を見せてほしい」と期待を寄せる人事・総務部の皆さん。働きやすい職場をつくり、社員の成長をサポートする制度の周知徹底にも取り組む。

マイナビ編集部から

ヤマイチエステートと同業他社との違い。それは井畑課長が語るように、意思決定の早さと風通しの良さであると感じる。「代表は経営会議だけでなく、複数部署が集まる会議によく出席している」とのことだが、トップダウン式に指令を出すためでないだろう。社員が発信した意見やアイデアを一刻も早く形にするためであり、代表自身が社員とのコミュニケーションを楽しみにされているのだろうと想像した。

研修制度の充実も押さえておきたい。新入社員研修は座学だけでなく、東京でマンション建設中の現場に入る機会があり、かなり好評だったとか。全社で適用となったカフェテリア制度も活用されている。コツコツ貯めたポイントが数十万円分となり、一級建築士の講習費用にあてたり、旅行を楽しんでいる社員もいる。福利厚生についても会社が積極的に呼びかけており、利用度は高まっているという。

「土地は人間関係がないと売ってもらえない」という山田専務の言葉も印象に残った。信頼に足る会社であることをわかってもらうには、資金力だけでは不十分。ときには雑談力が、プロジェクト成功の可否を握ることもあるだろう。何気ない会話、相手の気持ちを察した会話ができる。そんな人材を育て、風通しの良さという伝統文化を守りながら事業を広げたいと考えている。

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トレンドを意識しつつも流行に惑わされることなく、地に足のついたビジネスを進めていくのが同社の流儀。堅実さのもと、今後は宿泊施設など用途の拡大にもチャレンジする。

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