最終更新日:2026/2/17

金井建設工業(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設

基本情報

本社
北海道

取材情報

経営者の視点

地域に根差し、特化した技術力を活かして社会と暮らしに貢献!

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就任3年目の代表×8年目の技術者が話す社風とこれからのこと

ガソリンスタンドの建設という、特化した分野を強みにしながら、多分野への進出により安定経営を続ける金井建設工業。70年企業を率い始めた代表と、若手筆頭の技術者が垣根なくお互いの考えや想いを語ってくれた。

代表取締役社長 長谷川 文典さん(左)/2022年就任

工事部 主任 三輪 健太さん(右)/2017年入社

社員のおよそ半数が20代!若手の割合が高い会社で70年の実績と信頼を背景に活躍できます!

長谷川/当社は札幌で創業し、2025年で70周年を迎える建設会社です。ガソリンスタンドの建設という特殊な分野から事業を起こしていることが特徴ですね。私は、'11年に当社がグループ入りした荒井建設から転籍し、'22年から当社の代表を務めています。三輪さんの後輩にあたるわけです。

三輪/後輩だなんて(笑)。私が金井建設工業に入社したのは、'17年のことです。土木の専門学校を卒業し、北海道内で施工管理の仕事を探すなかで出会った企業でした。

長谷川/代表に就任する10年ほど前から当社とはお付き合いがありましたが、地域に密着し、長年にわたって信頼を築いてきたお客さまを多く持つ、うらやましいくらいの優良企業という印象でした。入社して、改めて財務状況の健全さも実感しましたが、三輪さんは入社時どんな印象を受けましたか。

三輪/若手社員が多いことに何よりもまず驚きました。若年層の人材不足が課題となるなか、私が入社した時点で一つ上の先輩が1人、二つ上が2人もいたんです。その後さらに若手が増え、今は社員21名のうち11名が20代。新卒で入社しても、相談がしやすい環境といえますね。

長谷川/確かに。当社のような規模の建設会社で、これだけ若手の割合が高いのは珍しいのかもしれません。おかげで、社内には活気がありますね。社長や役員と、社員の距離がとても近いことも自慢できると思います。

三輪/私たちのフロアにも社長がよくいらっしゃって、いろいろな話をしていますよね。

長谷川/忙しいのにと思われているかもしれないですが(笑)。少人数の組織なので、若手は重要な戦力ですし、どんどん責任ある仕事を任せています。三輪さんも、まだ20代ですがもう立派に一人前です。

三輪/いえ、まだまだ……。でも確かに、技術者の数が少ないおかげで一人ひとりが多くの現場を経験する機会があり、その分早く成長していけるということは私自身も実感があります。

長谷川/長い時間をかけてお客さまとの関係を築き、それを維持してきたベテランの先輩たちが一線を退き、今当社は若返りと変化の時期を迎えています。若手が活躍する場しかないといってもいいほどですね。

代表と若手技術者、それぞれの今の想い。

「創業70年を迎え、当社は大きな転換期にあります。先達が築いてくれた信頼、実績による安定的な基盤のなか、若手の技術者を積極的に育成したいと思っています」(長谷川)

創業時からのガソリンスタンド建設の分野に、官庁工事・民間工事・一次下請を加えて安定した経営を継続!

長谷川/事業の安定性という点でいうと、一つは先ほども話したように、ガソリンスタンドの建設という、一朝一夕には取り組むことのできない特殊技術を持っていることが強みですね。石油元売などからも信頼をいただいており、これが圧倒的な差別化につながっています。

三輪/ガソリンスタンドという強力な武器を持ちながら、同時に複数の業務分野があり、それぞれに実績を重ねていることも、当社の特徴といえますよね。

長谷川/そうですね。現在の売上ベースでいうと、ガソリンスタンド関連が2、3割、官庁工事もこれと同様の割合、そして民間の建築、さらに大手ゼネコンの一次受け工事も一定の割合となっています。この4分野が当社の屋台骨です。

三輪/官庁工事で多いのが、札幌市が発注する建築工事。小学校の改修工事もよく手掛けています。子どもたちがいない春、夏、冬の長期休みとゴールデンウィークの間で、飛び飛びに工事を行うケースが多く、今はまさに、工事の真最中です。

長谷川/民間工事では、ものづくりを行う工場の上屋などが多いですね。1981年に本社を札幌市西区に移転して以来、40年以上にわたって地域に密着するなかで、区内にある札幌鉄工団地の工場との関係が広がり、20、30社とお付き合いが続いています。堅実なお客さまの仕事を多く任せていただけていることは、当社の財産ですね。

三輪/大手ゼネコンの一次請工事を行っていることも特徴といえるのではないでしょうか。官庁工事を手掛ける建設会社で下請工事も行う企業は珍しいと聞きます。

長谷川/そうかもしれません。官庁工事は入札がベースになるので、落札状況によって年ごとの受注数にバラツキがでます。そのなかで当社は、懇意にしていただいている地場の大手ゼネコンから折々に打診のある工事を受けることで、バランスをとることができています。

三輪/4つの分野で事業を行っているため、たとえばそのいずれかが、落ち込んでも、他でカバーできることが会社の安定性につながっている理由ですね。

長谷川/その通り!多少、風が吹いてもびくともしないと。これも当社のアピールポイントです。

代表と若手技術者、それぞれの今の想い。

「協力会社、資機材の手配から現場の品質・安全管理・スケジュール管理を行い建物の完成までディレクションするのが施工管理。その醍醐味を知って欲しいですね」(三輪)

足場のシートが外され、自分が現場の指揮をとった建物の全景が見えた時の感動を味わって欲しい!

長谷川/今、三輪さんと同期がもう1人いて、その一つ下に1人いて、この若手3人がやがて、一線で現場を叩く(動かす)ようになります。その間にさらに若手を増やし、彼らが指導していくという体制をつくっていきたいですね。

三輪/私が入社した当時は、クセが強い先輩ばかりで(笑)振り回されながらメンタル面、技術面を鍛えられたものですが、急速に時代は変化しています。自分の経験を振り返り、マイナス面と思われる点をなくして、後輩を丁寧にケアしていきたいと考えています。

長谷川/三輪さんは、とにかくよく気が付きますね。冬場、雪が降った日には、重機を扱える三輪さんは誰よりも早く来て、しっかり雪を除けておいてくれる。おかげで、楽をさせてもらっています。

三輪/過大な賛辞ですが……。気配りもそうですが、施工管理の業務は協力会社の職人さんなど外部の人とのやりとりが多いので、しっかりと向き合って会話を交わし、自分の考えを発信できるという資質は必要な仕事かもしれません。

長谷川/そうですね。多くの人と関わりながら、作業の指示を出して技術的な課題を解決し、品質を管理して一つの建築物をつくることが施工管理の仕事。予算の管理をとおして利益を出すことも大切な仕事であり、たくさん儲けて、いい車に乗る。そんな意欲も成長につながると思います。

三輪/たくさんの方々と協力して建築物という形をつくっていくことが、施工管理のおもしろみです。私は8年目になりますが、足場のシートが外れて建物全体がどーんと見えた時の感動は、何年経っても変わりません。

長谷川/現在、当社は11人の技術者で売上高が10億ちょっと。これを、4、5年で15人・15億、10年後には20人・20億へという気持ちで成長を目指していますが、それにはやはり、人材確保が急務。若手にも魅力的な会社にするため、3次元モデルの活用によって業務の効率化・高度化を図るBIM/CIMに取り組んでいるほか、給与体系など雇用条件面のさらなる改善なども進めています。

三輪/働きやすさの面でも、8年前に比べると格段に向上していると思います。

長谷川/三輪さんも話しているように、ダイナミックなものづくりに直接関われる施工管理の仕事に関心を持ってもらえればうれしいですね。

代表と若手技術者、それぞれの今の想い。

「技術以前に、大切なのは人間性。そうした面の育成にも力を入れたいですね」(長谷川)「人とコミュニケーションをとることが好きなら楽しさを感じられますよ」(三輪)

企業研究のポイント

企業研究を行うなかで、社風や風土が自分に合っているかどうかは意外に重要なポイントといえます。たとえば当社なら、若手が多いこともあって風通しがよく、社長や役員クラスとの壁もほとんどない職場です。こうした雰囲気は、企業のホームページや会社案内パンフレットなどでは、感じ取ることは難しいため、インターンシップに積極的に参加するなど、社員に会う機会を逃さないことが大切です。社員同士のやりとりに耳を傾けると、その企業の空気を感じられるかもしれません。

職場の雰囲気と関連して、社員の年齢層や、技術職であればベテラン社員の数を知ることも、自分に合った企業を探すうえで有効です。ただし、平均年齢ではわからない場合もあります。これも当社の例ですが、社員の約半数が20代を占める一方で、70歳を超えた技術者も在籍するので、平均年齢だと38歳になり、高い年齢層が多い印象になります。どの年代がどんな割合で働いているかという情報にも注目してみてください。ベテランの社員数は、そうした上司・先輩が多ければ若手の育成力が高いと考えることができます。当社のような施工管理の仕事なら、1級建築施工管理技師○名と、技術者数をオープンにしている企業も多いので確認してほしいですね。
(人事担当 彦坂 義英さん)

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「社風と同時に、給与・待遇面も大切なポイント。安心して、満足を得ながら働いてもらえるよう、当社ではこの1年間で、給与を大幅にベースアップしました」(彦坂)

マイナビ編集部から

1955年に創業し、'62年に法人として設立した金井建設工業。当初からガソリンスタンドの建設を手掛け、そのなかで培った技術が、同社の独自性と安定の源となっている。

「自己資本比率50%以上、無借金経営のうえ所有する土地の含み資産もあり、70年の歴史。格付け的には超優良企業だと思います」と胸をはる人事担当の彦坂さん。経済系の専攻でなければ、わかりにくい部分だが可能であればこうした財務的な情報に触れることも、安定して働いていくことを考える際には有効になるとアドバイスをくれた。

金井建設工業に迎えられて8年目という彦坂さんは、話のなかで何度も「うらやましい」という言葉を繰り返す。現場の仲間と議論を行い、工夫を重ねていい建築をつくり、やりがいを得る仕事。施工管理を担い、これは自分がつくったと子どもにも話すことができる仕事。苦労した分だけ、満足度を得られる仕事。そのどれもがうらやましく感じられるのだと話してくれた。技術者がモチベーション高く仕事に取り組めるよう、労働環境の改善も進めており、基本的に完全土日休みで年間休日数は127日。月平均の所定外労働時間は14時間余り(2024年)となっている。「誰に、どんな意見をいっても、否定されたりすることはありません」。長谷川社長と三輪主任の会話からも、まさにそんな社風を随所に感じた。

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“経営者、管理者、現業サイドそれぞれの立場で常に問題を発見し、改善する”。経営基本事項にある言葉どおり、誰もが対等に意見を述べ、ともに考えるオープンな組織だ。

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