最終更新日:2025/6/2

群馬県信用保証協会

業種

  • その他金融
  • 財団・社団・その他団体
  • 専門コンサルティング
  • 政府系・系統金融機関

基本情報

本社
群馬県

取材情報

先輩100人100の就活

地域の発展を支えながら、それぞれが思い描く理想的な働き方を実現できます!

  • 理系学科系統 専攻の先輩

PHOTO

先輩職員たちが語る、保証協会を選んだ理由

中小企業の保証人となって経営を支え、県経済の発展に大きく寄与する群馬県信用保証協会。ここで活躍する先輩職員たちは、どんな就職活動を経てなぜ協会を選んだのか? それぞれの視点で当時を振り返ってもらった。

◆Aさん/写真左
2020年入協/理工学部卒
総務部 情報システム課

◆Iさん/写真右
2022年入協/経済学部卒
総務部 総務課

◆Kさん/写真中
2023年入協/経済学部卒
営業部 保証第一課

【Aさん】「地元で長く働き続けたい」を叶えてくれる職場です。

学生時代は生物系を専攻していたので、初めは化学系メーカーなどで働くことを考えていました。大学3年生の夏にはインターンシップに参加。とあるメーカーの研究職の仕事現場を見学させてもらったのですが、化学薬品に囲まれて働くのは私に合わないと気づいたんです。学生時代の専攻を活かすよりも優先して考えたことは、「地元で」「長く働き続けたい」という2つでした。将来は子どもを持ちたいと思っていたので、実家が近い方が安心です。それに、ライフステージが変わっても働き続けていけるような環境なら、将来設計がしやすいと考えたのです。

こうして就職活動が始まる頃には、業界や職種にとらわれず、地元で長く働ける会社を目指すようになりました。とはいえ、気になる会社のほとんどは理系の知識を活かせる会社で、その企画職や事務職などが中心でした。信用保証協会を知ったのは、たまたま参加していた合同説明会がきっかけです。県内のさまざまな企業に貢献する仕事だと知り、特定の業界や領域だけでなく地元全体の発展を支えられる仕事に強く惹かれました。そこでさっそく説明を聞かせてもらうと、職員同士の関係が良さそうで雰囲気も穏やか。とても話しやすかったことも、ここで働きたい、と感じたポイントです。

研究と並行して選考活動に参加するなかでは、大学の就職支援センターなど周囲にうまく頼りながら効率的に進めることを意識。最終的には当協会のほかにメーカーからも内定をいただきましたが、やはり地元の発展を支えながら地元で働ける当協会を選びました。また、福利厚生が充実していることも、長く働き続けるためには重要だと感じたポイントです。実際に、有給を取りやすく残業も少ないので、仕事帰りにジムで体を動かすなど、メリハリをつけて働くことができています。

入協して最初の2年間は中小企業の保証業務を経験し、入協前に思い描いたように地元のさまざまな会社や事業者を支えるやりがいを実感しました。3年目から現在の情報システム課に所属し、職員が使用するパソコンやシステムの管理運用を中心に、組織の意思決定を支える統計資料の作成などにも関わっています。

群馬県信用保証協会のここが魅力!

「そこまで大きな組織ではないからこそ、職員同士の距離が近くて風通しもいいです。部署の垣根が低く、協力的な雰囲気なので居心地がいいですね」(Aさん)

【Iさん】「好きなことと仕事を両立できる」安定した環境が決め手です。

小学生の頃からサッカーを続けてきた私は、大学に入ると子どもたちの指導に関わるようになりました。プレイヤー時代は自分が頑張れば結果につながりましたが、指導者として結果を出すために求められるのはマネジメントスキル。ゼミでも経営に関するマネジメントを専攻し、サッカーと学業の両方で人のモチベーションを高めることを研究していました。卒業後も地元でサッカーの指導に携わりたいと考えていたので、群馬県内で働ける会社を検討しており、なかでも自治体などの公益性の高い業種に魅力を感じていました。サッカーという自分の好きなことを続けていくためには、転勤がなくワークライフバランスが充実しているといった安定的で働きやすい職場が第一。そこで信用保証協会と出合いました。

私の就職活動当時はコロナ禍の真っ只中。オンラインでの面接対策として、友達と練習したり、大学の就活支援を活用したりするなど、いろいろな人のアドバイスを受けるようにしました。本番の面接は初対面の方とお話するので、なるべくたくさんの方に練習相手になってもらうことを大切にしていました。

こうした行動の甲斐あってか、どこよりも早く信用保証協会から内定をいただきました。入協後はまず当協会の中心業務を行う保証課に配属され、地元の企業や事業者に対して金融機関に融資を行ってもらうための保証審査に携わりました。創業支援も多いので、実績や売り上げといった「数字」を担保にするやり方だけでは進められないケースも多く、正解がひとつとは限らない世界です。適切な審査ができているか、常に自問自答しながら奥深い保証業務に邁進してきました。

入協4年目からは総務課へ移り、備品の手配や営業車両の管理など、職員が滞りなく業務を進めるためのアシストを担っています。学生時代に学んだマネジメントの考え方に通じる部分もありますね。実際に働いていても、入協の決め手となった自分の好きなことを続けられる環境だと感じています。平日3日はサッカーの練習に参加していますが、ここまで趣味にコミットできる環境はあまりないでしょう。これからも仕事と趣味に全力で取り組んでいきたいです。

群馬県信用保証協会のここが魅力!

「一般的な営利企業とは立場が異なるからこそ、地元企業に寄り添える範囲が広いです。地元経済への貢献を実感できるから、やりがいも十分に感じられます」(Iさん)

【Tさん】大学で学んだ財務の知識を活かし、地元企業の発展に貢献するやりがいは十分です。

大学時代に先輩から「簿記の知識は役立つよ」と教えてもらったことをきっかけに簿記を学び、財務会計の楽しさに目覚めました。会社の状況を財務面から分析し、成長を支えられることはとても意義があると感じたのです。その一方で、アルバイトにも注力していました。地元で有名なパスタ店で働いていたのですが、人気店ゆえに忙しく、せっかく入った新人アルバイトのメンバーがなかなか定着しない課題も。店長が困っている様子を見て、この状況の改善に乗り出しました。研修を見直して新人教育を充実させたところ、見事に定着率がアップ。困っている人、とりわけ小さな企業の支えになることが、こんなにうれしいものかと知った出来事です。

そんな学生時代を経てたどり着いたのは「財務会計の知識を活かしたい」+「地元の中小企業を支えたい」という将来への想いでした。そこで、金融・不動産・経営コンサルタントといった業界に注目。オンラインのインターンシップに参加すると、それぞれの違いが分かり、より自分の想いに近い業界が明確に。本格的に就職活動を始める頃には金融業界にターゲットを絞っていました。業界研究を進めるなかで、地元の地銀や信用金庫と並んで当協会のことを知りました。中小企業や個人事業主をお客さまとしてその成長支援に特化している信用保証協会は、まさに私がやりたかった仕事です。

面接やエントリーシートの対策としては、就活支援アプリを活用しました。大学の教授にも相談しましたね。やはり人からの客観的な意見はとても参考になります。この時に、上手にまわりの人に頼ることを学べたことが、今の業務にも活かされています。

入協後の現在は保証業務に携わっています。ほとんどの業務はオフィスで金融機関とやりとりを行い、保証審査を進めていくことです。しかし、顔の見える協会をモットーとしていることもあり、時には実際に事業所を訪ねてお客さまとお会いする機会も。創業時から支援したお客さまがその後の進捗を「順調です!」と笑顔でご報告くださると、本当にうれしくなります。大学で学んだ財務の知識も業務のベースとして活かせており、この職場に入れて良かったと感じています。

群馬県信用保証協会のここが魅力!

「ノルマがないので数字に追われることなくお客さまに寄り添える仕事に魅力を感じています。上司や先輩も温かい人ばかりで、とても恵まれた環境です」(Tさん)

企業研究のポイント

【Aさん】企業研究の土台となるのは自己分析。私自身の過去を振り返ってみても、やはり最初に自己分析をしっかり行い、自分の好きなこと・苦手なことを明確にしたからこそ、自分に合った職場を見つけられたと感じます。また、ネットなどで調べられる範囲には限りがあるので、実際にその会社へ足を運んだり、その会社の人と会ったりすることも大切ですね。

【Iさん】企業側が発信している情報だけでなく、選考に参加したことのある学生側の意見も参考になりました。私の大学の就職支援室には先輩たちが各企業の研究や面接に関する記録を残してくれているので、気になる企業があればその資料を企業研究の参考にしました。こうした生の声は自分に合った職場を研究する上でとても貴重な情報だと思います。

【Tさん】まずは自分のやりたいことをあやふやにしない姿勢が大切だと思います。そのために自己分析は納得できるまで突き詰めて行うこと。私の場合は先輩と会話したりするなど他の人の目線を通じて自分を見つめ直していきました。自分を理解した上で企業研究を行ったので効率的に進められたと感じます。企業研究はゴールではなくスタートなので、ぜひ長い目で将来を考えてほしいですね。

PHOTO
一人でじっくり企業研究を進める前に、まずは周囲の人に協力してもらいながら、自分を知る工程が大切だと語る先輩職員たち。自分の想いに素直になることが第一歩だ。

マイナビ編集部から

信用保証協会法に基づき、各都道府県に配備された公的機関である信用保証協会。一般的にはあまり知る機会の少ない機関かもしれないが、地域経済において非常に重要な役割を果たしている。各地域で事業を行う企業や個人事業主に対して、その開業、製品開発、設備増強、運転資金、事業再建などのライフサイクル全般における資金調達の支援を通じて、事業を強力にバックアップ。地域の事業者の成長を支えることは、群馬県の産業と経済の発展に大きく寄与することに直結しているのだ。

そんな同協会の文化について、今回お話をうかがった職員のみなさんが異口同音に語ったことがある。それは職員同士の温かな関係性。県内全域の事業者を支えながらも140名程度のコンパクトな組織で運営しているため、職員同士の顔と名前が一致する範囲で互いに協力しながら働けるという。また、地域を支えたいという思いを同じくする職員同士だからこそ、一体感を持って仕事に取り組む喜びを共有できるのだそう。

職員が働きやすい環境の整備にも注力しており、実際に趣味や子育てなど、個々人の大切にすることと両立しながら仕事に取り組める環境がある。地域振興を支えながら、思い描くライフスタイルを実現した方は、ぜひ同協会を研究してみることをおすすめしたい。

PHOTO
保証審査や経営支援などの業務を通じて、群馬県内の中小企業を支える同協会。前橋の本部をはじめ、高崎・太田2つの支店を構え、地域の事業者に貢献している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. 群馬県信用保証協会の取材情報