最終更新日:2026/2/19

ユーロポート(株)

  • 正社員

業種

  • 商社(機械・プラント・環境)
  • 印刷・印刷関連
  • スポーツ・レジャー用品(メーカー)
  • アパレル(メーカー)
  • 商社(インテリア・住宅関連)

基本情報

本社
東京都

取材情報

経営者の視点

紙以外が印刷対象。多様なモノにプリントするための機械や素材、情報を揃える

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お客さまの「つくりたい」想いに応え、印刷からものづくりを応援

特殊プリントシステムに特化した印刷機械や素材を幅広くラインナップする当社。オリジナル商品やカスタム商品を作りたいという顧客ニーズに、ハードとソフトの両方から応え続ける商社としての使命を聞いた。

■前川 了一さん
取締役

1984年、ブランドのライセンス管理を担う会社として事業をスタートしたユーロポート(株)。その仕事の中で、特殊なマーキングフィルム(色付き塩化ビニールシート)を扱ったことから、特殊プリントシステムに関わる商品をそろえる商社へと事業を方向転換させたという。現在はさまざまなものづくりをプリント機械やそれを活用する技術、情報の提供から支える商社として、個人から大企業まで多くのお客さまからの信頼を集めている。

特殊プリント技術が実現する、アイデアを活かしたものづくり。機械の導入から制作支援までトータルで担う

私たちは、特殊プリントシステムに特化した専門商社です。この“特殊プリントシステム”とは、紙以外のモノに印刷をするシステムを指します。例えばTシャツなどの布製品やアクリル、スマートフォンケース、マグカップ、缶バッジなど、ジャンルは多様。この例を見ると、特殊プリントがみなさんにとっても身近なものに思えるのではないでしょうか。これらの紙ではないモノに印刷をするために必要となる、さまざまな印刷機械やカッティングマシン、インク、素材などのツール、そしてデザインソフトまでをもトータルで販売するのが私たちの事業です。

当社のお客さまは、DIYでものづくりをしたい個人の方から法人まで、16万もの登録があります。扱っている印刷機械も趣味で使える3万円前後のものから、業務用として高度な印刷が可能となる数千万円のものまで幅広くラインナップ。どんな目的で当社を利用するにしても、商品を買っていただくだけでなく、購入した商品をしっかりと使えるようになるところが私たちの目指すゴールです。お客さまが当社から購入した商品で作りたいものを作れるようになる、そのためのサポートも行っています。

また、ユーロポートカレッジとして、デザインソフトや印刷機械の使い方などを教えるイベントも実施。お客さまとの関わりを、商品を売る・買うだけで終わらせないようにしようというのが私たちの考え方です。購入後もしっかりとサポートし、新しい価値を提供していくことを社員一同、意識しながら、お客さまの「つくりたい」という気持ちに向き合っています。

現代は、デジタルデータやデジタル印刷の進化により、印刷という手法を使ってお客さまが「つくりたい」と思ったモノを、少ない数からでも形にできるようになってきました。そのため個人のクリエイターによるものづくり、既存商品のカスタムアレンジなども作りやすいということが、多くの方に認知されています。当社の商品を購入する企業の中には、アパレルブランドやミュージアムショップ、音楽・エンターテインメント関係なども多く、特殊プリントによって作られるモノの可能性も感じられ、今後成長する分野ともいえるでしょう。特殊プリントへの多様なニーズに応えるコンシェルジュであること。それが当社の役割だと思っています。

当社の事業

取り扱う商品の中には、自社ブランドのものもあり、商社としてだけでなくメーカーとしての役割も。より便利に、よりきれいにものづくりをするための支援ツールを提供する。

「どうしたらお客さまの希望をかなえられるだろうか」新しい課題を社員みんなで乗り越えていく

メーカーの枠を越えた商品の販売から、消耗品の提供、購入商品のメンテナンスや使用サポートまでをワンストップで担う当社の事業。お客さまからは日々さまざまな質問や課題が届きます。その問題に対して、どうしたら解決できるかを社内で検討しながら、お客さまのケアをしていくことも大切な仕事です。未知の問題にぶつかったとき、「どうしたら乗り越えられるだろうか」と考え、課題をトラブルとして捉えるのではなく、成長できるチャンスだと挑んでいくのが当社の社風です。社員一人ひとり、そして会社やチームのメンバーたち、それぞれが目的を理解して“How思考”で挑戦していくことが大切です。日々さまざまな課題が勃発する中、困難に対して怯むことなく向き合い、考え、トライを続ける。それが当社の社員だと感じています。

集客や広報、セールス、サポートなど当社ではそれぞれの部門で活躍する社員がいますが、お客さまの情報やニーズは部門を越えて共有し、しっかりと担当者に繋いでいくことができる体制が定着している。それぞれの部門の業務に対してリスペクトの気持ちを持って、互いの専門性や苦労を理解し合いながら、お客さまに対してベストな情報・技術を提供しようとする社員が揃っているのは、当社の自慢ですね。

お客さまの立場に立って課題や「つくりたいもの」を聞き出す、各部門の専門チームがその課題実現を検討する。そして自らの考えが相手にどう伝わり、どう受け止められているかを常に意識しながらコミュニケーションを取る。これを当社社員の基本的なスタンスとしています。このようにしっかりしたコミュニケーションが取れる信頼関係があるからこそ、ワンストップでお客さまにソリューションを提供できるのです。

当社では幅広い目的の商品を揃えているため、カタログのページ数は200を越えています。そのため入社したばかりの社員は、商品知識を身につけることに苦労し、未知の情報にたくさん触れることから「まるで外国に来たみたい」と嘆く人もいるほどです。知らないこと、やったことがないものと向き合うことは怖いかもしれません。しかし新人の積極的な挑戦をサポートする先輩たちはたくさんいます。「以前から知っている」ことが多い人よりも、「新しく知った」ものの数が大切。立ち止まることなく知識を積み上げ、自ら未来を切り開いていく人が当社で活躍できる人材となるでしょう。

当社の事業

多様な商品、サポートに対応できるよう自ら学び、アップデートすることが求められる。どの商品でどんなものが作れるのか、全職種においてものづくりへの興味が欠かせない。

どんな事にも対応できるよう自ら学び、アップデートする。全職種においてものづくりへの興味が欠かせない。

プロモーションを担うチームが当社の事業や商品を広め、当社の扱う商品で「つくりたい」気持ちを形にしたいと考えるお客さまにセールスチームが情報を提供し、商品を購入したお客さまが「つくりたい」を形にするまでをサポートするチームが伴走する。この当社のビジネスの基本は、今後も変わることはないでしょう。その上で、時代の変化に対応できるようアンテナを張り巡らせて、ニーズに応えられる商品やサービスを用意していくことが私たちの使命です。日々のルーティンワークも大切ですが、業務の効率化にも重きを置いています。システム化できることはデジタルに頼り、社員に関しては、クリエイティブな仕事に注力できる環境づくりが今後の課題のひとつだと考えています。

私たちの考える“クリエイティブ”とは、アート作品を生み出すようなことではなく、今あるものをより良くするためのアイデアを活かすということ。私たちの事業を通じて、良い世の中へと変えていけるような“何か”を生み出していく、そんな取り組みができる社員を育てていくことが理想です。余裕を持った働き方ができる環境を作り、社員がクリエイティブな活動に力を注げるようにしていくことも、会社として今後取り組むべきことだと考えています。

インターネットやSNS、デジタル化されたさまざまなツールにより、膨大な情報が飛び交っている今の社会。その中で自分だけのオリジナルプリントに関する情報や需要の広まりも感じています。当社の特殊プリントシステムを使っていたオンリーワンのモノ、カスタマイズされたモノ、小ロットで作られたモノへのニーズが高まっているのです。またものづくりに関わる事業を行う企業として、環境に配慮した商品の展開や情報発信も今後の課題です。社会の流れに敏感に反応し、求められる機能を持つ商品や素材のラインナップも拡大していきたいと考えています。

特殊プリントシステムという事業を通じて、社会のニーズや事業のシステムともに、今後さまざまな角度から新しい挑戦ができる時期にある今。印刷の可能性を追求し、自分たちがムーブメントを作り出していく、そんな意欲で能動的に次なる仕掛けを展開していきたいですね。

当社の事業

展示会では国内外さまざまな企業の特殊プリント機械やそれに付随するツールを揃え、お客さまの「つくりたい」を実現するためのアイデアと技術を提案していく。

企業研究のポイント

学生のみなさんが自分の未来について考えるとき、そして企業研究をしていく中で大切にしてほしい三つの視点をお伝えしたいと思います。

一つ目は「いま現在いい会社ではなく、10年後もいい会社か」ということ。変化を続ける世の中に対応し、10年後、その仕事や会社は必要とされているのか、未来を見据えた視点を持って企業の情報と向き合ってみてください。二つ目は「自分の意見や考えを提案できる環境であるか」。若手の提案が通るかどうかはその内容次第ですが、自分の考えやアイデアを発言できる環境があるということは、モチベーションを高く維持して仕事をする上で重要なことです。そして三つ目は「時代の流れに合わせて変化できる、柔軟な会社であるか」という点。一つ目のポイントに似ていますが、変化する世の中で変わらなくていいものは本当に少ないと思います。社会や業界のニーズの変化を察知し、対応できる企業かどうかも、みなさんが将来活躍していく上で欠かせない視点と言えるのではないでしょうか。

私たちは、これら三つのポイントを満たしつつ、社員に仕事もプライベートも充実した毎日を送ってほしいと考え、その環境づくりに取り組んでいます。真剣に遊ぶことが楽しいのと同じように、本気で仕事をする楽しさを知ることができる、そんな会社です。企業研究をするうえで当社も参考にしていただければと思います。
【取締役 前川了一さん】

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経営層、管理職と若手社員の距離も近く、フランクに意見を交わせる信頼関係がある。社員が楽しんで働ける仕事を見つけ、挑戦していくことを応援する風土が定着している。

マイナビ編集部から

ヨーロッパにある巨大な港湾地区“ユーロポート”。この貿易港の名称を由来とした社名を持つユーロポート株式会社。港のようにさまざまな目的を持つ人や船が行き交う場でありたい、そしてその港での交流をもとに世界中へと影響を広げていきたい、そのような想いが込められた社名だと前川さんはいう。

大判インクジェットプリンターや昇華転写プリンター、アイロンプレス機、UVプリンター、フードプリンター、3Dプリンターなど多様な目的に対応するプリンターを揃える同社。社屋には大規模なショールームを備え、実際に商品のデモンストレーションをしながら顧客に商品の魅力、特徴などを伝えている。特殊な商品だからこそ、導入後もしっかりとサポートをすることで、顧客のものづくりを丁寧に支援。「買ってもらったら終わりではない。お客さまが商品を使いこなし、作りたいと思ったものを作れるところがゴール」という前川さんの言葉通り、顧客の「つくりたいものがある」という想いに寄り添っていくビジネススタイルが、同社の特徴だ。

この強みを実践していく社員は、豊富なアイデアと知識で顧客の期待に応えていく。ものづくりが好きな社員が多く、顧客と一緒に新しいアイデアを実現することに喜びを感じているという。ショールームに展示されたサンプルの印刷物にも、社員の豊かなアイデアが見て取れる。楽しみながらものづくりの可能性を追求する社風が魅力的だった。

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役職と役割を分けて考え、社員一人ひとりの成果を評価する環境。マネージャーなど管理職を目指す道、専門職として知識と技術を磨く道、適性に合った選択肢が用意される。

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