最終更新日:2025/7/18

(株)トーシン【#C-pla(シープラ)】

業種

  • 専門店(ホビー・ペット関連)
  • アミューズメント
  • 商社(その他製品)

基本情報

本社
北海道

取材情報

先輩達の”キャリアアップ”

カプセルトイの可能性を広げ、社員の個性や得意が活かせるキャリアプランを提供する

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“ここにしかない”を求めるお客さまの要望に柔軟な体制で応える

全国に200以上ものカプセルトイショップを展開するトーシン。店長として複数の店舗の運営やスタッフのマネジメントを経験した上で、個性が活かせるキャリアを歩んで成長してきた3人の社員に仕事への想いを聞いた。

■大西 一央さん
ストアオペレーション管理課 チーフ
農学部 農芸化学科卒業/2023年入社

■石毛 直輝さん
購買課 主任
社会学部 社会学科卒業/2020年入社

■兼田 明日華さん
ストア事業課 マネージャー
専門学校ビジネス学科卒業/2023年入社

店舗の統括から出店企画まで幅広く携われる醍醐味。多くの地域にワクワクを届けていきたい

私は入社以来、店舗運営に従事しています。前職でアパレルやグッズ販売に携わってきた経験を活かし、まずは2店舗の運営を兼任。その後、新店オープンにも立ち会い、半年後にはエリア長となり店舗運営や発注数の提案業務を担うようになりました。

カプセルトイは入社前から好きでしたが、売る側になってからも、毎日がルーティンにならない新鮮な楽しさがありますね。毎月600種類もの新商品が出ており、お店ではうち400種類ほどを仕入れています。商品の特性上、1点ごとの売れ行きは把握できないので、売上は店舗全体の概算で見ていきます。その分、何が売れるかを見極めて発注する難易度が高いのですが、だからこそ、売れる商品をうまく予測できたときには達成感が大きいです。その地域の特性を鑑みつつ、アルバイトスタッフからもトレンドを教わりながら、発注のための情報収集に注力しています。

採用や育成に携わったスタッフたちと一緒にお店を作り、成果につなげていけることも、大きなやりがいです。世代も興味もさまざまなスタッフが集まっているので、日報やミーティングを通じて一人ひとりとのコミュニケーションを大切にしながら、みなさんが安心して働ける環境づくりを目指してきました。少し高めの目標を一緒に設定し、「みんなのお店だよ」というメッセージを繰り返し発信することも意識していますね。それによってスタッフの定着につながり、私が介在しなくてもお店が円滑に回る状態を作れていることが嬉しいです。半年前からは、ブロック内の20店舗強を管轄するマネージャーの立場となりました。引き続き各店のマネジメントに注力していますが、出店している商業施設への交渉や新規店舗の区画提案など、以前にも増して幅広い業務に携わっています。新店の企画にも深く関わらせてもらっており、いろいろなチャレンジができることがとても楽しいです。

関東圏では出店ラッシュが続いており、最近はコンビニのように気軽に立ち寄ってもらえる業態になってきた印象がありますし、世間的な認知度も高まっている実感があります。お客さまに「#C-plaだから行きたい」といっていただけるような選ばれる店舗を作っていくことが、これからの目標です。
【兼田 明日華さん】

トーシンで働く魅力

「意欲と実力が伴えば、社歴に関係なくチャンスをくれる会社です。情熱を持って仕事をしている人が多く、アルバイトからエリア長になった社員もいますよ」(兼田さん)

現場の想いに寄り添いながら、お客さまファーストのカプセルトイショップを育てていく

大学卒業後は製薬会社や医療機器メーカーの営業職として10年間ほど経験を重ねてきました。その中でふと、自分の欲求や好きなことを追求する働き方をしてみたいと思うように。そこで最初に思ったのが、好きな街である北海道で働こうということでした。北海道に本社を構える企業の中で目に留まったのが、ここトーシン。カプセルトイが好きだったこともあり興味を持っただけでなく、事業に対する将来性も感じたのです。カプセルトイのショップを運営する企業はいくつもありますが、トーシンは店舗に個性があり、遊びに行く楽しみが得られる。その企業としてのあり方にも共感し、入社を決めました。

入社してからの2年間は、札幌にある店舗で店長を経験。当社の社員は、店長のポジションからスタートとなるので、自分にできるのか不安もありましたが、基本のオペレーションを学んだあとは、自分の理想とする店舗づくりを追求しながら試行錯誤を続けることができたと思います。これまで4つの店舗で店長として勤務し、大切にしてきたのは店内のレイアウトです。お客さまの目線を誘導するような構成、さらについつい購入したくなるようなディスプレイや配置を心がけてきました。当社は現場の意見を尊重し、好きなことをさせてくれる風土が魅力。この信頼に対して、数字という結果と挑戦という過程で応えていきたい、そう思っています。個人的に好きな商品を多く発注し、アルバイトスタッフと相談しながら大々的に展開し、いい成果を出せたことも自信につながりました。

2025年1月からは、これまでの経験を活かしてストアオペレーション管理課に異動となり、店舗運営の支援業務を担当しています。人を育てる研修の部門、店舗を育てる監査の部門があり、私は監査として店舗のインフラや筐体の整備とチェック、お金の管理確認などを担当。各店舗の課題発見と改善指導を進めています。店長経験もあるので現場の大変さも理解していますが、だからといって問題を見逃すわけにもいきません。お客さまファーストの店舗になるため、何ができるのかを一緒に考えています。その過程でただルールを守るだけでなく、今必要な仕組みを作り、より良く変わっていくためのフレッシュな視点で支援をしていきたいです。
【大西一央さん】

トーシンで働く魅力

「個人に裁量権が多く、やりたいことをやらせてくれる環境があります。自分から行動したい、変化を起こしたいと考える人は活躍できると思います」(大西さん)

店長として多くのお客さまやスタッフ、商品と接してきた経験が、売れる商品の仕入れにつながる

子どもに関わる仕事がしたいと、大学卒業後の3年間はテーマパークに関わる仕事に就いていました。しかし、地元を離れて生活することに負担を感じるようになり、実家のある関東への転職を考えていたころ、トーシンが関東に初の店舗をオープンさせると知ったのです。カプセルトイの店舗の運営がどんな仕事をするのか、そのイメージがまったくなかったため、逆にその役割に興味を持ったこと、加えて店舗の立ち上げメンバーという働き方に惹かれました。

最初に勤務したのは、トーシンの関東初出店となるアクアシティお台場店。店長としての配属でした。コロナ禍に入社したため、本当にお客さまが来てくださるのか不安を感じながらのスタートでしたね。アニメやキャラクターに詳しいアルバイトスタッフたちの意見も取り入れながら、商品の陳列やイベントの企画などを展開。店舗がある施設には、映画館もあるため、上映されているアニメのキャラクターのカプセルトイを打ち出すなど、立地にあわせたイベントを行いながら、お客さまへの認知度を高めていきました。2020年以降は、次々と関東に店舗をオープン。私も複数の店舗の店長を兼務しながら、地域特性や商品の売上状況、SNSを活用しての流行などを分析し、店舗運営のスキルや商品知識を磨いていきました。

店長としての業務は楽しかったのですが、2024年に購買課への異動の話をいただいたときは、新しい経験ができそうだと喜んで飛び込みました。店舗でも商品の発注経験があったものの、購買課は全店舗のカプセルトイの仕入れを行う部門。毎月20億円近くの大きなお金が動く、責任ある役割を任されることになりました。人気のある商品を仕入れることはもちろんですが、お客さまから「トーシンならある」と思っていただけるような、他社と差別化できる品揃えを用意することも重要。メーカーの担当者とともにトーシン限定商品の開発も進めてきました。現在は10人ほどのメンバーが、それぞれの強みを活かした仕入れを行っています。会社の利益に直結する役割を担っている難しさと面白さを感じながら、トーシンならではの仕入れを追求中です。自分の業務レベルを上げて、さらに売り上げに貢献したいと考えています。
【石毛直輝さん】

トーシンで働く魅力

「店舗の現場から企画を提案すると、やってみよう!と本社も応援してくれる社風。失敗したとしても、それを経験として成長できるという考え方があります」(石毛さん)

企業研究のポイント

企業研究というと、まずはインターネットなどで誰でも触れられるところから情報を得ていくと思います。しかし、その情報に満足せず、実際に自分の目や足を使って情報を集めることもしていきましょう。自分だけが持っている情報や意見があることが自信にもつながりますし、企業に対しての解像度も深まると思いますよ。
【大西さん】

自分の好きなことを軸に企業研究をおこなうのも一つだと思います。趣味を仕事に活かせるのがカプセルトイ業界の面白さ。子ども向けのものから、おもちゃ、キャラクター、ミニチュアなどさまざまな分野のアイテムがあります。その中には趣味を活かせるものもたくさんあると思いますよ。そのうえで好きなことを仕事にするなら、好きの一歩先を考え、俯瞰的な視点を持って趣向を深めていくといいかもしれません。
【石毛さん】

企業研究を進める際には、まず自分が何を大事にしながら働きたいかに注目すると良いと思います。私は「お客さまにワクワクを共有できる仕事がしたい」という思いを大切にしており、この価値観を軸に企業研究をおこなった結果、自分の考えに近い企業を見つけることができました。当社の社長の話を聞いた際には、いたく共感したことを今でも覚えています。また、研修で基礎を固めてから店舗に入れるという手厚い教育体制も、魅力の一つですね。
【兼田さん】

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同社では、希望や意見が通りやすく、手を挙げやすい風土がある。やりたいことを叶えられる社風も、チャレンジしたい人には注目すべきポイントだ。

マイナビ編集部から

1975年、北海道で自動販売機業から事業をスタートさせたトーシン。以来、カードゲームやアーケードゲーム、そして現在のコアとなるカプセルトイのショップの運営など、アミューズメント専門店として事業を拡大し続けている。同社ではカプセルトイショップを出店する地域、客層などに合わせて店舗のテーマ、レイアウト、商品のラインナップを設定。世界に一つだけの店舗を作り上げ、顧客のワクワクを刺激することを大切にしてきたという。現在では全国に200以上ものカプセルトイショップを展開、毎年40店舗ほど新規店も立ち上げ、多くのファンを獲得している。

同社では店舗それぞれに裁量権を多く与え、現場のアイデアを尊重した運営スタイルをとっている。入社後は研修を経て、店長としてキャリアをスタート。アルバイトスタッフをまとめ、お客さまのニーズに合った品揃えや店舗づくりを学んでいく。お金の管理やマネジメントといったキャリアに合わせた研修を行いながら、社員の特性や専門性を磨いていく体制だ。人事評価制度として上長との面談も定期的に実施し、今回の取材に登場した社員のように、それぞれの個性がより活かせる環境へとキャリアアップしていくことができると感じた。
好奇心を持って仕事に挑み、主体性と行動力で自分の未来を切り開いていきたい、そんな考えを持つ人におすすめしたい企業だ

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メーカーから仕入れる商品だけでなく、自社企画のオリジナルも多い。時代のニーズを先読みした品揃え、購入した商品用の撮影ブースなどお客さまが喜ぶ仕掛けがたくさん。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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