最終更新日:2026/9/29

(株)八洋コンサルタント

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設コンサルタント
  • 試験・分析・測定

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

専門的な知識“ゼロ”から、コンクリート試験・調査のスペシャリストを目指す!

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技術センターで活躍する若手社員の挑戦と成長の軌跡!

コンクリート専業のコンサルタントとして、幅広い試験・調査業務を手掛ける「株式会社八洋コンサルタント」。技術センターで活躍中の若手社員に、入社理由や仕事内容、やりがい、今後の目標等についてお話を伺った。

技術センター 猪井悠介さん

生体化学の研究からコンクリートの試験・調査の道へ。先輩のアシスタントとして仕事の基本を習得!

私は土木や建築、コンクリートとは全く無縁の学科の出身です。学生時代は工学部生命化学科で、生化学を専攻。研究室では、目の水晶体や黄斑部(網膜の中心部)に含まれる「ルテイン」という色素についての研究に取り組んでいました。ルテインには、人体にとって有害な光(紫外線やブルーライトなど)を吸収する性質がありますが、加齢とともに劣化・減少することで、加齢黄斑変性や白内障、緑内障といった疾患につながることがわかっています。加齢性のルテイン不足を補うために、現在はマリーゴールド由来のルテインサプリメントが用いられていますが、私が所属していた研究室では、乾燥させたケールやホウレンソウ、ニンジンからルテインを抽出するための研究を実施。試料をすり潰し、アセトンやエタノール等の薬品を投入して、クロマトグラフィーを用いた成分分析を行うなどして、効率的な抽出方法を開発するための検討に取り組んでいました。

こうした研究を通して、試験や評価の基本を身に付けましたが、企業研究に当たっては、専門分野にこだわらず、幅広い業種・業界を見て回ることに。地元・神奈川で会社選びを進め、2019年から神奈川県茅ヶ崎市にある当社・技術センターで仕事をすることになりました。

技術センターでは、骨材と呼ばれる砂や砂利などの材料試験や、フレッシュコンクリート(硬化する前の生コンクリート)の配合の比率を決めるための試験や、硬化したコンクリートの強度・耐久性試験のほか、構造物の現地調査など、幅広い試験・調査業務を行っています。技術センターに配属されて、しばらくの間は、硬化したコンクリートに関する試験や、コンクリートの補強や剥落防止のために用いる繊維シートに関する試験(押抜き試験)を中心に、先輩社員のアシスタント的な業務に従事。コンクリートに関する専門的な知識“ゼロ”からのスタートでしたが、重たい供試体(検査や試験のために成形されたコンクリートの試験体のこと)を運ぶのを手伝ったり、供試体のがたつきを研磨して平滑にしたり、データを整理したりするなかで、当社の仕事の基本を徐々に習得。コンクリートの専門能力を有する技術者資格である公益社団法人日本コンクリート工学会の「コンクリート技士」を取得することができました。

社員は語る!

「『コンクリート技士』の取得にあたっては、テキストをもらったり、練習問題をつくってもらったりと、先輩社員に手厚くサポートしてもらいました」

硬化コンクリートの試験・調査業務の“主担当”として活躍中。仕事の幅も着実に拡大!

最近は主担当として、硬化コンクリートの試験・調査業務に取り組む機会も増えてきています。基本的な流れとしては、お客様からの依頼を受けて、試験・調査の内容や納期等についての打ち合わせを実施。話がまとまったら供試体を送ってもらい(当社で試験体を作成するケースもあります)、所定の方法に従って試験・調査を行い、報告書を作成します。現在は主担当として2、3件の試験・調査案件を進めているほか、他の社員が主担当を務める案件のサポートも行っています。最近は、圧縮強度試験機を使った硬化コンクリートの強度・耐久性試験、繊維シートの押抜き試験に加えて、硬化コンクリートの気泡の量を測定し、耐凍害性を調査する業務も担当。先輩方の手厚い指導のおかげで、主担当を務めるようになってから、仕事の幅も着実に広がってきています。

初めの頃は、主担当を務める先輩方の指示された通りに動くことができれば十分でしたが、自分が主担当になってからは、お客様とのやりとりを含め、自ら考え、行動することが求められるようになりました。お客様のニーズとのすり合わせにおいては、まだまだ苦労する場面が多いです。特に難しいのはスケジュール管理ですね。同時並行で進めている案件との兼ね合いを考慮しつつ、お客様が求める納期までに自分一人で試験・調査を完了できるのか、他のメンバーに助けてもらう必要があるのかを判断しなくてはなりません。コンクリートの試験・調査に関する知識や技術を深めるだけでなく、コミュニケーション力を活かして、技術センターのメンバーとチームワークを発揮しながら仕事に取り組むことが求められます。

社員は語る!

「試験の対象となる供試体は、数百グラム程度の小さなものから、100kgを超えるものまで実に様々。チームで協力して作業を進める場面も少なくありません」

“教科書に載っていない知識”に触れることで、自己成長を実感。働きやすい環境も魅力!

仕事でやりがいを感じるのは、コンクリート試験に特化した専門コンサルタントとして、幅広い種類の試験・調査に携われること。二酸化炭素排出量を大幅に抑えることができる“セメントを使わないコンクリート”など、新素材の試験・調査を行うケースも多く、環境保全につながる業務に携われるのもやりがいにつながっています。“教科書に載っていない知識”に触れることで、自らの成長を実感できるので、常に高いモチベーションをもって業務に向き合えています。コンクリートに関する知識“ゼロ”で入社した私ですが、学生時代の学びや経験で役立っている部分もあります。大学の研究室では、自分の担当作業をもれなく、正確に行うために、日頃から細かくメモを取り、自分用のマニュアルを作成していましたが、こうした習慣は試験・調査の現場でも大いに活かせています。

働きやすい環境が整っているのも当社の魅力です。繁忙期をのぞけば、残業はほとんどありませんし、有給休暇も取りやすい雰囲気があります。長期休暇や連休の中日などには、会社の先輩方から「この日、有給を取りなよ」と声を掛けて進めてくれることもありますね。

今後の目標ですが、まずはお客様からのどのような質問にも、的確に答える力を身に付けることです。想定しない角度から質問を受けると戸惑ってしまって、なかなか返答できないケースが少なくありませんが、その場でパッと応えられるよう、コンクリートに関する知識に磨きを掛けていきたいです。中長期的にはコンクリート技士の上位資格「コンクリート主任技士」を取得して、コンクリートの試験・検査のスペシャリストとして活躍したいと考えています。

社員は語る!

「仕事とプライベートをしっかり両立できる環境です。ちなみに、休日は本を読んだり、テニスをしたりしてゆったり過ごすことが多いですね」

学生の方へメッセージ

企業研究では、給与・労働時間などの条件面や会社のネームバリューに気を取られがちですが、皆さんには、自分を見つめ直し、「将来、どのような生活をしたいのか」「どのような道に進みたいのか」を今一度ご自身に問いかけていただきたいと思っています。社会人になって5年、10年が経過し、30代に入る頃になると、20代の仕事人生を振り返り、将来をあらためて考える機会が訪れます。そのときになって「やりたいことが全くできていない」「将来の見通しをなかなか立てられない」と思うのは、非常にツラいし、もったいないことだと思います。その意味でも、自己分析を徹底的に行った上で、「自分のライフスタイル、ライフプランを実現できる会社」「自分のやりたいこと、得意なことができる会社」を選ぶことが大切です。

当社では大学で土木や建築を専攻した人材だけでなく、土木や建築とは全く関係のない分野を学んでいた人も、「実験をするのが好き」「毎回違った結果が出ることに面白みを感じる」社員が多数活躍しています。学生時代の勉強内容や専門分野にとらわれず、広い視野をもって業界研究や企業研究を進め、自分に合った会社選びにつなげていただきたいです。

人事担当 渡邊 新一郎さん

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「コンクリートという社会インフラの建設にとってなくてはならない素材を扱っているため、経営の安定性が非常に高いのも大きな魅力です」(渡邊さん)

マイナビ編集部から

コンクリート専業のコンサルタントとして、骨材物理試験やフレッシュコンクリート試験、硬化物性試験をはじめとする各種コンクリート試験や構造物調査診断、報告書作成などの事業を展開している「株式会社八洋コンサルタント」。今回、技術センターで活躍中の猪井さんにお話を伺って感銘を受けたのは、土木や建築、コンクリートに関する専門的な知識“ゼロ”で入社しながらも、硬化コンクリートの試験・調査に必要な知識やスキルを着実に身に付け、いくつかの案件で主担当を務めていることだった。これが可能なのは、本人の努力もさることながら、上司や先輩社員のもとでのOJTをはじめ、チーム全体で若手を育てるカルチャーが根付いていることが大きいといえるだろう。
ダムや橋梁、防波堤、トンネル、住宅等に使われるコンクリートの試験・調査を通して、安心・安全な社会インフラを支えられる点、“セメントを使わないコンクリート”の試験・調査を通してカーボンニュートラルの実現に寄与できる点なども、社会貢献度の高さも大きな魅力。土木や建築に興味関心をお持ちの方や、試験や調査が好きな方はもちろん、社会に貢献していきたいという志をお持ちの方にも企業研究をお勧めしたい会社である。

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神奈川県茅ヶ崎市の同社・技術センターにて。若手からベテランまで、約20名のメンバーが、コンクリートに関する各種試験、調査診断に携わっている。

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