最終更新日:2025/7/18

(株)バンタン【KADOKAWAグループ】

業種

  • 教育
  • 芸術関連
  • ゲーム・玩具・アミューズメント製品
  • 商社(アパレル・ファッション関連)
  • 芸能・映画・音楽

基本情報

本社
東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

教育ビジネスの原動力は、若者のアイデアとエネルギー

  • 数学・情報系 専攻の先輩

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入社1年で昇格!2024年入社の先輩が語るストーリー

◆土屋 洸陽さん(左)
営業部第一営業部
情報連携学部卒
2024年4月入社
2025年4月チーフ昇格

◆田中 康仁さん(右)
セールスプランニング部事業部人事

クリエイティブ分野に特化した専門スクールを展開する(株)バンタンは、早い時期から新人が活躍できる企業風土がある。そんな同社で活躍中の土屋さんにフォーカスし、大学時代、現在、そして今後について、さまざまな視点からお話を伺いました。事業部人事の田中さんのメッセージも同時掲載。

<大学時代>行動していく中で見つけた、次の目標(土屋さん)

◆自己分析から行動へ
私は、特別な趣味などもなく、流行に乗って物事を楽しむタイプです。また、「一生を捧げたい」と思えるものもなかったため、大学進学はまさにモラトリアムのようなものでした。さらに、コロナ禍で入学式や交流が制限される中、「このままでは何も変わらないし、ビジネスの実践的なスキルを身につけたい」と考え、行動を開始しました。

◆大学時代、友人と2人で
大学2年の3月、友人と一緒にSNSを活用した飲食店応援プロジェクトを開始。メインターゲットを絞って動画のコンセプトを決め、動画撮影・編集をすべて自分たちで行い、毎日更新をしていきました。PDCAを同時にまわす日々は、まさに「DO×DO×DO」。大学4年生の時点で約4~5万人ほどのフォローをいただくコンテンツに成長させることができました。ちなみに、カジュアル路線が主流の競合コンテンツのなかで、私たちはキレイさやスタイリッシュな動画で構成する独自路線。海外での主流をよみ、当初のターゲットどおりの支持を獲得してきた経験を通じて、SNSマーケティングのスキルを磨くことができたと思います。

◆独立か、企業への入社か
独立も視野に入れていましたが、自分の中でSNS活動に対する達成感を得ていたことで一区切りしたいという思いや、自身の中の成長意欲がありました。また、SNS活動で知りあった人物の「人生は、たくさんの柱をつくる作業」という言葉が心にあり、「次の柱をつくろう、新しい強みを開発しよう」と考え、企業への入社を選択しました。

◆当社を選んだ理由
もともと教育ビジネスに興味があったのと、SNS活動での知り合いが当社の講師を務めていて、「第一線で活躍する現役プロクリエイターが講師のスクール」という認識もあったため、当社のビジネスにチャンスや可能性を感じました。また、企業研究で重視していた「自由で裁量のある環境」「全体を見渡せる規模感」「自己成長できる体制」が当社と合致したため、入社を決めました。

自分らしく&面白く

大学時代、友人と2人で飲食店応援のSNSメディアを立ち上げた土屋さん。新たなビジネススキルを多く得られる環境、経験や年次に関係なく裁量大きく挑戦できる環境を選んだ

<入社後>「営業」「マネジメント」「育成」への挑戦(土屋さん)

◆挑戦の日々
私の行動原理は、常に新しい挑戦を求め、成長を続けること。入社1年目には、キャリアアドバイザーとして「営業」に挑戦しました。結果的に2年目の4月にチーフに昇進し、「チームマネジメント」「育成」という新たな挑戦を始めています。

◆入社1年目
当社におけるキャリアのスタートは、生徒募集の営業職です。私は専門部(映像カレッジ)を担当し、キャリアアドバイザーとして、高校生や若年層と面談を行い、進学の提案活動を行っています。具体的には、1日2~4人と1対1で対面やオンラインで2時間ほど面談をし、悩みや考えを聞いたり、私自身の経験や考えで問いかけたり、話の中で各々の特性を見出していきます。冷静で落ち着いた考えに驚いたり、無邪気なまっすぐさにも出会ったり、一人ひとり違った個性があって、その心に届く情報や言葉も異なります。毎回自問自答を繰り返し反省しながら、自分の弱点を先輩に積極的に質問して取り組むうちに、結果的に入学者を増やすことができ、営業力への自信も湧きました。

◆入社2年目4月、チーフ昇進
5名のスタッフを擁するチームを任され、裁量や目標も大きくなりました。これまでの営業活動に加え、チームマネジメントや学生向け体験イベントの企画など、業務の幅も広がっています。昇進の内示の際、上司からの率直な一言が今も印象に残っています。「正直、時期尚早だとは思っている。でも、だからこそ頑張ってほしい」。その言葉を聞いた瞬間、私は「1年後、この人に認めてもらおう」と心に決めました。負けず嫌いな性格も相まって、その思いが私の大きな原動力になっています。

◆課題と取り組み
課題はもちろん、マネジメントにおける経験不足。だからこそ、根拠をもってマネジメントできるよう、業務の進捗を定量的に管理できる仕組みづくりに取り組んでいます。1年目の5月から、営業の行動ベースで進捗管理できる顧客管理システムの構築に着手。今後は、営業タイミングを逃さないようアラートがなるといった改良を進め、業務の可視化を進めていきます。また、メンバーは全員先輩ですが、やりにくさは感じていません。ただ、私はせっかちに話すため、相手のペースや考え方に寄り添うことが目下の課題です。「自分の時間の80%を部下に使うことがマネジメント」という先輩の言葉を大切に、面談を通じてより信頼関係を築きたいと考えています。

自分らしく&面白く

全体としてフランクな雰囲気で、ボトムアップ型。「実際に協力し合う場面も多くて、嬉しく心強く感じています。最年少チーフですが、やりづらさはありません」と土屋さん

今後に向けて(土屋さん)/教育ビジネスにおける人材戦略(田中さん)

◆これから
私が決めていることは、自分の中に「柱=強み」を増やしていくこと。これまでSNS動画撮影・編集・マーケティング・キャリア支援営業といった柱を築いてきたので、今後1~2年で「マネジメント」と「育成」の柱をつくりたいと考えています。次期新卒向けの育成プロジェクトにも参画し、新卒の育成にも挑戦予定。新しい柱をつくり続けながら、その先に見えてくるものを楽しみに走り続けます。

◆教育ビジネスの将来性
高校生や18~19歳と向き合う中で実感していることは、教育ビジネスの可能性の大きさです。個の時代と言われる今、「自分の好き」を見つけることが重要であり、教育はその手助けをする存在であるべきだと考えています。将来的には、小中学生の段階から「好き」を育てる支援ができるようになることでしょう。私自身、高校時代は楽しい思い出もある一方で、教育の在り方に違和感も感じていました。その意味も含め、もっと柔軟で多様な学びの場を提供していくビジネスに大きな意義を感じています。(土屋さん)

――変化する教育ビジネスの最前線を目指して――
◆若手・新人こそ開花できる
社会も人の意識も変わり続けるなかで、新人や若手ならではの新しい視点や柔軟な発想、アイデアは、当社のビジネス成長の大きな原動力です。直近5年で増収増益を継続し、事業拡大が加速するなか、新人社員への期待は熱く高まっています。また、顧客層が若いということもあり、若手・新人の活躍するチャンスが多いことも魅力です。

◆新人の活躍例
挑戦を望む人には、次々とチャンスが舞い込む」企業風土のなかで、新卒1年目でスクールを立ち上げたり、新規事業の中枢を担ったりする事例も生まれています。私自身も営業職でありながら、希望して人事業務も担当しており、自分の動きが企業成長に直結する手応えを実感しているところです。

◆知的好奇心×行動
学業や趣味、スポーツ、ビジネスなど、何か一つのことに打ち込んだ経験を持つ社員が多いのも当社の特徴です。自分に本気で向き合い、試行錯誤した経験は、当社の仕事に対する向き合い方とも通じるものがあると感じています。また、好奇心を持ち、自分で考え続けていく姿勢が大切です。私自身も、なにごとにも好奇心を持って挑戦を楽しみたいですし、そう本音で思える環境で仕事ができていることを誇りに思います。(田中さん)

自分らしく&面白く

「自らの発案で、フレグランススクール立ち上げに奔走する新卒1年目も活躍中。挑戦を望む人には、次々とチャンスが舞い込む社風も魅力です」人事担当兼営業職の田中さん

企業研究のポイント

◆まずは自己理解を深めましょう
自分の価値観や考え方、強みを把握しましょう。自分の強みがわからないときには、友達と「お互いを褒めまくる」ことがお勧めです。私自身よく試しましたが、強みも多く揃うし、一定の性格も見えてくるので、ヒントが多く得られるはずです。

◆価値観も確認しましょう
私は「入社は成長の機会」と捉えていたため、「成長できる環境」を重視しました。どんな裁量があり、どんな業務を任されるのか。事業の全体像がつかめるのか。当社の場合、スクールごとのPL(損益計算書/Profit and Loss Statement)がわかるという情報も魅力でした。そして、ミスマッチとならないよう、憧れの企業や職種のイメージで決めず、自分の価値観や本当にやりたいことを見極めることが大切だと思います。

◆実態を知りましょう
実際に働く社員と話をすると、具体的な業務や働き方、社風が自分に合うかどうかのヒントを得られます。企業訪問の際に、社長が社員と話す様子がフランクだったため、そんな光景が決め手になる場合もあります。

◆最後に
将来設計は特にない私ですが、考え方は入社前から変わっていません。自分が何を大切にしているのかを分析してみると、ミスマッチも少ないと思います。転職しやすい時代だからこそ、「続ける」価値も高まっています。続けがいのある環境を選べるよう、応援しています。(土屋さん)

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「あこがれで決めると、入社後ギャップを感じて続かなくなってしまうもの。企業訪問して、自分の価値観や考え方、実際の業務が合うかどうか確認することが大切」と土屋さん

マイナビ編集部から

1965年に設立し、ファッション、デザイン、ゲーム、食、ビューティーなど、クリエイティブ分野に特化したスクールを展開する(株)バンタン。企業連携や著名アーティスト・有名タレントとのコラボも推進し、メディアで話題に上がるような新しい仕掛けも多い。5年連続の増収増益に加え、生徒数も右肩上がりで、現在は第二創業期という位置づけ。習い事事業や人材事業、さらには海外展開など、新たな挑戦も多いなか、企業成長の加速は必至だ。

社内を見渡せば、年次問わず社員同士のコミュニケーションがフラットでフランクな雰囲気も特徴的。「挑戦を望めば、次々とチャンスが舞い込む」と社員が口を揃えるほど、若手からのチャンスが多く、実際、フレグランススクールの立ち上げに挑戦する1年目も。カリキュラム提案や企業連携など、0から1を生み出す業務もリードする。今回の取材時にも「1年目の5月に顧客管理システムの改変を提案したら任されました」といったエピソードがあったりと、若手の裁量権の大きさは言うまでもない。

将来は、エキスパート職やマネジメント職への道があり、既存・新規事業・本部機能など多くの部門があるため、キャリアパスの選択肢も多い。生徒に対してだけでなく、社員にとっても、「自ら描くキャリアを、自分自身の力で実現させる」という環境が整っているのだと、取材を通してとても魅力的に感じた。

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「世界で一番、社会に近いスクールを創る。」がビジョン。プロクリエイターの講師起用、最先端カリキュラムの編成、新スクール開校など時代が求める教育の在り方を追求する

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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