最終更新日:2025/6/23

(株)三和デンタル

業種

  • 医療用機器・医療関連

基本情報

本社
東京都

取材情報

先輩100人100の就活

【若手社員座談会】営業と歯科技工士が両輪となり、次の50年を牽引していこう

PHOTO

就活から現在、未来へと続く、若手2名の成長ストーリー

■芹澤 優大/営業部 CS課 係長/2019年入社/経済学部卒/28歳
■溝井 千晴/技工本部 デジタル課 係長/2016年入社/歯科技工士専門学校卒/29歳

歯科技工の総合ラボとして、40年以上にわたり信頼と実績を積み上げている株式会社三和デンタル。業界に先駆けいちはやくデジタル化を進め、現在では東京、タイ、ベトナム、中国に製造拠点を構え、患者さんや歯科医療関係の方々から圧倒的な支持を得ている「Made by SANWA」ブランドの製品を国内外に提供している。
今回は、そうした三和デンタルの第一線で活躍する若手2名に登場いただき、応募の理由から仕事のやり甲斐、未来の目標まで、話し合ってもらった。

ここが決め手になった! 就活振り返りトーク

【溝井千晴(歯科技工士)】芹澤さんは、どうして営業職を選んだんですか?

【芹澤優大(営業)】私は大学4年間を通じてバレーボールに打ち込んでいたので、50人を超える部の仲間との意思疎通はとても大切だったんですね。もともと人と話すのが好きだったので、部活動を通じてコミュニケーション力はかなり磨かれたと思います。

【溝井】それで営業を志望したんですね。モノづくりとかデンタル分野に興味があって、この業界を選んだんですか?

【芹澤】いえいえ。会社選択にあたり、私は業種ではなく、こんな人たちと働きたい、ここで頑張りたい、と思えるところにしようと思っていました。多くの会社で面接を受けるなか、その希望に合致したのが三和デンタルだったんです。社長や営業部長との面談では気張らずに心を開いて話すことができ、オフィスの雰囲気もフレンドリーで、心の中ではもう面接中に「ここだ」と決めていましたね。

【溝井】その感覚、私もよくわかります。私が三和デンタルを選んだのも、その要素が大きかったですから。

【芹澤】溝井さんは高校を卒業して歯科技工士の専門学校へ進まれたんですよね。どうしてこの業界を目指そうと思ったんですか?

【溝井】私は芹澤さんとは逆で、人とコミュニケーションを図るのが少し苦手だったんです。その反面、手を動かしてコツコツとモノを作るのが好きで、それを仕事にできないかと思いネットなどで調べてたら、医療系でモノづくりをしませんか、というページに出会ったんです。まさに私にピッタリだ、と思いましたね。

【芹澤】どうして三和デンタルを選んだんですか?

【溝井】出会いのきっかけは、学校の就職課に寄せられた求人でした。決め手になったのは、会社訪問で目の当たりにした職場の綺麗さでしたね。歯科技工の現場は雑然としたところが多いイメージだったので、三和デンタルの整理整頓された環境には驚かされ、私もその場で「ここなら」と思っていました。社長をはじめ、社内を案内してくれた方もとても丁寧で、入社したい、という気持ちを後押ししてくれました。

オンもオフも全力で楽しむ。私の休日の過ごし方を、ちょっぴりご紹介します。

私はお酒に合うおつまみを自作しているうち、いつの間にか料理好きになりました。今では休日にローストビーフを作ったりして、大いにリフレッシュしていますよ。(芹澤)

営業と歯科技工士、その業務内容とやり甲斐とは?

【溝井】確か芹澤さんは都内の6つの区を担当されてますよね。いまどのような営業を行っているんですか?

【芹澤】そうですね。いま営業部には6名おり、首都圏をエリアで分けて担当するスタイルで営業を行なっています。お客様はデンタルクリニック、いわゆる歯医者さんですね。既にお取引のある既存のお客様に対しては、訪問して互いの信頼関係を深めることに力点を置いています。
また、ホームページへのお問合せやお客様の紹介で、新規のお客様へ訪問する場合も多いです。歯医者さんは分刻みで忙しくされているので、新規訪問の場合はしっかりアポイントを取る、無駄足にならないよう提案資料をまとめておく、といったことに留意しています。

【溝井】やりがいを感じるのは、やっぱり新規のお客様から受注できた時ですよね?

【芹澤】もちろん新規受注も嬉しいですけど、私の場合は気さくにドクターとくだらない話ができた、その瞬間が最高ですね! お互いの関係が深まった、と実感できますから。
溝井さんは技工本部のデジタル課ですから、まさに歯科技工分野の最先端で仕事に取り組んでいますよね。

【溝井】歯科技工は全てがオーダーメイドであり、今までは型取りした患者さんの歯の形に合わせ、ワックスを火であぶり、盛って、削って、という手作業で歯の形を作っていました。それが今では全てデータ上で行えるようになっていますね。CAD/CAMというシステムで歯形をデザインし、ジルコニアの削り出しから焼きまで、全て自動で進めることができるんです。もちろん最終的に手作業で調整しますが、3Dプリンターを使って試作することもできますし、三和デンタルはおそらく業界でも最先端に位置していると思いますよ。

【芹澤】どんなところに注意して取り組んでいるんですか?

【溝井】ドクターとのやりとりがデータだけなので、完成品をドクターが患者さんにセットする時に調整する必要が生じないよう、常に考えながら取り組んでいます。データだけでここまで完成度の高いものが出来る、ということを体感してもらえれば信頼度が高まり、継続受注にもつながるでしょう。

オンもオフも全力で楽しむ。私の休日の過ごし方を、ちょっぴりご紹介します。

私は映画が大好きで、休日には可能な限り映画館の大スクリーンで鑑賞し、リラックスしています。映画のジャンルは問わずですが、トリック系が大好きですね。(溝井)

部門を越えて協力しながら、それぞれの目標へ

【芹澤】歯科技工士としてやりがいを感じるのは、思い通りの成果物が仕上がった時ですか?

【溝井】そうですね。私の場合はその成果物に対し、感謝された時がいちばん嬉しいかも。営業担当から、ドクターがとても喜んでたよ、と言われると思わず笑顔になり、もっと頑張ろう、と思いますね。
一方、時には不具合があった旨の連絡も入るので、そんなときは技術を向上させるチャンスだと、ポジティブにとらえるようにしています。

【芹澤】溝井さんの成果物を見ると、いつもよく出来てるなあ、と感心させられるんですが、そんな前向きな取り組みが反映されていたんですね。

【溝井】あまり持ち上げないでください!芹澤さんも、社内アンケートで好感度1位でしたよね。その誠実なところがドクターから信頼されているんだと思います。ところで芹澤さんの次の目標は何ですか?

【芹澤】私は営業として、自分の言葉に説得力を持たせたいと思ってるんです。数年の経験しかない人と、さまざまなハードルを乗り越えてきた人の言葉は、やはり説得力が違うんですよ。私がこの先、お客様に対して、後輩に対して、どれだけ言葉に重みを感じてもらえる人材になれるか。そのためにはもっと経験値を高めていく必要があり、ここ数年はその期間だと思ってるんです。

【溝井】とても芹澤さんらしい目標ですね。私はいまデジタル技法に取り組んでいますが、受注から納品までのうちデジタルで行えるのは7割くらいなんです。今後は残り3割に対し、どのようなデジタル設計が必要なのか、フルデジタル化に向けて掘り下げて行きたいですね。
芹澤さんはドクターといちばん近いところでお話できるので、デジタルに対する要望や改善点などドクターのご意見をぜひ聞いてきてください。

【芹澤】わかりました! デジタル技術は営業にとっても他との差別化につながる大きなアドバンテージですから、私もさらに勉強して知識を増やしていかねばなりませんね。

【溝井】三和デンタルは部門間の垣根が低いですから、これからもどんどん活発に意見交換していきましょう!!

オンもオフも全力で楽しむ。私の休日の過ごし方を、ちょっぴりご紹介します。

三和デンタルの次の50年は、私たち若い世代が牽引していく。部門間の垣根を越え意見交換していくことで意気投合、意義ある座談会となりました。(芹澤/溝井)

企業研究のポイント

歯は一度失ってしまうと、自分の力で元に戻すことはできません。特に年齢を重ねることで歯を失う方が多いのですが、誰しも今まで通り食事を楽しみたい、口元を気にせずに笑いたい、と思われることでしょう。今後はさらに高齢化が進み、私たちの取り組みに対する需要もますます高まってくると思われます。
そうしたなか、私たちは他社に先駆けいちはやくデジタル技術を取り入れ、さらにはタイや中国、ベトナムの拠点とグローバルに展開し、最先端・高品質の製品を提供していく体制を築いてきました。現在では「スマイルデンチャー」「コンティース」といった業界を牽引する製品をリリースし、歯科技工の総合ラボとして第一線を走り続けています。
当社は2025年4月からマーケティングの強化を図り、その結果として新規のお問合せが急増しています。今後は市場ニーズに応じたマーケティングの展開と、新たなワーケーションといった働き方も視野に入ってくるでしょう。また当社も事業規模の堅実な成長拡大に応じた、新しい世代の優秀な人材のニーズが高まっているため今回の新卒採用に期待しないではいられません。
新たな世代のマーケティングと歯科技工のコラボレーションにより、三和デンタルの次の50年を牽引していく、そんな未来の可能性や成長に、ぜひ着目してください。

PHOTO
「経営層と社員との距離が近いのも大きなメリットです」と語る人事チーム。干支や星座など、年12回に分けて社長と全社員との会食が設けられ、気軽に意見交換もできる。

マイナビ編集部から

厚生労働省が2024年2月に実施した「医療動態調査」によると、日本全国の歯科診療所数は66,843件となっている。2024年1月のコンビニエンスストア数は56,505店(日本ソフト販売データより引用)なので、歯科診療所はコンビニよりも1万件以上多い。言い換えれば、この膨大な件数全てがお客様となる可能性がある、ということだ。今後の高齢化社会を考えれば、市場の広がりは大いに期待できるだろう。
三和デンタルの強みは、何と言っても業界をリードするデジタル技術の活用だ。しかし歯科技工のライン全てをデジタル化しているわけではない。同社の技工本部にはデジタル課と義歯課があり、自らの技量でモノづくりに取り組みたい人も活躍できる場が用意されている。
そうした社員優先の考え方は随所に表れており、コーヒーやココア、スープなどが無料で楽しめるベンダーの設置もそのひとつだ。さらには社長が毎月全社員に向けて経営状況をオープンにする月次報告会、年に1回全員で楽しむ社内運動会など、全社員が交流する機会も設けられており、部門間の垣根も低く風通しのよい社風といえる。
これからの企業選択にあたり、最先端技術と働きやすさを併せ持つ環境に興味を惹かれるならば、ぜひ三和デンタルを研究してみてはいかがだろうか。

PHOTO
最先端の環境を整えながらも、社員の働き方を常に改善している三和デンタル。安定した経営基盤で自分らしく働ける企業として、応募企業の選択肢にぜひ加えてみて欲しい。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)三和デンタルの取材情報