最終更新日:2026/3/3

東洋電機製造(株)

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業種

  • 機械
  • 重電・産業用電気機器
  • 半導体・電子・電気機器
  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)
  • コンピュータ・通信機器

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東京都

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鉄道車両用電機品に関わる中堅・若手社員3名の挑戦と成長の軌跡!

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オープンで風通しの良い社風も魅力

交通事業・産業事業・ICTソリューション事業を軸に、多彩な製品・ソリューションを展開している「東洋電機製造」。中堅・若手社員3名に入社理由や仕事内容、やりがい、今後の目標などについてお話を伺いました!

■交通事業部 交通工場設計部 電源システム設計課
 M.T.さん(2019年入社/工学部卒)写真左
■交通事業部 交通工場設計部 電動機設計課
 Y.F.さん(2024年入社/工学部卒)写真中央
■交通事業部 JR営業部 営業2課
 Y.M.さん(2024年入社/文学部卒)写真右

補助電源装置のシステム設計に挑戦。社内の関係部署と連携しながら製品を完成させる(M.T.さん)

大学では工学部でパワーエレクトロニクスを専攻。当社に興味を持ったのは、社会人ドクターとして研究室に所属していた先輩社員の存在がきっかけです。話をする中で、その人柄や雰囲気に惹かれ、エントリーすることにしたんです。もともと乗り物に関心があり、「鉄道の電気機器の設計に携われたら面白そうだ」と思ったことも入社の決め手となりました。

2019年に入社後は交通事業部の電源システム設計課に配属。一貫して、在来線用の補助電源装置のシステム設計に携わっています。補助電源装置は、車両の下部などに搭載される主に箱型の装置で、照明や空調などの補機類に電力を供給する役割を担っています。車両側の要求をもとに装置全体の仕様を取りまとめ、社内の関係部署と連携しながら製品として完成させていくのが、私のミッションです。具体的には、営業・技術営業が把握した大枠の仕様をもとに、お客様と詳細条件を詰めていき、決定した仕様を機構設計やソフトウェアの担当者に展開。部品の手配や製造、検査の依頼を行い、案件全体を進めていきます。回路図や仕様書、取扱説明書、検査要領書といった書類の作成も重要な業務です。

設計にあたって何より重視しているのは、補助電源装置が止まらないようにすること。空調やコンプレッサーなど電力負荷の大きい機器を想定し、常時必要な電源容量だけではなく、起動時のピーク電力、その継続時間まで確認した上で、装置が保護動作で止まらない条件を検討します。社内調整、出荷前の確認、納入時の立ち会いを通じて、補助電源装置が車両の中で確実に機能する状態をつくりあげていきます。

自らの成長を実感するのは、一人で担える業務の範囲が着実に広がっていること。社内の仕組みも理解できるようになり、イレギュラーな事象が起きた際にどの部署に、どのように依頼すれば良いかを見通せるようになってきました。自分の関わった装置が無事に納入され、装置が搭載された車両が営業運転に入ったという話を聞けたときには大きなやりがいを感じますね。今後の目標は、より難易度の高いシステム設計を手掛けられるようになることです。現時点では基本フォーマットをベースにカスタマイズを加える仕事が中心ですが、将来的には一から設計を主導する案件にも挑戦できるよう、学びを深めていきたいと思っています。

社員は語る!

「性能確認や試験のために全国各地の車両基地に出張する機会もあります。仕事の合間に、その土地ならではの美味しいものを食べられるのも楽しみの一つです」(M.T.さん)

主電動機(モーター)の製造・試験を支える仕事。気軽に質問・相談できる環境が魅力!(Y.F.さん)

学生時代は電気・電子工学を専攻。同期電動機の効率化に関する研究に取り組んでいました。就職活動では「身近なものに携わることができる会社」「学生時代に学んだモーターの知識を活かせる仕事」を軸に企業研究を実施。当社への入社を決めた理由としては、電車のモーターに関われることが大きかったですね。人事担当者をはじめとする先輩社員の優しくて誠実な人柄も決め手になりました。

2024年に入社後は約4ヶ月間の新入社員研修からスタート。社会人としての心構えやビジネスマナーを学んだ後、横浜製作所や滋賀竜王製作所での工場実習を通じて、鉄道製品や産業機器の製造現場を体験。設計・開発部門では職場見学のほか、講義形式で電気・機械の基礎を学び直す機会もあり、幅広い分野の知識や技術を学ぶことができました。

8月には電動機設計課に配属。現在は鉄道向けの主電動機の製造や試験に必要な書類の作成に携わっています。設計側が作成した部品のリストを受け取り、設計、製造現場、品質保証のメンバーと連携しながら、製造指示に必要な内容や、試験の際の注意点を現場に伝えるための資料を作成します。例えば、設計変更の直後に製品を納入するケースでは、「設計が変更された箇所については重点的に試験してください」といったかたちで指示を入れ、確認の抜け漏れを防ぐようにしています。また、頻度は多くはないものの、主電動機の設計変更を行う際の検討業務も担当。設計変更によって、安全性やコスト面で問題を生じないかを確認するため、メーカーの仕様書や試験データなどの根拠資料を精査し、導入の妥当性を整理した資料をまとめています。

仕事をする上で心掛けているのは、わからないことは独断で解決しようとしないこと。疑問点や不明点に直面したら先輩に質問・相談するとともに、新たに学んだことは今後に活かせるようにまとめています。溜まった仕事を一気に片付けることができたときや、与えられた課題に対して次に取るべき行動が思い浮かぶようになったときには、自己成長とともにやりがいを実感できます。今後の目標は一人前の設計者になること。主電動機の仕様を自ら考え、実際の設計まで担えるだけの知識や技術を身に付けたいと考えています。

社員は語る!

「製造部門の近くで仕事をしているため、すぐに現物を確認できます。関連機器の担当者も同じフロアにいるので、コミュニケーションを取りやすい環境です」(Y.F.さん)

文系学部を卒業し、開発品の営業の仕事へ。自分の関わった製品が新幹線に搭載される日を夢見て(Y.M.さん)

学生時代は文学部で日本史を専攻。就職活動では“縁の下の力持ち”として社会を支える仕事に興味を持ち、鉄道やプラント、金属メーカーなどインフラ業界を中心に会社選びを進めました。鉄道分野に強みを持ち、パンタグラフで高いシェアを獲得している点に惹かれて、会社説明会に参加することに。先輩社員の穏やかな人柄に魅力を感じ、入社を決めました。当初はコーポレート職を志望していましたが、人事担当者から「営業の方が向いているかも」とお声掛けいただき、思い切って挑戦してみることにしたんです。

入社後は3ヶ月間の新入社員研修を経て、JR営業部に配属。パンタグラフの新製品やSDGsの実現に向けた新しい制御装置など、大手鉄道会社様や研究機関に納入する「開発品」の案件を担当しています。お客様からいただいたご要望や仕様書を読み解き、社内の設計・開発・製造部門のメンバーにわかりやすく展開するなど、社内外の“橋渡し役”を担うのが、私のミッションです。お客様との打ち合わせには技術担当者にも同席してもらい、検討結果や方向性を取りまとめて社内に共有。設計・開発部から図面や検討結果が上がってきたらお客様にお送りし、フィードバックをもとに、さらなる検討を重ねていくといったやり取りを行っています。営業ですから価格面での調整も重要な仕事。設計・開発の担当者に原価感や作業工数の見立てを確認しながら、価格や納期についてお客様との擦り合わせを行っています。

心掛けているのは、営業としてお客様の立場に立って物事を考えること。数字やデータだけで判断するのではなく、お客様が何を求めているのか、その背景や意図まで汲み取り、痒いところに手が届く、きめ細かな対応を大切にしています。開発品の中には数年単位で粘り強く向き合うことが求められるテーマも少なくありません。私自身、まだ自分で最初から最後まで担当した開発品はありませんが、成果物の報告書や試作品を納めるタイミングでは「この一年、よく頑張ったなぁ」と実感。最近はお客様への訪問や、工場見学への対応を一人で任せてもらえる場面も増えており、自らの成長と仕事へのやりがいを感じています。今、担当している新幹線の開発品の納入を最後まで見届けるのが、現時点での私の目標です。

社員は語る!

「育休から復帰して活躍している先輩もおり、誰もが活躍できる環境です。有給休暇も取りやすく、オフの日は趣味の野球観戦を楽しんでいます」(Y.M.さん)

学生の方へメッセージ

【M.T.さん】
就職活動では「誰と一緒に働くか」「どのような雰囲気の職場か」ということを意識して会社選びを進めることが大切だと思っています。会社説明会や職場見学などの機会を積極的に活用し、先輩社員の人柄や会社の雰囲気を自分の目で確かめてみてください。当社には「私の仕事はここまで」と線引きせず、周囲と協力しながら仕事を進めていこうという社風が根付いています。周囲とコミュニケーションを取りながら、物事を進められる方には本当に働きやすい環境です。

【Y.F.さん】
就職活動では「自分の興味のあること」「やりたいこと」ができる会社を選ぶことが大切だと思います。好きなことを仕事にした方が、勉強も苦になりませんし、新しい知識を覚えるのも楽しいですからね。ちなみに、チャレンジ精神の旺盛な方や幅広い分野に関心の持てる方は当社に向いていると思います。

【Y.M.さん】
オンライン説明会だけではなく、対面での会社説明会にも積極的に足を運ぶことをお勧めしたいと思います。実際に人と対面で話をしないとわからないことがたくさんあるからです。当社の営業職に向いているのは、好奇心旺盛で疑問点を自分から深掘りできる人。文系出身の方にも視野を広げて会社選びを進めていただきたいですね。

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どの部署も穏やかで真面目な社員が多く、わからないことがあれば質問・相談にも丁寧に応じてもらえる。安心して仕事に取り組むことができる環境が整っている。

マイナビ編集部から

交通事業・産業事業・ICTソリューション事業を軸に、多彩な製品・ソリューションを展開している「東洋電機製造」。今回、鉄道関連製品の設計、営業に携わる中堅・若手社員3名にお話を伺って印象的だったのは、“会社の良さ”として、部署・職種の垣根を越えたコミュニケーションの取りやすさが挙げられていた点だ。

同社の製品はオーダーメイド品が多く、一人で完結する仕事はほとんどない。同社では、設計・開発・製造・営業の各部門、そしてさまざまなユニットの担当者が密に連携。顧客の要望にマッチした売れる製品をつくることができるのも、つくりやすい設計を実現できるのも、部門の垣根を越えたコミュニケーションが日頃から行われているからこそ。このようなかたちで協働のカルチャーが根付いていることが、1918年の創業以来、100年以上にわたって力強い成長を遂げ、東証スタンダード上場企業として躍進を続ける同社の強さの源泉となっているのは間違いないだろう。

電機やインフラ分野に興味関心をお持ちの方の中でも、チームワークを大切にしながら仕事に取り組みたい方、社会インフラを支えるモノづくりを通して社会の発展に貢献したいという志をお持ちの方に企業研究をお勧めしたい会社であると感じた。

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鉄道車両用の電機品を製造している主力工場「横浜製作所(横浜市金沢区)」にて。本社は東京。大阪、名古屋に支社を構える。

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