最終更新日:2026/5/18

(株)山新

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ホームセンター
  • 専門店(書籍・音楽・インテリア)

基本情報

本社
茨城県

取材情報

プロジェクトストーリーを紹介したい

より地域に根づいた店舗へ。「おかえり」の言葉が愛されている証拠

PHOTO

店舗大改装のプロジェクトストーリーを紹介

◆T.O.さん
ホームセンター 山新下館店 店長/2002年入社

◆Y.M.さん
商品部バイヤー/2013年入社

◆Y.I.さん
ホームセンター 山新下館店 主任/2016年入社

地域に根ざしたホームセンターとして、出店地域の住民に厚く支持される山新。今回は、半世紀近く営業してきたホームセンター 山新下館店のリニューアルプロジェクトを軸に、店長とバイヤー、主任の関わり方や、それぞれの仕事のやりがいを聞いた。

大規模リニューアルを店長として主導。オープンの日の感激は、一生の宝物です

下館店がこの地に開店したのは46年前。老朽化に伴い、建て直しを含む大規模なリニューアルを行いました。2024年の5月には工事のため一時閉店したのですが、私が下館店に着任したのは閉店の2か月前。まずは地域のお客さま層を把握することからはじめ、当店に期待される「良さ」を受け継ぎつつ、今までにない新しい魅力を生み出そうとリニューアルの方向性を考えました。もちろん本社で経営陣にプレゼンしますが、基本的に店舗の方針を決めるのは店長の役割です。責任の重さに身が引き締まりました。

新しい建物が完成し、引き渡されたのは2025年の6月中旬。オープン予定日まで2週間ほどしかなく、バタバタで大変でした。私が決めた大まかな売場の配置図をもとに、バイヤーが中心になって各売場をつくり上げていくのですが、他店からのスタッフやお取引先さまなど、応援の人もたくさん来てくれました。段取りよく進んでいるかを確認し対応するとともに、夏の暑さが厳しくなるなか皆さんの体調管理にも気を配りました。販促物ができあがり、売場が完成する度に歓声が上がるなど、全員で協力しあって少しずつカタチになっていくのはとても楽しかったです。

プレオープンの7月2日には、地域のお客さまが待ちかねたように開店前から長い行列ができました。改装中から「いつできるの」「山新さんがないと困る」といった声を聞いていただけに、楽しそうにお買い物されている姿を見て私も胸がいっぱいになりました。文具売場のボールペンの試し書きコーナーには、「おかえり」「待ってたよ」「素敵なお店ですね」などのメッセージがびっしり。スタッフがこれに気づいて私に見せてくれた時の感激は忘れられません。

私は下館店のほかに5店舗を経験。初めて店長になった渡里店では台風被害に遭って店舗が水没し、復興オープンに取り組みましたが、計画的なリニューアルは下館店が初めてで、貴重な経験になりました。リニューアルした下館店では資材館を充実させて、開店時間も早めたことから、工事関係者や農家のお客さまも今まで以上に増えています。店長の普段の仕事は、何よりもお客さまが気持ちよくお買い物を楽しめる店づくり。地域に根づく当店が次の50年も愛され続けるよう、今回のリニューアルプロジェクトでの経験を活かし、店舗全体の運営に全力を注ぎます!
〈店長 T.O.さん〉
※2025年11月時点のインタビュー内容

リニューアルを終えて

リニューアルオープン初日には、多くの方に「おめでとう」と声をかけていただき涙が出そうでした。地域調査をして、より必要とされる店舗にしていこうと思います(T.O.さん)

自分が選び、開発した商品が求められる喜び。どんな職種でも自分らしくチャレンジできる

下館店のリニューアルプロジェクトには、カー用品のバイヤーとして携わりました。建て替えで何もない空間に売場をつくるため、商品はもちろん什器の手配からはじめ、オープン記念に目玉商品を販売するキャンペーンでは、企画を考えて仕入れるだけではなく、近隣住民さまへの配慮としてチラシの配り方も工夫しました。もともと下館店は私の最初の配属先で、7年間様々な売場の担当者として励んだ店舗です。リニューアルオープンの日に来られたお客さまも私を覚えていてくださって、「久しぶり!」「ずっと待っていたよ」と、声をかけられて感無量でした。

売場担当者の次は、錦店、下妻店、グランステージつくばホームセンターで副店長を務めたのが現場でのキャリア。副店長時代は、店長と従業員のパイプ役として意識の共有に努めるほか、従業員同士が気持ちよく働ける環境づくりに取り組みました。売場担当としても副店長としても、自分の力でできることは限りがあり、仲間と協力する大切さを学び、リニューアルプロジェクトでもその経験が活かされました。

バイヤーとしても、現場と密に関わってお客さまの声を知るとともに、商品を提供するお取引先さまと情報交換しながら、お客さまが本当に求める商品を届けられるよう頑張っています。商品選びだけでなく、商品開発を行うこともあり、最近では洗車や機器のメンテナンスに使うマイクロファイバーのロールクロスを開発。洗車用品は好調でニーズも多様化していますが、自社製品にはミシン目でちぎれるロールタイプの商品がなかったので商品企画のプロジェクトにも参加しました。吸水力を高めるためナイロン配合比率をどうするかなど、試行錯誤を繰り返して丈夫さにもこだわった製品が完成し、ようやくリリースした時は嬉しかったです。店舗スタッフの試用では「こんなに拭き取れるなんて!」と驚きの声が上がりました。多くの店舗で販売され、売れ行きも好調で、すっかり当社のスタッフも愛用しています。

バイヤーとしてのやりがいはもちろん、自分が選定し、また開発した商品が多くのお客さまに喜ばれ、購入されること。山新の理念の一つは「自主性と創造性が発揮できる企業」ですが、まさにその通り、どんな職種でも自分の考えを持ってチャレンジできる環境です。
〈バイヤー Y.M.さん〉
※2025年11月時点のインタビュー内容

リニューアルを終えて

お客さまの声にしっかりと耳を傾けて、商品開発をしました。山新が大好きだと思ってもらえるように感謝の気持ちを持って仕事に臨んでいます(Y.M.さん)

ホームセンターに欠かせない資材館をさらに充実。幅広いお客さまが楽しめる場所に

私は入社以来、資材関係に携わっています。最初の店舗で鉄筋や鋼材などの建築資材を10年近く扱い、下館店でも引き続き屋外資材売場を担当しています。さらに下館店では、主に農家さんが使う農業資材、一般のお客さまにも向けたガーデン資材なども広く取り扱う「資材館」のまとめ役としてリーダーになりました。資材館はさらに地域のお客さま層に合わせた店舗になるための方策の一つとして、この度のリニューアルにより売場面積が一気に拡大しています。私自身、ホームセンターの魅力の一つは資材の充実にあると思っていますので、新しい資材館の立ち上げに張り切って臨みました。

屋外資材売場は以前の店頭から奥になり、スペースがかなり広がりました。商品のラインナップは基本的にバイヤーが決めますが、私も経験を活かして売れ筋の商品をはじめ、セメントやブロックといった数量を準備しなければならない商品など、バイヤーが気づかない視点から様々な提案をしました。オープン後もお客さまの声を聞き、自分の考えで新しい商品を仕入れています。開店時間を早めたため、朝早く工事現場に向かうお客さまへのお役立ち度も高まり「ここに来ると何でも揃う」と喜ばれています。今後はどんどん資材館の存在をアピールしてより地域のお客さまのお役に立つことが目標です。

リニューアルプロジェクトでは、資材館全体を整えるために汗を流しました。梅雨時で暑くなる季節ということもあり、重い什器の組立から設置、重量商品の陳列、さらに屋外資材担当としての仕事も重なって、相当にハードな環境でしたが、やり切った時の達成感は何物にも代えられませんでした。何より、からっぽの更地に次々とモノが運び込まれ、売場が徐々に完成していく光景は感動的で、今でも目に焼きついています。

ガーデニングをはじめたいお客さまには、砂ジャリの色合いや小物の組み合わせなど、お庭づくりの提案も行っていて、私自身、勉強になるとともに楽しさを感じています。今までは主任でも先輩に頼りがちでしたが、今回のリニューアルプロジェクトを通して、周りをよく見て対応を考える力が向上したと思います。お客さまが当店の資材館で色々な楽しみを見つけるために、部下の指導や育成はもちろん、「あなたに相談してよかった」と思ってもらえるように、私自身もスキルを磨いていきます!
〈主任 Y.I.さん〉
※2025年11月時点のインタビュー内容

リニューアルを終えて

自分のアイデアを活かして売場をつくり売上に結びつくと、努力が報われた喜びもひとしお。資材館を広げたことで今まで以上に地域の方に貢献できています(Y.I.さん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • T.O.さんが感じる職場の雰囲気
  • Y.M.さんが感じる職場の雰囲気
  • Y.I.さんが感じる職場の雰囲気

学生の方へメッセージ

山新の店舗運営では「継続性」を重視しています。その地域に出店したら、地域のお客さまに支持される「地域ナンバーワン店」を目指して努力を重ね、根づいた後も常に改善しています。ですから出店計画もどちらかといえばリニューアルが多く、今回の下館店のように老朽化した店舗は進んで建て替えています。新入社員は基本的に自宅から通える店舗に配属し、異動もそれほど頻繁ではないため、腰を据えて働けるのも魅力です。

当社の際立った特色は、山新ならではの担当者制度です。地域のニーズに応える店舗づくりに向け、各売場の担当者に大きな裁量を与えています。売場づくりをはじめ品揃えから接客まで、お客さまの声をすぐにカタチにできる手応えは大きく、モチベーションの維持・向上にもつながっています。

学生さんのなかには、担当者制度について「1人で何もかも背負うのは不安……」と心配になる方もいるかもしれませんが、ご安心ください。この制度は正担当者が主軸となり、サブ担当やパート社員さんたちとチームで一緒に取り組むもので、正担当者はいわば売場における店長のような立場。そしてもちろん店舗全体を管理する店長や副店長などがサポートしています。自分の力を試すやりがいと仲間と協働する喜び、支えられる安心感のどれもが得られますので、ぜひ注目していただければ幸いです。
(総務部 Tさん)

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今回のリニューアルでは資材館の拡充もメインコンセプトの一つ。店長と資材館リーダーの綿密な打ち合わせや活発な意見交換が成功につながっている。風通しの良さも抜群だ。

マイナビ編集部から

茨城県を中心に地域密着のホームセンターとして親しまれる山新。その大きな特色が、同社ならではの担当者制度である。店舗社員が担当する売場をマネジメントする制度で、裁量権が大きく、商品陳列からディスプレイ、POPの作成まで自由に創意工夫できる。キャリアの出発点となるサブ担当も多くの部分が任されるが、1年目で正担当になる社員も少なくない。

キャリアパスでは正担当から主任、副店長、店長と進む現場キャリアのほか、店舗を経てバイヤーや本社業務に就くなど幅広い活躍の場が用意されている。今回のリニューアルプロジェクトでは、店長とバイヤー、売場グループのリーダーと、それぞれの立場による関わり方が聞けて興味深かった。また、皆さんの話に共通して出てくるのは、オープンを喜ぶ地域住民の声である。とりわけ文具の試し書きコーナーにびっしりと「おかえり」といったメッセージが書かれていたというエピソードは感動的。チェーン店でありながらそれほどに愛される店舗はなかなかないだろう。

同社の出店ペースは堅実で、リニューアルも慎重に計画しているため、若手社員が新店や改装プロジェクトに参加する機会は少ないかもしれないが、今後の楽しみにできるはずだ。今回の取材を通して、「仲間意識」が根づいた温かい社風のもと、早くから活躍でき、また成長するほどに地域に貢献する手応えが大きくなる会社だと感じた。

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広々とした通路を回ると人気商品が次々と目に入り、さらに便利に買い物がしやすくなったと好評。オープン後もお客さまの声を聞きながらブラッシュアップを図っている。

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