最終更新日:2026/4/24

ポーラ化成工業(株)

  • 正社員

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 化粧品
  • 化学

基本情報

本社
神奈川県

取材情報

プロジェクトストーリーを紹介したい

先進的な技術により、多様化する美の価値観に応えます。

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一人ひとりが挑戦者。視点を変えると新しいものが見えてくる。

研究開発や生産技術を基盤に、化粧品だけでなく化粧品の枠を超えて価値を市場に生み出し続けているポーラ化成工業。その基盤研究、開発研究、生産技術の分野で個性を発揮し、挑戦し続ける若手社員3人の姿を追った。

■高橋萌奈さん(写真中央)
フロンティアリサーチセンター
2023年入社/研究開発職(基盤研究)

■元平千尋さん(写真右)
製品設計開発部 内容物開発センター
2022年入社/研究開発職(開発研究)

■番場勇介さん(写真左)
バリュープロダクションセンター 生産センター
2024年入社/生産技術職

自分の研究が「妙なる価値」の根源になり、多様な可能性を秘めていることが基盤研究の魅力です/高橋さん

私が所属しているフロンティアリサーチセンターは、化粧品の基盤研究を行う部署です。現在私は、湘南アイパーク内に設けられた研究拠点で、当社の主要研究領域の一つである「ミラースキン」の作製に取り組んでいます。

ミラースキンは、各個人からiPS細胞を作製し、そのiPS細胞を使って個人の皮膚を体外で精巧に再現した皮膚オルガノイドです。個々人の肌の情報を保持しているという特性を生かし、肌悩みの原因や改善メカニズムを探り、その人にとって最適な「究極のパーソナライズド化粧品」の提供を目指しています。

現在、ミラースキン作製の基本的な技術は確立されており、より使い勝手の良い状態にするための改良まで達成しています。私はこの研究で2025年9月、世界中の化粧品技術者・研究者にとって最も権威のある国際学会であるIFSCCでポスター発表を行いました。
当社では、自分がどのようなキャリアを築いていきたいかを上司と相談できる機会がたくさんあり、挑戦したいという想いを後押ししてくれる風土があります。私が「大きな国際学会に出てみたい」と相談したところ、会社も非常に力を入れている学会に、入社2年目にもかかわらず挑戦を勧めていただき、入社3年目となった2025年、ついに発表が実現しました。重要な役割を任せていただいたことを非常に光栄に感じています。

最初、海外の研究者の方とのコミュニケーションに高いハードルを感じていましたが、質疑応答を通して多くの方に興味をもっていただくことができ、需要が高い研究であることを再認識できたのは、とても貴重な経験でした。これからも与えられたチャンスを活かして様々なことに挑戦し、自分がかかわった研究が素晴らしいものであるということを世界に発信したいと思っています。

基盤研究は、研究が製品になる過程の根源になる領域であり、未知の世界の扉を開ける分野だと思います。メンバーとのディスカッションや研究を進める過程で集まってくる多様なデータを活用し、再生医療など新たな領域での価値が高まる可能性も広がっています。これこそが基盤研究のやりがいといえるでしょう。
アカデミアレベルの研究を担う一員として、私自身、本研究を化粧品開発に活かすのはもちろん、学術雑誌にアクセプトされるなど、学術的な面にも力を入れて研究を進めていきたいと思っています。

先輩からのメッセージ

「基盤研究には既成概念や常識に縛られない新たな発想やアイデアが大切です。当社は個々の個性を生かし、挑戦を応援してくれる社風があります。」

モノづくりの難しさと面白さを実感する日々。化粧品を通して多くの方の美と笑顔に貢献したいです/元平さん

化粧品は、外見を美しくするだけでなく、肌の悩みを解消し、日常を前向きに生きる力を与えてくれる存在だと思います。そんな化粧品の魅力に惹かれ、内面からその人の魅力を引き出せるような化粧品を自分の手で世に生み出したいという想いから、化粧品開発の仕事を志しました。最新の皮膚科学研究に取り組み、感性を揺さぶる高品質な化粧品を作り続けている当社は、まさに私の想いが実現できる場でした。

私が所属している内容物開発センターは化粧品の処方開発を行う部署です。新製品のコンセプトや狙いの効果を実現するため、様々な原料の組み合わせを検討し、試作と評価を重ねます。原料の配合バランスだけでなく、投入する順序や温度など、細かい条件によって使用感や安定性が大きく変化するため一筋縄ではいきませんが、そこが面白くもあります。

直近で入社当初から基礎検討を進めていた化粧水が、ついに製品化につながりました。この製品は、開発過程で感触にこだわるあまり安定性の課題に直面していました。発売までのスケジュールが決まっているなかでプレッシャーも抱えていましたが、絶対に諦めないという強い信念を持ち、先輩方にもサポートをいただいて目標の品質を達成できたときには、これまでの努力が報われたという充実感だけでなく、少しステップアップしたという成長の手応えを感じました。発売されて多くの方に使っていただける日が本当に待ち遠しいです。

また、化粧品の処方開発において重要なのは、使用感や安定性だけではありません。安全性や、容器との相性、量産化に向けた検討、特許や薬事規制など複数の観点をクリアする必要があります。多くの担当者が連携し、一丸となって一つの製品を生み出しています。

4年目を迎えた今、内容物開発という自分の担当分野だけでなく、様々な部署を含む開発プロセス全体を意識しながら業務に取り組めるようになれたかなと感じています。
これからも大好きな処方開発の技術に磨きをかけ、化粧品を通してたくさんの方の美と笑顔に貢献したいと思っています。

先輩からのメッセージ

「当社は周りのサポートのもと、積極的に挑戦できる環境です。試行錯誤しながら課題を一つひとつクリアしていく、モノづくりの面白さを味わうことができます」

発想や提案がコスト削減や生産効率向上という数字に表れるのが生産技術者としてのやりがいです/番場さん

大学では機械設計、大学院で流体力学を研究していました。これらの知識や経験が生かせる仕事として選んだのが、スキンケア製品など市場が拡大傾向にある化粧品業界でした。なかでも当社は、研究・開発・生産の機能を一体化したテクニカルディベロップメントセンター(TDC)の新設や研究設備の拡張など、高品質の化粧品を生み出すために挑戦し続けており、非常に魅力を感じました。

現在私は、横浜事業所に2024年新設された研究・生産施設であるTDC内の新工場「バリュープロダクションセンター(VPC)」に配属され、最新かつ独自の設備を有する工場の生産ライン運営に携わっています。具体的には、安定的に生産ラインを稼働させるため、トラブル発生時の設備改善や仕組みの見直し、生産設備全体の課題解決や改善のために新技術導入・設備開発などを担当しています。

当社は袋井工場とVPCの2工場体制で化粧品の生産にあたっており、1年目は袋井工場でチューブ製品の充填機械の調整と包装などを担当。2025年に念願のVPCに異動になりました。
現在は、チューブ製品に加え、ジャー容器やボトルなども扱うようになり、仕事の幅が広がりました。今はできるだけ多くの知識を吸収したいと思っています。

生産ラインには、良品と不良品を識別する工程があります。過去に、私の調整の甘さが原因で機械を破損させてしまったことがありました。落ち込みましたが、チームに支えてもらいながらトラブルを解消するとともに、どの品目でも同じ条件で調整できる汎用性のある仕組みを構築。設備調整が簡素化し、結果につながったことで、先輩から「よくやった!」と声をかけてもらった時は達成感と大きなやりがいを感じました。
入社して1年、トラブルをどう改善していくか判断できるようになり、自分自身の成長を感じています。これも、先輩方の指導と支えがあるからだと思っています。

これからも、生産におけるトラブルゼロを目指し、プロセスの改善とその仕組みづくりに取り組んでいきたいと考えています。その一つとして、トラブルによって生産ラインが停止した際に、品目と工程、停止時間を可視化できる仕組みを構築しました。これにより改善ポイントが見極められるようになりました。
当社では先輩方が個々の発想を面白がり、尊重し、実現に向けて共に考え、サポートしてくれる文化があります。だからこそ、積極的に挑戦することができています。

先輩からのメッセージ

「人生には回り道も大切です。社会人になる前の自由な時間を活用し、様々な人と会い、興味のあることに取り組んでください。社会に出た後も、きっと役に立つはずです」

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 高橋 萌奈さんが感じる職場の雰囲気
  • 元平 千尋さんが感じる職場の雰囲気
  • 番場 勇介さんが感じる職場の雰囲気

学生の方へのメッセージ

化粧品を専門的に扱う学問はありませんが、だからこそオリジナリティが発揮できるのが化粧品業界の特徴です。入社後に社員一人ひとりのオリジナリティが重なり合い、楽しみながら仕事に取り組む過程で、新たな価値は生まれてくる。私たちはそんなふうに考えています。

自分のオリジナリティを発揮するためには、自ら考え行動する”プロ人財”に成長することが重要です。そこで当社は「社員自らがキャリアに向き合うこと」に今まで以上に重点を置いた人事制度をスタートしました。1つの方向に凝り固まらず、各人がその時々のキャリアビジョンを意識し、会社の成長と自分の成長をセットで考えられるプロフェッショナルな人財集団を目指していきます。

既存の枠にこだわらず、「新しい経験をしたい」「これまで学んだ知識や専門性を活かしたい」という様々な「実現したいこと」を自らの仕事にしてしまおう、と考えるのが当社の社風です。立場を超えてフラットに意見を交わし合い、協力し合って新たな価値を創造するという志ある社員が集っています。

私たちは「学生さんと企業の関係は対等」と捉えており、皆さん一人ひとりと真剣に向き合っていきたいと考えています。皆さんも自分らしさや個性を存分に表現いただき、お互いに選ぶ立場という前提で、自然体で臨んでいただければ嬉しく思います。
(人事部採用担当)

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企業理念である「妙なる価値の創造」を具現化する源泉は、サイエンス・技術への社員一人ひとりの好奇心と探求心。新しい視点で化粧品を広く市場に送り続けている。

マイナビ編集部から

「POLA」「ORBIS」を基幹ブランドとしたポーラ・オルビスホールディングスの一員として、化粧品の基盤研究から製品開発、実用化から生産工程までをトータルで担うポーラ化成工業。この技術者集団は総合的な技術力を強みに、世界中に「笑顔」と「感動」をもたらし続けている。

根源となるのは、新たなことに挑戦し続ける社員と、社員のオリジナリティを尊重し、チャレンジと成長を歓迎する企業文化だ。グループには人財ポリシー「A Person-Centered Management」というキーワードがある。全社を挙げて、個人が持つ価値観を大切にする風土と個々の能力を最大限に発揮でき、自己実現をバックアップする環境を整えている。
今回取材した3人も「インターンシップに参加して、個性を大切にしてくれる雰囲気を感じ、この会社なら自分らしく生き生きと働けると思った」「個人目標を設定する際は先輩社員のアドバイスがあるので、成長を後押ししてくれる環境が魅力」「課題が生じた時は解決に向けて、一緒に考え、サポートしてくれる先輩や仲間がいる。その存在があるから安心して挑戦できる」と語っている。

社員の自己実現とキャリア形成に必要なチャンスを与えたいと考える同社。多様な人財を受け入れ、お互いを尊重し、高め合える環境で、化粧品や化粧品の枠を超える「他に類を見ないプロダクト」の創出を目指して、会社と一緒に成長したい人にはぜひ注目してほしい企業だと感じた。

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2024年、本社拠点に「共創空間」としての新工場が誕生した。外部との共創・人財交流を促進し、新しい知見をいち早く世に出していくための充実した設備・環境を整えている。

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