最終更新日:2025/6/1

(株)バイタルネット

業種

  • 商社(薬品・化粧品)
  • 商社(精密機器)
  • 食品
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
宮城県

取材情報

先輩100人100の就活

先輩社員が語る!学生時代に得たことや、就活で大切にしたポイント

PHOTO

3人が経験した学生時代の過ごし方と、就活ストーリーとは?

今回インタビューしたのは、医薬品専門商社『バイタルネット』のMSとして活躍する先輩社員たち。
学生時代に別な分野を学び、三者三様の就職活動で入社した3人に、参考になるお話を伺いました!

<左から>
■村上 皓海さん/仙台支店 販売3課(2019年入社)
東北工業大学 ライフデザイン学部 経営コミュニケーション学科卒業

■川瀬 涼音さん/仙台支店 販売1課(2019年入社)
東北医科薬科大学 薬学部 生命薬科学科卒業

■阿部 裕樹さん/仙台支店 販売2課(2019年入社)
東北学院大学 法学部 法律学科卒業

インターンシップは企業や仕事について知るきっかけになります。スケジュール管理能力も大切です。

Q.学生時代の過ごし方を教えてください。
私は学生時代に東北医科薬科大学の薬学部・生命薬科学科で学びました。薬学部というと薬剤師を目指す、6年制の学科をイメージされる方が多いと思いますが、私が在学していたのは薬剤師から臨床を抜いたような形で、薬学についての知識を深められる4年制の学科です。以前から興味を持っていた薬について学ぶのは面白い反面、大変でしたが、とてもやりがいがありました。そのような学生生活の中で息抜きとなっていたのは、3歳の頃から親しんでいる音楽です。サークル活動では軽音部に所属し、仲間とバンドを組んでライブを開催していました。音楽を通してたくさんの人と交友を深め、ライブ活動を通して培った社交性が、人と接する営業職に生かされています。

Q.インターンシップや就活のスケジュールは?
大学3年生の夏に、大学が企画した当社のインターンシップに参加しました。4日間の充実した内容のインターンシップで、企業や部署の説明、富谷にある物流センターの見学、グループディスカッションなども体験でき、実際に働いているMS(マーケティング・スペシャリスト)の先輩方の1日の活動についてお話を聞けたことも良かったです。また、私たちの年代の学部は人数が少なかったこともあり、大学側のサポートがより一層手厚く、校内に企業を招いた説明会なども開催してくださったので積極的に参加し、3年生の夏からは徐々に就活を進めていきました。

Q.選社の理由や入社してわかったことは?
医薬品の卸に携わりたいという思いがあり、4日間のインターンシップを通して企業について理解できたことが、入社の決め手になりました。昨年の7月からはMSとして一人立ちし、仙台市内の薬局やクリニックを訪問しています。体力的に大変だと思うこともありますが、お取引先の方がとても優しく、多くのことを学べるのが楽しいですね。

Q.学生へのメッセージをお願いします。
興味ある企業のインターンシップには、積極的に参加した方が企業や仕事のイメージを掴めると思います。スケジュールを組んで計画的に動くことが大切です。日頃からスケジュールの組み方を練習することや、興味のある企業を探しておくことで効率的に動けると思います。
(川瀬 涼音さん)

仕事の魅力ポイント

自分でスケジュールを調整しながら、仕事を進められることが魅力的です。この日は早く帰るなど、ワークライフバランスもしっかり取れます!(川瀬さん)

就活で大切にしたのは「自分らしさ」。企業を絞り、しっかりと情報収集をすることで効率的に動けました!

Q.学生時代の過ごし方を教えてください。
僕は学生時代に東北学院大学の法学部で、ゼミを通して「会社法」などを学び企業に関する基礎知識や、グループで互いの意見を尊重しながら話し合うスキルを身に付けました。勉強以外で特に力を入れていたのは、衣料品や家具、雑貨、食品などを展開する小売店で接客業のアルバイトを4年間続けたことです。年の近い友人たちだけではなく、年齢の離れたパート従業員の方や店長、幅広い年齢層のお客様と接することで、礼儀作法やコミュニケーション能力を磨いたことが、社会人になって役立っています。

Q. 就活をする上で大切にしたことは?
本格的に就職活動を始めたのは3月の企業エントリー開始後です。以前から興味を持っていた「営業職」を軸に、自分が行きたい企業を絞り、当社以外に製薬メーカーや金融関係など全4社にエントリー。他の就活生と比べると少なめだと思いますが、その分、事前に“その企業について知る”ことを大切にしました。私の母校は就職サポートが手厚いのですが、自分の考え方や言葉で伝えることを大事にしたかったので、エントリーシートの添削や面接練習も受けず、自己流で就活準備を進めました。

Q.選社の理由や入社してわかったことは?
企業説明会で初めに話を聞いたのが『バイタルネット』でした。この時に採用担当の方と出会い、まだ全然企業についてわからない中で、とてもわかりやすく説明してくださったのが印象的でした。率直に言うと、採用担当の方のお人柄に惹かれたのが大きいですね。そして、これから高齢化が進む中で、医薬品卸の業界はこれから必要とされる業種であり、必要な企業であると感じたことも当社を選んだ理由です。入社してわかったのは当社のMSという職種は、医薬品を運ぶだけではなく、地域や介護、薬局・クリニックの先生など、多職種の方々と連携し地域で医療の課題について話し合う場にも関わり、お手伝いできる素晴らしい職種だと知りました。

Q.学生へのメッセージをお願いします。
本格的に企業研究を始めると決めた段階で、企業は絞った方が良いと思います。とりあえず活動しようかではなく、本当に自分が興味を持つ企業なら、その思いが今後にも表れるのではないでしょうか。対策も大事ですがそれだけで安心せず、これまでに培ってきた経験や自分らしさを積極的にアピールしてください。
(阿部 裕樹さん)

仕事の魅力ポイント

毎日8~10件ほどのお取引先を回るので、効率よく動くために、スケジュール管理が上手になりました。メーカーさんの同行もあり、勉強になることばかりです!(阿部さん)

大学時代という特別な時間は、自分の引き出しを増やすチャンス!興味のあることにチャレンジしてください。

Q.学生時代の過ごし方を教えてください。
私は東北工業大学のライフデザイン学部・経営コミュニケーション学科で、経営はもちろんのこと、人との距離感や心理学について知識を深めました。この学部学科は新しくできたばかりなので、オープンキャンパスなどで多くの方に知っていただくために、自分たちで企画したフリーペーパーを発行していたのです。私は大学3年間を通して、フリーペーパーの制作に力を注ぎ、経営とコミュニケーションにつながる内容をベースに自分たちで企画を行い、大学の人はもちろんのこと、カフェへの取材・撮影を通して、企画力やコミュニケーション能力を磨きました。

Q.インターンシップや就活のスケジュールは?
初めは広告業界に興味があり、大学2年の夏休みから広告系企業のインターンシップに参加したことが就職活動の始まり。その後、3年生になり金融系、商社、当社の先輩営業に同行するインターンシップに参加しながら、さまざまな企業について学びました。中でも当社は実際の営業さんの仕事内容がわかり、実際に働くイメージを掴めたのが良かったです。

Q.選社の理由や入社してわかったことは?
当社に決めたのは、インターンシップで先輩に同行できたのはここだけで、その時の先輩にとても良くしていただき、仕事内容にも興味を持てたからです。また、医薬品業界は難しい印象を持っていましたが、採用担当の方が私たち学生に寄り添い、とてもわかりやすく教えてくださり、「もっと調べてみたい」と思えたのが当社だけだったのも理由ですね。入社して感じたのは、とても特殊な業界だということ。おそらく多くの販売業は“売る側”が商品に対する知識があると思いますが、私たちは医療従事者であるクリニックの医師や薬剤師の先生を相手に薬を販売するので、自分より商品知識のある方に商品を売る大変さもあります。しかし日々知識が深まり、教えていただくことで関係が深まるのも、この仕事の面白さですね。

Q.学生へのメッセージをお願いします。
私は学生時代に海外留学や、卒論の研究でボランティアを経験することで、自分の引き出しを増やしました。社会人になって思うのは、自分の引き出しをたくさん持っている方がプラスになるということ。ぜひ興味がある分野にチャレンジし、いろんな視点で物事を見て視野を広げることも、社会人準備につながると思います!
(村上 皓海さん)

仕事の魅力ポイント

もともと人と話すことが好きで、営業職を選びました。仕事を通して多くの人々と出会え、日々の積み重ねで、徐々に関係性が深まっていくことが楽しいです!(村上さん)

企業研究のポイント

『バイタルネット』は東北・新潟をメインに展開する医薬品専門商社です。超高齢化社会が進む現代日本の中でも、特に東北は高齢化の進行が早く、人口減少が予測されています。市場そのものが少なくなる上に、国が掲げる方針としてジェネリック医薬品の普及が進むなど、私たちの業界は不透明な時代を迎えようとしています。しかし、私たちは、中期・長期のビジョンとして「今後も得意先から、より一層選ばれる卸になる」ことを目標に掲げています。そのためには医薬品だけではなく、これまでに培った地域での関係性やノウハウを生かし、地域の医療機関や介護、地域の人々をトータルサポートするために地域連携などにも取り組み、時代にニーズに応じて地域と得意先に選ばれ続ける事業を展開していく方向です。

当社では多くの人材が活躍していますが、基本的には前向きな姿勢で取り組む社員が多いですね。医薬品業界というと堅苦しく、専門的な知識が必要だと思われがちですが、当社では文系・理系を問わずさまざまな分野を学んだ社員がおり、人と人の付き合い、つながりを大事にしています。

皆さんは企業研究を進める中で、インターンシップや企業説明会を通してたくさんの企業と出会うと思いますが、その業界のことや企業の取り組み、実際に働く先輩社員に着目してみるのもおすすめです。
(人事部担当者)

PHOTO
先輩・後輩関係なく、社員同士の距離が近いのも『バイタルネット』の魅力です。特に同期は仲が良く、困った時には相談し合ったり、食事や飲み会に行くこともあります。

マイナビ編集部から

東北と新潟で高いシェアを誇る『バイタルネット』は、地域に根ざし人々の健康を支え続けている。医療用医薬品や付随するサービスを販売する医薬品専門商社というと、馴染みのない人も多だろう。しかし、実際のところは地域の医療機関へ医薬品を届ける地域住民の生活に寄り添った職種であり、学生時代に学んだ分野を問わず、あらゆる人材が活躍できるステージが整っている。

今回インタビューを行った先輩3人は、それぞれ別な分野を学び、第一線で活躍している人材だ。毎日、取引先の人々と接し、一歩一歩関係性を構築しながら日々学び続けることで、社員として、人として成長し続けている。3人とも学生時代、勉強以外にサークル活動やアルバイト、フリーペーパーの制作などに携わった経験が、社会人の“今”役立っているというのも参考にできる経験談だ。

今回のメンバーも含めて、同社の社員より「人事部の採用担当の方に惹かれて入社したいと思った」という言葉をよく耳にした。穏やかで、学生に寄り添った気さくな姿勢が魅力的な人事担当者のお人柄は、企業のイメージにぴったり合う。もちろん同社だけではなく、人事担当者というのは、その企業の代表として学生の皆さんと接する大切な存在だ。だからこそ、企業研究の1つのポイントとして、人事担当者の人柄に目を向けたり、たくさんコミュニケーションを取ってみるのも良いのではないだろうか。

PHOTO
仙台市中心部の青葉区大手町にあるオフィスビル。仙台市内全域の医療機関を訪問する場合もアクセスしやすく、広々としたオフィスは、社員がストレスフリーで働ける環境だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)バイタルネットの取材情報