最終更新日:2026/3/12

日本梱包運輸倉庫(株)【ニッコンホールディングス】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 物流・倉庫
  • 陸運(貨物・バス・タクシー)
  • ソフトウエア
  • 食品
  • 半導体・電子・電気機器

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

物流の分野で多彩な事業を展開する会社の仕事はこんなに面白い。ここまで成長できる!

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十数年で現場研修、輸出入業務、海外研修・駐在、管理職を経験

ニッコングループの中核事業会社として、倉庫事業、海外事業、梱包事業、運送事業の4つの事業を展開する「日本梱包運輸倉庫」。流通営業部で課長を務める社員のこれまでの足跡を追った。

流通営業部 課長 石井千晶さん

1年間の現場研修を経て、輸出入営業所へ。複雑な申告書類の作成にチャレンジ!

学生時代は経営学部に所属していました。ある講義をきっかけに貿易や輸出入に興味を持つようになり、物流業界を志望。数ある物流会社のなかでも当社を選んだ理由は、アジアや北中米など世界各地に拠点を構えており、海外で仕事をするチャンスがあること。また、新入社員は全員1年間の現場研修を受けることになっており、物流の仕事について基礎からじっくりと学ぶことができる点にも魅力を感じました。

2009年に入社すると、まずは現場研修。私は三重県鈴鹿地区の複数の拠点と倉庫をローテーションで回りました。鈴鹿地区の倉庫は大手自動車メーカーの完成車や各種部品、アクセサリー等の保管・輸送を担っており、研修では係長や主任の指導のもと、梱包作業や部品の検品業務、出荷準備のための書類作成などに取り組みました。軽作業では車やバイクなどに使われるパーツを手に取り、良品と不良品を見分ける作業に従事しました。

今になって振り返ってみると、研修での現場の仕事は、その後のさまざまな業務の基礎になりました。例えば、営業の仕事をするにしても、現場のことがわかっていなければ、自社の物流サービスの強みや特徴についてきちんと説明できません。1年では学び切れない部分もありましたね。ちなみに、鈴鹿地区では約10人の同期が研修を受けていましたが、今でも仲良くしている同僚もいます。休日に一緒に名古屋まで遊びに行っていたのは良い思い出です。

現場研修終了後は、東京・中央区の「輸出入営業所」に配属となりました。輸入部門に所属し、約2年間、税関への申告書類の作成に携わりました。輸入元や船会社が手配・発行する書類について、記載されている金額・個数に誤りがないかを電卓片手に確認し、申告書類を作成、電子申告を行います。申告内容を間違えてしまうとペナルティが科せられる場合があるのですが、タイヤ一つとっても、乗用車用と農業・工業用、溝のタイプ、新品・中古品を区別しなければなりません。先輩に一つひとつ教えてもらいながら、ひたすら覚えていきました。

課長は語る

「輸出入営業所では、税関に申告書類を持って行ったり、港での税関検査に立ち会ったりと、外回りも経験させてもらいました」

海外トレーニー制度を活用し、タイで1年間の研修。人事部・営業所を経て、再びタイへ

入社4年目には海外トレーニー制度を利用して、1年間タイへ。タイ国内の複数の拠点を数か月毎に回り、現地のスタッフと協力しながら、四輪及び二輪の完成車や部品の輸出入、倉庫業務に携わりました。最初のうちはタイ語学校に通わせてもらい、100時間くらい勉強しましたが、日常会話に関しては現場のスタッフとのコミュニケーションを通して学んだ部分が多かったですね。タイでの研修を通して学んだのは、日本の常識はタイでは非常識で、日本の当たり前は通用しないということ。日本企業の現地法人といっても、実際に働いているのは現地のスタッフであり、彼らに対して日本のやり方を無理に押し付けてもうまくいきません。海外の現場管理の難しさが身にしみました。

入社5年目から6年目までは本社人事部の「海外人事課」で、海外駐在員のサポート業務に従事。入出国や給与、健康診断等に関する手続きに携わった後、入社7年目から8年目は「横浜営業所」で輸出入関連業務を担当。出荷日や船の予約、現場での梱包作業への立会いなどに関するお客さまとのやり取りから申告書の作成まで、輸出入の一連の流れを手掛けることができました。お客さまはさまざまで、自動車部品から食品の原材料、ベッドの材料まで幅広い品目を扱っており、この仕事の全体像を知ることができる貴重な経験となりました。

そして、入社9年目からは5年間タイに駐在。海外トレーニー制度で派遣されていた拠点の所長代理として、業務改善や工程管理、収支管理、人材の確保など経営全般に携わりました。いつも肝に銘じていたのは、「自分一人では何もできない」「自分はタイの人たちに働かせてもらっている」ということです。日本企業の仕事のやり方をわかってもらうためには、現地のスタッフを巻き込み、一緒にやっていくことが必要不可欠。タイの人々は上下関係を重視するので、まずはマネージャークラスを巻き込んで、そこから伝わっていくようにしました。現場の経験が少なかったこともあり、赴任当初はわからないことばかりで苦労の連続でした。駐在員や現地スタッフ、マネージャーなどに聞いて覚えてを繰り返す5年間の駐在員生活を通して、我ながらたくましくなったと思います。

課長は語る

「タイの人々の間では、誰かを人前で怒ってはいけないという雰囲気がありました。注意するときは個別に呼ぶなど、ある種の文化の違いも駐在員に教えてもらいました」

帰国後は管理職に挑戦。積極果敢にチャレンジできる会社を目指して

2022年4月に帰国後は、流通営業部の課長を務めています。流通営業部は、自動車、住宅以外の一般商材の営業を担当する部署で、タイヤメーカーや飲料メーカー、アパレルメーカー、設備機械メーカーなどに物流サービスの提案を行っています。メンバーは私を含めて6人。新規開拓が中心で、商品の保管や梱包、輸送、輸出入のニーズを探り、当社ならではのサービス・ソリューションを提案しています。当社の強みは、梱包や運輸、倉庫事業に必要な機能をニッコングループ各社が「自前」で保有していることで、機動的かつ柔軟なサービスを提供できる点。そして、国内の輸送はもとより、輸入・輸出に関しても一貫してサポートできる点にあります。こうした点をアピールし、受注獲得を目指しています。目下の課題は、チームとして成果を挙げるために、マネジメント力に磨きをかけていくことです。

この十数年、当社で仕事をしてきて「いいな」と思うのは、自ら手を挙げた社員にチャンスを与えてくれるところです。海外トレーニー制度に応募して20代半ばでタイでの研修を経験することができました。職場の風通しもよく、日頃から上司に対して「もっとこうしたら良いのでは」と提案したり、「これがやりたい」といった希望を伝えたりすることもできます。自らの成長を実感しながら、のびのびと仕事ができる環境が整っているのです。

物流の世界は奥が深く、まだまだ知識不足を感じる場面も少なくありません。今後も知識やスキルに磨きをかけるとともに、身に付けたものを現場で着実にアウトプットできるように努力を積み重ねていきたい。また、当社は女性管理職がまだまだ少ない状況となっています。全ての社員にとって働きやすくチャレンジしやすい会社づくりに貢献していきたいと思っています。

課長は語る

「誰とでも気軽に話ができる明るい雰囲気の職場です。いろんな人にアドバイスをもらいながら、のびのびと仕事をさせてもらっています」

学生の方へメッセージ

【石井さん】
大手企業を志望されている方も多いと思いますが、中堅企業ならではの魅力についても理解しておくと、選択肢を広げることができます。例えば、幅広い仕事に携わることを通して豊かな経験を積むことができる点や、組織に埋もれることなく個を発揮して活躍できる点など。自分がどのように仕事がしたいのかを、しっかりと見つめ直すことをお勧めします。
なお、物流業界といいますと、トラックや倉庫を思い浮かべる方が少なくないと思いますが、それだけではありません。お客さまと世界をつなぎ、その間のさまざまなプロセスでサービスを提供できるところに面白さがあるのです。できるだけ広い視野を持って企業研究を進めていただきたいと思います。

【人事担当】
企業研究では、会社の強みを把握することが大切だと考えます。なぜその会社で働きたいのか、なぜ魅力に感じるのか。その会社だけの強みがきっとあるはずです。
会社の強みををより深く知るためにも当社では、倉庫見学や人事担当との面談も行っています。企業研究の際は実際に企業に訪れて直接見てみるのもいいかもですね。

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物流は社会を支えるインフラ事業として世の中になくてはならない仕事です。「当たり前の生活を支える」重要な役割を任っています。 (人事担当)

マイナビ編集部から

倉庫事業、海外事業、梱包事業、運送事業の4つの事業を中核として、物流のさまざまなニーズに自社対応することで成長を遂げてきた「日本梱包運輸倉庫(株)」。石井課長のお話にもあったように、同社の特筆すべき特徴・強みは“自前主義”にあるといえる。同社を中核とするニッコングループは、梱包・運輸・倉庫事業を展開するために必要な国内外のインフラを“自前”で整備。顧客の多種多様なニーズに対してワンストップで対応できる体制を構築し、高付加価値の物流サービスを実現しているのだ。

この“自前主義”が、社員の成長にもたらす効果も小さくない。さまざまなビジネスに携わることを通して、幅広い分野についての専門的な知識・スキルに磨きをかけることができる。つまり、“広く、深く”学びながら、キャリアアップを重ねることができる。これは同社で働く大きな魅力と言っていいだろう。物流業界に興味をお持ちの方のなかでも、若手のうちから多様な仕事に挑戦し、飛躍的に成長したいという志をお持ちの方にピッタリの会社であることを、今回の取材を通して確信した。

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1953年の創業以来、国内主要メーカーの物流パートナーとして発展を続けてきた同社。物流業界の課題解決に向けた新たなソリューションづくりに積極的に取り組む。

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