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最終更新日:2025/7/28
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仕事内容【事務】
インフラ業界を目指すきっかけは、父の存在でした。父は土木系の公務員として働いており、発注者側の立場から道路整備に関わっていました。幼い頃から父の仕事を見て育つ中で、自然とインフラ業界に興味を持つようになりました。転機となったのは、商学部の授業“交通経済学”との出会いです。インフラ整備が地域経済に与える影響や、暮らしをより豊かにする仕組みについて学びました。特に面白かったのが、新しい道路ができることで人やモノの流れが変わり、街が活性化していく過程です。理論と実践の両面から、インフラの持つ可能性の大きさに驚きました。就職活動では当初、商学部ということで金融業界も見ていました。しかし、業界研究を進めるうちに、父の「土木の仕事は形に残るんだ」という言葉が、心の中で大きくなっていきました。インフラ、特に道路は、人々の生活を支える最も基礎的な社会基盤です。また、景気の波に左右されにくく、地域に必要不可欠なインフラを支え続けられる仕事だという点にも魅力を感じました。
会社説明会や選考で感じた「挑戦を応援してくれる社風」と「社員同士の仲の良さ」が決め手です。同業界で10社以上の就活イベントにも参加しましたが、その中でもより自由な雰囲気や、個人の裁量が大きいと感じたのが日本道路でした。入社後、実際の職場でもそうした雰囲気でした。働き方では、建設業界特有の厳しさに身構えていたのですが、実際は長期休暇や有休が取得しやすく、残業時間も予想より少ないことに驚きました。経理業務では、決算期など時期によっては業務が集中することもありますが、事前に繁忙期が読めるものも多いんです。会社全体でスケジュール管理を工夫し、業務時期の分散を実行して、効率的に進められるよう取り組んでいます。
入社2年目、期待と不安の入り混じる異動が決まりました。宮崎営業所への配属です。それまでは支店で主に経理業務を担当していましたが、営業所では総務や労務管理まで幅広い業務を任されることになったのです。30名ほどの所員の勤怠管理や、工事に関わるさまざまな書類対応など、覚えることは山積みでした。建設業特有の専門用語や法令が飛び交う中、一つひとつの書類の意味を理解しながら、正確な対応を心がけました。特に工事関係の請求書は、現場の進捗状況を確認する必要があり、工事担当者との細やかなコミュニケーションが欠かせません。最初は戸惑うことばかりでしたが、先輩方に支えられながら、少しずつ営業所の事務の流れをつかんでいきました。
道路建設の仕事の魅力は、職種を問わず、ものづくりの一端を担って形として残ることです。完成した道路は地図に残り、私たち事務職が作成する書類や決算書も、会社の重要な記録です。「工事が終わり、きちんと代金が入金されるまでが仕事」という先輩の言葉は、今でも心に深く刻まれています。また、営業所では少数派である事務職として、他部署の職員のサポート役を担うことにもやりがいを感じています。特に若手の工事職員が困っているときは、自分から声をかけるようにしています。私自身、悩みを抱えても相談しにくいタイプだったので、「困っていそうだな」と感じたら、こちらから話しかけてサポートするように心がけています。そうした関わりの中で「ありがとう」という言葉や、ホッとした表情を見ると本当に嬉しく感じます。
今の目標は、事務責任者にキャリアアップすることです。そのためには、法律関係の知識や社内規則、書類関係の知識など、学ばなければならないことが多くあります。日商簿記の資格も取得したいです。将来的には、事業所の所長の右腕として、業績管理や人財管理ができる存在になりたいと考えています。そのために、九州以外の支店でも経験を積み、さまざまな業務のやり方を学びたいという思いもあります。支店や営業所によって業務の進め方に違いがあるのを耳にすることがあり、その違いを知ることで、より良い仕事の方法を見つけられるのではないかと考えています。これからも目標に向かって、知識とスキルを着実に積み重ねていきたいと思います。