最終更新日:2026/5/21

(株)IJTT【いすゞ自動車グループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 自動車・自動車部品
  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)
  • 金属製品
  • 機械設計
  • ソフトウエア

基本情報

本社
神奈川県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

自分が作った部品でトラックが走る。モノづくりの醍醐味が、毎日のモチベーションに

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2019年入社の新卒1期生たち

いすゞ自動車系列の自動車部品メーカーが2019年4月に合併することで誕生したIJTT。新体制の1期生として入社した2人の先輩から、入社のきっかけやモノづくりの製造に携わる面白さなどについて話を伺った。

小谷 孟寛さん[海老名工場]
商品企画部 先行開発グループ
大学院機械工学専攻修了

森 遼さん[宮城工場]
鍛造技術部 鍛造技術グループ
工学部機械知能工学科卒

会社の雰囲気、技術的な面白さにひかれてIJTTを志望

――IJTTに入社した理由を教えてください。
小谷/大学院1年の夏から何社かのインターンシップに参加したのですが、そのうちの一社が自動車部品工業(株)でした。和気あいあいと社員の皆さんが話している雰囲気に働きやすそうな印象を受けました。また、自動車の動力・駆動系の部品で強みを発揮しており、自動車の重要部分を支えられる点にも面白みを感じて入社を決めました。

森/私は生まれも育ちも宮城県で、県内の大学の工学部に進学しました。自動車が好きだったので、できれば県内の自動車関連会社で働きたいと思っていたところ、TDF(株)の名を発見。何度か見学をしたのですが、鍛造という自動車に必要不可欠な技術を得意としていることや、どの部署に配属されても自分が成長できそうだと思えたのが決め手となりました。

小谷/私たちの代は、ちょうど内定する時期にIJTTの発足が決定。3社が合併していけば、自然と生産性が向上するだろうから、話を聞いたときには面白そうだと感じましたね。

森/それぞれの得意分野を合わせれば、合理化が果たせてより良いモノづくりができる。私もそんな風に前向きに捉えました。

――どのような研修を受けましたか?
小谷/最初は1カ月ほど、ビジネスマナーや自己表現の仕方などを海老名工場に全員が集まって学びました。その後は各拠点での工場実習へ。私は大型プロペラシャフトの塗装工程をOJTで学びました。

森/現場の研修で初めて鍛造に触れたのですが、1,200~1,300度の高熱の鉄が身近にあるモノづくりは初めての経験。現場の大変さを実感しました。

会社や職場の雰囲気は?

「EV関連の技術に関してなど、会社全体で積極的に挑戦しようとしています。上長と相談しやすく、仕事もしやすい環境にあります」(小谷さん)

鋳造、鍛造、機械加工・組立――それぞれの専門性を、日々の業務のなかで高めていく

――現在の仕事内容を教えてください。
小谷/自動車のエンジンに動力を伝達する駆動関連のユニットに関して、設計や評価を重ねながら、最終的に量産まで落とし込む仕事に携わっています。先行開発なので、社内でも誰も使ったことがないような技術を使っていて、完成までには相応の時間がかかるのが常。私は評価部から回ってきたデータをもとにした試験を主に担当していて、シャフトを切断したり、ねじってみたりしながら、次なるモノづくりに役立つ情報を収集しています。

森/鍛造を手掛ける宮城の工場では、主に小型のギアや足回りなどの部品を製造しています。その中で私は生産技術として、各工程や設備の改善、金型の設計といった仕事を担当。設計図どおりにラインを作っても、実際に稼働させると思ったとおりにはいかないもの。現場と直に話し合いながら、課題を洗い出して、日々改善を模索しています。

――1年目と比べて成長を感じるポイントは?
小谷/最近、後輩に仕事を教えることもあるのですが、昔はわからなかったことも、今では教えられるようになっていて、自分の視野が広がっていると手応えを感じています。仕事でも私が主体的に試験を進める場面も出てきて、できることは着実に増えています。

森/現場で、作業員の方から「ここがうまくいかないんだよね」と直接相談をいただけるようになってきました。何もわからなかった自分が頼ってもらえるくらいのレベルに到達したという点に成長を感じます。

会社や職場の雰囲気は?

「合併して4年経ちますが、各社の伝統や専門性を尊重しつつ、新しいチャレンジが始まっています。私たち若手も挑戦させてもらえる機会が多いですね」(森さん)

変革期に差し掛かった自動車業界に、大きく貢献できる人材に成長したい

――仕事のやりがいはどこに感じていますか?
小谷/自分が携わってきたユニットは、まだ市販のトラックには乗せられていないのですが、実験室の目の前で試験走行をしている姿は何度も見ています。関わったモノが実際にトラックとして形になり、動いている様子を見るのは感慨深いものがあります。

森/設計や改善に携わった生産ラインが、予想どおりの形に仕上がり、現場から「仕事がしやすくなったよ」と言ってもらえたときのうれしさは格別です。鍛造部品も含め、IJTTの製品は外からは見えにくい場所に使われていますが、生産ラインから出荷された部品がトラックや建機に使われていると思うと、やりがいも大きいですね。

――今後の目標は?
小谷/自分で設計したユニットを、自分で量産にこぎつけられるようになりたいと思っています。今はまだ経験や知識が足りず、上長から依頼されても完全にその期待に応えられるアウトプットは十分には出せていません。まずは、目の前の仕事を一つひとつしっかりと身に付けていくことからですね。

森/電子化の動きが加速している自動車業界は、大きな変化の時期に差し掛かっています。今後、従来とは異なる視点のモノづくりが求められるかもしれませんが、そうなったときにも柔軟に対応できるように、EVなどをテーマに勉強を重ねています。当社は通信教育なども整っているので、学ぶチャンスは豊富にあります。

学生の方へメッセージ

■私は、企業研究ではインターンシップが重要だと思っていたので、10社ほど参加しました。その中で会社のイメージや働く人たちの雰囲気などをつかみつつ、会社を選ぶ上で何を重要視すべきか、具体的に見えてきた気がします。足を運ぶことでわかることがたくさんあるので、ぜひインターンシップは有効活用してみてください。
<小谷さん>

■希望する会社に入ったとしても、必ずしも目指した部署に配属されるとは限りません。希望する部署でなくても、その会社でやっていけるかどうか、自分らしく成長できるかどうかという視点で、しっかりと企業研究することが重要です。事業内容、会社の雰囲気、福利厚生、将来のビジョンなど、さまざまな角度から企業を見てみましょう。
<森さん>

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神奈川県にある海老名工場の風景。加工組立に携わる工場であり、今回の取材メンバーでは小谷さんの勤務先でもある。

マイナビ編集部から

いすゞ自動車系列の総合自動車部品会社であるIJTTは、自動車部品を製造する3社とこれらを管理する会社が統合することで2019年4月に誕生した。3社はそれぞれ合併前に、鋳造、鍛造、機械加工・組立の分野で80年以上にわたる実績を残しており、新会社ながら盤石の技術基盤を有している。実際、いすゞ自動車製のトラックや建設機械に関する部品製造で、既に確かな実績を残している。

現在、自動車業界は100年に一度の大変革期が到来。その中でスピーディに変化に対応するべく、経営上の意志決定がしやすい形を目指して、今回の合併が行われたという。企業理念としては「私たちは、“うごくモノ”を力強く支え、輝かしい未来の実現に貢献します」とある。今後は自動車に捉われることなく、将来に向けて、さらなる飛躍が期待される。

新時代の担い手となる若手が成長できるチャンスも続出。事実、今回取材に登場してくれた2人の若手たちも、各拠点で責任ある仕事に携わっている。挑戦者精神にあふれ、目標に向けて積極的になれるタイプの人、そして、周囲を尊重し、やるべきことを正しく遂行できるタイプの人には、大きな可能性が広がる会社であると言えるだろう。

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得意とする技術分野が異なる3社が合併することで誕生したIJTT。組立加工、鍛造、鋳造という技術を融合して、自動車部品製造の新しい形を模索する。

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