最終更新日:2026/5/8

(株)ジャムコ

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)
  • 機械
  • 機械設計
  • インテリア・住宅関連
  • 検査・整備・メンテナンス

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

航空機の安全・快適を支える!レアで多彩な技術を吸収し、グローバルに活躍

PHOTO

「内装品設計」「生産技術」「整備」に挑む先輩たちのキャリア

ラバトリーやシートの設計、炭素繊維構造部材やエンジン部品の製造、機体・装備品整備などを幅広く手がけ、航空機の安全・快適に独自の技術を注ぎ込むジャムコ。社員の仕事やキャリアから、同社の魅力に迫ります。

■本田 渉悟さん(写真右)
Global Operations グローバルエンジニアリング
設計部 設計第一課 三係
2024年入社/機械知能工学科修了

■土屋 希望さん(写真中)
Global Operations 航空機整備・製造事業部
機器製造工場 技術業務室 技術第二グループ・主任
2016年入社/理工学部 機械工学科卒

■高田 彬さん(写真左)
Global Operations 航空機整備・製造事業部
部品整備工場 ホイール整備グループ・主任
2015年入社/専門学校 航空整備科卒

「世界が注目する新型機材」のラバトリー設計に参画!(内装品設計・本田さん)

大学院では低温度熱源で稼働するスターリングエンジンの研究開発に取り組み、就職活動では機械系のモノづくりを軸に幅広く検討しました。当社に決めたのは、今後も発展する航空業界で多彩な分野の開発・製造に挑み、将来にわたってモノづくりを追及できることに魅力を感じたからです。

私が携わっているのは、次世代のフラッグシップ機として開発が進む機体のラバトリー設計です。入社2年目の現在は、新規設計に取り組む先輩たちのフォロー役として、部品についての仕様書の作成、製造過程で生じる課題に応じた設計変更などを行っています。インテリアの色の調整やオプションパーツの追加など、メーカー・エアライン側からさまざまなリクエストを受け、どう対応するのかを検討・手配することも私の役割。例えば、上級クラスのラバトリー内にベンチを設置するとなると、お客様の快適性が高まる一方で、ラバトリーの重量がかさんでしまいます。航空機では安全性や耐久性、耐火性、軽量化が厳しく求められるため、そのせめぎあいはシビア。製造側の皆さんとも検討を重ね、対応策を導き出すことができると、ほっと安堵感に包まれます。

配属当初は、設計の仕事はパソコンに向かって黙々と行うというイメージを抱いていましたが、実際には関係各所とコミュニケーションを取って調整するシーンが多くあります。学生時代にチームで研究開発に励んだ経験はもちろん、アルバイト先の生活雑貨店でオープニングスタッフを務め、チームでアイデアを出し合って店づくりを進めた経験も、今のベースになっていると感じます。また、設計部の上司・先輩は、製造や整備などの部門で活躍してきた人もいて多彩。なかには海外駐在から戻ってきた先輩もいます。難しそうな顔をしている先輩もいますが(笑)、話せばとてもフランクで面白く、周りのいろんな経験や考え方に触れられるので興味が尽きないです。

今携わっているような新型機体の開発に携われるチャンスは、なかなか得られないこと。自分が関わった機体がデビューし、空へ飛び立つことを想像するだけでワクワクします。これからも貴重な経験を楽しみながら、3年目以降は先輩たちのように新規設計に携われるように励みたいと思います。

先輩たちの仕事ぶり

業界内外から注目される次世代の大型旅客機のラバトリー設計に携わる本田さん。「入社早々から貴重なチャンスを得られ、モチベーションが高まります。」

現場で改善の芽を見つけ、製造工程の最善を追及する(生産技術・土屋さん)

学生時代には4大力学を学び、研究課程では航空機の翼にかかる揚力などの流体解析に励みました。ジャムコへの入社を決めたのは、航空機の内装品や炭素繊維構造部材、熱交換器、エンジン部品などの開発・製造を手がけ、さらに機体整備にも携わっているという「航空に特化した幅広い事業内容」に惹かれたからです。知れば知るほど、どの事業部の仕事も面白そうと思い、志望度が高まりました。

10年目の今振り返ると、想像以上に多種多様な製品に携わることができています。若手のうちから裁量を託してくれる社風があり、上司も「やってみよう」と背中を押してくれて、状況に応じてフォローしてくれるので、委縮することなくチャレンジを重ねられました。

入社後3年間は、当社が独自に開発した炭素繊維複合材(CFRP)の連続成形製法、ADP製法を用いた航空機の構造部材の開発に取り組みました。4年目からは特殊な合金を使った航空機用エンジン部品の製造工程の改善に挑み、5年目には重工メーカーから新規受注した製品の工程立ち上げから納品まで一貫して携わることができました。そして、7年目にはADPとは異なる製法による複合材製品にも幅を広げ、8年目にはプロジェクトの中核を務める主任に昇格。現在は複合材と金属部品の工程改善を幅広く担っています。

主任として意識しているのは、プロジェクトの中核としてプロジェクト全体を見渡すこと。そして、課題を見つけては方針を整理・修正し、チームのベクトルをそろえるようにしています。そのためには、できるだけ製造現場に足を運び、製造工程の状況を自分の目で見て確認し、現場作業者の皆さんと意見を交わしています。現場に足を運び、コミュニケーションを重ねることで、時には思いもよらぬヒントを得られ、解決の糸口に気づきやすくなります。たとえ失敗を繰り返しても、その失敗を修正して突き詰めていけば、解決への道筋が見えてくるものです。そう前向きに考えて行動し、工程や製品の改善が得られたときには手応えを強く感じます。

上司や先輩は、海外の顧客と対等に折衝や提案を行い、パートナーとして厚い信頼を集めています。私も語学や技術、知見を磨き、グローバルな舞台で活躍できる人材になりたいと思っています。

先輩たちの仕事ぶり

同社の特許技術であるADP製法を駆使した炭素繊維構造部材や特殊な合金を使った航空機用エンジン部品の生産技術を担う土屋さん。工程の最善を求めることに面白さを感じる。

資格取得とともにステップアップ。自動化プロジェクトも推進!(整備・高田さん)

専門学校で航空機整備を学び、ジャムコに入社しました。入学当初は機体整備への憧れを抱いていましたが、学ぶうちにホイールやシステム補機などの装備品整備の大切さを知り、機体・装備品整備の双方を専門領域とする当社に決めました。入社から一貫して携わっているのは、ホイール整備です。国内の大手エアライン各社からオーバーホールを受託し、分解、洗浄、目視・計測・非破壊検査、組み立て、出荷という一連の工程をチームで担っています。

専門学校で学んだ整備スキルや機体・パーツの構造、業界用語などの知識をベースに、入社後は社内外の資格取得を重ね、資格に応じて役割を広げていきました。まず入社して間もなく社内資格である認定整備士3級を取得、2年目には先輩のアシスタント業務を務めながら、認定整備士2級を取得。4年目には同資格の1級を取得し、ほとんどの作業こなせるようになりました。認定整備士資格とは別に非破壊検査も1年目から経験を積み、現在は4種の非破壊検査員LEVEL2資格を保有しています。5年目には国家資格である航空工場整備士を取得。航空工場整備士は整備後の品質を保証する「装備品等基準適合証」にサインする立場であり、全工程の品質に責任をもって取り組んでいます。

入社7年目には主任に昇格し、ホイール整備グループ全体の品質・効率の向上や後輩の育成に注力しています。ホイール整備場の自動化設備の新規導入や、場内の導線・レイアウトの見直しなど、整備場の大幅なリニューアルにも3年がかりで取り組みました。先輩・後輩の垣根がなく、お互いに意見を伝えやすい職場なので、チームでよりよい環境づくりを進めることができました。また、後輩の育成については、質問に対してズバリ答えを示すのではなく、「自ら学び、解決する力」を身につけられるように、調べ方や情報の取り方などをフォローしています。航空機整備の世界では、安全確保に向けてマニュアルや作業手順の見直しが随時行われるため、積極的に知識・情報を得ることが大切になるからです。

航空機の安全運航に欠かせない仕事であり、社会的な責任と影響が大きく、だからこそやりがいと使命感を強く持って日々取り組んでいます。今後も非破壊検査の上位資格取得をめざすなど、スキルアップにたゆまず励み、安全・快適な空の旅を支え続けます。

先輩たちの仕事ぶり

航空機のホイール整備に専門スキルを発揮する高田さん。「専門学校時代に身につけた勉強習慣を忘れることなく、入社後に社内認定や国家資格の取得を積み上げています。」

学生の方へメッセージ

【本田さん】内装品では少量多品種のモノづくりが多く、私が担当する内装品についても細部にわたってつくり込みます。航空機関連には厳しい安全基準があり、強度や耐火性、軽量化などを極限まで追求する必要があります。入社後、その厳しさや難しさを痛感する毎日ですが、だからこそ他では得がたい専門性を身につけられ、基準をクリアしたときの達成感も格別です。

【土屋さん】内装品や炭素繊維構造部材、熱交換器、エンジン部品など、当社で扱う製品や素材は多岐にわたります。さらに機体整備も手掛けているため、さまざまな機体の部品に携わるチャンスが有ります。海上保安庁や防衛省が保有する機体の部品に携わることもあります。飛行機が好きな人はもちろん、そこまで思い入れがないという人も面白さを見いだせるはずです。しかも活躍の場はグローバル。私自身アメリカやフランスに出張しました。貴重な経験を通して成長をめざせます。

【高田さん】機体整備と装備品整備を両方手がけ、しかも内装品や部品の設計・製造まで行っている企業は、航空機業界全体を見渡しても珍しいと思います。社内に各分野のスペシャリストがいるので幅広いスキル・ノウハウを吸収でき、好奇心旺盛でいろんな業務にチャレンジしたいという方にはピッタリだと思います。社内認定制度が充実し、研修や資格取得支援なども手厚く整っているので、目に見えるかたちでスキルアップすることが可能です。

PHOTO
航空工学や流体力学、材料、電気・電子、機械、建築、整備など、さまざまな分野を学んだ先輩が活躍する。教育体制が整い、早くから責任ある仕事を担えることも同社の魅力。

マイナビ編集部から

一般的には知られていないが、実はグローバルシェアトップクラスの企業がある。国内外の航空業界で確かな地位を築くジャムコは、その代表的な企業の一つといえるだろう。

同社は、世界中のエアラインが採用する航空機において、ラバトリー(化粧室)やギャレー(厨房設備)など内装品の設計から製造までを担い、高いシェアを獲得している。くわえて、航空機のプレミアムクラスシート製造、尾翼や床材などに使われる炭素繊維構造部材やエンジン部品の製造、さらには航空機整備にも事業領域を広げ、堅実な成長を続けている。

内装品については、本田さんが参画する機体のラバトリー設計など、新型機体にも携わるチャンスがある。機器製造の領域では同社独自のADP製法や特殊な金属加工技術を駆使でき、整備部門では装備品整備を極めることも、エアラインの機体整備にあたることも可能だ。いずれの部門においてもグローバル水準の技術を有する上司・先輩たちの後押しを受けられるため、技術志向の皆さんにとっては恵まれた環境となるだろう。

空を見上げると、美しい機体がスーッと線を描く。その重要なピースに、自分の仕事が活かされると想像するだけでロマンがある。高度な要求にもチームで挑む同社の仲間として、ぜひこれからの航空機製造・整備をけん引してほしい。

PHOTO
世界100社超のエアラインとも取引し、各社からの信頼を集めるジャムコ。国内では官公庁の航空機やリージョナルジェット機の製造・整備にも技術を注ぎ込む。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)ジャムコの取材情報