東建コーポレーション(株)(ホームメイト)【東証プライム・名証プレミア上場】

当社の事業は、営業職が契約したアパート・賃貸マンションを設計職が図面を作成し、建築職が建物を完成させ、仲介職が入居の募集を行うという流れになっています。その中で私たち建築職は現場監督として、建築の工程や施工品質、現場の安全など工事全体を施工管理しています。

普段は朝一番に現場に直行し、現場の状況やその日の工程を確認して次の現場へ移動。いくつか現場を回って夕方に事務所に戻ります。現場を確認した後は事務所へ戻り、工程表の作成や発注業務などの事務処理を行っていますが、当社はフレックスタイム制度を導入しており、事務処理はリモートでも可能なので、比較的自由度の高い働き方ができます。

入社当初は先輩の現場に同行して、工程の進め方や職人さんとの対応を学び、1年目は1つの現場を担当することからスタート。いろいろな現場を担当していくうちに少しずつできることが増え、現在は5つの現場を同時進行で管理しています。現場が増えると自分でも混乱してしまうこともあるので細かくメモをして整理していますが、先を予測して段取りが組めるようになるなど経験が成長の糧になっていると思います。

私が当社へ入社した一番の決め手は、木造、重量鉄骨、RCと幅広い建物に携われることに魅力を感じました。まだRC造は担当したことがありませんが、今後も多様な現場を手がけてスキルアップし、将来は1級建築士の資格を取得することが目標です。

私は入社以来、設計部門で意匠設計を担当しています。当社の建物は規格商品なので新たに設計することはないと思われるかもしれませんが、立地や環境、お客様の要望によって設計を変更したり、一からオリジナルの設計を行うこともあります。また設計を進めるうえで、強度の面で構造設計と打ち合わせしたり、コンセントなどの位置については設備設計と調整するなどそれぞれが連携しながら仕事をしています。

私の日々の具体的な業務は、営業がお客様に提案する際の配置図や、細かな条件や制約を反映させた契約図面を作成することです。また着工するための建築確認申請を外部に発注しているので、そのスケジュール管理も手がけています。提案用配置図では、狭い敷地にうまく配置できたときや、効率的な配置で依頼より多くの駐車台数を確保するなどプラスアルファの提案ができたときにやりがいを感じます。

私は子供のころから絵を描いたりモノを作ることが好きで、自然に建築やインテリアに興味を持ち、設計の仕事をしたいと思うようになりました。当社を選んだのは、意匠設計ができることだけでなく、年間休日など福利厚生が整っていてワークライフバランスの取れた働き方ができると思ったからです。休日が充実しているほか、設計部門は月初と月末で業務量が変わるので閑散期にはフレックス制度を利用して午後2時や4時で退社することもあります。その代わり繁忙期は残業もありますが、全体としては自由に使える時間が多いので、プライベートでは料理教室へ通ったりやジムでリフレッシュするなど満喫。オンとオフのメリハリをつけられることが、仕事のモチベーションにもなっています。

私はもともと教員志望でしたが、就職するなら人と関わる仕事をしたいと思い幅広い業種業界を検討していました。その中で出会った企業の一つが当社でした。そして私自身、大学進学の際に賃貸物件を探した経験があったことから、仲介の仕事に興味を持って入社しました。

仕事で心がけているのはお客様に応じた接客と、できるだけ多くの物件情報を見て覚えることです。周囲の先輩は物件の知識が豊富でお客様の要望にあった物件を素早く提案できるので、まだまだ経験と知識が足りないことを痛感しています。また、物件の知識のほかエリアの特徴や環境などの情報も、お客様への提案に欠かせません。このため地域に新しいスーパーができたとか、近くにおいしいコーヒー店があるなど常に情報収集に努めています。また、提案では間取りや家賃などのお客様の要望を聞くだけでなく、勤務先や通勤時間帯などもお聞きして渋滞する道を避けられる物件をお勧めすることもあります。

仲介の仕事にはチームワークが大切で、予定にない内覧の要望があって私が対応できないときは他の社員にお願いすることもありますし、その逆もあります。また、他の社員がお客様に対応しているときは、できるだけそのやりとりを把握しておき、次回、そのお客様が来店されたときに担当した社員が不在でも私がフォローできるように努めています。

お客様の要望はさまざまで、的確に対応するのは大変ですが、希望に沿った物件を提案でき契約していただいたときはやりがいを感じますね。また、当社は契約実績に応じた成果給があり、きちんと個人の仕事を評価してもらえることもモチベーションになります。