最終更新日:2026/3/16

日本信号(株)【東証プライム上場】

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  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 半導体・電子・電気機器
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  • その他電子・電気関連
  • コンピュータ・通信機器

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

「国が先導する交通事故削減プロジェクト」や「作業用人型ロボット開発」に取り組む!

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営業職、技術職、それぞれの社員の働き方

「国が先導する交通事故削減プロジェクト」と「前例なき作業用人型ロボット」という、珍しい仕事に挑む2人。ここでは、営業職と技術職、それぞれがどんな仕事をしているのかを伺いました。

K.Kさん (写真左)
スマートモビリティ事業部 スマートモビリティ営業部
2013年入社 理工学研究科卒

T.Mさん (写真右)
宇都宮事業所 DXインフラ機器技術部
2020年入社 創成科学研究科卒

営業と研究開発のキャリアを経て、現在は国が先導する交通事故削減プロジェクトを担当(Kさん)

所属するスマートモビリティ事業部には、大きく二つの柱があります。一つは自動運転の事業です。例えば、信号機の情報を自動運転のバスなどに伝え、バスが安全に運行できるようインフラ側からサポートする、といった取り組みを進めています。もう一つは警察向けの事業です。信号機は警察が管轄するため、警察に対して「交通安全施設」と呼ばれる製品の営業を行っています。

警察向けの営業も、時代とともに変化しています。昔は「物」としての信号機を売れば営業が一段落、という側面がありました。ですが最近では、「信号機を動かすために青信号を何秒に設定するか」といった情報をやり取りする通信システム(MVNO)の営業をグループ会社と連携して行っています。増えています。そのため、信号機を売って終わりではなく、その後の保守・運用の段階でも営業が関わるようになってきたのです。

私のキャリアは、2013年に入社し、新卒で当部署に配属されたところから始まりました。当初は高速道路で使う、作業員の安全を守るシステムの提案を担当。その後、九州支店へ転勤し、道路に設置する信号機の営業を主に担当しました。

2023年からは埼玉県にある久喜事業所の研究開発室に所属して技術職を経験。具体的には、スマートフォンのBluetoothを利用し、駅改札などをハンズフリーで通過できるシステムの開発に携わりました。この研究開発室への異動は、社内公募がきっかけです。私はもともと理系出身で、いつか技術系の仕事にも携わりたいという希望がありました。そこで思い切って手を挙げたところ、幸いにも異動の機会を得ることができました。

そして、キャリアアップを考え、2025年から再び本社のスマートモビリティ営業部に戻ってきました。現在は、国が主導する交通事故削減プロジェクトを担当し、そのプロジェクトでシステム導入業務に関わっています。このプロジェクトは、現在実証実験の段階にあります。

お2人から一言

「当社では、仕事と家庭の時間を両立できる仕組みが整っています。私も子どもが生まれた際に、育児休業を約4か月取得しました」(Kさん)

ホームドア設計から新規ロボット事業へ。鉄道現場の作業を担う人型ロボットの開発に携わる(Mさん)

私は宇都宮事業所にあるDXインフラ機器技術部に所属しています。当部署では、機械・電気・ソフトといった専門分野の技術者が集まり、駅で目にする改札機や券売機、駐車場システム、ホームドア、センサーなど、幅広い製品の開発に取り組んでいます。その中で私は機械設計、いわゆるメカ担当として、現在はロボット事業に携わっています。担当しているのは、人型の重機ロボットです。

鉄道会社の現場では、高所で重い物を持ち運ぶ作業が日常的にありますが、これは危険を伴う仕事です。当社では、こうした作業を人に代わって安全に行える「作業用人型ロボット」の開発に取り組んでいます。イメージとしては、地上の操縦席からカメラ映像を見ながら遠隔操作でロボットを動かし、高い場所にある物を持ち運ぶというものです。実は、人型で重い物を運ぶ作業ロボットは、前例がほとんどありません。このプロジェクトは、鉄道会社主導のもと、ベンチャー企業と協業する体制で始まりました。当社は、技術を製品化する際に品質を担保し、量産機として世に送り出す役割を担っています。

私は入社当初、駅ホームに設置するホームドアのメカ設計を担当していました。そこで2年ほど経験を積んだころ、部署内で「新規事業として重機ロボット事業を立ち上げる」という話が持ち上がり、声をかけていただき異動することになったのです。そのため、作業用人型ロボットのプロジェクトにはゼロから関わっています。開発には実質2年ほどかかり、2024年の春、1台目のロボットを無事リリースすることができ、2機目の設計も進行中です。

現在は機械設計の主担当として、3人のメンバーを指導しながら、自分でも設計を行っています。この3人のうち、1人は2024年の新入社員、もう1人はロボット事業を志望して異動してきた若手社員。若手が抜擢されているチームです。関係も良好で、プライベートで旅行やボードゲームを楽しむなど、上下関係を気にせずフラットにコミュニケーションが取れる環境です。

お2人から一言

「1年目は寮に入っていました。同期や先輩と交流できましたし、トレーニングルームや大浴場もあり、食事も美味しくて、とても過ごしやすい寮でした」(Mさん)

社会インフラを支える営業の誇りと、ゼロから動くものを生み出す設計者の喜び。それぞれの挑戦と醍醐味。

現在進めている国主導のプロジェクトは、やりがいが大きい一方で、さまざまな方面との調整が欠かせません。

例えば、道路に何かを設置する場合、私たちが勝手に設置することはできません。自治体ごとに申請ルールが異なり、法規制もあるため、関係各所との交渉が必要です。ときには「こういう問題があるからダメです」と差し戻されることもあります。そのたびに、どうすればクリアできるかを考え、行動し、一つずつ壁を乗り越えていく。その過程にこそ、やりがいを感じます。営業は、物事を始めから終わりまで管理し、最後まで見届ける責任がある点も、この仕事の面白さです。

当社の魅力は、何と言っても社会インフラに関われること。公共性の高い事業に貢献できるのは大きな誇りです。「私の仕事が社会を支えている」と胸を張れる、そんな仕事です。
(Kさん)

ロボット開発はゼロからの立ち上げでした。振り返ると、やりがいも大変さも、すべてが新鮮でした。最大のやりがいは、常に新しいことに挑戦し続けている実感です。それまで担当していたホームドアは、すでに市場に出ていてノウハウも蓄積されていましたから、まったく違う世界でした。
前例のないロボット開発は、最初は不安だらけでしたが、自分で設計し、試作品を作り、評価するサイクルを繰り返し、「動いた!」という瞬間を迎えたときの喜びは格別です。

機械設計の面白さは、何と言っても“動くもの”を扱えること。設計図がただの図面で終わらず、実際に動くところまで見届けられる。試作品も何度も作りますし、現在開発している作業用ロボットもまだ2機目です。仕事のすべてが醍醐味です。

今後の目標は、設計者としてさらにステップアップすること。これまでは詳細設計が中心でしたが、次は「望み通りのシステムを実現するには、どんな技術を使い、どうやってものづくりを進めるのか」を考える、一段上の仕事に挑戦したいです。
(Mさん)

お2人から一言

「社会の安全と利便性を支える、縁の下の力持ちとして誇りを持てる仕事です。新しい技術やアイデアを歓迎し、若手が積極的に挑戦できる環境があります」とお2人。

学生の方へメッセージ

就職活動では「安定性」を重視し、社会インフラに関わる業界を志望して当社を選びました。入社前は、両親や周囲の方も当社の名前を知らないことが多かったのですが、街にある信号機などが当社の製品だと伝えると、「そうだったの!」と驚き、喜んでくれました。

就職は“縁”によって決まる部分もあると思います。希望通りの部署に配属されないこともあります。実際、私もそうでした。しかし、たとえ希望が100%叶わなくても、配属先でやりがいを見つけ、全力で取り組んでみてください。できることが少しずつ増え、仕事の面白さや達成感を実感できるようになるはずです。
(Kさん)

私は宇都宮出身で、「地元で働きたい」「好きな乗り物に関わりたい」という軸で企業研究を進め、当社に出会いました。就職活動では、ぜひ熱意を伝えてください。私自身も「当社で働きたい」という強い思いをアピールし、ご縁をいただきました。

当初希望していたのは、花形とも言える改札機でしたが、配属はホームドア。しかし、担当してみるとやりがいのある仕事でした。その後、ロボット開発の話が来た際には、戸惑いもありました。ロボット開発は、一筋縄ではいかない難易度の高い業務で、日々課題に直面します。それでも「この経験は必ず成長につながる」と考え、挑戦を決意しました。現在では、ロボット開発の面白さに魅了され、充実した毎日を送っています。
(Mさん)

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「固定観念にとらわれず、新技術を活用しながらインフラの維持・発展に貢献できる仕事です。専門分野に固執しすぎず、幅広い視点を持てる方なら、楽しめると思います」

マイナビ編集部から

入社以来、多様なキャリアを積んできたKさんは、仕事の楽しみを随所で見つけ、前向きに取り組むことの重要性を実感している。営業経験で得られたものは非常に多く、現場で顧客折衝に臨む営業は、それだけスキルを磨く機会にも恵まれている。「営業は最前線に立つ仕事です。成長のスピード感がありますね」と、その手応えを語ってくれた。自ら希望して現在の部署に異動したKさんは、「国のプロジェクトを担当できたのも、これまでのキャリアがあってこそだと思います」と、笑顔で話してくれた。

一方、Mさんは、現在担当する人型ロボットの業務について「非常に夢のある仕事だと感じています」と語る。人型ロボットの役割は鉄道作業に留まらず、電気事業者による信号機設置やトンネル工事など、危険を伴う作業は世の中に数多く存在。Mさんは「こうした用途にも活用できるのではないか」と、上司とアイデアを出し合うこともあるそうだ。

また、Mさんが所属する重機ロボット事業はメンバーが若く、一番年上でも30代半ば。「雰囲気が非常に明るく、活気がありすぎて他部署からおどろかれることもあるほどです」と笑顔で話していた。

多様なキャリアを経て国のプロジェクトに携わるKさん。夢のある事業と若手チームで挑戦を続けるMさん。2人の異なるキャリアから、同社事業の幅広さと魅力が鮮明に伝わる取材となった。

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「専門性の殻を破って挑戦し、熱意とコミュニケーションで周囲を巻き込み仕事を進められる人材を求めています。社会インフラの未来を共に創造しましょう!」(人事担当)

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