最終更新日:2026/5/20

伊藤景パック産業(株)

  • 正社員

業種

  • その他メーカー
  • 商社(その他製品)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

私たちが食品パッケージの仕事を選んだ理由

PHOTO

学生時代から就職活動、そして現在の仕事まで

スイーツを中心にさまざまな食品のパッケージ・容器を製造している伊藤景パック産業(株)。同社で活躍中の若手社員3名に、それぞれの学生時代や就職活動、現在の仕事内容について聞いた。

松永 健吾さん(右)
企画開発本部 営業企画室
2022年入社/経営学部卒

能勢 大和さん(左)
商品本部 購買部
2023年入社/商学部卒

金岡 百々さん(中)
営業本部 首都圏量販第2営業所
2024年入社/商学部卒

学生時代にマーケティングを勉強し、専門部署で活躍

学生時代は経営学部で国際経営やマーケティングを学びました。国際経営を学んだのは、海外サッカーや映画、世界遺産などが好きで海外に興味を持っていたからです。また、1年生のときの授業で商品の売り方を学んだことがきっかけとなり、マーケティングに対する興味が湧きました。コンビニのアルバイトでは、商品を陳列する際のちょっとした工夫で商品の売れ行きが変わることを実感し、マーケティングへの興味がさらに膨らみました。

就職活動を見据え、3年生のときにリテールマーケティング(販売士)2級とMOSを取得。就職活動は3年生の春に始め、合同説明会などに参加する中で業界を絞っていきました。とくに食に関する業界に興味があり、説明会にも積極的に参加していました。最終的に当社を選んだのは、選考を通じて職場の落ち着いた雰囲気に触れ、そこが自分に合っていると感じたからです。コロナ禍でしたが、直接訪問をして対面で面接を受けたことで、職場の雰囲気を感じ取ることができました。

現在は営業企画室にて、主に営業担当が提案に使う資料の作成に携わっています。百貨店や専門店(洋菓子、ベーカリー)を視察するほか、原料高騰や人材不足といったトレンド、季節行事などの動向についても調査し、それをもとに営業ツールを作成しています。資料をまとめる際には、「どういった見せ方がお客様に刺さるか」といったことを意識していますが、学生時代に学んだマーケティングの知識を活かせるのが面白いと感じています。

実際に働いてみると、思った以上に食品の製造工程についての知識が重要だと気づきました。例えば、耐熱性のある包材を使えば、焼成の段階から陳列するところまで同じ容器で対応できるので、容器を移す手間が省け、人手不足の中で求められる製造工程の効率化が図れます。食品がどうやってできるのかを知らなければ、そのような提案もできません。今後も知識を磨き、さまざまな角度から提案の仕方を考えていきたいと思います。(松永さん)

先輩からのアドバイス

資格の取得は後になって活きてくるのでおすすめです。学生時代にしかできないこともあると思うので、できるだけ多くのことを体験してほしいと思います。(松永さん)

いろんなものに興味を持つマインドが就活にも仕事にも活きる

学生時代は経営学について学んでいました。いろんなものに触れ、さまざまな経験をしたいと考え、勉強以外でも複数のアルバイトに取り組んでいました。長くやっていたのは映画館のポップコーン売り場のアルバイトで、そのほかにもケーキ屋などで働いていました。就職活動の際に幅広い業界を検討したのも、「いろんな世界を知ろう」という気持ちがあったからです。その中で「面白い」と感じる仕事を見つけようと考えていました。

就職活動を始めたのは3年生の夏です。最初は業種を絞らず、さまざまな企業のインターンシップに参加。幅広い業種を見たことによって、各業界におけるビジネスの流れを把握することができ、一つの商品が店頭に並ぶまでにさまざまな企業が協力していることを理解できたのが良かったです。最終的に当社を選んだのは、食品の包材は食に対して広く貢献できると感じたからです。生活に身近なところでやりがいを実感していけるだろうと思いました。

現在所属している購買部は、受注した包材の生産の仕方を管理していくのが役割。既存の商品運用を行う以外にも、客先の要望に合わせた製品を作る際には、どの原料を使い、どのサイズで作るかを整理し、仕入れ先に対して製造を依頼することも行っています。学生時代から幅広いことに興味を持つというのを大切にしてきましたが、その姿勢は仕事でも役立っています。包材を作る際の製造ラインの調整は、製造工程の知識がなければできません。興味を持って調べることで知識が身につき、仕事にもうまく対応できるようになります。

働き始めてわかったのは、学生のとき以上に勉強する必要があるということです。包材には何パターンもの作り方が存在し、何が最適かも状況によって変わる。突き詰めれば突き詰めるほど深く、勉強に終わりはないと感じます。さらに知識を磨き、製造側から「こういう製品が作れます!」と、営業が提案しやすい商品のアイデアを出せるようになるのが目標です。購買部の人間として、営業と製造の双方から頼られる存在になっていきたいと思います。(能勢さん)

先輩からのアドバイス

いろんなことに興味を持つと良いでしょう。店頭に並ぶ商品について、どういう企業が関わって作られているのかを知れば、選択肢も広がります。(能勢さん)

食品の包材という、生活に身近な商材を扱えるのが選社理由

高校生の頃からものが売れる仕組みに興味があり、大学では経営学科でマーケティングの勉強をしていました。消費者心理学のゼミでは、消費者の購買行動の心理学的なメカニズムについて研究していました。また、授業以外ではダンスサークルに所属し、ヒップホップやハウスのダンスをしていたほか、映画館でアルバイトもしていました。映画館のアルバイトでは、ポップコーンやカタログ、グッズの販売、チケットのもぎりなどをやっていました。

就職活動を始めたのは3年生の夏です。まずは面接の練習やエントリーシートの作成を行い、先輩や友人、就職支援センターの職員に見せて意見をもらっていました。その後は説明会などで情報収集し、業種・業界は限定せずにさまざまな企業を受けました。最終的に当社を選んだのは、包材という身近な製品を扱っていたからです。食品は無くならないし、仕事の成果を暮らしの中で見られるのが良いと思いました。

現在は営業として洋菓子店などのデパ地下専門店を担当し、ケーキトレーやデザートカップといった包材を提案しています。提案する際には学生時代に学んだマーケティングの知識が役立っています。例えば、繰り返し接触すると好感度が高まる単純接触効果というものがあり、一度提案して響かなかった包材もいろいろな角度から繰り返し提案するようにしています。「そんなに勧めるなら使ってみるよ」と、実際に採用につながったこともあります。

仕事をしていると、よく食べていたお菓子の容器が実は当社のものだったり、扱っている商材を街中で見かけたり、思った以上に当社の製品が生活の身近にあることを実感する場面も。「世を益し、我また利す」というのが当社の理念ですが、それに倣ってお客様の売上に貢献できるような製品を提案していきたいです。また、営業の仕事を通じて市場の心理を理解し、そのうえで将来的にはマーケティングにも携わってみたいと考えています。(金岡さん)

先輩からのアドバイス

学生時代はいろいろなアルバイトを経験するのが良いと思います。さまざまな経験をすることで、自分の好きな仕事、やりたい仕事が見つかるかもしれません。(金岡さん)

学生の方へメッセージ

企業研究にあたっては、まずは自己分析をし、「働くうえで何を重視するのか」をはっきりさせると良いでしょう。仕事内容なのか、プライベートを大切にできることなのか、職場の雰囲気なのか、それが定まれば情報収集でも見るべきポイントが明確になると思います。情報収集はネットが便利ですが、それだけでは真偽の判断が難しいところもあるので、インターンシップなど直接見たり聞いたりできる機会を持つのがおすすめです。また、先輩や周囲の社会人に話を聞くのも良いと思います。

企業研究を始めてみると、知らない業種や仕事がたくさんあることに気づくと思います。興味がないとなかなか調べようとは思わないかもしれませんが、調べていくうちに意外な発見があって興味が湧くことも。逆にやりたいと思っていた仕事であっても、情報収集が進んで働くイメージが具体的になってくると、「自分には合わないかもしれない…」と考えが変わることもあるかもしれません。せっかくの貴重な機会ですから、視野を広く持ち、いろんな企業をみてみましょう。

PHOTO
同社は穏やかで落ち着いた社風。会社見学などの際にはオフィスまで足を運び、ぜひ、直接会社の雰囲気を感じ取ってみてください。

マイナビ編集部から

食品パッケージ(包材)の企画・開発・製造・販売を行っている伊藤景パック産業(株)。「スイーツ・デザート&ダイニングのすべてを包む」をスローガンに掲げ、大手製菓・製パンメーカーをはじめ、コンビニチェーン、アイスクリームチェーン、ドーナツチェーンなど、食品を扱う企業を広く得意先に持つ。

インタビューに登場してくれた3名は、経営学部や商学部出身で、学生時代にマーケティングに触れており、そこに「生活に身近な“食”に関わりたい」という想いが重なって同社にたどり着いた。食品のイメージを印象付けるパッケージはマーケティングの重要な要素だ。それ一つで商品の売上も変わる。

実は同社の強みの一つはこのマーケティングにある。食品や世の中のトレンドを調査する専門部署があるのだ。松永さんが所属しているのもまさにそうしたチーム。10年前のスイーツのデータが残っているなど、長年の情報の蓄積があり、これまでのトレンドの流れから未来を読み解いていくこともできる。

このような情報力は得意先からも信頼されている部分で、顧客からはパッケージのみならず、「新しいメニューを作りたいけれど、何が良いか?」と、メニューの相談を受けることも少なくないという。商品開発段階から売り方まで、顧客の事業運営を幅広くプロデュースできる仕事だと取材を通して感じた。

PHOTO
アイスクリームのスリーブ、ドーナツの袋、コンビニケーキの容器など、さまざまなパッケージを手がけている。読者も気づかないうちに同社の製品に触れていることだろう。

トップへ

  1. トップ
  2. 伊藤景パック産業(株)の取材情報