学校法人 高宮学園【代々木ゼミナール】

大学受験に関する情報収集と分析・発信をしています。公式SNSの投稿や高校等に依頼されての講演は自分からの「直接的な」情報発信となる一方で、「間接的な」情報発信も多いと実感しています。校舎でのデスクワークで職員向けに資料提供をして、生徒指導担当者や営業担当者にそれぞれの仕事で役立ててもらう、という「間接的な」受験生への貢献です。直接・間接どちらも意義を感じながら仕事に取り組んでいます。

教員を目指して受けた大学の教職課程は途中で挫折してリタイアしたものの、塾講師アルバイトは続けており、就職先は教育業界と決めていました。アルバイトでは中学受験と高校受験の生徒を教えましたが、多くの人にとって「最終学歴」を決めることになる大学受験の世界で働きたい、と考え、予備校の選考を受けました。数多ある塾・予備校の中から代ゼミを選んだ理由の一つは教室に貼ってある「日日是決戦」の文字がかっこいいと感じ、この言葉を掲げる代ゼミで働きたいと思ったからです。

約半年かけて作った『代ゼミデータリサーチ』が完成したときは毎年達成感を覚えます。また、自分の作った資料について「生徒指導に役立った」と職員や高校の先生から言われたときはとても嬉しく、これからもより良い資料を作成・提供していきたい、とやりがいを感じる瞬間です。

大学等が公表する資料を隅々まで読み込むこと、そして、必要な情報を要約して分かりやすく資料にまとめることの大切さです。生徒指導・営業等を担当している職員や高校の先生方は大学の募集要項等を隅々まで見る時間的余裕はないはず。だからこそ「右腕」や「ブレーン」のような存在として働く我々の仕事が不可欠なのだと自負しています。また、情報収集によって蓄えた膨大な知識は自分が講演するときにも役立っています。

最新情報をいち早くキャッチし、質が高く必要な情報を正確に過不足なく届けていくことを追い求めていきます。受験に関する知識のベースアップにより、職員や先生方が受験生の選択肢をより広げられるように手助けをしていきたいと考えています。