最終更新日:2026/3/16

櫻護謨(株)【東証スタンダード市場上場】

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • 金属製品
  • タイヤ・ゴム製品
  • 商社(その他製品)
  • その他メーカー
  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

消防防災・航空宇宙機器・工業用品部門で活躍する中堅社員3名の挑戦と成長の軌跡!

PHOTO

働きやすい環境も魅力。社会貢献度が高く、やりがいある仕事へ!

消防防災、航空宇宙機器、工業用品事業をコア事業として、ゴム・金属・樹脂製品の製造・販売などを手掛ける同社。各部門で活躍中の社員3名に入社理由や仕事内容、やりがい、今後の目標について伺いました。

【写真中央】営業一部 岡本さん(2012年入社/英語学科卒)
【写真左】 営業二部 高澤さん(2020年入社/グローバル教養学部卒)
【写真右】 営業三部 山崎さん(2010年入社/法学部卒)

【消防防災部門】「人と人との関係性」を大切にしながら、官公庁への営業活動に挑戦!(岡本さん)

学生時代は英語の勉強に力を入れていましたが、心のどこかでずっと憧れていたのは「消防」の世界に携わることでした。小学生の頃からの夢を叶えたいと思い、当社への入社を決め、2012年に入社後は営業一部に配属。消防ホースや消防用吸管をはじめとする自社製品、ならびに他メーカーから仕入れた関連資器材を、官公庁を中心に販売しています。担当エリアは、新潟・長野・山梨・神奈川・東京都内。各自治体の消防本部や警察、自衛隊、国土交通省などへの営業活動に取り組む毎日です。

新規営業もゼロではありませんが、当社の営業は“ルート営業”が主体。入札情報をいち早くキャッチし、商談の機会を得るために、既存のお客様との関係構築に力を入れています。年末から年度末にかけては、納品や取扱説明のための出張が集中。それ以外の時期は、1~2ヶ月に一度のペースで各地に出張し、次年度の案件獲得に向けた情報収集や提案活動を進めています。

日頃から大事にしているのは「人と人との関係性」を丁寧に築き上げていくこと。サプライヤーのメーカーや各地域の販売店、エンドユーザーの消防関係者などです。それぞれの立場や事情を理解し、連携・調整を重ねながら誠実な対応を続けていくことが信頼関係の醸成、そして、次なる案件の獲得につながっていきます。億単位の案件を獲得できたときや、当社の製品が入札仕様書に参考品として明記されていることを目にしたときに「これまでの営業活動が実を結んだんだ!」と、大きなやりがいを感じられる仕事です。

最近は、ずっと目標に掲げていた「消防車の納品」も実現できました。このときは車両本体では専門業者に勝てないため、自社が得意とする資器材を多く含めたトータルな提案内容で、消防車両の専門業者との差別化を図り、受注を獲得。裁量を与えられ、創意工夫を重ねられるのも大きな魅力です。今後の目標は、既存の顧客との関係性を大切にしながら、新設された省庁やあまり接点のなかった部署、そして民間企業など、新たな市場へのアプローチを強化することです。新たなニーズを掘り起こし、自社製品の展開先を広げていきたいと考えています。将来的には、海外とのつながりをもっと深めていけたらと思っています。

社員は語る!

「借上社宅や家賃補助をはじめ福利厚生制度も充実。ゴルフやバイクなど、プライベートでは趣味を楽しむ時間も確保できています」(岡本さん)

【航空宇宙機器部門】航空機部品のほかロケットの開発案件も担当。英語力を活かすチャンスも!(高澤さん)

学生時代はグローバル教養学部で、英語や教養系の勉強に力を入れていました。企業研究ではメーカーの営業職を中心に会社選びを進めており、当社の存在を知ったのは、合同セミナーがきっかけでした。ブースで対応してくれた人事担当者の穏やかな人柄に魅力を感じ、志望。消防防災や航空宇宙機器など、社会貢献度の高い事業を展開し、安定的な経営基盤を築いていることも入社の決め手となりました。

2020年に入社後は営業二部の一員として、航空宇宙分野の営業を担当。具体的な業務としては、航空機のメンテナンス会社やコンポーネント製造会社に対して、当社が製造するゴム製パッキンや燃料系・油圧系のホース、金属配管を提案・販売しています。最近はロケットの配管部品やエンジン周りのパーツなど、宇宙関連の案件にも参加。JAXA関連のプロジェクトや民間ロケットの開発案件にも携わっています。

航空機の部品は一度採用されると、その型番の製品を継続して使い続けるのが基本なので、交換部品の供給や納期調整に関するやり取りが中心となりますが、新規プロジェクトの立ち上げの際には、新たなスペックに応じた製品提案を求められることも。当社の製品ラインナップや製造能力の範囲内で、どのような形で要望に応えられるかを擦り合わせ、提案を進めていきます。やりがいを感じるのは、お客様から感謝の言葉をいただけたとき。それから、トラブル対応などの緊急時に的確な対応ができたときですね。例えば緊急で交換部品が必要になった際、当社の製造部門とお客様の間に入って調整を行い、納期に間に合わせることができたときには大きな達成感を味わえます。

技術提携を行っている海外企業とのやり取りなど、学生時代に培った英語力を活かす機会があるのも嬉しいところです。最近は英語力にさらに磨きをかけるべく、英会話スクールに通っています。会社の研修制度を活用すると、費用は全額負担してもらえるので非常にありがたいですね。今後の目標は、海外市場の開拓にチャレンジすることです。航空・宇宙業界は安全保障や輸出規制などの制約も多いため、簡単にクリアできる目標はありませんが、一歩ずつ可能性を探りながら、新たな事業の柱を築いていけたらと思っています。

社員は語る!

「航空宇宙分野の製品は基本的にオーダーメイド。他社には代替できない製品も多く、『責任ある仕事を任されている』という誇りをもって営業に取り組めます」(高澤さん)

【工業用品部門】営業から施工立会、点検、補修業務まで、幅広い業務をオールラウンドで担当!(山崎さん)

大学では法学部の政治学科に所属。企業研究ではニッチな分野でキラリと光る技術を持ち、トップクラスの実績をあげているメーカーに注目して会社選びを進めました。当社の存在を知ったのは、大学で開催された企業セミナーがきっかけです。入社の決め手としては、会社の雰囲気に惹かれたことが大きかったですね。アットホームで温かい雰囲気に魅力を感じました。

2010年に入社後は、工業用ゴム製品を取り扱う営業三部に所属。石油コンビナートで使われる「タンクシール」や、ダムや水門などで使われる「水密ゴム」の営業に携わっています。“営業”と一口にいっても、その守備範囲は皆さんの想像以上に広いと思います。タンクメーカーや水門メーカー、プラント関連の代理店に自社製品の提案・営業を行うだけではなく、全国各地の現場に出張して施工に立ち会ったり、点検や簡単な補修作業を自分で手掛けたりと、実に幅広い業務に携わっています。

タンクシールの点検に関しては、タンク上部の「浮き屋根」に沿って取り付けられているゴムを一本ずつ目視点検。10万キロリットル級のタンクでは、タンクシールの全長が200メートル以上になることもありますが、亀裂やひび割れ、補強布の露出など、わずかな兆候も見逃すことのないよう、丁寧に作業を進めていきます。補修が必要な場合は、プレスヒーターを使ってゴムを加硫接着し、つなぎ合わせていきます。

日頃から大切にしているのは、「相手の話を否定せず、まずはしっかりと耳を傾けること」です。お客様から寄せられるご要望のなかには「これは難しいな」と感じるものもありますが、いきなり無理というのではなく、できる限りの対応策を考えたり、代替案を提示したりして、信頼関係の醸成に努めています。営業活動に加え現場対応などもこなし、体力的・精神的な厳しさを感じることもありますが、大変な現場を無事に終えたときは、大きなやりがいを感じられる仕事です。何よりも、石油貯蔵タンクのタンクシールには、当社の製品が使われ、エネルギーインフラの一端を陰で支えているという自負があります。だからこそ、今後も決して驕ることなく、お客様に真摯に寄り添いながら営業活動に取り組んでいきたいと考えています。

社員は語る!

「有休の他に、誕生日休暇や健康休暇といった制度もあります。日々の仕事でやりがいを感じながら、自分のペースに合った休暇でリフレッシュもできてます」(山崎さん)

学生の方へメッセージ

【岡本さん】
「好きなことを仕事にしない方がいい」という意見もありますが、私は「好きなこと、あるいは好きなことに近い仕事を選ぶ」ことをおすすめしたいと思います。私自身、子どもの頃に憧れていた“消防士”という夢は叶いませんでしたが、それに近いところで仕事ができているおかげで、日々の業務が楽しく感じられますし、困難な場面でも踏ん張りがききます。やりがいを感じながら働ける環境を見つけてください。

【高澤さん】
まずは自己分析を徹底的に行うこと。そのうえで「企業のホームページを読んだだけでわかった気にならず、実際に現場で働いている先輩社員の生の声を聞くこと」が大切です。私自身、働いてみて初めてわかったことがたくさんありますし、“営業職”一つとっても会社によって全くスタイルが異なります。企業セミナーやOB・OG訪問などの機会を積極的に活用して、納得できる企業選びをしていただきたいと思います。

【山崎さん】
企業研究にあたっては「とにかくいろんな会社を覗いてみること」をおすすめします。学生時代の専攻にこだわらず、幅広い業界を見ることで、思いがけない出会いがあるかもしれません。私は法律の勉強をしていましたが、今では全く違う分野でやりがいを感じながら働いています。幅広い分野にアンテナを張り、柔軟な視点で会社選びを進めていただきたいですね。

PHOTO
自分でスケジュールをある程度コントロールしつつ、裁量をもって営業活動を進められるのも大きな魅力。創意工夫を発揮しながら、営業スキルに磨きをかけていける環境だ。

マイナビ編集部から

消防防災、航空宇宙機器、工業用品など幅広い分野で、ゴム製品のほか金属、樹脂を材料とするさまざまな製品の開発、製造、販売を手掛ける「櫻護謨(株)」。1918(大正7)年の会社発足以来、各分野の最先端技術に挑み続け、100年以上にわたって進化を続ける東証スタンダード市場上場企業である。

今回、同社で活躍中の中堅社員3名にお話を伺って印象に残ったのは、取扱製品や顧客の特性の違いからくる営業の仕事内容の多彩さ。そして、社会貢献度の高さだった。消防ホース・吸管をはじめとする消防・防災用品、救助資器材を通じて人命を守る「消防防災部門」、金属チューブ配管、フレキシブルホースなどにより、安全な航空交通や宇宙開発を支える「航空宇宙機器部門」、そして、タンクシールやダム水門用の止水ゴムを通じて人々の生活や経済・産業活動を支える「工業用品部門」。すべての部門が、社会の発展、人々の安心・安全な生活にとって欠かすことのできない使命を担っている。だからこそ、社員は高いモチベーションを持って、日々の業務に取り組むことができるのだろうと感じた。

同社の製品・事業分野に興味関心をお持ちの方はもちろん、「社会の役に立つモノづくり”に携わりたい」「営業活動を通じて顧客や社会と真摯に向き合っていきたい」――。そんな志をお持ちの方に企業研究をおすすめしたい会社である。

PHOTO
渋谷区笹塚の本社オフィスにて。このほか栃木県大田原市に製作所・営業所、名古屋市、大阪市、福岡市に営業所を構えている。

トップへ

  1. トップ
  2. 櫻護謨(株)【東証スタンダード市場上場】の取材情報