最終更新日:2026/9/16

扶桑薬品工業(株)【東証プライム上場】

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • 薬品
  • 商社(薬品・化粧品)
  • 商社(医療機器)

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

品質管理業務を通して医薬品の安心・安全を守る!

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人に恵まれた環境で着実に成長する若手社員たち

透析や不妊治療に関わる医薬品を中心に、開発・販売する扶桑薬品工業(株)。今回は、大阪の城東工場で製品の品質管理を行う2名の若手社員にインタビュー。仕事内容ややりがい、社風、今後の目標などを伺いました。

■大山 滉太さん(写真右)
城東工場 QC課
2024年入社/大学院 バイオサイエンス専攻

■林 里莉歌さん(写真左)
城東工場 QC課
2025年入社/理工学部 応用化学科

理化学分野における試験を通して、製品の品質管理に貢献!何事にも妥協せずに取り組んでいます

大学院時代は、研究職に就くか、それとも研究内容を活かして企業の品質管理部門に挑戦するかの二択で進路を考えていました。研究を続けながら就活を進める大変な時期が続きましたが、その中で出会ったのが、扶桑薬品工業です。
私は大学院でウシの妊娠に関する研究を行っていたため、メイン事業の透析分野に加え、不妊治療関連の製品にも注力している当社の事業内容に興味を持つようになりました。これまでに培ってきた知識が活かせそうだと感じ、入社しました。まさに、良いタイミングで当社に出会えたのが入社の決め手です。

入社後は、城東工場のQC課に所属して、工場で製造された医薬品の品質をチェックするさまざまな試験に携わっています。理化学分野の試験をメインに行っている私は、製品に含まれている成分量や不純物の有無を、pHや浸透圧などを計測しながら判断しています。また、最終的に患者様の目に触れる箱などの包装資材の品質を調べる試験も、重要なチェック項目の一つです。

入社2年目の現在は、理化学分野の製品試験のうち、約7割の試験項目について、一人で担当できる力量評価をいただきました。ほかにも、製品の安全性を評価する細胞毒性試験や、当社の他工場でつくられた製品をチェックする依頼試験にも携わり、業務の幅を広げています。
直接患者様に接する仕事ではありませんが、品質管理の業務を通して、安心・安全な製品を提供できる点がやりがいです。また、試験後の報告書や結果をまとめた資料に試験担当者として自分の名前が残るため、高いモチベーションを維持しながら責任感を持って業務に臨んでいます。

普段の業務で特に意識している点は、絶対に油断をしないことです。試験の種類によっては、その日、その環境でしか採れない検体を取り扱うこともあり、誤ってこぼしてしまうと、該当する医薬品の出荷ができなくなる可能性もあります。そのため、ミスをしないことを前提に、細心の注意を払っています。さらに、「これで良いか」と思いこまず、何かトラブルが起きるかもしれないことを常に念頭に置くようにしています。些細な内容でも気になる点があれば、すぐに対処することを意識し、ミスにつながる原因をつくらないことにも努めています(大山さん)

扶桑薬品工業で働く魅力とは?

「仕事場がきれいで、業務に必要な器具が揃っている点です。また、どんどん仕事を任せていただけるので、成長を実感しながら進められるのが魅力です」と大山さん

一つずつ丁寧に、製品試験の手順を習得!高い力量評価が得られることをやりがいに、業務の幅を広げています

学生時代に学んだ応用化学の知識を活かしたいと思っていた私は、医薬品や化粧品などの品質管理職に絞って就職活動をしていました。なかでも当社は、透析に関する製品を主力に取り扱っている点に惹かれました。なぜなら、透析治療が今後も社会に必要とされる分野であり、社会に貢献できる仕事だと感じたからです。医薬品に携わる仕事は大きな責任を伴うイメージがありましたが、不安よりも「挑戦したい!」というワクワクした気持ちのほうが大きかったですね。
入社後は、まず全体研修で約1ヶ月間、製薬会社の基礎を学びました。その後、大阪の城東工場への配属が決まり、生産部の各課の基本的な業務を経験。本配属は10月でしたが、6月頃からQC課の一員として、実務に携わっています。

QC課では、最初の1ヶ月で製造に使用する注射用水の試験をしました。続いて、微生物に関する試験を担当する私は、エンドトキシンの有無を調べる試験、生菌数の確認試験、無菌試験の順番で教えていただくことに。各試験は、前半1ヶ月は先輩が付きっきりで指導、後半1ヶ月は一人で進めるといった流れで、時間を掛けて習得できる環境です。
また、次の試験に取り掛かるタイミングで、力量評価と呼ばれる客観的な評価が得られます。高評価を増やしていくことで、今後任せてもらえる業務の幅が広がるため、現在は高い力量評価を得られることがやりがいです。

業務を進めるうえで特に難しいのが、試験前の準備です。医薬品の製造は、需要の関係上、毎月の製造計画通りに進まないことがよくあります。また、不定期で普段とは異なる製品の依頼試験が追加される場合もあります。試験数が増えると、試薬の発注など、準備の段階から迅速に動かないといけないため、正確性はもちろん、臨機応変に進める対応力が求められます。私自身、なるべく他の方々に迷惑を掛けないように、各試験の期限を意識して、優先順位を付けながら業務に臨んでいます。

まだ学生時代の応用化学の知識が活かせる業務はしていませんが、微生物に関する新しい分野に、新鮮な気持ちで取り組んでいます。今は、多くの知識を吸収する期間だと捉え、引き続きさまざまな試験に挑戦していきたいです。
(林さん)

扶桑薬品工業で働く魅力とは?

「全体研修で同期との絆が深められる点が魅力です。現在は、物理的に離れていますが、SNSなどでつながっているのでお互いの近況を話しながら切磋琢磨しています」と林さん

「人」と「制度」に恵まれた環境が魅力!さまざまな試験に挑戦して、さらなるスキルアップをめざします

当社の先輩や上司は、私たち後輩に対して積極的に声を掛けてくださったり、食事に誘ってくださったりと、年齢差を感じさせないフランクな方が多い印象です。そのため、後輩からも声を掛けやすく、私も質問や相談があれば、すぐに近くにいる先輩を頼るようにしています。職場全体が穏やかな雰囲気に包まれているため、安心して仕事に取り組めるのが当社の特徴の一つです。
また、当社は完全週休二日制であることに加えて、普段から残業が少ないため、仕事とプライベートの切り替えがしやすい点も大きな魅力です。休日は自分の時間をしっかり確保し、リフレッシュに努めています。心身ともに健康な状態で仕事に臨める環境が整っているのが良いと感じています。

今後は、先輩や上司の業務の負担を少しでも減らせるように、一人で対応できる試験の数を増やしていきたいと思います。まだまだ経験したことのない試験も多いため、難易度の高い試験にも積極的に挑戦しながら、自身の知識やスキルを伸ばしていこうと考えています。
(大山さん)

当社の温かい雰囲気は、入社前の説明会や選考過程の段階から感じていましたが、入社してその印象はさらに強くなりました。特に、配属が決まってすぐに歓迎会をしていただいたおかげで、早い段階から職場に馴染むことができました。QC課内では、普段から誰がどんな仕事をしているのかがわかる環境なので、毎日顔を合わせてコミュニケーションが取れています。
先輩方を見ていると、他の課の方とも活発に交流されている様子が見受けられます。当社では、先日行われた盆踊り大会や年末に予定されている忘年会など、社内行事も多く、会社全体で社員を大切にしている姿勢が感じられます。私も課の枠を越えて、多くの方々と交流しながら横のつながりを深めていきたいと考えています。

今後の目標は、自分のできる仕事を増やしていくことです。そのためにも、一つでも多くの力量評価を高めていきたいです。さらに、現在担当している微生物分野の試験に加えて、理化学に関する試験にも積極的に挑戦していきます。そして、将来的には微生物と理化学の両方の試験を担当できる人材をめざします。
(林さん)

扶桑薬品工業で働く魅力とは?

「社内制度や指導体制が整っているので、ストレスフリーで仕事に臨めています。もちろん、人の温かさも大きく、本当に良い条件が重なった職場環境だと思います」と話す2人

学生の方へメッセージ

就職活動中は、これまでに自分が何をしてきたのか、そしてこれから何ができるのかをしっかり分析する貴重な期間です。一人で考える時間も大切ですがぜひ周りの人の意見やアドバイスも参考にしながら自己分析を進めてください。
特に、大学院生は研究と就職活動の両方に向き合わないといけないので、とても大変です。もし就職活動に注力する場合は早めに後輩に研究内容を引き継ぐことをおすすめします。
あとは、研究も就職活動も忘れて気分転換を図る時間を確保しましょう。私も友人と出掛けたり、知り合いのお店で相談に乗ってもらったりしながらストレス発散していました。何事も一人で悩み過ぎないことが大切です。
【大山さん】

まずは自分の軸をしっかりと理解しましょう。企業の数は想像以上に多いので、軸がブレてしまうとなかなか絞り切れずに苦労するかと思います。そのうえで、福利厚生や教育体制など、働く環境にも着目していくと、自分に合った企業が見つかるかもしれません。
私の場合は、大学で学んだ化学の知識を活かしたいという軸を明確にして、まずは業種と職種の両方を絞りました。そして、仕事とプライベートを切り離して生活できる環境を条件に就職活動を進めた結果、当社に出会うことができました。
職場の雰囲気を知りたいときは、インターンシップや説明会に参加するのもおすすめです。ぜひ主体的に動いて納得のいく就職活動を進めてください。
【林さん】

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「私たちは担当する分野が異なるため、仕事で関わることはありませんが、年齢が近いのでよく話す機会があります。若手同士で積極的に交流できる点も当社の魅力です」

マイナビ編集部から

1943年にブドウ糖注射液の製薬業から医療用医薬品を手掛けるようになった扶桑薬品工業。日本で透析療法が導入された1950年代後半には、透析液の開発に着手し、1964年には「人工腎臓潅流原液」の販売を開始した。以降、「生命(いのち)支えて、生命(いのち)育む」をパーパスに、人工腎臓用透析液や不妊治療関連製品を中心とした開発・販売に注力している。

同社の特徴の一つは、医薬品を取り扱う責任を胸に、やりがいを持って業務に取り組む社員である。今回インタビューした若手社員2名も、品質管理業務を通して主体的に働いている姿がうかがえた。特に、未経験の品質試験に挑戦する様子が印象的である。先輩や上司がフラットな立場で丁寧に指導しているため、不安やプレッシャーを感じることなく、成長を楽しみながら着実にステップアップしていた。大山氏の「恵まれた環境で働けている」や、林氏の「人の温かさが感じられる職場である」という言葉が、同社の働きやすい環境を表しているといえる。

今後も社員一丸となって安心・安全な医薬品を提供していく同社。社会にとっても働く社員にとっても魅力的な扶桑薬品工業の今後が期待される。

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社員間の横のつながりが強い同社では、お互いを支え合いながら業務に励む企業風土が根付いている。困ったことがあれば、いつでも相談できる仲間や先輩が近くにいる。

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