最終更新日:2025/6/2

(株)臨海【旧社名:(株)臨海セミナー】

業種

  • 教育

基本情報

本社
神奈川県

取材情報

先輩達の”キャリアアップ”

「自分らしく」を大切にしながら、生徒と自身の未来を切り拓いていく仕事!

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2名の先輩が語るキャリアストーリー

小島 大介さん/人事部社員 上席課長/2005年入社
玉木 史生さん/人事部社員 総合主任/2009年入社


子どもたちとの対話を重視した授業スタイルが人気の大手学習塾「臨海」。そこで、「講師」と「人事担当」という2つの顔を持って活躍している2人の先輩社員に、入社に至る動機や入社後のキャリアについて話を聞いた。そこから共通して見えてきたのは、自分らしさを大切にしながらいきいきと未来を切り拓く姿だった。

より多くの満足を、より多くの生徒たちに届けるためにチャレンジ中!【小島さん】

はじめはものづくり業界への就職を考えていましたが、塾講師や家庭教師のアルバイトを通じて人の成長に関わる喜びを知り、次第に塾講師を目指すように。アルバイト先の先輩が臨海に入社したことをきっかけに当社へ興味を持ち、説明会で出会った人事部長の圧倒的な情熱にふれたことが当社を選んだ一番の動機となりました。当社では、人事担当も役職者でも、事務職以外は全員教壇に立ちます。人事部門のトップでありながら講師としての自信にも満ちあふれた部長の姿にあこがれ、それが自身の目指したい未来と重なりました。

大学受験科で理系科目の専任講師を2年間経験したのち、同科の教室長を4年間経験。その後は、ブロック長として、4校舎の新人教育やプロモーション等に関わりました。その間、大切にしていたのは、生徒たちと全力で向き合う気持ち。中途半端に妥協せず、一人ひとりにとってのベストを自分なりに考えて実行することを常に心掛けていました。また、地域の特性やニーズにマッチした教育サービスを提供でき、多くの生徒や保護者の方々から喜んでいただけたときには大きな達成感がありました。かつての教え子から結婚式に呼ばれることもあり、そういったときには人の人生に深く関わる責任ある仕事だと改めて実感しますね。責任があるからやりがいも大きいですし、この仕事を長く続けているのも、そのやりがいを日々感じられるからこそだと思います。

2004年には人事部へ異動。以降、現在に至るまで、入社時からあこがれていた部長のもとで採用業務に従事しながら、講師として教壇にも立っています。生徒だけでなく学生の皆さんとも関わることになりましたが、一人ひとりと全力で向き合う気持ちは変わらず大切に持ちつづけています。現在目指しているのは、退職者も含めた臨海講師ネットワークを構築し、時代と地域が求めるベストなサービスの提供を実現すること。すでにネットワークを構築し、運用を開始しています。それを本格的な稼働へ導いていくことが、今の私の大きな目標です。

先輩たちのプロフィール

大学では建築を専攻。専任講師、教室長、エリアマネージャーを経たのち、自らの希望で本社人事部へ異動。採用業務に従事しつつ新しい仕組みづくりにも着手。【小島さん】

子育てと仕事とを両立しながら、「自分らしく」を貫いています!【玉木さん】

もともとは人付き合いが苦手なタイプで、コミュニケーション力に関しても、学生時代はまったく自信がありませんでした。そんな私を少しずつ変えてくれたのが、塾講師のアルバイト。まっすぐに向かってくる生徒たちを真正面から受け止めることで、人と関わる楽しさや喜びを知り、自己を肯定する大切さを学びました。大学院では近現代文学を研究していましたが、おのずと「塾講師を生涯の仕事にしたい」と考えるようになっていましたね。

入社後は小中学部で2年間、文系科目の講師を担当したのち、教室長を2年間務めました。教師として教壇に立ちつつ、責任者として教室の運営やプロモーションなどにも関わる日々。当社では、教室長にも大きな権限が与えられており、会社全体やエリア、ブロックの大きな方針はあるものの、教室独自の方針は教室長が決めることができます。私が目指したのは、「自己肯定できる教室」。「自分ってスゴイ」と生徒に自信を持ってもらえるような教室づくりに力を入れました。だからこそ、生徒たちから「塾に来るのが楽しい」と言ってもらえたときは大きな喜びがありましたし、そんな生徒たちのために「もっと良い教室を作りたい」とより一層思いました。

その後、1年2カ月にわたり産休・育休を取得。講師職を続けたい思いは強かったものの、復帰前は「元の職場で働きつづけられるだろうか」という不安もありました。その思いを正直に復帰面談で伝えたところ、勧められたのは保育園の開園時間内に仕事を終えられる、本社での勤務。採用業務にメインで関わりながら夏期講習などで教壇に立つこともできる、私にとってはとてもありがたい提案でしたね。現在の人事部社員採用課へ異動し、4年間の時短勤務を経て、現在はフルタイムで働いています。ついつい仕事に熱中してしまい、「玉木が一番大切なのは何かを考えなさい」と上司に諭されることも。周りの協力や理解もあり、大きな問題なく仕事と家庭を両立できています。これからも当社で長く活躍し、女性社員のロールモデルとして道を切り開いていきたいですね。

先輩たちのプロフィール

大学院では近現代文学を研究。専任講師、教室長を経験したのち産休・育休を取得、現在は小学生の娘を育てつつ、講師を続けながら採用業務に従事している。【玉木さん】

2人の先輩社員たちが語る、「臨海はこんな会社です!」

社員たちの「やりたい」気持ちや「なりたい」思いを応援してくれ、実現に向けて積極的に動いてくれる会社だと思います。私の場合、人事部への異動は自身の希望により実現したもの。「組織づくりを通じてより多くの生徒の成長に貢献したい」という思いを定期面談で伝えたところ、「それなら人事部で活躍してみては」と異動をかなえてくれたのです。また、先述した臨海講師ネットワークの構築も、私が上司に提案して実現したもの。今はまだ試行錯誤の段階ですが、ブラッシュアップを重ね、よりよいものにしていきたいと思っています。
このように社歴に関係なく、新人時代から自身のアイデアや意見を生かせる場面が非常に多くあることが、仕事の達成感ややりがいにダイレクトにつながっていましたね。こうした環境や社風があったからこそ、会社の期待に応えたいという気持ちがおのずと強くなり、ここまで成長できたのだと思います。【小島さん】

「私らしさ」を大切にしてくれる会社だと思います。教室の運営に関しても、キャリアに関しても、私の思いを汲んでくれつつ、どうしたらより力を発揮できるかを考えてくれました。そんな環境があったからこそ、生徒たちに対しても、学生の皆さんに対しても、「自分らしくやっていいんだよ」と自信を持って伝えてこられたのだと思います。
3年前の、とある学生さんとの出会いが印象に残っています。二次選考時、よかれと思って講師の手本を私が先に見せたことで、かえって不安を感じさせてしまったのです。しまったと思い、「私の真似はしなくていい。あなたが目指したい先生にぜひなってほしい」と伝えたところ、「ぜひここでがんばりたい」と入社を決めてくれました。現在、専任講師としてイキイキとがんばってくれています。入社して十年以上経ちますが、私にもまだまだ成長の余地がたくさんあります。生徒や学生の皆さんの成長を応援し後押ししながら、私も意欲的に高みを目指していきたいですね。【玉木さん】

先輩たちのプロフィール

講師として活躍しつつ、本人の適性や希望に沿ったさまざまなキャリアを築くことができる。小島さんや玉木さんのように本社スタッフとして活躍するキャリアパスも。

企業研究のポイント

好きか嫌いかで仕事を選ぶ学生さんがいらっしゃいますが、そこには思わぬ“落とし穴”があります。誤解を恐れずに言うと、例えば「子どもが好きだから」という理由で塾講師を選ぶのは危険です。確かに子どもたちと触れ合う機会が多い職業ではありますが、仕事の本質はそこではないからです。全ての職業にいえることですが、仕事の本質を理解するためには経験が必要です。学生の皆さんには難しいかもしれませんが、インターンシップを通じてその一端は理解できます。ぜひともそうした機会を積極的に利用して、好き嫌いを超えた、人生を賭けたいと思えるような仕事と出会っていただきたいと思います。【小島さん】

「自分に塾講師が務まるだろうか」と不安を持たれる学生さんがいらっしゃいますが、そういった人には「大丈夫です」と強くお伝えしたいですね。当社には、プロフェッショナルになるための研修制度や、新人講師へのフォロー体制が手厚く整えられており、その環境の中で多くの先輩たちが大きなやりがいを感じつつ着実に成長をとげています。「講師」の代わりはいくらでもいますが、「講師であるあなた」の代わりはいません。この仕事は「講師であるあなた」が求められる仕事です。そのやりがいをぜひ皆さんに知ってもらいたいと思います。他の職業も含め企業研究する際は、始めから無理と決めつけず、まずはインターンシップなどに参加することをお勧めします。【玉木さん】

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講師の業務は各授業のほか、保護者説明会や生徒との面談など多岐にわたる。「非常にやりがいのある仕事なので、まずは塾講師の実像を知ってもらいたいですね」

マイナビ編集部から

大手学習塾「臨海」では、学生一人ひとりの良さを知り伸ばしたいという想いからインターンシップや選考内容を策定している。同社の社員育成機関である「人材育成センター」とも連携を取っており、受け入れ体制は万全だ。インターンシップでは生徒の立場で授業に参加し、ケーススタディを通して実際に講師が生徒とどのようなやり取りをしているかのコツを学ぶことができる。学生の長所を引き出し、成長のためのアドバイスを丁寧に行う同社の対応には定評があり、学生からは「プレゼン力が身に付いた」「塾講師の仕事への理解が深まった」といった声が寄せられる。今回取材に応じてくれた玉木さんが話すように、「自分には無理」と決めつけず少しでも興味を持ったなら、まずインターンシップに参加してみるのも同社や塾の講師像を知る良いきっかけとなるだろう。
学生はもちろん、社員に対しても独自のサポートで、しっかりと成長を後押ししてくれる同社。今回の取材を通して自分の中にある隠れた思いや可能性に気付く大きなチャンスが、同社には確かにあるのだと感じることができた。

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小学生から社会人まで、幅広い年代への学習指導を行っている臨海。充実した教育制度のもと、多数の人が未経験から講師へと成長を遂げている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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