最終更新日:2026/2/12

富士ソフト(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • インターネット関連

基本情報

本社
神奈川県

取材情報

我が社自慢の制度・社風

「ウルトラフレックス」をはじめ、社員目線で新しい働き方&福利厚生を創造

PHOTO

「社員全員を支えたい」という思いをひたむきにカタチに

富士ソフトは、数々の先進的なワークスタイルや福利厚生を生み出してきた。時間や場所に制約されず、ライフを大切にできる各種制度について、人財統括部長にその経緯や想いを含めて伺った。

滝野 吉人さん
人財統括部 統括部長

住宅業界のベンチャー企業で人事業務を経験後、2006年に富士ソフト入社。採用・教育に10年以上携わった後、人事諸制度の企画・運用へ活躍の幅を広げる。2025年1月から現ポジションに就任し、人事部門全体を統括する。

より柔軟な働き方を推進する「ウルトラフレックス制度」

富士ソフトは技術の会社であり、あらゆる分野のシステム開発に技術力を注ぎ込んでいます。新しい技術の活用にも積極的に挑み、業界をリードしてきました。といっても、学生時代に情報系を学んだ社員ばかりでなく、文系出身の社員も多く、文系・理系などの出身にかかわらず、失敗を恐れずチャレンジする姿勢が認められる社風があります。

私たち人財統括部としても、社員のチャレンジと成長を後押しするべく、働きやすい環境づくりや成長をうながす人事諸制度の企画・運用に取り組んでいます。大切にしているのは、社員の声に耳を傾け、社員のニーズに叶った制度をつくること。そのためには既存のルールにとらわれず、これまで前例のない制度づくりにも果敢にチャレンジしています。

その代表例の一つが、2018年に導入した富士ソフト独自の「ウルトラフレックス制度」です。一般的にフレックス制度には例えば10時~15時は必ず勤務するというコアタイムが設けられている場合が多く、そのコアタイムの制約を取り払い、柔軟に出退社時間を調整できるのが「スーパーフレックス制度」です。当社では、この“スーパー”のさらに先をめざそうということで、その名も“ウルトラフレックス”と命名し、30分単位で取得できるフレックス休暇(有給休暇)の取得や、業務中のリフレッシュを10分単位で認めるリフレッシュタイムなどの仕組みを取り入れています。これによって、社員それぞれが自分の状況に応じて、よりいっそうフレキシブルな働き方をデザインできるようにしています

例えば、私用外出やフレキシブル有休については、子育て中の社員はお子さんの保育園の送迎に活用したり、体調のよくないお子さんに寄り添ったり、臨機応変に活用しています。子育てのほかにも、通院や役所での手続き、買い物など、どんな用途にも活用でき、「ちょっと30分だけ仕事を離れたい」という際に柔軟に活用されています。リフレッシュタイムについても、打ち合わせの合間に温かいドリンクやお菓子でブレイクしたり、外の空気を吸ってリフレッシュしたり、使い方はさまざま。社員からは「休憩を自由に取れるのでメリハリをつけやすくなった」と好評です。

人財統括部長が語る

「当社では『失敗=チャレンジの証』とし、失敗を恐れず挑む社員が活躍しています。その土壌として、挑戦を後押しする環境・制度づくりを推進しています」と滝野さん。

在宅勤務制度を進化させ、社員のニーズにきめ細かく対応

コロナ禍をきっかけに、世間では在宅勤務の導入が一気に広まりました。しかし、実は富士ソフトはそのはるか前、1989年にすでに在宅勤務の導入をスタートさせました。ただ、当時はその対象者を子育て中の社員などに限定していたこともあって、制度はあってもあまり使われず、在宅勤務が浸透しない状況が続きました。そこで、あらためて制度を見直し、2013年には全社員が利用できる在宅勤務制度に改正しました。

制度改定後、当時の経営TOPが率先して全国の拠点を巡っては、社員たちに在宅勤務の活用法やメリットを周知し、多様な働き方を推進していきました。私も推進役の一人として、自ら在宅勤務を実践。当時は自宅にワークスペースやデスクなどを持ちあわせていなかったため、リビングの座椅子に座って仕事をしていたことを覚えています。こうした経験を通して、私自身、在宅勤務を実践するための環境やデバイス、会社として用意すべきサポートなどの必要性を痛感。コロナ禍になってあらためて社員目線に立ち、社員の声に耳を傾けながら、在宅勤務制度のブラッシュアップを推進していったのです。

現在は、在宅勤務を実践するにあたって、スマートフォンやデバイスの支給、セキュアなリモートアクセス環境の整備、在宅勤務環境を整えるための準備金や電気代・通信費等手当の支給など、会社としてのサポートを手厚く整えています。また、自社開発のペーパーレス会議システム「moreNOTE」や仮想オフィス空間「FAMoffice」を活用することで、会議資料の共有や在宅勤務時のコミュニケーションをスムーズに行えるようにしています

このように、先にお伝えしたウルトラフレックス制度と在宅勤務制度によって、富士ソフトでは早くから社員一人ひとりに合ったワークスタイルの実践を後押ししています。そのため、コロナ禍に直面した際にもスムーズに在宅勤務への対応を進められ、現在も全社員の4割以上が、常時在宅勤務もしくは在宅勤務中心で働いています。

人財統括部長が語る

早くも2013年に全社員を対象とした在宅勤務制度を導入し、在宅勤務環境を整えてきた。「私も率先して在宅勤務を実践し、その経験を制度設計に活かしています」

誰もが利用しやすい福利厚生や休暇制度へ改定

福利厚生や休日・休暇制度についても、社員目線を意識し、形骸化せずに活用しやすく、本当の意味で暮らしや体調管理、ライフイベントの支援につながる制度づくりを行っています

例えば、「ヘルスケア休暇」。これは社員の健康管理や早期の体調回復を目的とした特別休暇で、体調不良時の療養や定期的な通院、健康診断の受診などに利用できます。なかでもポイントは、従来の生理休暇をヘルスケア休暇として統合したことで、取りづらさを解消し、利用しやすい制度に改定したことです。同休暇はダイバーシティ経営について考えるワーキンググループでもディスカッションし、意見をもらったものでもあり、全社員から「取得しやすくなった」と好評です。

また、ライフステージの変化に直面した社員を支援できるよう、「ライフサポート休暇・休業」という制度を整えています。育児・介護支援として、産前産後休暇、出産休暇、育児休業、短縮勤務制度、介護休業などをそろえていることに加え、不妊治療と仕事の両立に取り組む社員を支援するべく、不妊治療休暇・休業を設けています。

育児・介護との両立支援の一環としては、ベビーシッター利用補助券の支給や、介護の専門職にLINEで相談できるコンシェルジュサービスの利用支援など、「こんな制度があったらうれしい」という社員のニーズをカタチにしています。さらに、独身者に対してマッチングアプリの利用補助を行っていることも、ライフステージ全般をフォローする当社の特徴に挙げられます。

最後に、人事評価制度に目を向けると、当社の評価は非常にクリア。どんな能力を身につけ、どんな成果をあげれば評点を高められるのかを開示しているため、評価を受ける社員は明確な目標をもってスキルアップに励むことができます。評価する側の上司もあいまいな評価ではなく、論理的に納得感の高い評価を行うように努めています。

これからも社員の声やニーズをふまえながら、社員の活躍を支援し、会社に前向きな変化をもたらす仕組みづくりを推進していくとともに、若手社員にも、新しい考えやアイデアを積極的に発信し、変化のトリガーになってほしいと期待しています。

人財統括部長が語る

当社では、不妊治療と仕事の両立に積極的に取り組む企業として、2024年に『プラチナくるみんプラス認定』を取得。また、『健康経営優良法人』の認定も受けています。

企業研究のポイント

皆さんが高校生のときに進学先を検討した際、いわゆる偏差値だけでは判断せず、この学校にはどんな学部があり、何を学べるのか、どんな先輩がいるのかなどを調べ、自分の興味・関心と照らして選ばれたのではないでしょうか。

企業選びも同じだと思います。会社の規模や知名度だけにとらわれず、大切にしてほしいのは「自分のやりたいこと、興味のある仕事ができるか」という視点です。例えば富士ソフトの場合、システム開発と言ってもジャンルや業務が多岐にわたり、AIやIoTといった先端分野にも果敢に取り組んでいますので、皆さんそれぞれの興味・関心とマッチしやすいかもしれません。

もう一つお伝えしたいのは、企業の人や雰囲気との相性を確かめてほしいということです。人や雰囲気の特徴は、文章や写真だけでは伝わりきらないですから、気になる企業があればできるだけ足を運んでみてください。人事や先輩社員の方々と話し、人柄や雰囲気を肌で感じると、自分に合いそうかどうかを判断しやすくなるはずです。富士ソフトも、先輩社員が学生の皆さんからの質問にお応えする場や、事業部長が業界やキャリアについて解説する機会などを設けていますので、ぜひ活用してください。

<滝野さん>

PHOTO
桜木町の本社オフィスは、執務スペースも会議室も広々としていて快適。自身の状況や仕事に応じて在宅勤務と出社を組み合わせられ、プライベートと両立しやすい環境が整う。

マイナビ編集部から

「テレワーク先駆者百選」(総務省)、「健康経営優良法人ホワイト500」「プラチナくるみんプラス」(厚生労働省)など、富士ソフトはワークライフバランスやダイバーシティ、働き方などに対して数々の認定・表彰を受けている。

「非常にうれしく思います。ただ、認定を受けることは目的ではなく、あくまでも自社の社員のニーズにフィットする制度へブラッシュアップを重ねてきた結果、世の中からも認められたということです」と滝野さん。

なるほど確かに、滝野さんの話には随所に「社員目線」「社員の声」という言葉が用いられ、社員の皆さんの働きやすさや育児・介護との両立の負担軽減に注力していることが伝わってきた。ウルトラフレックス制度や在宅勤務制度、ヘルスケア休暇など、ここで紹介した制度はもちろん、それ以外にも社員の皆さんにとって使いやすい制度を多数そろえ、日頃のチャレンジや成長、ライフを支えている。

労働時間や休日・休暇、働き方などにかかる制度では、各種関連法の定める規制をクリアする必要がある。富士ソフトでは、社員のためには何が必要なのかという視点で内容を検討し、法律の規制を上回る手厚さを具現化してきた。社員の皆さんが技術を高め、会社として成長をたどってきたのも、こうした制度・環境づくりに注力してきたからこそだといえるだろう。

PHOTO
「挑戦と創造」をビジョンに掲げ、社員それぞれのチャレンジが会社の成長をけん引する。創業55年の現在は、連結での従業員数1万7,000名、売上高2,900億円以上に達する。

トップへ

  1. トップ
  2. 富士ソフト(株)の取材情報