最終更新日:2025/8/1

(株)スズキ自販栃木

業種

  • 専門店(自動車販売・自動車関連)
  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 自動車・自動車部品
  • 検査・整備・メンテナンス
  • 損害保険

基本情報

本社
栃木県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

お客さまの笑顔と感謝の言葉が、私たちのエネルギー

PHOTO

クルマ社会の栃木県に貢献する仕事

栃木県内でスズキの自動車の販売を手掛けるスズキ自販栃木。トップセールスとして若くして会社の中心に立つ青木さん、30代の若手店長として大型店の運営を進めている大谷さんの仕事に迫ってみた。

青木 善志
スズキアリーナ細谷駒生店
工学部応用化学科卒
2017年入社

大谷 健児
スズキアリーナ細谷駒生店店長
体育学部体育学科卒
2009年入社

【青木さん】自然体での会話が、より良い結果につながっている

大学で化学を学んだ私ですが、会社探しでは専攻に捉われることなく、幅広いジャンルの企業を訪問しました。居酒屋でのアルバイトを通して、人とのコミュニケーションが好きだと感じていたこともあり、主に希望をしていたのは営業職。地元・栃木で企業を探していたところ当社と出会いました。特に魅力を感じたのは、自動車が生活の必需品である栃木県で、仕事を通して地域貢献しつづけられる点。スズキが得意とする軽自動車の売り上げが業界的に伸びていることにも興味を覚え、当社への入社を決めました。

研修を経て配属されたのは細谷・駒生店。営業職である私の仕事は、ショールームに来店した新規のお客さまへの販売だけではありません。既にスズキのクルマを愛用しているお客さまに、“次もスズキで”と思ってもらえるようなアフターサポートも大切な仕事です。現在、約900名のお客さまを担当しており、車検や点検の案内、保険やロードサービスの契約更新、日々のトラブル対応、不明点の問い合わせ対応などを通して継続的な関係を築き上げています。

心掛けているのは、商品やサービスの魅力を伝えるだけに留まらず、それがお客さまに合うものか否かを丁寧に説明していくこと。生活環境やお客さまの考え方によって必要な物は変わるため、しっかりとヒアリングをした上で提案を進めているつもりです。納車をするとき、お客さまに満面の笑顔で喜んでいただけるとやりがいを感じますね。クルマの作り手が工場に何人もいるなかで、納車の瞬間に立ち会える営業という仕事は素晴らしいと改めて感じています。

時にはお子さまの受験相談に乗ったり、趣味の話題で盛り上がったりと、クルマの話題を超えたコミュニケーションを意識しています。おかげさまで過去2年間は社内で1位の販売実績を残すことができました。しかし特別なことをしたつもりはなく、普段からお客さまと楽しく会話を交わし、自然体で信頼を築いてきた賜物だと思っています。

先日、あるお客さまのお嬢さまが、新社会人になるにあたってスズキの車をお求めになりました。「ペーパードライバーなので運転に自信がない」とおっしゃっていたのを受け、試乗名目で隣に私が座って運転のアドバイスをするなどしてキメ細かくサポートしたのが、契約の大きな決め手となったそうです。そんなお客さま本位のサービスを重ねてきたことも信頼の源泉となっていると感じています。

先輩の横顔

青木さんは入社前、スズキのクルマの名前を1台も言えなかったが、今ではトップセールスとして活躍するまでになった。働きながら成長できる会社だというのがよくわかる。

【大谷さん】全員が一体となって、楽しく仕事に臨める職場づくりを心掛ける

体育教員を目指して大学では体育学科に通っていたのですが、並行して営業職も視野に入れながら地元・栃木県で会社探しを進めていました。カーディーラーに関しては何社かを訪問しましたが、当社は人事担当者の人柄がよく、アットホームな社風が伝わってきたのが印象に残りましたね。クルマの運転はあまりしていなかったものの、それでもやっていけると心強い言葉をもらえて、ここで頑張っていくことに決めました。

最初は氏家店の業販営業として、スズキのクルマを売ってくれる街の自動車整備工場などへの営業に取り組みました。店舗での直販営業に携わったのは3年目になってから。法人を相手にしてきた私にとっては別会社に入ったかのような感覚でしたが、周囲の先輩からの温かい支援が心強いと感じる日々でした。

その後は当社で最も大きな店舗である宇都宮店で5年ほど勤務し、係長、副店長へとステップアップしました。営業だった時代は自分の数字だけを見ることに専念していましたが、役職が上がってからは店舗全体の数字を見るのは当然のこと、後輩の支援も私の役割となりました。後輩から質問がしやすいようにとコミュニケーションを取りながら、全員で一緒に仕事に臨んでいるという空気をつくり出すことを意識してきたつもりです。

2022年4月には細谷・駒生店に異動し、その半年後に店長に昇格しました。店長の業務は副店長と共通している部分が多いですが、最終的な判断を下すのは自分ですから、より大きな責任感が必要だと感じています。会社の方針を支店のメンバーたちに伝えていくのも店長の役割。いかに理解を促し、行動に移していってもらうか、試行錯誤を繰り返しています。

せっかく働くのであれば楽しく仕事をしていきたいと思っていますので、チームのみんなで一体となって働けるような職場づくりも心掛けています。一つの目標に向かって全員で走りつづけ、確かな結果を残すことができたときは素直にうれしいですし、メンバーたちの頑張りには感謝の思いでいっぱいになります。

店長業務と並行しながら、一人の営業として1,000人近くのお客さまも受け持っています。長く付き合いのあるお客さまの中には「大谷さんのいる店がいい」と異動先についてきてくれる方もいらっしゃいました。信頼される喜びがモチベーションとなっているのは、店長となった今も変わらないままです。

先輩の横顔

店長を務める大谷さんはサッカー部の出身。強豪校で毎日、練習に明け暮れる日々を過ごした。部活で養ったリーダーシップを発揮して、会社を引っ張っていこうとしている。

2人の先輩から聞くこれからの目標、社内の雰囲気

■今までは自分のお客さまにだけ向き合ってきましたが、年齢的に中堅と呼ばれる位置づけとなった今は、店舗全体、ひいてはスズキというブランド全体のことを考えながら、周囲の人たちをより的確にサポートができる人材になりたいと思っています。
2022年度には1年目の後輩の指導にも携わりましたが、マニュアル化できない考え方や私自身が培ってきた営業スタイルを伝えるといった工夫を重ねたつもりです。何事にも一生懸命に取り組む後輩を見ていると、私自身が雑に済ませてしまっている部分が浮き彫りになり、背筋が伸びる気持ちにもなりました。後輩と共にいい店をつくっていくべく、さらなる努力を重ねていくつもりです。
社内の雰囲気は、会社探しのときも感じていたのですが、フランクで人当たりのいい社員がそろっていると思っています。営業やサービスなどの職種を超えた連携もスムーズ。関係の良さも当社の自慢の一つです。
<青木さん>

■先日、あるお客さまが新車の買い替えを迷われていたのですが、車庫入れが不安だということでご自宅に出向いて一緒に練習をしたり、試乗にもお付き合いしながら提案を重ねました。納車をしたときに涙を流して喜んでくださる姿を見て、よりお客さまの気持ちに寄り添った接客をしていこうと心を新たにしました。これからもそんな接客サービスを重ねて細谷・駒生店を栃木NO.1の店にするべく、リーダーシップを発揮しながらメンバーを引っ張っていきたいと思っています。
社風に関していえば、私も会社探し中にアットホームな会社だと感じましたが、10年以上働きつづけている今もその感覚は変わりません。店長ともなると経理的な処理で迷うこともあるのですが、本社に電話をするとすぐさま助け船を出してくれるんです。周りに支えられながら店舗運営を実践できていると実感しています。
<大谷さん>

先輩の横顔

2人の先輩が所属する細谷・駒生店は、宇都宮店と並ぶ大型店。幹線道路沿いにあるだけにアクセスも良く、毎日ひっきりなしにお客さまが訪れている。

企業研究のポイント

企業研究を始めるにあたっては、業種業界にこだわることなく視野を広げていくことを心掛けてください。そのなかで少しでも興味を持った企業に関しては、その仕事内容や社風までを良く調べていきましょう。具体的にどんな仕事が存在していて、どんな人が働いていているのかを知るためには、直接企業に触れるのが一番です。インターンシップや会社見学といった機会はぜひ有効活用しましょう。

当社でも自動車販売業界を知ってもらえるように、1Day仕事体験を開催します。プログラムとしては、まず業界の研究やビジネスマナーなどを学んでいただき、その後、店舗のショールームでの接客に同席してカーディーラーの仕事に触れてもらうことになります。先輩社員と関わりながら仕事体験をしていくので、生の声を通して会社を具体的にイメージできると思います。

ご存知の通りカーディーラーはクルマを販売する仕事ですが、それ以外にも色々な業務が存在しています。実際、店舗づくりや集客、車検や保険のサポートなど、販売以外の仕事も多彩。企業研究を通して、その点をよく調べていくと思わぬ発見に出会えるかもしれません。
<人事担当・荒井>

PHOTO
軽自動車や小型車で実績を残すスズキ。メーカー直営の同社にはいち早く情報が届き、お客さまに有用なサービスを先回りして提供することができる。

マイナビ編集部から

スズキ自販栃木では現在、宇都宮市を中心とする栃木県内に11店舗を展開している。自動車が暮らしに必要不可欠な栃木県にあって、価格的に求めやすい軽自動車や小型車を得意とするスズキは、身近な生活の足が気軽に購入できると、多くのお客さまから支持を集めている。

カーディーラーというとマニアックに車を究めている者が多く集まっていると想像する人もいるかもしれないが、今回の取材に応じてくれた2人の先輩は、学生時代は実家に戻ったときにハンドルを握る程度だったそうだ。スズキ自販栃木にはクルマと縁遠い学生時代を送ってきた先輩がほかにも大勢在籍している。同社は座学とOJTを交えた半年の研修をはじめ、しっかりと人を育てていく体制を整え、さまざまな背景を持つ人材を受け入れているという。

店舗異動の可能性はあるものの、栃木エリアだけで働けるのも同社の魅力。店舗ごとに個性は異なるが、お客さまにとって頼りになる存在として地域に受け入れられているという点は全ての店舗で共通している。クルマ社会である栃木で地域貢献を果たしたい。そんな思いを持つ学生はぜひ企業研究を進めてほしい一社である。

PHOTO
学生と世代が近い先輩たちも数多く活躍中。働きながら知識を深めてスズキの自動車を熟知した社員に成長し、お客さまの信頼を獲得している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)スズキ自販栃木の取材情報