最終更新日:2025/6/6

(株)ウオロク

業種

  • スーパーマーケット

基本情報

本社
新潟県

取材情報

我が社自慢の制度・社風

3年間の実践型研修でチャレンジ精神に溢れる人材を育む!

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キャリアも人生も大切にできる充実の制度・社風にクローズアップ

新潟県の地域密着型スーパーとして、こだわりの「食」を通じて人々の暮らしを支えるウオロク。挑戦を楽しみながら自分の新たな可能性を発見できる研修制度や、安心して働ける環境づくりについてお話しいただいた。

◆斉藤 伸哉さん/人事部/2001年入社(写真右)
◆原 百合絵さん/人事部/2015年入社(写真左)
◆日高 菜摘さん/人事部/2017年入社(写真中央)

課題を発見し、改善策を実践していく〈改善行動実践研修〉で着実な成長を後押しします

私たちの使命は、地元新潟のお客様に「おいしく楽しい食卓とより豊かな生活を提供する」こと。単に物を商うのではなく提案型のスーパーマーケットを目指し、自ら考え行動できる自律型の人材育成に力を注いでいます。

■分析力と実行力を身につける実践研修
店舗での仕事に慣れてきた1年目の後半から3年間に渡り行っているのが〈改善行動実践研修〉です。所属部門の現状把握からスタートし、どうすれば売れるか、お客様に喜ばれるか改善計画を練り、2カ月間かけて実践していきます。ある惣菜部門の新入社員は、分析によってポテトサラダの売上が昨年より落ちていることを発見しました。売上をアップさせて部門全体に貢献するため、大・中・小パックの販売計画を綿密に立てて1カ月間実践したところ、売れはしたもののロス率(値引き)も上がる結果に。そこでロスの大きい大パックの製造を絞り、小パックの数量を多く調整したところ、次の1カ月間で売上アップとロス削減の両方を見事に達成しました。

上記のような取り組みの成果を、1年目は同期に、2~3年目は社長と役員に発表する場を設けております。社員にとっては自分の頑張りをアピールし、会社にとっては若手の成長を感じられる絶好の機会になっています。人事部として私も出席していますが、自ら考え相手に伝える力、周りを巻き込みチームを束ねる力を身につけながら成長していく彼らを見るのが何よりの喜びですね。上位入賞者には報奨旅行が贈られ、「頑張ってよかった!」「次は自分が!」と互いに切磋琢磨し、楽しみながら挑戦できることも一人ひとりの挑戦を後押ししています。

■仲間と一緒に高め合う多彩な学びの場
その時々で求められる研修を実施するという考えのもと、多彩な社内研修を用意しています。新任の主任や副店長に向けたマネジメント研修、ハラスメント防止や自己肯定感の向上といったテーマ別の研修をはじめ、これは役立ちそうだと判断したらその都度実施する研修もあります。先日は2年目の社員に向けて、部門の責任者になった際に必要なリーダーシップやコミュニケーションを学ぶ講習会を開きました。みんなで集まって活動するのが好きな社員が多く、研修を通じて仲間と学び合い、それぞれの持ち場で実践を繰り返しながら、より良いお店づくりに励んでいます。
(斉藤さん)

こんな制度や社風も魅力!

「新入社員研修では店舗の各部門や本社の各部署で働く先輩が仕事内容を詳しく紹介。さらにPDCAサイクルについて楽しみながら学ぶグループワークも用意しています」

仕事も、プライベートも、子育ても、すべて充実できる環境づくりに力を注いでいます

当社では「働く人の満足なくして良い仕事は出来ない」という考え方のもと、働きやすい環境づくりに会社を挙げて取り組み、お客様に喜ばれる売場づくりやサービスの提供に繋げています。

■6連休の長期休暇でゆったりリフレッシュ
まず〈連続休暇制度〉についてご紹介していきましょう。こちらは半年ごとに6連休を1回、または3連休を2回取得できる制度で、半年前に社員全員に希望日を申請してもらい、そのタイミングで取得できるよう店舗で調整していきます。みんなが当たり前に利用しているため取りづらい雰囲気はまったく無く、私もここ数年は大好きな韓国旅行を楽しんでいます。ほかにもバースデー休暇やフリー休暇といった有給休暇もあり、ワークライフバランスの取れた働き方が出来るようサポートしています。

■仕事と育児の両立を推進
会社全体で育児休業の取得を推進しており、お子さんが生まれる予定の社員には人事部から「いつ取りますか?」と打診して気兼ねなく取れるように努めています。2023年度の取得者の中には店長もいました。店舗の責任者として代わりがきかないのでは?と思うかもしれませんが、近隣店舗の店長や地区長が協力して万全の応援体制を整えるため、まったく問題ありません。「おかげで子どもの成長を見守ることができた」「家事の大変さが身にしみた」といった声があり、従業員に喜ばれています。近い将来は男性社員も取得率100%を目指したいですし、1カ月以上の取得実績も徐々に増やしていく計画です。さらに、職場復帰後も仕事と育児を両立できるよう、通常の勤務時間を6時間まで短縮出来る勤務時間の短縮制度もあります。子育てを理由に退職を考えなくてはならないということがないよう、2023年より小学校3年生終了時までと見直しを行っています。

■失敗を恐れずチャレンジする姿勢を応援
若手のうちからどんどん挑戦できる社風が当社の魅力。1年目から始まる〈改善行動実践研修〉もそうですし、日々の仕事においても多くのチャンスがもたらされます。私自身も入社2年目にレジ部門の主任代行を任せられ、パートナー社員やアルバイトさんのマネジメントを通じてコミュニケーションの大切さを学びました。もちろん責任ある仕事にはハードルがつきものですが、チーム一体となって乗り越えていくので安心して挑戦できますし、みんなで目標を達成したときの喜びは格別です。
(原さん)

こんな制度や社風も魅力!

「研修のたびに同期が集合するため、結束力の高さは抜群。仕事の悩みを相談したり、食事を楽しんだり、一緒に成長していく仲間たちの存在が大きな励みになっています」

特定の地域で働ける〈エリア社員制度〉を用意。自分らしいワークスタイルを選ぶことができます

当社は発祥の地である新発田を皮切りに新潟、長岡と出店を進め、現在新潟県内に44店舗を展開しています。店舗数が増えるにつれて勤務地も広がってきたため、社員誰もが無理なく働けるよう2017年から〈エリア社員制度〉をスタートしました。

■ライフステージに合わせた働き方を尊重
〈エリア社員制度〉は、拠点となる住まいから50km以内の店舗・センターに勤務を限定した制度です。「子どもの保育園の送り迎えがある」「介助が必要な家族がいる」「最初は住み慣れた地域で仕事を覚えたい」などさまざまな理由で利用され、毎年新入社員の1~3割がエリア社員として入社しています。もちろん仕事内容、研修内容、そして休日休暇も一般社員と変わらず、昇進は主任職までになっています。入社後に変更することも可能で、「さらに上のキャリアを目指したい」「子どもが生まれるのでしっかり稼ぎたい」と一般社員に切り替える人もいれば、「結婚を見据えた相手がいるので転居を伴う異動がない方がいい」「さまざまな店舗での経験を活かし、次は特定地域のスペシャリストになりたい」と一般社員からエリア社員を選ぶ人も。このようにライフステージに合わせた働き方ができる制度を整え、長く安心して活躍できる環境づくりを目指しています。

■会社をあげて若手の成長を支える
社員のスキルアップや働きやすさを実現する制度の充実はもちろん、若手を常に気にかけ親身にサポートしてくれる先輩が大勢いることも当社の良さの一つです。私は入社後に日配部門と加食部門を経験しましたが、「困ったことがあれば遠慮なく言ってね」と先輩の方から声をかけてくれ、ときには違う部門の先輩も助けてくれるなど、一人で抱え込むことは全くありませんでした。また、社長や役員が店舗に巡回に来た際に「日高さん、元気にやってる?」と名前で呼ばれ、自分の頑張りをしっかり見てもらえていることに感激したのを覚えています。このように全社一体となって若手を大切に育てていく社風が、着実な成長に繋がっています。
(日高さん)

こんな制度や社風も魅力!

「新人でも自分の意見を売場に反映できる機会があり、自分のチャレンジがその日の売上にダイレクトに繋がっていく面白さを感じながら働くことができます」

企業研究のポイント

【斉藤さん】会社のホームページの情報だけを鵜呑みにせず、自分の目で確かめることが大切です。もし皆さんがスーパーマーケット業界に興味があるなら、まずは色々なお店に足を運んで売場の様子を観察し、気になった食品を味わってみましょう。当社は美味しさへのこだわりを最大の強みにしていますが、「実際はどうなの?」と一歩踏み込むことでいっそう理解が深まり、自身の経験としてリアルに語ることができます。

【原さん】自分がどんな仕事に向いているのか、何を基準に会社を選べばいいのか悩むかもしれませんが、そんなときは実際に現場に足を運んでみてください。たとえば当社では「1Day仕事体験」を毎年実施し、業界動向や仕事内容、働き方について詳しくご紹介しています。こうした会社見学の機会を積極的に利用し、社内の雰囲気や先輩たちの働く姿に触れることで、自分の将来像がだんだん明確になっていくはずです。

【日高さん】興味のある会社を見つけたら、その取引先まで視野を広げて調べてみましょう。どんな商品も取引先との協働によって生まれるため、「こんな業界、こんな職種もあるんだな」と新たな可能性を発見できるかもしれません。また会社見学の後は仕事内容や人事担当者の対応などを会社ごとにまとめておくのがおすすめ。違いが一目で分かりますし、自分が大切にしたい軸を決める際にも役立ちますよ。

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各店舗に配属後は先輩の指導や定期的な集合研修を通じ、売場づくりを基礎から学ぶ。「同期と親しく交流でき、この先ずっと協力し合える関係が築ける」と新入社員に好評だ。

マイナビ編集部から

2022年に開業60周年を迎えたウオロク。美味しさにこだわったオリジナル商品「旨い!これがウオロク品質。」や、生鮮部門バイヤーが全国から厳選したオリジナルブランド「目利きの仕入れ」、100種類を超えるプライベートブランドの開発など、スーパーマーケットの枠を飛び越えて新潟の暮らしと食文化を支える多彩な商品・サービスの提供に力を注いでいる。

インタビューで印象に残ったのが、皆さんが口を揃えて「チャレンジを応援する風土が根付いている」とおっしゃったこと。自分が主体となって動く実践型の研修や、日々の仕事を通じた挑戦が自律型の人材を育て、ひいては同社の躍進の原動力となっているのだ。〈改善行動実践研修〉では1年目は自分が担当する売場をテーマに、2~3年目ともなれば部門全体の改革を目指したより大きなテーマに取り組んでいく。ある3年目の社員はパートスタッフとアルバイトの生産性向上を目指して働き方や労働時間に対する意識改革を進め、残業時間の大幅削減に成功したそうだ。「3年目の終わりには、見違えるほど成長した自分を発見できますよ」と斉藤さんも太鼓判を押す。

このように手厚い教育体制と豊富な挑戦の機会によってのびのびと成長し、入社数年で最前線で活躍していけるフィールドが同社には用意されている。自分のアイデアをカタチにしたい人、チームワークを大切に働きたい人にぜひとも注目してほしい企業だ。

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店舗で出る魚のアラを有機肥料にリサイクルし、これを使って生産した農作物を「エコろく野菜」としてブランド化するなど、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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