最終更新日:2025/7/29

(株)エイチ・アイ・ディ

業種

  • 情報処理
  • ソフトウエア
  • インターネット関連
  • 広告制作・Web制作
  • 通信・インフラ

基本情報

本社
北海道

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

さまざまなITサービスで北海道から首都圏まで、自治体・医療・民間企業を支える!

  • 数学・情報系 専攻の先輩

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首都圏の大規模開発にも参画できる環境が魅力。

1973年の創業以来、地元を支えるIT企業として成長し続ける「(株)エイチ・アイ・ディ」。現在は、札幌にいながら首都圏の大規模開発にも参画するニアショア事業を展開。活躍の場を広げている。

今回は、入社3~7年目の先輩社員3名にインタビュー。入社後の研修、現在の仕事内容とやりがい、職場の雰囲気、キャリアビジョンなどについて伺った。

(写真右から)
●T.Kさん(2022年入社/工学部 情報工学科出身)
所属:システム統括本部/自治体・公共団体向けサービスプロジェクト/DXチーム

●M.Aさん(2023年入社/経営学部 経営学科出身)
所属:システム統括本部/WEBサービスプロジェクト

●Y.Tさん(2019年入社/工学部 情報電子工学系学科出身)
所属:システム統括本部/自治体・公共団体向けサービスプロジェクト/固定軽自チーム

プライベートが充実しているからこそ、仕事でも高みを目指せる

私は現在、当社が自治体職員様向けに開発した勤怠管理システムの導入・保守に携わっています。システムの導入時には現地に出張し、職員の方々を前に操作説明会を開催します。東京など遠方の自治体職員の方々に対しては、リモートで開催しています。その他に、日々さまざまな職員の方からいただく問い合わせ(例えば「この機能の使い方が分からない」など)に対して、保守として対応するのも重要な役割です。時には新規機能の設計やテストを担当することもあります。最近では、新しいタイプの打刻機とシステムの連携を行いました。
私が仕事をする上で大切にしているのは、タスクの見える化です。あえてアプリなどを使用せず、手書きにこだわっているのがポイントです。その日やるべきことを紙に書き出し、完了したら取り消し線を引きながら、改めてタスク全体を確認しています。それにより、時間の余裕を持って仕事に取り組めるようになりました。
大学で学んだプログラミング言語と業務で使用する言語は異なりますが、基礎を習得しているため抵抗を感じることはありませんでした。その一方で、最初はお客様とのコミュニケーションに苦労することもありました。当社はSIerとして設計から構築・保守まですべて担当するため、お客様と接する機会が多くあります。先輩のサポートのもと、まずは電話の取り継ぎから経験を積むことで、無理なくコミュニケーションスキルを磨くことができました。
所属するチームの年間目標は、20団体の導入獲得です。私個人としては、そのうち10団体を担当したいと思っています。同時にマネジメント力を取得し、プロジェクトリーダーに就任したいとも考えています。このように前向きに考えられるのは、ワークライフバランスを実現できる環境のおかげです。毎日仕事終わりにジムに通い筋トレに励めるのは、メリハリある働き方ができるからこそだと思います。さらに有休を使って地元のフィジーク大会にも出場し、昨年は6位に入賞しました。仕事もプライベートも本当に充実しています!
(T.Kさん)

「(株)エイチ・アイ・ディ」の魅力

「自治体職員の方と直接やりとりする仕事は、沢山の『ありがとう』がいただけます。100名超の方々に対して、説明会を無事終えた時の達成感も大きいです!」(T.Kさん)

知識ゼロから、自治体のサイトリニューアルをメインで担当するまでに成長

企業研究では経営学部の同級生の多くが営業職を目指す中、私はモノを売るよりつくることに魅力を感じていました。ITの経験や知識はまったくありませんでしたが、お客様の課題を解決する製品を直接届ける仕事と知っておもしろそうだと直感し、「北海道のIT企業」と「お客様と直接関わる」の2つを軸に調べたところ、当社との出会いがありました。入社の決め手となったのは、部活動やGC会(Good Company会=会社をよりよくするために社員が自主的に運営する会)など社内の濃い繋がりです。
当社の研修は入社前からスタートします。まずは約3カ月間の入社前研修に参加しました。e-learningを通して、プログラミングとビジネスマナーの基礎を学びました。入社後は同期メンバーが集まり、約3カ月間の新入社員研修がスタートします。ITやプログラミングなどの基礎などを学びながら、周囲と協力して毎日課題をクリアしていき、最終的に1つのシステムを完成させました。知識ゼロからのスタートでしたが、ベテラン講師の分かりやすい指導と同期の支えのおかげで、自分でも驚くほど上達したと実感できました。WEBサービスプロジェクトに配属後は、先輩が開発したシステムを実際に触りながら機能を理解するところから始めました。その後、1行の修正に始まり少しずつ仕事の幅を広げ、1つの機能をすべて任せてもらえるまで成長しています。
現在は、道内の自治体が運営するサイトのリニューアルに携わっています。メイン担当としてサイト構築から機能改善まで行っているのですが、その中で分からないことは後回しにせずすぐに確認することを大切にしています。どんな時でも上司が親身になって相談に乗ってくれるため、安心して業務に取り組める環境です。今後はさらに開発スキルを磨きながら、プロジェクトを俯瞰する広い視野を習得するのが目標です。困っている後輩がいたらサポートするなど、チームの中堅として頑張りたいと思います。
(M.Aさん)

「(株)エイチ・アイ・ディ」の魅力

「お客様のニーズを汲み取り、ダイレクトに商品を届ける仕事はやりがいも大きいです。モノづくりの醍醐味を味わいながら成長できる環境に感謝しています」(M.Aさん)

人と人の繋がりを大切にするプロジェクトリーダーを目指して

私は現在、道内の自治体職員様が使用する行政システムの開発・運用・保守を行っています。行政システムの中でも、私が所属するチームでは固定資産税と軽自動車税を担当しており、日々職員の方からの問い合わせに対応しています。新入職員の方からはシステムの使い方だけではなく、税金の計算の仕方などの質問をいただくこともあり、自然と税金の知識が身に付く仕事となっています。自治体の職員の方々は当社のお客様でもあるため、丁寧な対応はもちろん、ニーズを深く理解するよう心がけています。システムの知識がない方も多いため、専門用語は使わず分かりやすい言葉でご説明することも心がけています。相手の置かれた環境や状況に寄り添い、質問の意図を正しく理解することが重要です。
年に一度の法改正に対応するため、新規機能の設計や開発などを行うこともあります。その他では、自治体職員様が国へ提出する資料の作成のサポートなども行ったりしています。数字の集計など資料の作成には複雑な作業が伴うため、終わった後には数多くの感謝の言葉が寄せられます。
プロジェクト内では、後輩の育成にも取り組んでいます。指導で大切にしているのは、自分で考える力を身に付けてもらうことです。最初のうちは信頼関係を構築するためにも、小さなことでも質問してもらえるよう、こちらからもマメに声がけすることが大事だと思います。少し慣れてきたところで1から10までやり方を教えるのではなく、ヒントを与えつつ自分で考えるよう導いています。後輩が自主性を発揮して活躍する姿を見ると私も嬉しくなります。また、人に教えることは自分の理解を深める効果もあるため、後輩にも新入社員の指導に挑戦してもらっています。私自身、若手エンジニアから新しい考え方や刺激を受けることが多く、その存在の重要性を実感しています。今後も人と人の繋がりを大切にしながら、マネジメントスキルに磨きをかけたいと考えています。そしてゆくゆくはプロジェクトの責任者として、活躍したいと思います。
(Y.Tさん)

「(株)エイチ・アイ・ディ」の魅力

「お客様と近い距離で話せるため、やりがいが見つけやすい仕事です。繁忙期を除き残業はほとんどないため、ワークライフバランスが実現できる環境もいいです」(Y.Tさん)

企業研究のポイント

ここ数年の売り手市場で、学生の皆さんの企業理解や志望動機の熱量が低下しているように感じています。企業理解の低下は、皆さんの入社後のギャップを生む可能性もあります。それを防ぐためにも、じっくり時間をかけて企業研究に取り組んでみてください。まずは「自己分析」と「業界分析」を行い、その上で「企業研究」を行うというのが一般的な流れかと思います。自分にマッチした会社を探すためにも、この3つのプロセスは必要不可欠だと感じています。

SIerは似たような事業を展開している企業が多いため、差異を見いだしにくいのが悩みの種になるかもしれません。私自身も企業研究をしていた時、各企業の違いが分からず、戸惑いました。それぞれの違いを浮き彫りにするためにも、これまでの歴史や社内制度、今後の展望などさまざまな角度から調べてみてください。企業は人で成り立っているからこそ、色が出やすいのは社風や人材育成。インターンシップに参加して、多くの社員の方とコミュニケーションを取ることをおすすめします。

当社は「自治体向けシステム開発」「WEBサービス開発」「医療機関向けシステム開発」「ニアショア開発」と幅広い事業を展開しています。部署同士の壁もなく、本人の希望によっては異動も可能です。エンジニアとして幅広いスキルを習得できる環境が整っています。
(人事担当/M.Kさん)

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「学生にとっても社会人にとっても、主体性は成長に欠かせない要素です。当社はこれからも成長意欲の高いエンジニアをしっかりとサポートしていきます」(M.Kさん)

マイナビ編集部から

強固な地盤を持つ北海道だけではなく、首都圏における大規模システム開発にも参画する「(株)エイチ・アイ・ディ」。金融、公共、通信、製造、流通など多種多様な分野のお客様のニーズに応えるITソリューションを提供している。

今回インタビューに応えてくれたT.Kさんは、入社するまでエンジニアに対して黙々とPCに向かうイメージを抱いていたそうだ。しかしSIerである同社は、フロアのあちこちでお客様の電話に対応する社員がいるため、明るくにぎやかな雰囲気。そんな環境だからこそ、分からないことがあればいつでも相談できるのだろう。「先輩ともいい距離感で、居心地のいい職場です」とT.Kさんは教えてくれた。

エンジニアとして独り立ちした後は、開発スケジュールを自ら調整するなど裁量も大きい。「メリハリをつけて仕事することで、プライベートの時間も十分に確保できます」とM.Aさん。さらにY.Tさんからは「社内イベントも豊富で、仕事で関わりのない社員とも交流できるのが魅力です」と、風通しのいい職場環境を教えてもらった。同社にはエンジニアとして腰を据えて働ける環境が整っていると感じた。

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同社のエンジニアは、システム開発の上流工程から下流工程まで一貫して携われるのが魅力。IT未経験者も手厚い研修制度のもと、プロフェッショナルを目指せる環境だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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