最終更新日:2025/12/19

三菱ケミカルエンジニアリング(株)

業種

  • プラント・エンジニアリング
  • 建設
  • 建築設計
  • 設備工事・設備設計
  • 機械設計

基本情報

本社
東京都

取材情報

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プラント建設のエキスパートとして、幅広い業界のモノづくりを根幹から支える仕事!

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若手技術者が語る本音

プラントエンジニアリング企業として、産業界の発展に大きく貢献してきた三菱ケミカルエンジニアリング。食品プラント建設に携わる若手技術者の仕事ぶりから、同社がどのように社会に貢献しているかを紹介する。

★プロジェクト第1本部 食品事業部
K.Mさん
(2018年入社/工学部機械知能工学科卒)

入社の決め手は、多くの人々と力を合わせて、ダイナミックなモノづくりができること

大学時代は工学部機械知能工学科で、軟骨の性質や特性を調べる研究をしていました。就職活動で軸にしたのは、「多くの人と一緒に何かをやり遂げる仕事」かどうか。学生時代にアメリカンフットボール部のトレーナーをしており、そこで一体感や充実感が得られたからです。幅広い業界を見ていくなかで、次第にプラントエンジニアリングの世界に興味をもつように。「建築や機械、電気など、各分野のプロフェッショナルをはじめ、多くの人々と力を合わせて、スケールの大きなモノづくりができる」と考えたのです。

当社に興味を抱いた理由は、徹底した“ユーザー視点”によるプロジェクトマネジメントを大切にしている会社だったから。また分業制ではなく、コンサルティングから設計、施工、試運転まで、トータルで携われることも魅力に感じました。最終的な決め手は、一次面接で人事担当者が熱心に私の話を引き出してくれたこと。予定は30分でしたが、約1時間にわたって親身に話を聞いてくださいました。

最初の1カ月間は、全体での新人研修に参加。社会人マナーやビジネスの基本について学びました。その後の1カ月間は技術系の座学研修で、プラントの知識などを習得。私は機械系出身でしたが、「蒸留とは…」など化学工学について学ぶ機会もありました。設計に必要なCADの研修もあり、ほとんど触ったことがなかったのでありがたかったです。わからないことはどんどん質問できる雰囲気だったので、多くのことを吸収できました。

私が配属された食品事業部は、主に食品系のプラント建設を手掛けている部署です。クライアントは、誰もが知っている大手食品メーカーがたくさん名を連ねていて、身近な食品の製造の最前線で当社の技術が活躍していることに驚きました。

プロジェクト全体の司令塔を担う私たちの仕事は、コンサルティングからスタートします。案件の受注後は、クライアントへのヒアリングをもとに基本設計を行い、どんな建物をどのようなレイアウトで建て、どういった生産機械を導入するのかなどを決定。その後、詳細設計に進みます。建設工事が始まったら現場に出向き、工事のスケジュールや安全、品質などを管理。そして、プラントが完成すれば試運転を行い、最終チェックを行うというのが一連の流れです。

先輩社員の横顔

当社では入社後1年間、指導員制度で先輩のアシストが受けられます。仕事のことだけでなく、プライベートのことやメンタル面までサポートしてくださり、助かりました。

自分が設計や施工管理を担当したプラントが、無事に稼働したときには思わず感動!

最初に配属されたのは、日本を代表する大手調味料メーカーの工場新設プロジェクトでした。私は詳細設計の段階から関わり、生産機械の設計を担当。原料などを運ぶ昇降機を皮切りに、タンクや計量器などの設計に携わりました。

実際に設計するにあたっては、食品工場では当たり前の「洗浄しやすいか」「汚れがたまりにくいか」という観点が必要です。先輩にアドバイスを受けながら、液だまりが少なく洗浄性がよいサニタリー配管の採用や、タンクの底の片側に傾斜をつける設計で対応しました。また、クライアントの細かなニーズに耳を傾けることが大事。「原料計測の精度を高めたい」というニーズに応えるために、新たなシステムを導入しました。担当の方はもちろん、実際に作業する方にも操作感や作業性を確認いただき、細かい調整も行いました。

生産機械は、食品プラントのいわば主役のような存在です。万が一ストップしてしまうと、クライアントに大きな損失を与えかねません。ですから設計段階から、稼働後のことを考慮することが必須。より耐久性に優れたパーツを選定したり、メンテナンスのしやすさを考慮したりといった設計が求められるのです。

建設工事が始まると、現場に常駐して施工管理にあたります。予算の管理は上司が行っていたのですが、私はその下で工事のスケジュールや安全、品質の管理を担当。具体的には、トラックの搬入を調整したり、高所作業車が安全に使用されているかをチェックしたりしました。

機械や設備が想定どおりに動くかどうかを確かめる試運転では、想定外のトラブルが発生。ある機械が、クライアントが定めた洗浄に関する衛生基準をクリアできなかったのです。そこで、洗浄に使用する水の圧力を高めたり、温度を変えたりしながら、試行錯誤を繰り返しました。現場でトラブルの芽をひとつひとつ潰していくのには、フレキシブルな対応が必要であることを実感する毎日。上司の指導を受けながらでしたが、入社から1年半後に稼働を開始できたときには、とても感慨深かったですね。

先輩社員の横顔

志望動機の一つでもあった“多くの人々が関わる大規模なモノづくり”に、トータルで携われるのが醍醐味。完成したときには、大きな充実感を味わうことができます。

人々の暮らしに身近なモノづくりだからこそ、仕事の影響力の大きさを体感

この仕事の醍醐味は、人々の暮らしに身近なモノづくりに携われること。担当した大手調味料メーカーの工場で製造された製品は、私が通うスーパーなどにも並んでいます。実際に店頭で目にしたときは、「自分の仕事が社会に貢献できている」と強く実感でき、とてもうれしくなりました。もちろん、その製品は迷わず購入。今も大切に、自宅で使っています。

トータルでモノづくりに携われるのも、当社の大きな魅力。まったくの更地から自分たちが設計したプラントができていくのを見られるのは、とてもうれしく思います。社内外のたくさんの人と同じゴールに向かってモノづくりができるのもやりがいを感じます。仕事を進める上で、建築や電気などいろいろな部門との連携が欠かせません。各分野の施工会社とも協働していくので、それぞれの立場の考えや意見を聞きながら、ベストな答えを求めていく過程はとても楽しいです。

ただし、トータルで携わる以上、全てを把握する必要があります。私は機械系なので、建築や電気の知識がありませんでした。その点で当初はけっこう苦労しましたが、当社には各部門のエキスパートが集結しているので助けてもらえます。新人時代はわからないことがあればすぐに質問して、疑問を一つずつ潰すようにしていきました。

今は、介護食を製造するプラントの新設プロジェクトを担当しています。自分が前面に立ち、クライアントとの打ち合わせから生産機械の仕様の検討、設計までを進められるレベルに成長できました。生産機械の設計スキルを高めていくと同時に、建築や電気の専門知識を深めていくことが直近の目標です。

食品事業部には、私のような女性の技術者が複数名在籍しています。プロジェクト・マネジャーの経験がある子育て中の女性の先輩もいらっしゃり、キャリアと子育てをしっかり両立させているロールモデルとして、とても参考になります。若手に積極的にチャンスをくれる当社では、早ければ30歳前後で小規模プロジェクトのマネジャーを任されることもあります。私もさらに経験を重ねて、プロジェクト・マネジャーを目指していきたいと思っています。

先輩社員の横顔

現場には機械や建築、電気のほか、さまざまな分野のプロたちが集結。いろいろな分野や職種と連携して進めていくので、多彩な知識や考え方に触れられて刺激的です。

企業研究のポイント

企業研究を進める上で大事なことは、「自分がやりたいこと」と「その会社でできること」がマッチするかを見極めること。まずは多くの業界を覗いてみると良いでしょう。自分が知らなかった世界に触れることができ、興味を覚える業界や会社に出会えるはずです。

目指すべき道が決まったら、同業他社を複数社調べ、比較検討することが大事。そうすることで、会社ごとの特徴が見えてくるでしょう。 プラントエンジニアリング企業なら、どんな業界のプラントを手掛けているかをチェック。当社の場合は、化学や医薬品、食品、物流など、さまざまな分野のプラントに携わっています。また、仕事の領域を確認することも大切。当社のようにトータルで携われる会社だけではなく、設計のみ、施工管理のみというところもあるからです。

企業のイベントやインターンシップは、実際に働いている社員の生の声を聞ける貴重な機会。積極的に参加して、気になることは何でも質問することをおすすめします。例えば、「どんな技術を導入しているか」を知ることはとても大切。当社ではウェアラブルカメラの導入によって、現場に行かなくても工事の様子を確認できるリモートエンジニアリングや、製造状態を可視化し製造効率を高める解析ツールの開発にも取り組んでいます。こうした特徴ある取り組みを知ることで、その会社への興味が深まっていくでしょう。

〈人事担当〉

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業界研究は幅広く、企業研究はより深く。その中で自分のやりたいこと、興味のあることが見えてくると思います。

マイナビ編集部から

三菱ケミカルグループの一員として、プラントエンジニアリング事業を展開している同社。“お客さま目線”を大切にした高度な技術力で、幅広い業界のクライアントから高い信頼を獲得している。三菱ケミカルを筆頭に、大手企業の大規模プラント設備を多く手掛けていることから、ダイナミックなモノづくりに関われるのが魅力。分業制ではなく、プロジェクトにトータルで携われるのも大きな特徴だ。

社風はとてもオープンで、若手がどんどん新しいことにチャレンジできる雰囲気。入社1年目から大規模なプロジェクトに深く関わってきたKさんの話からも、スピーディーな成長を後押ししてくれる同社の姿勢がよく伝わってきた。

若手のうちから大きな裁量を与えられるため、最初は苦労することもあるだろう。そうした経験を通じて、やりがいと成長を手にできるのだ。新人研修をはじめ、技術研修、国際化研修など、多彩な教育制度が成長をしっかりサポート。同社の企業研究を進める際は、早い段階で多彩な経験が積める環境や、スキルアップを後押しする制度にも注目してみてもらいたい。

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プラントエンジニアリングは、モノづくりの根幹を支える重要な仕事。ダイナミックなプロジェクトの数々を通して、産業界の発展に大きく貢献できるのが魅力だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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