最終更新日:2025/12/3

(株)イノアックコーポレーション

業種

  • 化学
  • 自動車・自動車部品
  • 文具・事務機器関連
  • 日用品・生活関連機器
  • タイヤ・ゴム製品

基本情報

本社
愛知県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

世界を変える!その思いこそが、私たちの活躍の原動力です。

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適材適所のフィールドで、自分らしさを発揮しています

入社後の早い段階から、責任ある仕事を任せるのがイノアックのスタイル。20代でモノづくりの最前線に立ち、“新たな価値”を生み出そうとしている技術畑の先輩たちの活躍ぶりに迫ってみました。

●K.N.さん/グローバル自動車関連事業本部 技術本部 機能品技術部
学生時代に機械工学を学び、多彩な業界のモノづくりに貢献したいとイノアックに入社。1年目から設計部に配属された期待の星。

●R.S.さん/高機能材料事業本部 発泡品事業部 ウレタン技術部
学生時代の研究は無機化学。入社1年目からカーボンニュートラルを推進する「ECOLOCEL」の開発メンバーに抜擢された。

●T.O.さん/グローバル技術本部 プロセス開発部
大学では電子情報工学を専攻。現在は設備の自動化に加え、新工法の確立にも精力的に挑んでいる。

成長意欲の高さを武器に、1年目から設計という重要なポジションを任されました!

私の部署では、自動車のエンジンルーム内の機能系部品の設計を行っています。その中で私は主にダクト等の設計を担当。限られたスペース内で要求された性能を満たすのはもちろん、量産しやすい製品、利益を生み出す製品設計を心がけています。
当社の場合、製造・生産技術などの職種を経験した後に設計に移るケースがほとんどでした。私が1年目から抜擢されたのは、機械系を学んだやる気のある新人という点が評価されたのではないでしょうか。自分でも、向上心と仕事に対する責任感は人一倍あると思っています。

配属後は1ヶ月ほど設計用の3DCADのスキルを学び、先輩のフォロー業務から始めました。その後は過去につくった製品の変更などの業務を経て、今ではほぼ構想段階から任されています。お客様との打ち合わせにも早い段階から同席させてもらいました。
機能系部品の設計は、図面を描いて後工程に回して終わりではありません。モノができた時に、要求性能の評価試験も行います。設計思想にマッチしているかどうかの確認もできますし、最終的には携わった部品が自動車に搭載されるという喜びも得られます。一番のやりがいは、“この形状なら大丈夫”と確信して解析をし、それが的中した時です!

私は設計の仕事が大好き。“任されること”が仕事のモチベーションになっていると言っても過言ではありません。実際、設計した部品は何年も、時には10年近く量産が続きます。だから生産が困難な形状の設計をしてしまうと、現場の人たちはずっと“やりにくい”状態でいなければいけません。そうならないための工夫、スキルアップをめざす毎日が楽しいんですよ。
もちろん、まだ経験が浅いため、良くない結果の時もありました。3年目を迎え、同じミスは決してせず、明らかな成長を実感できる1年にすることが目標です。
そして将来的には、他の自動車部品にも携わりたいと思ってます。当社は自動車の外装、内装と幅広く手がけているため、チャンスは多いはず。いつの日か、“自動車部品設計のプロ”と言われる存在になれれば本望です。
(K.N.さん)

仕事における私のポリシー

「メモを頻繁に取ることで、不明点をなくしていく姿勢を大切にしてきました。また自分のスケジュールを一覧にし、やるべきことを見える化させています」(K.N.さん)

植物由来製品の開発で得た“継続力”を、今後も大切にしていきます。

当社では40年以上も前から、植物由来の材料開発を進めていて、2000年初頭からは本格的な製品開発にも着手しています。その中で私が1年目から携わってきたのが、カーボンニュートラルの考えに基づく、軟質ポリウレタンフォーム「 ECOLOCEL( エコロセル)」の開発です。
植物由来原料を50%以上使用することで、CO2の排出削減や化石資源への依存を低減し、SDGsの目標達成をめざそうという活動です。私が抜擢されたのは、入社時から「環境に配慮した製品にチャレンジしたい」と言い続けてきたからだと思います。

私は主担当として配合開発から量産までの一連の流れを受け持ちました。苦労したのは、ウレタンフォームをつくる際の化学反応の部分です。ラボスケールでの実験で、バイオマス度(使用した原料の乾燥重量割合)を上げると、狙い通りの反応性(発泡性)が出なくなるのです。何度もトライ&エラーを繰り返し、最終的には原料の再選定と配合比率を見直すことで解決へとつなげました。
ただ次の量産ベースでの発泡トライでも、さまざまな課題が発覚。製造メンバーと相談し、生産条件等の最適化を図ることで量産へと進めていきました。
配合開発に予想以上の時間がかかり、精神面や体力面でキツいと感じたこともありましたが、上司や部署内の仲間たちのおかげで乗り切ることができました。

今回の経験で学んだことは、あきらめないということと、他部署との連携などコミュニケーションの大切さです。さらに開発としては、生産のしやすさも見込んだ上で、納期通りに進めていく必要性も再認識しました。
現在、「ECOLOCEL」は台所用スポンジに採用されており、環境商品としての品質や安全性の目印となる「バイオマスマーク」も付いています。それを小売店頭で見かけた時は大きな達成感を覚えるものです。
今後は汎用性を活かし、マットレスや枕、衣類用パットなどへ用途を広げていく予定で、まだまだ私のチャレンジは続きます。将来的には、環境商品のプロフェッショナルになることが私の夢です。
(R.S.さん)

仕事における私のポリシー

「しっかりと情報を確認した上で行動しています。特許や過去の研究内容などから、開発に役立つ手がかりを探っていきます」(R.S.さん)

失敗も糧にする姿勢で、仕事の質と幅を広げています。

プロセス開発部では、製品を量産するプロセスの構想を練り、生産ラインの開発をしていくことが主な務めです。加えて数年前からは従来の工程に付加価値を付けようと、新たな工法の確立にも取り組んでいます。
具体的には、搬送や部品のアッセンブリー等に産業用ロボットを使うだけでなく、モノづくりを理解することで生産性を高めるなど、現場の課題を抽出し、効率化をめざしていきます。改善活動の一環と言ってもいいでしょう。
また当社の場合、プロセス開発は制御設計と機械設計の両方を担うのが基本。主担当とサブの2人1組で、構想から基本設計、メーカーへの発注までトータルに携わります。

私が入社した時は、先輩の補助的な業務から始めたのですが、最初はPLCやラダー、リレーなどの専門用語を覚えるのに苦心したものです。ただ先輩たちもしっかりサポートしてくれたおかげで、2~3年目で図面作成、さらに4年目には設備の制御設計も少しずつできるようになってきました。
私たちはモノづくりのスペシャリストです。私はまだそのレベルには至っていないものの、新規導入の時などに、“このシステムなら、ここまでできる”と頭の中で即座にひらめくかどうかが、開発としての腕の見せどころだと思っています。

もちろんモノづくりは奥の深い世界であり、今でもロボットティーチングなど勉強中のスキルもたくさんあります。3年目には、周囲の仲間や業者さんにご迷惑をおかけするほどの大きな失敗を犯してしまいました。ただそれがあったからこそ、丁寧な仕事と確認の大切さが身に付いた、とも思っています。そして、たとえ些細なことでも、経験したことや学んだことを自分のものにし、次に活かしていくことが仕事のやりがいになっています。
一方で私は人と打ち解けるのが得意なため、製造との連携の際はもちろん、後輩を指導する時も相談しやすい雰囲気づくりを心がけています。
今後もより一層の経験を積み、生産ラインの開発にかかわらず、自分の力で何か大きなことを成し遂げるのが目標です。
(T.O.さん)

仕事における私のポリシー

「あまり仕事を抱え込まず、自分なりのペースを守っています。キャパシティを越えると失敗につながるため、それを感じたら、周囲に助けを求めます」(T.O.さん)

企業研究のポイント

企業研究でホームページを見ていても、なかなか会社の本質は見えてこないものです。
特に当社のようなBtoBがメインの会社は見逃しがちです。

私がお勧めするのは、企業が開催しているイベントへの参加です。
当社でも5daysのインターンシップや、1日のイベントまで、様々なイベントを開催しています。
製品開発や生産技術の仕事の難しさと面白さを体験していただく予定ですし、若手~ベテランの先輩社員と話す機会もあります。

その他のアドバイスとしては、会社の歴史を調べることも1つの手でしょう。
世の中は目まぐるしいスピードで変化しています。
戦争や地政学的リスクからなるサプライチェーンの変化や、地球環境を守るためのカーボンニュートラルへの対応など、100年に一度の大変革期といえます。

メーカーに限っていうならば、こんな時代に強いのは、環境や状況の変化に対応できる商品開発をしている企業です。普段は決して目立たなくても、地に足をつけて、社会のために愚直な事業活動を続けている企業には生き残るだけの力があります。

せっかくの企業研究の機会なので、一般的な知名度に惑わされることなく、ご自身の感性で「隠れた優良企業」を探すくらいの意気込みで臨んでください。
(人事部一同)

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「自分が何に向いているのかは、働いてみて初めてわかる部分も多々あります。企業研究の際はいろいろなことにチャレンジできる会社に注目してみてください。」と酒井さん。

マイナビ編集部から

生活のさまざまな場面に密着した、独自の素材や製品を生み出し続けているイノアックコーポレーション。今回の記事に登場した技術者たちの例でもわかるように、機電系や化学系出身者はもちろんのこと、事業の広さから、電気系、情報系、建築系も大いに活躍できる会社だ。

そんな同社では自己実現や専門スキル向上のための教育・研修が充実している。階層別教育のスタート地点である「新入社員研修」では、大卒新入社員が文理関係なく集まり、研修を受講する。ビジネスマナー、PCスキル、工場見学、部署訪問、ものづくり教育、グローバルマインドセットといった多彩な研修コンテンツが盛りだくさんだ。
「海外トレーニー制度」という、海外での研修に挑む機会も設けられている。1年かけて語学の習得はもちろん、現地の人の考え方やビジネスの仕方なども学んでもらうのが狙いだ。
まさに「人材開発」と「グローバル」を重要なキーワードとする同社ならではの制度と言えるだろう。

もちろん121日の年間休日や残業時間低減への取り組み、愛知県ファミリー・フレンドリー・マーク認証など、ゆとりが持てる労働環境であることは言うまでもない。平均勤続年数16.1年(2023年度実績)という高い定着率にも、ぜひ注目してほしい。

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年数を決めたジョブローテーションなどを行っているわけでもなく、柔軟さを持ち合わせた組織です。だからこそ伸び伸びと、自由な発想で社員たちは活躍しています!

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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