最終更新日:2026/3/1

(株)加藤電器製作所

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 半導体・電子・電気機器
  • 精密機器
  • 医療用機器・医療関連
  • 受託開発
  • 家電・AV機器

基本情報

本社
山梨県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

若手の挑戦が技術を進化させ、半導体の未来を切り拓く

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学びと挑戦を積み重ね、手を動かすほどに成長が加速する環境

若手のうちから改善や仕組みづくりに関わり、技術者としての基礎を磨ける加藤電器製作所。三人の先輩の話から見えてきたのは、学びながら挑戦し、その積み重ねが着実な成長へとつながっていく仕事の魅力でした。

■W.T.さん(写真中央)
技術本部 ソフト開発課/2023年入社

■F.R.さん(写真右)
TEST事業部 生産技術部/2025年入社

■H.N.さん(写真左)
ATY事業部 生産技術部/2024年入社

現場を支える仕組みを、自社開発で形にする

「開発に携わりたい」という想いで就職活動を進める中、加藤電器製作所と出会いました。半導体の自動化技術やシステムを自社で開発している点に魅力を感じ、大学で学んだ機械工学を活かして成長できる環境だと確信したことが、入社を決めた理由です。

入社して最初に携わったのは、製品検査をAIで自動化するプロジェクトでした。従来は人が目視で行っていた検査工程を、AIが判断できるように仕組み化する取り組みです。私が担当したのは、二つ目・三つ目の製品ラインへの導入でした。すでに一つ目は立ち上がっていたのですが、製品が変われば画像の見え方も全く異なるため、単純に同じ仕組みを流用するわけにはいきません。AI学習用のデータを集め、プログラムの設定を見直しながら、その製品に合う形に作り込んでいきました。思った通りに動かず、試行錯誤を重ねる日もありましたが、完成した仕組みが現場で確かに動き出した瞬間、「自分が携わったものが現場を前へ進めている」と感動しました。

現在は、モデルラインの省人化プロジェクトに参加しています。現行ラインより省人化を進めた新しいモデルラインを構築するもので、私はIoT機器の立ち上げを担当しています。温度や湿度などの環境データを計測する機器をライン内に設置し、無線でデータを飛ばし、システム上で推移を可視化する仕組み。環境情報をリアルタイムで把握できるようになることで、改善の判断が格段にしやすくなります。経験が浅いながらも、現場の方との何気ない会話の中で「便利になったよ」と言われた瞬間、自分の仕事が確かに役に立っていることを実感でき、やりがいを感じました。

私が特に成長を実感したのは、装置立ち上げ支援に携わった経験です。思い通りに装置が動かず、原因もすぐには分からない状況が何度もありました。メーカーの担当者がいない中で、自分たちで原因を洗い出し、現場の意見を踏まえて方針を決めていかなければなりません。そこで鍛えられた「粘り強く考え抜く力」は、今の業務でも確実に役立っています。これからも、現場の方が安全に、そして少しでも楽に働ける仕組みを形にしていきたいと思っています。その実現のために、必要なスキルを一つひとつ身につけながら、現場に確かな価値を生み出せる技術者へと成長していきたいです。
(W.T.さん)

社員が感じる、働く魅力

言われたことをこなすだけでなく、他にできる方法を考える姿勢が大切です。視野を広げるほど仕事は進めやすくなり、その工夫こそがこの仕事の面白さです(W.T.さん)

協力し合える職場で、確かな技術を身につける

大学進学を機に東京で暮らし、卒業後はWebデザイナーとして働いていましたが、一人で完結する仕事に物足りなさを感じていました。仲間と協力しながら働く環境の方が自分には合っていると気づき、地元の富士吉田へ戻ろうと決めました。転職活動で出会った加藤電器製作所は、半導体分野への興味とも重なり、大学で学んだ工学の知識を活かせると感じました。面接では顔見知りの社員がいたこともあり、一気に緊張がほぐれ、「ここなら自然体で働ける」と思えたのを覚えています。

入社して実感したのは、想像以上に“人を大切にする会社”だということ。所属する生産技術部ウェハー加工技術グループでは、先輩や上司に相談しながら進める場面が多く、現在担当している装置の点検・メンテナンスでも何度も助けられています。機械に触れた経験がほとんどなかった自分でも、一つひとつ理解を深めていける環境が整っていました。嬉しかったのは、自分が点検した装置で現場の作業が滞りなく進んでいると聞いたときです。日々のメンテナンスが現場の安定につながっていると実感でき、1年目ながら確かな手応えを感じました。上司が不在の日に起きたトラブルへ一人で対応できたことも、自分の成長を確かめられた出来事です。

先輩たちの技術力は高く、学ぶことばかりですが、わからないことをいつでも聞ける雰囲気があるのがありがたいです。マニュアル以上に、先輩の動き方や判断の仕方を間近で見て吸収できることが、自分の成長を加速させています。

入社直後も部門を問わず多くの方が温かく迎えてくれました。前職とは違い、周囲と連携しながら進める仕事が多い今の環境は、自分にとってとても心地がよく、楽しみながら経験を積んでいます。「やっぱり、自分は人と働くのが好きなんだ」と実感することもできました。まだ覚えるべきことは多いですが、この環境なら確実に前へ進めるはずです。これからも挑戦を重ね、いずれは会社に貢献できる技術者へ成長していきたいと考えています。
(F.R.さん)

社員が感じる、働く魅力

自分の手で製品づくりに関わりたい人に向いています。装置調整や数値管理を通じて、技術者として確かな経験が積める職場です。(F.R.さん)

試作を通して価値を生む、生産技術の醍醐味

加藤電器製作所の企業理念「絶え間なき進化(ステディエボリューション)」という言葉に触れたとき、「自分も日々成長し続けたい」という思いに重なり、入社を決意しました。この理念を掲げる会社であれば、技術者として確かな一歩を積み重ねていけると感じたからです。

入社後はまず2~3か月、製造ラインに入り現場を学びました。製品がどのように形になっていくのかを自分の手で確かめたこの時間は、生産技術として働く今の自分を支える確かな“基盤”になっています。工程をどれだけ理解しているかが、試作の質や判断を大きく左右するからです。現在担当しているのは、量産に至る前の試作業務です。仕様書を読み、工程を組み立て、試作品をつくり、データをまとめ、お客様へ報告する一連の流れの中で、製造した製品のデータや工程のデータをまとめる業務を担っています。

中でも印象に残っているのが、半導体パッケージに二次元コードを打刻する試作です。極めて小さな部品に狙い通りの位置でコードを打つのは難しく、ずれや読み取り不良など、思い通りにいかない状況が続きました。それでも条件を調整し、先輩のアドバイスを受けながら何度も試すうちに、ふと「この条件だ」と気づく瞬間が訪れたのです。生産技術の醍醐味は、まさにこの瞬間。短いサイクルで次々と案件がやってくるからこそ、工夫がすぐ成果につながり、成長の手応えも得やすい仕事だと実感しています。現在は一つの工程を担当していますが、将来的には試作全体を俯瞰しながら統括する役割に挑戦したいと考えています。複数の工程が連動する試作では、全体の流れを読み、進捗を管理する力が欠かせません。いずれはデータまとめも含め、工程すべてを束ねる存在になりたいと思っています。

加藤電器製作所は、年功序列ではなく“姿勢と成果で評価する会社”です。入社5年でリーダーを任される社員や、30代で課長になる社員もいます。主体的に動き、改善に取り組む姿勢が、そのまま次のチャンスにつながる環境です。だからこそ私も、日々の試作と向き合いながら技術の幅を広げ、視野を磨き続けたいと感じています。
(H.N.さん)

社員が感じる、働く魅力

上司や先輩に相談しやすい温かな環境が魅力の職場です。コミュニケーションを取りながら進める仕事が多く、協力し合える環境で働けます。(H.N.さん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • W.T.さんが感じる職場の雰囲気
  • F.R.さんが感じる職場の雰囲気
  • H.N.さんが感じる職場の雰囲気

学生の方へメッセージ

私たちのビジネスは、グローバル競争と激しい変化に晒される半導体業界、電気業界です。その中で打ち勝っていくためには、待ちの姿勢や周りに迎合する人ではなく、多少の摩擦も恐れずに自ら発想して、行動できる起業家精神の旺盛な人です。だからといって、一人の力だけでは大きなことは成し遂げられません。自分が行動すると共に、周りを巻き込みながら、ともに考え、ともに悩み、ともに喜びを分かち合うことができる協調性も大切です。職場は風通しが良く、上下の壁を感じるようなことはまずありません。先輩や上司が熱心にサポートしてくれますし、若手にも多くのチャンスがあります。また、最先端の技術を勉強するため、取引先に数年単位で研修に行くという機会もあります。加藤電器製作所では組織や部署の枠に縛られることはなく、日々の実践を通じて広範な技術、知識にいち早く接することができるので、自分の成長を強く実感できると思います。
(経営推進グループ 総務推進チーム)

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自ら考え発想し、行動を起こす人にはいくらでも成長のチャンスがあります。自分が会社を担うくらいの意識を持ってチャレンジしてください。

マイナビ編集部から

加藤電器製作所を取材して強く感じたのは、OSAT(半導体後工程受託製造)というニッチながら重要な領域で、日本の半導体産業を支える確かな存在感を示している。海外勢との競争が激しさを増す中で、同社は生産設備を自ら設計・改良し、国内製造で品質を担保し続けてきた。単なる加工業ではなく、“製造プロセスを創り上げるエンジニア集団”である点が同社の強みとなっている。

さらに同社は、2026年に工場・事業部・管理体制を一本化する大規模改革を進めている。これは内向きの効率化ではなく、世界水準の品質管理体制を構築し、より競争力のある企業へ飛躍するための取り組みである。国内製造業が多くの転換を迫られる今、同社は“守る”のではなく“攻める”姿勢を示しているのだ。

若手を積極的に登用する理由も興味深い。「スピードのある技術者を育てなければ会社は進化しない」と明言。自ら考え、問題を発見し、改善策を提案する人材こそが組織を前へ押し出す。そうした哲学が社内に浸透している。社員一人ひとりが、現状に満足せず、より良い方法を模索し続ける。その姿勢の源泉が、企業理念である「絶え間なき進化」にあるのだと実感した。変化の激しい半導体業界において、同社は技術だけでなく組織そのものも進化させながら、未来へ踏み出そうとしている。成長の機会を求める人にとって、ここには確かな挑戦のステージが広がっている。

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部署を越えて気軽に声を掛け合える風通しの良さも魅力。相談しやすい雰囲気が自然と生まれ、日々の連携もスムーズに進む職場である。

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