薬剤師が働く場所には選択肢がいくつかありますが、企業研究をする際、まずは自己分析を入念に行いましょう。その上で、将来どんな薬剤師になりたいのか、具体的にイメージをしてください。薬学部を選んだ原点を振り返ってみたり、今何が必要なのかを想像してみると、答えに近づけるかもしれません。
インターンシップなどは、実際の業務内容や会社の雰囲気など、企業の特色を知る有用な機会。企業研究の手段として積極的に活用するべきです。当社では時期によって連続性を持たせたプログラムなどさまざまな内容のインターンシップを開催しています。社風や雰囲気が気になるという学生の声を受け、先輩社員と交流できる企画も設けました。このような企業ごとのさまざまなインターンシップに足を運ぶことにより、その企業との相性(マッチング)が分かる絶好の機会となるはずです。
私たちは学生のオーダーに合わせて店舗見学や交流会なども設けています。それは社名の由来でもあるQuality Of Lifeを大事にしているからです。インターンシップなどを通して、薬学生の「QOL=生活の質」も上げていきたい想いが根底にあります。入社後も一人ひとりの考え方に合わせ、柔軟にキャリアパスを描けるようにしているのも同様の想いからです。みなさんは、誰かのQOLを上げるのと同時に自分のQOLも上げていく。そんな視点から企業研究をしてみてください。
<人事担当・齋藤 翼>