静岡県信用保証協会

金融機関から保証申込を受け、保証の諾否を判断する仕事を行っています。私が現在担当している業務は、基本的に書類審査がメインのため、中小企業者の方と直接接する機会は多くはないですが、書類の向こう側には審査の結果を待つ中小企業者の方がいることを忘れず、スピード感を持って審査に取り組むよう心がけています。また、保証審査をする際には、金融機関担当者と電話で話す機会が多く、言葉の伝え方を誤ると情報の行き違いが生じかねないため、相手に伝わりやすい話し方をを心がけています。

中小企業の業種は多岐にわたり、企業ごとに抱える問題点も違うため、相談に乗り対応していくには金融の知識だけではなく、幅広い知識や対応力が必要となります。中小企業者の方や金融機関担当の方と接する中で、うまく対応できず自分の知識の無さを感じて落ち込むこともあります。しかし、今まで知らなかったことを知ることができる喜びもありますし、得た知識と経験で上手く対応できた際に「助かりました」、「ありがとう」という言葉を中小企業者や金融機関担当の方に言われた時は、とても嬉しかったです。

協会へ入る前は、公的機関＝机に向かって真面目に黙々と仕事をしている人が多く、固い職場のイメージがありましたが、いざ入協してみると、元気で個性豊かな人が多く、当初思い描いていたイメージとは違い、にぎやかで明るい職場でした。また、野球やフットサル、ランニング部といった部活動もあり、職員同士の仲もよく、福利厚生も充実しているため、仕事一辺倒ではなくプライベートも充実させている職員が多いです。

映画鑑賞が好きで、休日や仕事帰りに映画館に行って気分をリフレッシュさせています。仕事帰りに行く際は、職場の先輩と観に行き食事も楽しんでいます。また、土日祝日の休みに加えて、有給休暇を活用すると１週間程の休みを取ることができるため、県外への旅行にも出かけています。同期と日程を合わせて、高知や熊本、愛知に旅行に行ってきました。外部研修で、他の信用保証協会の方と知り合う機会もあるため、旅行先で会い食事をして楽しんだこともあります。

私は、生まれも育ちも静岡県のため、静岡県内での就職を考えていました。就職活動中に信用保証協会の存在を知り、地元経済を支え地域貢献できる仕事であることから、静岡県信用保証協会を選びました。金融の知識が殆ど無い状態で入協して不安もありましたが、OJT制度に加え、内部研修、外部研修、通信教育など様々な研修制度もあり、ひとりひとりのスキルアップをサポートする体制も整っており、入協後に必要な知識を蓄えることができました。静岡を元気にしたい、地域経済を支える中小企業のためにお役に立ちたいという方にぴったりの職場だと思います。