最終更新日:2026/2/12

国立研究開発法人理化学研究所

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 公益・特殊・独立行政法人

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

最先端の研究を支える仕事を通じて、自分らしく社会に貢献する

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幅広い業務に従事しながら、人間的にも大きく成長していく

日本で唯一の自然科学の総合研究所・理化学研究所で、最先端の研究を支える総合職の仕事とは? 中堅・若手職員の皆さんに、キャリアパスや仕事内容、将来の目標などについて伺いました。

中井 茂人さん/2012年入所/本部契約業務部契約第2課※取材当時(写真中央)
石井 梨子さん/2022年入所/人材戦略部人事課(写真右)
小糸 絵梨香さん/2020年入所/和光事業所脳神経科学研究推進室※取材当時(写真左)

自分の仕事が研究推進に役立っているという誇り。広範な業務を経験しながら成長したい

学生時代は分子生命機能科学を専攻し、当初は民間企業に就職して研究者になるつもりでした。ところが、就職活動中に理化学研究所の総合職という職種を知り、「自分が研究者になるより、最先端の規模の大きな研究を支える側になる方が社会に貢献できるのではないか」と考えたことが入所のきっかけです。理化学研究所は国内唯一の自然科学の総合研究所であり、さまざまな研究を身近に感じられることも大きな魅力でした。
入所後は、基礎基盤研究推進部企画課の配属となり、予算要求、独立行政法人評価対応、会議運営などに携わりました。その後、神戸事業所、播磨事業所を経て、現在は、本部契約業務部契約第2課に所属しています。神戸では主に生命機能科学研究センターの契約業務に携わり、播磨では世界最高峰の性能を誇る大型放射光施設「SPring-8」、X線自由電子レーザー施設「SACLA」という巨大な施設を擁する放射光科学研究センターの推進室業務を担当しました。さまざまな研究分野での業務を経験できることは、理研ならではだと感じています。
今までの業務で特に印象深いのは、放射光科学研究推進室で国際評価委員会を担当したことです。理化学研究所では数年に一度、国内外から有識者を招いて、評価を受ける仕組みがあり、この評価委員会で、評価項目の検討、評価委員の委嘱打診、評価に必要なデータの集計、スケジュール管理など、運営全般を任されました。海外からも委員を招いたため、英語でのやりとりも必要でしたし、外部機関との連携もあって業務は非常に多岐にわたりました。委員会は無事に終了することができ、参加した委員会の先生方からもねぎらいの言葉をいただいた時は、大きな達成感を得ることができました。こうした業務は、学生時代には想像もしていなかった仕事内容で、自分が研究の役に立っているという喜びがあります。
「自分はこれがやりたい」と決めて、それを突き詰めるのも一つのやり方だとは思いますが、これまでを振り返ると、分野や職種にこだわりすぎず、幅広い視野を持ってさまざまな仕事に取り組むことで、思ってもみなかったような貴重な経験を積むことができたと感じています。私は、最先端の研究に触れながら自分自身もスキルアップしていく働き方に、大きなやりがいを感じています。
(本部契約業務部契約第2課※取材当時 中井茂人さん/2012年入所)

先輩職員の横顔

「理研の研究成果が世界的なニュースになった時などは、『自分の仕事も、微力ながらもこうした研究に役に立っている』とうれしい気持ちになります」(中井茂人さん)

世の中の役に立つ仕事を希望して入職。研究者を支え、人材採用で理研の未来をつくる

現在は人材戦略部人事課で採用を担当しています。入所のきっかけは、コロナ禍で、「誰かの役に立つ仕事がしたい」と考えたことです。文系出身の私にとって、理研という場所は遠い存在だと思っていましたが、当時、コロナウイルス感染症関連のニュースで理研の研究結果を見る機会が度々あり、私たちの生活に身近な存在でもあると感じられたのです。もちろん、私でもやっていけるのだろうかという不安はありましたが、説明会などで出会った職員は文系出身の方が多く、「出身学部は関係ない」と聞き、トライしてみようと思いました。
入所後は、人事部職員課の配属となり、給与や交通費支払いなどを担当しました。ここは理系の知識より、人事労務系の知識が必要となる部署ですね。全く未知の世界でしたが、先輩方に教えていただきながら、少しずつ仕事を覚えていきました。理研の先輩は穏やかで優しい方ばかりで、繁忙期でも嫌な顔一つせずに私に教えるための時間を割いてくださいます。そして、教えてもらうばかりではなく、自発的な勉強も欠かせません。お給料の仕組みについて理解するためには、社会保険や税金、年金などの知識も必要となりますので、この仕事を通じて理解が深まるのは新鮮でした。
2年目からは、現職である人事課に異動となりました。現在は主に、新卒採用と経験者採用を担当しています。いろいろな部署の部長クラスの方から、求める人物像やスキルをヒアリングし、選考を進めていくのですが、採用に関わる人たちの満場一致で良い方が採用でき、入職が決まった時などは本当にうれしく思います。また、人事という職種柄、さまざまな部署とのやりとりがありますので、皆さんとのコミュニケーションを通して自分の世界が広がっていくのは楽しいですね。
当面の目標は、現在の人事課の仕事をきっちりと覚えること。そして、いつかもっと研究者と関わる仕事ができたらと考えています。理研では、若手にも企画立案の機会が与えられることが多いので、どんな仕事も前向きに取り組み、挑戦する姿勢を持ち続けたいと思っています。
(人材戦略部人事課 石井梨子さん/2022年入所)

先輩職員の横顔

「理研の総合職は、穏やかでありながら自分の考えをしっかり持っていると感じます。若手の意見も聞いてもらえるので、主体的な働き方ができる環境です」(石井梨子さん)

研究者を支える仕事の誇りと喜び。責任ある仕事を任され、成長を実感しています

私は理学部出身で、学生時代は実験に明け暮れる日々でした。その経験を生かして、何らかの形で研究に関わり続けたいと思って就職活動をする中で、理化学研究所の総合職を知りました。総合職として入所を決めたのは、もともと自分が前に出るより、誰かのサポートをする仕事の方が向いていると考えていたからです。入所前は、携わったことのない分野へ配属になったら、と不安もありましたが、実際に働き始めてみると好奇心を刺激される毎日が楽しく、最先端の研究を支える仕事に従事していることに誇りを感じています。
最初の配属は経営企画部企画課で、文科省や外部有識者から理研の研究活動等についての評価・提言を受ける業務などを担当しました。予算を各センター、部署に配分する資源配分という業務にも携わり、2年目から重要な役割を任されたことに驚きました。どのように配分すれば研究所として研究開発の成果の最大化、運営の効率化等につながるか考えていく中で、予算の流れのことなど、より理解を深めることができました。1年目はどんな仕事も初めての業務となりますが新人にはOJT制度があり、先輩職員と定期的に面談をして仕事の状況や困っていることがないかなどを聞いてもらえるので、コロナ禍でも安心して働くことができました。また、上長から「理研だけでなく、外部の視点も学んでほしい」と助言をいただき、省庁や市役所から出向している企画課の職員からOJTを受けていたので、業務を通じて広い視野を身につけることができました。
その後、脳神経科学研究推進室へ異動となり、研究に必要な機器の契約、人事手続き、企業との共同研究の連携業務など、センターを支える幅広い業務を担当しています。研究者との打ち合わせも多く、今まで以上に研究を身近に感じられる仕事です。異動してまだ日が浅いので、これから勉強しなければいけないことがたくさんありますが、自分の仕事が微力ながら研究推進に役立っていると実感でき、研究者から「ありがとう」と声をかけてもらった時などは心からうれしくなります。
これからジョブローテーションにより、今とは異なる業務にも就くことになると思いますが、将来は、産学連携や広報などに関わる仕事もやってみたいですね。理研と社会をつなげる架け橋のような仕事ができたらと思っています。
(和光事業所脳神経科学研究推進室※取材当時 小糸絵梨香さん/2020年入所)

先輩職員の横顔

「学生時代、理研の研究員が外部講師として招かれ、講義を。自分の研究について熱く語る姿が印象的で『研究者を支える仕事をしてみたい』と思いました」(小糸絵梨香さん)

企業研究のポイント

理化学研究所は、物理学、工学、化学、数理・情報科学、計算科学、生物学、医科学など幅広い研究分野を扱っており、そこで働く総合職の業務内容も多岐にわたります。ルーティーンワークを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、理研の総合職は企画立案から携わる仕事が多く、創造力や発信力も求められます。若手にも活躍の場が与えられるので、自分の考えをしっかりと持って仕事に臨む姿勢が重要です。また、管理部門から研究に近い業務を担う部門まで、幅広い仕事を経験できるチャンスがあります。自然科学全般に関心を寄せ、どんな仕事にも知的好奇心と向上心を持って取り組める方にとっては、理想的な環境だと思います。
企業研究をする際には、仕事内容だけでなく、「自分の理想とする働き方」に合っているかどうかを考えてみることも必要ではないでしょうか。資料やデータからは伝わらないこともあるので、ぜひ説明会などで、実際に自分の目で見聞きして感じたものを大切にしてください。理研の説明会では、先輩職員と直接話ができる座談会も用意しています。また、理研のホームページやプレスリリース、今後公開される先輩情報ページなどもチェックして、理研のことをもっと知っていただけたら嬉しいです。
(人材戦略部人事課 石井 梨子さん)

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「どんな仕事もチームワークが基本なので周りと協調することが大事です。また『科学技術の発展に貢献したい』という気持ちを大切にしてくださいと語る人材戦略部の皆さん。

マイナビ編集部から

日本唯一の自然科学の総合研究機関として、日本の最先端の研究に取り組む理化学研究所。国内8カ所と海外4カ所に研究拠点を擁し、物理学、工学、化学、数理・情報科学、計算科学、生物学、医科学などに及ぶ広い分野で研究が行われている。最先端の施設を擁する研究所の運営を支え、研究者が研究に専念するためになくてはならないのが、総合職の存在だ。予算獲得、研究装置や機器の契約・購入・保守管理、広報、産学官連携、人事、経理…と、事務方の仕事は数えきれないほど多岐にわたる。こうした仕事を一定期間ごとのジョブローテーションによって経験していくことで視野を広げ、キャリアアップしていく。研究者とのやりとりも多いため研究を身近に感じられること、また異なる部署への異動もあることから、常に新鮮な気持ちで仕事に取り組めることも働く魅力と言えるだろう。
OJT制度や各種研修など教育体制も整備されているほか、希望する職員全員が平等に育休を取得しており、長く働きやすい環境も整っている。若手職員も一人の職員として尊重され、責任ある仕事が任されるので成長スピードは速く、研究者からも信頼が厚い。
日本の科学技術の発展に貢献したいという気持ちを持つ方、最先端の研究に接しながら自分を成長させていきたいという方には、ぜひ注目してほしい。

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和光キャンパス内の本部棟。以前は敷地内に点在していた事務部門がここに集約され、研究所全体を支えている。部門間の連携を深めることで、一層の業務効率化が期待される。

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