最終更新日:2025/6/27

NECネッツエスアイ(株)

業種

  • 情報処理
  • 通信・インフラ
  • ソフトウエア
  • 設備工事・設備設計
  • プラント・エンジニアリング

基本情報

本社
東京都

取材情報

我が社自慢の制度・社風

多彩な教育・研修制度で若手の成長をバックアップ。育休後のキャリアもサポート充実

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自分らしいスタイルで、理想のキャリアを創り上げる!

NECネッツエスアイ(株)で活躍中の中堅・若手社員2名に、同社の教育研修、仕事と育児の両立支援なども利用したワークスタイルとキャリアの築き方について聞きました。

■磯木 映見さん(写真左)
 DXソリューション事業本部 スマートインテグレーション事業部
 スマートコミュニティ部/2021年入社

■柴道 あかねさん(写真右) 
 DXソリューション事業本部 エンタープライズソリューション事業部
 第六ソリューション部/2011年入社

【磯木さん】充実の新入社員研修、OJTで仕事の基本を身に付ける

学生時代は情報テクノロジー学科で、プログラミングや機械学習など、IT全般について勉強。企業研究では、大学で学んだ知識を活かしたいと思い、幅広い分野のIT企業を見て回っていました。合同セミナーで当社を知り、事業内容の幅広さに魅力を感じてインターンシップに参加することに。ロボット技術を活用した新たなソリューションの提案、サービスデリバリオペレーションセンター「sDOG」の見学、展示会への同行など職場体験をするなかで、社員の人柄に魅かれて入社を決意。コアタイムなしのフレックス制度や時間単位休暇制度など福利厚生の充実ぶりも魅力的でした。

入社後、まずは約2ヶ月間の新入社員研修です。前半は営業職の社員と合同で、会社の概要や基本的なビジネスマナー、ICT(情報通信技術)の基礎について学習。後半は技術研修で、「ルーターとは何か」といった初歩的なところからネットワークインフラの基礎についてじっくりと学ぶことができました。大学でITについて学んでいたとはいえ、はじめて学ぶこともたくさんあり、とても勉強になりました。また、グループワークを通して同期との関係を深めることができたのもよかったですね。

研修終了後は、スマートコミュニティ部でITシステムの導入としてホテル音声系システム案件を担当しました。お客さまは外資系のラグジュアリーホテルチェーンで、各ホテルにネットワークやPBX(電話交換機)、客室の制御システム、デジタルサイネージなどを導入する際のコンサルティングも担当。ホテルチェーンが設定している要件・仕様を満たしながらも、各ホテルのオーナーさまの希望を実現できるよう提案・調整を行うのが私のミッションです。広く、深い知識が求められる仕事ですが、入社1年目はコーチャーを務める先輩社員のもとで、システムやネットワークに関する知識、仕事の進め方についてじっくりと学ぶことができました。

外資系ホテルチェーンがお客さまということもあり、スマートコミュニティ部での仕事は、英語を使う場面も少なくありません。英語は得意な方ではないのですが、スマートコミュニティ部が法人契約を結んでいるオンライン英会話サービスなどを活用して日頃から勉強を重ねることができています。年一度、TOEICを無料で受験できるのもうれしいですね。

社員が語る「魅力の制度」

「新入社員研修のほかにも、業務や必要な資格にあわせて選択できる研修も多く用意されていて、常に学べる環境が整っています」(磯木さん)

【磯木さん】海外研修や社内横断活動など、学びの場は多彩。働きやすい環境も大きな魅力

入社2年目には「海外研修」に参加。2022年6月から約1ヶ月半、米国カリフォルニア州サンノゼにあるインキュベーション施設の当社ブースを拠点に、スタートアップ企業の発掘に取り組んだり、現地で開催されていたホテル向けの展示会に参加しました。海外研修で刺激を受けたのは、皆さんの働き方ですね。仕事を心から楽しんでいる様子で“仕事をやらされている”という感覚がまったくないんです。目の前の業務に追われ、余裕がなくなっているときは、海外研修のことを思い出して、少しでも仕事を楽しむことにしています。

学びの機会は研修や勉強会だけではありません。「社内横断活動」は、その一例です。以前、データ分析の専門グループと連携し、ホテル向けのデータ利活用事業に取り組む機会に恵まれました。このプロジェクトでは、ホテルのスタッフがExcelに手打ちして作成していた予算管理資料を、業務システムから自動的に取り込んで出力する仕組みを構築。専門的な知識・スキルをもった社員との交流を通して多くの知見を吸収するとともに、良い刺激を受けることができました。

働きやすい環境が整っているのも大きな魅力です。上で触れたコアタイムなしのフレックスタイム制や時間単位休暇制度もさることながら、テレワーク勤務制度を活用しています。終日、半日、時間利用など、その時々の状況に合わせた使い方が可能で、頻度や利用時間の上限もありません。私の場合はメンバーとの打ち合わせなど、対面で行ったほうがよい業務があるときはオフィスに出社し、資料作成などに一人で集中して取り組みたい日はテレワークをしています。また、現場の視察・調査やお客さまとの打ち合わせのために、多いときで月1~2回出張することもありますが、出社してから出張先に向かったり、自宅から直行直帰したりと柔軟に動くことができています。

今後の目標は、ホテルのオーナーさまをはじめとする、プロジェクト関係者との信頼関係を築き上げて、「このプロジェクトは、あなたに任せたい」とご連絡いただけるようなシステムエンジニアになることです。将来的にはジョブローテーションなどを通して、ホテル以外のお客さまへの提案活動にもチャレンジしてみたいと思っています。

社員が語る「魅力の制度」

「社内のオープンスペースで海外のスタートアップ企業のサービスに関する勉強会が開催されているのも魅力的です」(磯木さん)

【柴道さん】育休後の職場復帰に向けた手厚いサポート。時短勤務やテレワークなど両立を支援する制度も

入社後は基盤部門で約2年間、民間企業へのメールサーバの導入や試験などの業務を経て、現在のセキュリティ部門に異動。ネットワークのセキュリティ機能を担うプロキシサーバの設計・構築・運用業務を担当し、徐々にプロジェクトマネージャーも任されるようになりました。

仕事スタイルが大きく変わることになったのは、2017年に子どもを出産してからです。当社には、育児休暇後の職場復帰に向けて社員を手厚くサポートする制度があります。一つは、育児休暇中にこの制度を利用している人を対象にしたセミナーがあったこと。外部講師の方が子育てと仕事を両立させるためのポイントを解説してくれたほか、実際に職場復帰して時短勤務をしている社員が、自らの体験談を語ってくれました。もう一つが職場復帰後の時短勤務です。当社では小学校を卒業するまで時短勤務が認められているので安心できました。

職場復帰する際には上司との面談もありました。出産前にしていたPM業務は、お客さまによって仕事のスケジュールが変わってしまうことがあるので難しいこと、時間的制約があるなかでも自分の能力を最大限発揮できる業務がしたい旨を正直に伝え、現在は以前と同じ部門に復帰し、プロジェクトの企画や情報収集、プロモーションといった、効率よく働き成果を出すことができる業務に就かせてもらっています。

いい意味で想定と違ったこともありました。当社ではお客さまの働き方改革をサポートするため、検証の一環として自ら働き方改革ソリューション(Empowered Office)を取り入れる”自社実践”を推進し、全社員でテレワークや、サテライトオフィスによる分散型ワークに取り組んでおり、テレワークとコアタイムのないスーパーフレックス制度と合わせることで、より柔軟に働けるようになりました。また、休暇制度も以前は1日もしくは半日単位でしか取得できませんでしたが、時間単位で取得できるように変わったこともメリットの一つです。

子育てと仕事の両立に関して周囲の理解がある点は、非常に助かりますね。職場に子育て中の社員をサポートしてあげようという雰囲気が自然とでき上がっているのです。復帰後、上司の推薦もあって昇格試験を受け、無事、主任になることもできました。これからより大きな役割と責任を持てるように、子育てと並行して、お客さまの期待にしっかり応えられる人材に成長していきたいと思っています。

社員が語る「魅力の制度」

「結婚や出産といったライフイベントのことは漠然としか考えていませんでしたが、実際にその立場になってみると当社の制度は本当に充実したものでした」(柴道さん)

企業研究のポイント

【磯木さん】
企業研究にあたって、私は「仕事内容が楽しそうかどうか」と「社風」を重視していましたが、どのようなポイントを軸にするにしても、ネットの情報だけで志望企業について十分な情報を得るのは難しいと思います。企業セミナーに参加して先輩社員の声を聞いたり、インターンシップに参加したりするなど、自分で情報を集めにいく姿勢を大切にしていただきたいと思います。私自身、インターンシップを担当してみてわかったことですが、企業側はどのような質問も大歓迎なはずです。「こんな踏み込んだ質問をしてもいいのかな」と迷う必要はありません。積極的に質問するようにしてください。

【柴道さん】
正直な話、志望企業が自分にマッチしている会社かどうかということは、入社してみないとわからないと思います。もし、マッチしなかった場合でも、転職せずに同じ会社で働き続けることを考えると、さまざまな事業を展開している会社を選ぶのも一つのポイントだと思います。幅広い事業領域にチャレンジしながら、キャリアアップを実現するチャンスがあるという意味でも、多彩な事業を展開している会社は魅力的だと思います。

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「当社では、教えてもらったことをしっかりと吸収して、次に活かすことのできる社員が活躍している印象です。一言でいえば素直な人ですね」(柴道さん/写真右)

マイナビ編集部から

日本全国50カ所に拠点を構え、NECグループのネットワークソリューション事業を支えるシステムインテグレーター「NECネッツエスアイ(株)」。今回、同社で活躍中の中堅・若手社員にお話を伺って感銘を受けたのは、どのような社員にとっても働きやすい環境を整えながら、社員一人ひとりの力を最大限に引き出し、育てるカルチャーが浸透していることだった。

本文では触れられなかったが、同社は入社後3年間で一人前の人材を育てるため、上司や先輩のバックアップのもとでOJT研修・基礎スキル研修を行う「3年間育成プログラム」を構築しているほか、仕事を通して人材を育てる「計画的育成ローテーション」を実施。また、技術者育成に向けて、資格試験にかかる受験料を補助、資格の難度に応じて報奨金を支給するなど資格取得支援制度も充実。さらに、社内公募制度やジョブ・チャレンジ制度、自己申告制度など、社員が自らのキャリアを主体的に形成していくための仕組みづくりにも力を入れている。IT業界に興味関心をお持ちの方の中でも、「学び続けていきたい」「自律的なキャリアを創り上げていきたい」という志をお持ちの方にはこの上ない環境が整っている会社といっていいだろう。

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写真は日本橋イノベーションベース。通常のオフィスとしての役割のほか、ショールーム、共創・デザインシンキング、新しいビジネス創出の場としても活用されている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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