最終更新日:2026/2/2

(株)ニューリー・土山

業種

  • 半導体・電子・電気機器
  • その他電子・電気関連
  • 機械
  • 機械設計

基本情報

本社
滋賀県

取材情報

学生時代の学び・経験、どう活かせている?

滋賀から世界へ。オンリーワンの技術力で世界のものづくりを支える縁の下の力持ち

  • 数学・情報系 専攻の先輩

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今まで学んだプログラミングやコミュニケーション力を発揮!

実装基板の検査装置・治具メーカーとして国内外で高い技術力が認められているニューリー・土山。今後の活躍が期待される3年目の若手社員に、学生時代の学びから現在の仕事内容、今後の目標までお聞きしました。

■柚木 元就さん
2023年入社
情報理工学部 情報コミュニケーション学科卒
第2技術部 技術系総合職

学生時代に得たシステム開発の知識やスキルを、オンリーワンのものづくりに活かしたい!

私の出身は広島県ですが、大学進学を機に滋賀県へ来ました。当時、勉学とともに力を入れていたのがデリバリーのアルバイトです。そのアルバイトを続けるうち、宅配ドライバーのマナー向上について興味が湧き、卒業研究で「ドライバーのマナー向上を図るためのシミュレーションシステム」を考案。お客様からドライバーへの評価をいただき、評価のランク付けによってドライバーへ支払われる単価が変わるというシステムをイチから企画・開発しました。もちろん実際に社会で使われるようにはなっていませんが、教授やゼミの仲間からは「こんなシステムが本当にあったら面白いね」と高評価を得ることができました。

そんな私も高校時代はパソコンが苦手でした。これからの時代を見据えて苦手を克服するために情報理工学部へ進学し、4年間でプログラミングを通じた機械制御などのスキルを習得。就職活動では学生時代に培った知識を活かせる業界・企業をメインにチェックし、モノづくりに関わりたいと思うようになりました。また滋賀に来てからの友人もでき、自然豊かで住みやすい滋賀にこのままいたいという気持ちもありました。なので、滋賀のメーカーを探していたところニューリー・土山を見つけました。

そして当社への入社を決定づけたのが、実装基板検査装置のファーストロット用基板チェッカー「n=1 Checker」を見せてもらい感激したこと。これは会長が生み出したオンリーワンの製品で、「自分もこんな世界に誇れる製品をいつか生み出してみたい!」と強く感じたんです。話を聞けば聞くほど、滋賀から全国、そして世界へ発信できる技術力があることにどんどん惹かれていきました。

先輩の仕事場拝見!

良い検査結果が出て喜ぶ柚木さん。「当社の技術力のスゴさは入ってからより実感しました。私もいつかn=1のような製品を生み出してみたいです」

プログラミングスキルはもちろん、ビジネススキルの基本も大学時代の経験が活きています。

入社後は2週間にわたって座学研修を受講し、当社が手がける製品群や実装電子基板の基礎知識を勉強しました。学生時代には知らなかった新たな学びがたくさんあり、ワクワクしたのを覚えています。その後はジョブローテーション研修として、まずは機械設計や加工を行う「第1技術部」に仮配属。ここでは例えば、板に穴を開ける加工機器を動かすため、どのドリルを選択するか、どこにどれくらい深く穴を開けたらよいかなどを定めるデータ作成を行いました。私は大学時代にプログラミングの経験があったため、どのような過程や仕組みで組まれているかがわかり、理解できるのが早かったですね。

そしてその後は、ジョブローテーション研修の続きとして「第2技術部」で電気設計について学びました。例えば、配線図をもとに、配線をつなげていく仕事などがあります。私が「第1技術部」にいた頃、もう1名の同期が「第2技術部」で学んでおり、お互いに情報共有していたおかげで、「第2技術部」に入ってからもスムーズに業務に取り組むことができました。
このように当社では入社後の座学研修・実務研修ともに充実しているので、ある程度の電気や機械の基礎知識があれば、入ってから十分に勉強することが可能です。

また、私が現在の仕事のなかで心がけているのは、「ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)」です。ビジネススキルの基本中の基本ですが、実際に仕事してみて非常に重要なことだと感じています。私の場合、大学の研究室でも教授へ毎週、進捗状況を報告していたので、入社後も上司に言われる前に自分から報告する姿勢が身についていました。今後、お客様と対応する際にも、「ほう・れん・そう」は大事にしていきたいですね。

先輩の仕事場拝見!

実務研修を通して、日々の業務に奮闘中。「将来的には技術営業として世界に羽ばたいていきたい。当社にはそのチャンスがあると思っています」

滋賀から世界へチャレンジ!いつか海外でも通用するエンジニアになるために。

現在私は、第2技術部に所属し、主に「データ加工」や「配線設計」に携わっています。
データ加工では、検査対象の基板に対して「どこにピンを当てれば測定したい部品を正確に測れるか」を見極めます。 また、検査時にバネピンやプローブで基板を押さえる際、歪みが生じないように押さえ棒の配置を検討するなど、物理的な安性も考慮します。
配線作業では、装置内部の配線を設計・実装します。信号の流れやノイズ対策など、細部まで論理的に考え抜く必要があり、まさに“技術者の腕の見せどころ”です。

こうした作業は一見地味に見えるかもしれませんが、装置全体の性能や信頼性に直結するため、非常に重要です。
自分の手がけた技術が製品として形になり、世の中で使われる瞬間には、何とも言えない達成感があります。

今、私が目指しているのはICT(インサーキットテスト)のデバッグをできるようになることです。
ICTとは、基板にプローブを接触させて信号を印加し、抵抗やコンデンサなどの部品定数の誤りや半田付け不良を検出する検査方法です。
この業務には、部品の知識だけでなく、基板の回路設計や電気的な理解が不可欠です。 だからこそ日々の業務を通じて知識を深め、少しずつステップアップしていくことが、自分の成長につながっています。

先輩の仕事場拝見!

和気あいあいと温かい社風も魅力。「先輩たちも優しく、入社前に抱いた印象とのギャップはありません。先日は社員旅行で他の拠点の方とも交流できて楽しかったですね」

企業研究のポイント

長く安心して働き続けたいなら、その企業が取引している業界まで調べてみることをお勧めします。例えば当社の場合、スマホやパソコン、自動車、バイク、家電など、電気機器を正常に動作させるために必要不可欠な電子基板を検査するための検査機器と治具を手がけており、取引先の業界は実に多彩。そのため一部の業界が不景気になったとしても他の業界でカバーすることができ、不景気に左右されにくいという強みがあります。私が企業研究した際は事業内容だけでなく、こうした取引先の業界もチェックすることで、安定性や将来性を量っていました。

またもうひとつ私が大事にしていたのはワークライフバランスです。いくら魅力的な企業でも、仕事ばかりでプライベートも充実しないと長続きしませんから。自然豊かな滋賀はゴルフ場も充実しているので、私は休日にゴルフを楽しもうと最近打ちっぱなしを始めたところ。仕事中は真剣に、休憩中や休みの日はゆったりと、メリハリを持って働ける職場環境もしっかり確かめてほしいと思いますね。

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ニューリー・土山が手がけるオンリーワンの検査機器は、日本全国のみならず世界で活躍中!本社は滋賀県ですが、横浜・東京・新潟と東日本にも拠点が広がっています。

マイナビ編集部から

皆さんは基板検査装置や治具というものをご存知だろうか。基板検査装置とは、実装電子基板の製造工程における不良を検査する装置のこと。治具は検査装置と被検査基板をつなぐインターフェースとして重要なものだ。最終製品ではないため一般には馴染みがないが、身のまわりを見渡すと実はこれらの装置を使って生み出された製品がたくさんある。

そんな基板検査装置や治具を手がけ、国内外に自社開発商品が広がっているニューリー・土山。扱う分野はニッチだが、取引先の多くは誰もが知る電機メーカーや自動車部品メーカー。多種多様な業界のお客様と取引があるため、景気に左右されないのも強みである。現在は検査装置で培ったノウハウを武器に自動化・省力化装置にも力を入れ、2022年には工場も新設。新たな事業柱として着実に活躍のフィールドを広げている。

このような高い技術力を持つ同社だけに、「大学や院で高度な研究をしていないと力を発揮できないのでは」と心配になる人もいるかもしれない。しかし今回の取材で人事担当の佐藤さんによると「ものづくりが好きな人であれば入社してから知識を積み重ねていけます」とのこと。決して大きな会社ではない同社が、世界中のものづくり企業をサポートしているという社会貢献度の高さ、社員のやりがいについても注目してほしい。

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2022年10月に現職に就任した野口社長。「自社の装置を使って検査されるのはこれから世に出る新製品群。自分たちの技術が未来を拓く喜びを感じてもらいたいですね」

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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