日本マスタートラスト信託銀行(株)【三菱UFJフィナンシャル・グループ】

投資信託運用会社（委託会社）が行う投資信託計理業務の事務代行をおこなっています。計理業務では、投資信託の基準価額を算出して、投資信託受託会社との照合を行っています。私が所属するチームでは、20社弱の委託会社の基準価額算出業務を代行しており、およそ50名で運営しています。投資信託は、国内外問わず株式や債券、先物、為替など、様々な金融商品を扱うので幅広い知識を必要とします。約定や権利の計上、時価の管理、配当金や利金の計上、受渡完了の処理、ファンドの管理など多岐にわたる業務を行っています。学生にとっては、聞きなれない言葉ばかりだと思いますが、専門性が高くてやりがいがある業務です。

日々の業務の中で、業務効率化できることはないかを意識しながら取り組んでいます。正確かつスピーディーに業務を行っていくためには、なるべく無駄な手間を省いていくことが近道だと考えます。そのためまずは何が無駄であるのか判断できるよう、知識を蓄えて、スキルアップを目指しています。全社的にもRPAの導入等、自動化による業務効率化に力を入れています。新人などの若手社員は良い意味で、従来の方法にまだ染まっていないので、斬新な発想やアイデアが生み出せると考えています。その発想力を生かしつつ、業務効率化できることはないかアンテナを張って業務を行っています。